ALLOCATE 機能を使用して以下を割り当てることができます。 アドレスコンバータ、 データストレージ、 ノーマルまたは 特定サイズのアッパーインデックスエクステント 1 回の ADADBS 実行で 1 つのエクステントのみを割り当てることができます。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
FILE にはエクステントを割り当てるファイルの数を指定します。
これらのパラメータを使用して、割り当てるエクステントのタイプとサイズを指定します。 1 回の ADADBS ALLOCATE ステートメントではエクステントタイプとサイズを 1 つのみ指定できます。 値は、シリンダ単位またはブロック単位で指定できます。サイズをブロックで指定する場合、数字の後に "B" を付加する必要があります（2000B など）。
注意:
Adabas によって、MAXISN
のデータベース設定を超過するアドレスコンバータのサイズ（ACSIZE）を割り当てようしているかどうかが検出されます。
この割り当てを実行しようとすると、Adabas では、MAXISN までの ACSIZE のみが割り当てられます。
ファイル割り当てに使用するデバイスタイプです。 このパラメータは、ADARUN DEVICE パラメータで指定されたデバイスタイプと異なるデバイスタイプを使用する場合にのみ必要です。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34（ダンプあり）またはユーザーアベンド 35（ダンプなし）で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"（エラーのためユーティリティを終了します）を表示してコンディションコード 20 で終了します。
ファイルのパスワードを指定します。 ファイルがパスワード保護されている場合、このパラメータは必須です。
割り当てられるエクステントの開始 RABN です。 このパラメータを省略すると、ADADBS によって開始 RABN が割り当てられます。
TEST パラメータは、処理を実際には行わずに構文のみをテストします。 指定したパラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はテストされません。 ADADBS 機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。
30 ブロックのアドレスコンバータエクステントをファイル 15 に割り当てます。
ADADBS ALLOCATE FILE=15,ACSIZE=30B
