バージョン 8.1.3
 —  オペレーションマニュアル  —

ローカルタイムゾーン変更のサポート

Adabas ニュークリアスでは、シャットダウンと再スタートを実行しなくても、オペレーティングシステムのローカルタイムゾーン(マシン時間または STCK 時間基準)の変更が反映されます。 変更はコンソールからオペレータコマンドが次に発行されたときに有効になります。

これはすべてのメインフレームプラットフォームに適用されますが、z/VM または VSE でローカルタイムゾーンの変更が反映されるのは、現在でも Adabas ニュークリアスのシャットダウンと再スタート後になります。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


タイムスタンプの概要

WORK および PLOG のタイムスタンプには、ローカルタイムではなく、マシンタイムが使用されます。 これは次のことを意味します。

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ローカルタイムゾーンの変更の有効化

Start of instruction setローカルタイムゾーンの変更を有効にする手順

  1. オペレーティングシステムでローカルタイムゾーンを変更します。

  2. z/OS および BS2000 システムでは、Adabas ニュークリアスへのコマンド(DSTAT など)は、オペレータコンソールから実行します。

    注意:

    1. ADADBS OPERCOM 機能を使用してローカルタイムゾーンの変更を有効化することはできません。 コマンドはオペレータコンソールから発行する必要があります。
    2. ローカルタイムゾーンを変更したときに、コマンドが CLOG に記録されていた場合、オペレータコンソールから FEOFCL コマンドを発行して、変更を有効にすることをお勧めします。 これにより、同一のデュアル CLOG が変更前や有効化後のタイムスタンプを含まないようにすることができます。
  3. z/VM または VSE システムでは、Adabas ニュークリアスをシャットダウンして再スタートします。

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