Adabas ニュークリアスでは、シャットダウンと再スタートを実行しなくても、オペレーティングシステムのローカルタイムゾーン(マシン時間または STCK 時間基準)の変更が反映されます。 変更はコンソールからオペレータコマンドが次に発行されたときに有効になります。
これはすべてのメインフレームプラットフォームに適用されますが、z/VM または VSE でローカルタイムゾーンの変更が反映されるのは、現在でも Adabas ニュークリアスのシャットダウンと再スタート後になります。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
WORK および PLOG のタイムスタンプには、ローカルタイムではなく、マシンタイムが使用されます。 これは次のことを意味します。
ユーザー出口 2 に第 2、第 3 パラメータとして渡されるタイムスタンプは、ローカルタイムではなくマシンタイムです。 したがって、コンソールにタイムスタンプを表示したり、タイムスタンプを処理するユーザー出口は影響を受けます。
注意:
Software AG 提供のサンプルユーザー出口 2
がこれらのタイムスタンプを表示したり、処理したりすることはありません。
ADASEL ユーティリティによって WITH LOGINFO で DDEXPAn(または EXPAn)出力データセットに書き込まれる PLOG レコードは、ローカルタイムではなくマシンタイムです。
Adabas データセットのその他すべてのタイムスタンプ(セーブデータセット、チェックポイント、FCB、CLOG など)はローカルタイムです。
ローカルタイムゾーンの変更を有効にする手順
オペレーティングシステムでローカルタイムゾーンを変更します。
z/OS および BS2000 システムでは、Adabas ニュークリアスへのコマンド(DSTAT など)は、オペレータコンソールから実行します。
注意:
z/VM または VSE システムでは、Adabas ニュークリアスをシャットダウンして再スタートします。