ADAXnn メッセージの範囲は次のように予約されています。
範囲 | 予約されているメッセージの内容 |
ADAX01~09 | クラスタニュークリアスステータスに関連します。 |
ADAX11~16 | ADANCX の非依存レベルの Adabas クラスタメッセージングサービス API ルーチンからのメッセージです。 |
ADAX20~29 | 依存レベルの z/OS シスプレックスの XCF メッセージトランスポートサービスからのメッセージです。 |
ADAX2A~2I | Adabas Parallel Services メッセージングモジュール ADASMM からのメッセージです。 |
ADAX31~33 | ニュークリアスリカバリに関連します。 |
ADAX40~5C | キャッシュサービスに関連します。 |
ADAX60~73 | ロックサービスに関連します。 |
ADAX74~9L | クラスタニュークリアス処理のその他の部分に関連します。 |
次のメッセージグループについて説明します。
ADAX01 | ADAX02 | ADAX03 | ADAX04 | ADAX05 | ADAX09
ADAX01 | {dbid} NUCID {nucid} ON SYSTEM {system} {status} |
説明: |
ニュークリアスが Adabas クラスタに入ったか、または終了しました。 初期化時にアクティブであると確認された Adabas ニュークリアスクラスタメンバは is present(存在している)ステータスで示されます。 Adabas クラスタ構成メンバに対する初期化以後の変更は、has joined(参加した)、has withdrawn(離脱した)、または has failed(失敗した)ステータスで示されます。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX02 | {dbid} SYSTEM {sysn} STATUS MONITOR UPDATE MISSING |
説明: |
指定されたシステム(sysn)からの応答がないことが XCF によって報告されました。 このことは、Adabas だけでなく、すべての XCF ユーザーに影響を及ぼします。 コミュニケーションがリストアされるまでは、システム上のすべてのニュークリアスが、メッセージのタイムアウトまでにクリティカルなクラスタ内同期メッセージに応答できなくなる場合があります。 |
対処: |
指定されたシステムとの XCF コミュニケーションをリストアします。 |
ADAX03 | {dbid} SYSTEM {sysn} STATUS MONITOR UPDATE RESUMED |
説明: |
1 つ以上のステータス監視間隔が失われた後で、指定されたシステム(sysn)が XCF コミュニケーションに応答するようになりました。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX04 | {dbid} NUCID {nucid} ON SYSTEM {sysn} STATUS MONITOR UPDATE MISSING |
説明: |
特定のニュークリアス(nucid)(特定のシステム(sysn)上のニュークリアス)で、ハートビートモニタが更新されていないことが XCF によって報告されました。 ニュークリアスでは、クリティカルなクラスタ内同期メッセージを含むコマンドを処理できない可能性があります。 |
対処: |
ニュークリアスによってハートビートモニタを更新できない原因を特定します。 ニュークリアスがハングアップまたはループしているか、システム内の他のプロセスが CPU を占有しているため、ニュークリアスに対する CPU の割り当てが不十分になっている可能性あります。 |
ADAX05 | {dbid} NUCID {nucid} ON SYSTEM {sysn} STATUS MONITOR UPDATE RESUMED |
説明: |
特定のニュークリアス(nucid)(特定のシステム(sysn)上のニュークリアス)によって、ハートビートモニタの更新が再開されました。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX09 | {dbid} POST NUC {nucid} FAILED - RET {return-code} RSN {reason-code} |
説明: |
別のニュークリアスが終了するとき、このメッセージは表示されることがあります。 |
対処: |
他のニュークリアスが異常終了した場合、対処は必要ありません。 メッセージがそれ以外に正常なニュークリアスセッションで発生した場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX11 | ADAX12 | ADAX14 | ADAX15 | ADAX16
ADAX11 | {dbid} ADABAS CLUSTER MESSAGING INITIALIZATION FAILED |
説明: |
先行するメッセージに記述されたエラーが原因で、Adabas クラスタメッセージングサービスの初期化が失敗しました。 ニュークリアス初期化は PARM-ERROR 092 で失敗します。 |
対処: |
先行するメッセージで示された問題を修正してください。 |
ADAX12 | {dbid} UNABLE TO OBTAIN { AXMVT | ADAMCB } STORAGE |
説明: |
Adabas クラスタメッセージングサービス制御構造のワークプールからストレージを取得する要求が失敗しました。 ニュークリアス初期化は PARM-ERROR 092 で失敗します。 |
対処: |
仮想ストレージの大きさを増やしてください。 あるいは、より大きなワークプールを可能にするように ADARUN パラメータを調整するか、より少ない AXMCB を必要とするように ADARUN パラメータ NT と NU を小さくしてください。 |
ADAX14 | {dbid} STATISTICS FOR type-TYPE MESSAGES | ||||||||
ADAX14 | {dbid} MESSAGES SENT nn REPLIES SENT nn | ||||||||
ADAX14 | {dbid} MESSAGES ARRIVED nn MESSAGES ACCEPTED nn | ||||||||
説明: |
ニュークリアスの正常終了中に出力されます。このメッセージによって、Adabas Cluster Services メッセージングサービスの統計が提供されます。
|
||||||||
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX15 | {dbid} AXMCB ALLOCATED nn USED nn TOTAL REQUESTS nn | ||||||
説明: |
正常なニュークリアス終了中に出力されます。このメッセージは Adabas クラスタメッセージングサービス統計値を提供します。
|
||||||
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX16 | {dbid date time statistic} |
説明: |
このメッセージは、コンソールでの DXMSG オペレータコマンドからの出力を表示するために使用されます。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX20 | ADAX21 | ADAX22 | ADAX23 | ADAX24 | ADAX26 | ADAX27 | ADAX28 | ADAX29
ADAX20 | {dbid} XCF TRANSPORT INITIALIZATION COMPLETE |
説明: |
z/OS XCF トランスポートサービスは正常に初期化されました。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX21 | {dbid} {error-text} | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
説明: |
次のエラーテキストのいずれかによって指定されるエラーが、z/OS XCF トランスポートサービスの初期化チェック中に発生しました。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
対処: |
対処については上記の表を参照してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX22 | {dbid} STATUS MONITOR UPDATE MISSED |
説明: |
このニュークリアスには、ADARUN パラメータ MXSTATUS で指定された間隔内でのハートビートモニタの更新に失敗したことが XCF によって通知されました。 このことは、同じ XCF グループに登録された他のすべてのニュークリアスにも XCF によって通知されます。これらの各ニュークリアスからメッセージ ADAX04 が出力される場合があります。 |
対処: |
このニュークリアスによってハートビートモニタを更新できない原因を特定します。 ニュークリアスがハングアップまたはループしているか、システム内の他のプロセスが CPU を占有しているため、ニュークリアスに対する CPU の割り当てが不十分になっている可能性あります。 |
ADAX23 | {dbid} STATUS MONITOR UPDATE RESUMED AFTER {nn} SECONDS |
説明: |
1 つ以上のステータス監視間隔が失われた後で、このニュークリアスによるハートビートモニタの更新が再開されました。 このことは、同じ XCF グループに登録された他のすべてのニュークリアスにも XCF によって通知されます。これらの各ニュークリアスからメッセージ ADAX05 が出力される場合があります。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX24 | {dbid} {error-text} | ||||||||||||||||||||||||
説明: |
エラーは、着信する非同期メッセージを処理しているときに発生しました。 このメッセージは z/OS の Adabas ニュークリアス JESLOG リスト、SYSLOG、またはオペレータコンソールにのみ表示されます。 このメッセージには次のエラーテキストのいずれかが示されます。
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対処: |
対処については上記の表を参照してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX26 | {dbid} INVALID USERSTATE DATA FROM {xcf-member} | ||||||
説明: |
z/OS XCF メッセージングトランスポートサービスによって生成されたメンバ状態の変更イベントを処理しているとき、メンバが XCF グループに参加しようとしたためにエラーが発生しました。 接続を試行している XCF グループメンバに提供された制御情報は、適切な Adabas シスプレックスクラスタニュークリアスとしてフォーマットされなかったか、または異なる DBID を持っていました。 参加メンバは、異なる DBID に関係している Adabas シスプレックスクラスタニュークリアスか、または同じ XCF グループ名を使っている別のプロセスである可能性があります。 すべての Adabas シスプレックスクラスタニュークリアスで、次の形式の xcf-member 名が生成されます。 DBdddddpppppNnn ここでは次の内容を表しています。
メンバ状態の変更イベントは破棄されます。 |
||||||
対処: |
xcf-member のソースを特定します。 Adabas シスプレックスクラスタニュークリアスであれば、パラメータ NUCID、CLUGROUPNAME、および DBID が正しいことを確認し、この問題を解決できない場合は Adabas 技術サポートに連絡してください。 その他にも情報が、参加しようとしたニュークリアスのメッセージの中にある可能性があります。 Adabas シスプレックスクラスタニュークリアスでなければ、システムプログラマまたはサポート担当者に連絡してください。 |
ADAX27 | {dbid} NO ROOM IN AXCFVT TABLE FOR {xcf-member} |
説明: |
z/OS XCF メッセージングトランスポートサービスによって生成されたメンバ状態の変更イベントを処理しているときにエラーが発生しました。 |
対処: |
Adabas 技術サポートに連絡してください。 メンバ状態の変更イベントは破棄されます。 |
ADAX28 | {dbid} xcf-service-routine RET return-code RSN reason-code |
説明: |
このメッセージは、z/OS Adabas ニュークリアス JESLOG リスト、SYSLOG、またはオペレータコンソールにのみ表示されます。 初期化と終了中、および要求が失敗するとき、特定の XCF メッセージトランスポートサービス要求に対して発行されます。 各 XCF サービスに対する各種のリターンコードおよび理由コードの説明については、IBM のドキュメント『MVS プログラミング:シスプレックス・サービス解説書』を参照してください。 |
対処: |
このメッセージは、他のメッセージに反映されたエラー条件に関係するか、または失敗するような Adabas クラスタメッセージ要求が原因になって発行された可能性があります。 関連エラーが確認された場合、Software AG 技術サポートに連絡を取るときは、このメッセージの内容もお知らせください。 |
ADAX29 | {dbid} ADABAS ABEND IN XCF EXIT DBID dbid NUCID nucid ABEND routine Snnn Unnnn REASON reason PSW psw REG 0-3 reg 0 reg 1 reg 2 reg 3 REG 4-7 reg 4 reg 5 reg 6 reg 7 REG 8-B reg 8 reg 8 reg 10 reg 11 REG C-F reg 12 reg 13 reg 14 reg 15 |
説明: |
プログラムチェックまたはシステムアベンドが、z/OS XCF メッセージングトランスポートサービス FRR または ESTAE ルーチンによってインターセプトされました。 エラーは SRB の下で発生した可能性があります。 ニュークリアスは終了します。 ダンプが SDUMP フォーマットで、ニュークリアス割り当てファイル SYSUDUMP、SYSMDUMP、または SYSABEND の 1 つに出力されます。あるいは、SYS1.DUMPn のようなシステム割り当てファイルに出力されます。 |
対処: |
Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
このセクションのメッセージは Adabas Parallel Services メッセージングモジュール ADASMM(SMM 機能とも呼ばれている)によって返されます。
各メッセージの先頭には "hh:mm:ss" 形式のタイムスタンプ、ジョブ名、および Adabas Parallel Services クラスタのデータベース ID(先行ゼロを含む 5 桁の数字)が表示されます。
ADAX2A | ADAX2B | ADAX2C | ADAX2D | ADAX2E | ADAX2F | ADAX2G | ADAX2H | ADAX2I
ADAX2A | {dbid} {message-text} | ||||||||||||||||||||||||||||||
説明: |
このメッセージでは次のメッセージテキストのいずれかが表示されます。
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||||||||||||||||||||||||||||||
対処: |
対処については上記の表を参照してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX2B | {dbid} {message-text} | ||||||||||||
説明: |
このメッセージでは次のメッセージテキストのいずれかが表示されます。
|
||||||||||||
対処: |
対処については上記の表を参照してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX2C | {dbid} {message-text} | ||||||||||||||||||
説明: |
このメッセージでは次のメッセージテキストのいずれかが表示されます。
|
||||||||||||||||||
対処: |
対処については上記の表を参照してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX2D | {dbid} {message-text} | |||||||||
説明: |
このメッセージでは次のメッセージテキストのいずれかが表示されます。
|
|||||||||
対処: |
対処については上記の表を参照してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX2E | {dbid} {message-text} | |||||||||
説明: |
このメッセージでは次のメッセージテキストのいずれかが表示されます。
|
|||||||||
対処: |
対処については上記の表を参照してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX2F | {dbid} TM-0, SMM NOT INITIALIZED YET |
説明: |
前の成功した初期化コールなしで、クラスタセッションを終了するためのコールが行われました。 |
対処: |
ADASMM は終了します。 |
ADAX2G | {dbid} CM-0, SMM NOT YET INITIALIZED |
説明: |
前の成功した初期化なしでキャンセルコールが行われました。 |
対処: |
ADASMM は終了します。 |
ADAX2H | {dbid} {message-text} | |||||||||||||||
説明: |
このメッセージでは次のメッセージテキストのいずれかが表示されます。
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|||||||||||||||
対処: |
対処については上記の表を参照してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX2I | {dbid} {message-text} | ||||||||||||
説明: |
このメッセージでは次のメッセージテキストのいずれかが表示されます。
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||||||||||||
対処: |
対処については上記の表を参照してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX31 | ADAX32 | ADAX33
ADAX31 | OPENING WORK DATASET FOR NUCID={nucid} |
説明: |
1 つ以上の Adabas クラスタニュークリアスの障害からリカバリしているとき、このニュークリアスは指定された(外部)NUCID を持つニュークリアスの WORK データセットをオープンしようとして異常終了しました。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX32 | OPEN FAILED. IOR CODE=X'{cc}', SYSTEM CODE=X'{ssss}' |
説明: |
1 つ以上の Adabas クラスタニュークリアスの障害からリカバリしているとき、このニュークリアスは NUCID nucid(メッセージ ADAX31)を持つニュークリアスの WORK データセットをオープンしようとしましたが、オープンは失敗しました。 ADAIOR はレスポンスコード cc(16 進数)を発行しました。システムのリターンコードは ssss(16 進数)です。 ニュークリアスジョブプロトコル(DD/PRINT)には、オープンできなかった WORK データセット名を詳述している ADAI63 メッセージが含まれます。 |
対処: |
WORK データセットのオープンが失敗した理由を特定してください。 次のような原因が考えられます。
確かでない場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX33 | BAD WORK BLOCK FOR NUCID={nucid} TIMESTAMP MISMATCH -- RABN={rrrr} |
説明: |
1 つ以上の Adabas クラスタニュークリアスの障害からリカバリしているとき、このニュークリアスは、ブロックの初めのタイムスタンプがブロックの終わりのコントロールタイムスタンプと一致しなかったブロックを検出しました。 ブロックの最後の書き込みが不完全であった、または別の理由のためにブロックが壊されました。 一致していないため、リカバリに使用することはできません。 ブロックは、NUCID nucid のニュークリアスの WORK データセットから読み込まれました。 RABN は rrrr です。 |
対処: |
データベースをリストアし再生成してください。 確かでない場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX40 | ADAX41 | ADAX42 | ADAX43 | ADAX44 | ADAX45 | ADAX46 | ADAX47 | ADAX48 | ADAX49 | ADAX50 | ADAX51 | ADAX52 | ADAX53 | ADAX54 | ADAX55 | ADAX57 | ADAX58 | ADAX59 | ADAX5B | ADAX5C
ADAX40 | {dbid} ADABAS ABEND IN CACHE EXIT DBID dbid NUCID nucid ABEND routine Snnn Unnnn REASON reason PSW psw REG 0-3 reg 0 reg 1 reg 2 reg 3 REG 4-7 reg 4 reg 5 reg 6 reg 7 REG 8-B reg 8 reg 8 reg 10 reg 11 REG C-F reg 12 reg 13 reg 14 reg 15 |
説明: |
プログラムチェックまたはシステムアベンドが、z/OS XES 並列シスプレックスキャッシュサービス FRR ルーチンによってインターセプトされました。 エラーは SRB の下で発生しました。 ニュークリアスは終了します。 ダンプが SDUMP フォーマットで、ニュークリアス割り当てファイル SYSUDUMP、SYSMDUMP、または SYSABEND の 1 つに出力されます。あるいは、SYS1.DUMPn のようなシステム割り当てファイルに出力されます。 |
対処: |
Adabas 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX41 | {dbid} ADANCX GETMAIN FAILED |
説明: |
ADANCX は Adabas クラスタ環境のためのニュークリアス拡張モジュールです。 このモジュールのためのスペース割り当てに失敗しました。 |
対処: |
メモリ要件を減らすか、または利用可能なメモリの大きさを拡張してください。 |
ADAX42 | {dbid} GETMAIN FAILED |
説明: |
スペース割り当てが失敗しました。 |
対処: |
メモリ要件を減らすか、または利用可能なメモリの大きさを拡張してください。 |
ADAX43 | {dbid} { ADAXEC | ADASMC } INITIALIZATION ERROR - xxx |
説明: |
内部エラーです。 |
対処: |
Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX44 | {dbid} ADANCX CACHE-RELATED GETMAIN FAILED |
説明: |
ADANCX は Adabas クラスタ環境のためのニュークリアス拡張モジュールです。 このモジュールのための 2 番目のスペース割り当てに失敗しました。 |
対処: |
メモリ要件を減らすか、または利用可能なメモリの大きさを拡張してください。 |
ADAX45 | {dbid} UNEXPECTED CACHE CONNECTION ERROR - xxx |
説明: |
シスプレックスキャッシュ構造に接続しているときにエラーが発生しました。 理由については次のメッセージを参照してください。 |
対処: |
問題を修正してください。 対処が明らかでなければ、Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX46 | {dbid} GETMAIN FAILED AFTER CONNECT TO CACHE |
説明: |
Adabas が外部キャッシュ構造に接続された後、スペース割り当てに失敗しました。 |
対処: |
メモリ要件を減らすか、または利用可能なメモリの大きさを拡張してください。 |
ADAX47 | {dbid} CACHE CONNECT PROBLEM RC X'xxxxxxxx' REASON X'yyyyyyyy' | |||||||||||||||
説明: |
シスプレックスキャッシュ構造に接続しているときにエラーが発生しました。 x はキャッシュ関連のリターンコードを示し、y はエラーを説明するための理由コードを示します。 |
|||||||||||||||
対処: |
Adabas Parallel Services を使用している場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 Adabas Cluster Services を使用している場合は、IBM マニュアル『MVS プログラミング:シスプレックス・サービス解説書』のコードの説明を参照してください。 関連情報は、マクロ IXLCONN のリターンコードおよび理由コードのセクションで見つけることができます。 コンフィグレーションエラーのために発生する共通の理由コードには以下が含まれます。
|
ADAX48 | {dbid} CACHE DISCONNECT RC rrr CRC X'xxxxxxxx'X REASON X'yyyyyyyy' | |||||||||
説明: |
このメッセージのメッセージテキストには複数の種類があります。 次のテーブルでは、異なるメッセージテキストの結果として発生するユーザーの対処について説明します。
|
|||||||||
対処: |
上記の表で説明されている対処を実行します。 |
ADAX49 | {dbid} UNEXPECTED CACHE RETURN CODE ENCOUNTERED |
ADAX49 | {dbid} FUNCTION X'ff' xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx |
ADAX49 | {dbid} CRC X'yyyyyyyy' REASON X'zzzzzzz' |
説明: |
予期しないリターンコードがキャッシュ構造に関連付けられたマクロの実行中に返されました。 |
対処: |
Adabas Parallel Services を使用している場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 Adabas Cluster Services を使用している場合は、IBM マニュアル『MVS プログラミング:シスプレックス・サービス解説書』のコードの説明を参照してください。 関連情報は、メッセージに表示された機能と一致している章のマクロ IXLCACHE のリターンコードおよび理由コードのセクションで見つけることができます。 |
ADAX50 | {dbid} GETMAIN FAILED FOR CAST-OUT DIRECTORY BUFFER |
ADAX50 | {dbid} SIZE REQUESTED xnnnnnnnn |
説明: |
キャストアウトディレクトリバッファのためのスペース割り当てに失敗しました。 |
対処: |
メモリ要件を減らすか、または利用可能なメモリの大きさを拡張してください。 |
ADAX51 | {dbid} CACHE STRUCTURE ALLOCATION UNACCEPTABLE |
ADAX51 | {dbid} REQUESTED CACHE ALLOCATION VALUES |
ADAX51 | {dbid} STORAGE CLASSES X'{ee}' |
ADAX51 | {dbid} CAST-OUT CLASSES X'{ffff}' |
ADAX51 | {dbid} ADJUNCT=YES |
ADAX51 | {dbid} MAXIMUM DATA ELEMENTS PER ENTRY X'{gg}' |
ADAX51 | {dbid} DATA ELEMENT CHARACTERISTIC X'{hh}' |
ADAX51 | {dbid} ACTUAL CACHE ALLOCATION VALUES |
ADAX51 | {dbid} STORAGE CLASSES X'{ii}' |
ADAX51 | {dbid} CAST-OUT CLASSES X'{jjjj}' |
ADAX51 | {dbid} ADJUNCT={YES | NO} |
ADAX51 | {dbid} MAXIMUM DATA ELEMENTS PER ENTRY X'{kk}' |
ADAX51 | {dbid} DATA ELEMENT CHARACTERISTIC X'{mm}' |
説明: |
キャッシュ構造は正常に接続されましたが、キャッシュ構造の属性が Adabas シスプレックスクラスタに対して不適切です。 |
対処: |
シスプレックス CFRM policy にキャッシュ構造を正しく定義してください。 |
ADAX52 | I{dbid} NCOMPATIBLE EXISTING USER(S) OF THE |
ADAX52 | {dbid} CACHE STRUCTURE {cache-structure-name} |
説明: |
指定された名前を持つキャッシュ構造はすでに別の Adabas クラスタによって使われています。 キャッシュ構造名は Adabas クラスタニュークリアスのためだけに使用できます。 |
対処: |
特定のクラスタで使用されるように、指定されたキャッシュ構造名を使ってください。 |
ADAX53 | {dbid} INTERNAL ERROR - NO AVAILABLE XQRB |
説明: |
内部エラーが発生しました。 |
対処: |
Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX54 | {dbid} INSUFFICIENT CACHE DATA ELEMENTS |
説明: |
キャッシュ構造は正常に接続されましたが、外部キャッシュ構造(またはグローバルキャッシュエリア)のキャッシュデータ要素の数が足りません。 80,000 バイト以上の情報を保持するために十分なデータ要素が必要です。 割り当てられたデータ要素の数は前のメッセージ ADAX57 に示されています。 |
対処: |
外部キャッシュ構造(またはグローバルキャッシュエリア)のサイズを増やしてください。 あるいは、十分なキャッシュデータ要素が割り当てられるように、ADARUN パラメータ DIRRATIO と ELEMENTRATIO のいずれかまたは両方を修正してください。 |
ADAX55 | {dbid} THIS JOB WILL NOW TERMINATE |
説明: |
ニュークリアスを異常終了させる内部エラーが発生しました。 このメッセージより前に発行されたメッセージに、エラーに関連する詳細情報が出力されています。 |
対処: |
Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX57 | {dbid} CONNECTED TO CACHE STRUCTURE {cache-structure-name} |
ADAX57 | {dbid} DIRECTORY ELEMENTS {xxxxxx} |
ADAX57 | {dbid} DATA ELEMENTS {yyyyyy} |
ADAX57 | {dbid} DATA ELEMENT SIZE {zzzzzz} |
説明: |
クラスタ環境で、Adabas クラスタニュークリアスは指定されたキャッシュ構造(またはグローバルキャッシュエリア)に正常に接続しました。 このメッセージには、キャッシュのディレクトリエントリとデータ要素の数とデータ要素のサイズが出力されます。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX58 | {dbid} TIME EXPIRED WAITING FOR NOTIFICATION OF |
ADAX58 | {dbid} EXISTING CONNECTORS TO THE CACHE STRUCTURE |
説明: |
シスプレックス環境で、Adabas クラスタニュークリアスをクラスタキャッシュ構造に接続しようとしましたが、キャッシュ構造に対してすでに確立している接続についての情報を待っている間に、タイムアウトしました。 |
対処: |
再度 Adabas シスプレックスクラスタニュークリアスを開始してください。 エラー発生が続く場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX59 | {dbid} UNEXPECTED RETURN CODE FROM { ADAXEC | ADASMC } |
ADAX59 | {dbid} FUNCTION X'ff' xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx |
ADAX59 | {dbid} RC rrr |
説明: |
参照されたモジュールへのコール中に予期しないリターンコードを受け取りました。 メッセージは機能コードおよびリターンコードを含んでいます。 |
対処: |
Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX5B | {dbid} CONNECTING TO S64 CACHE AT address |
ADAX5B | {dbid} CONNECT TO S64 CACHE RETURN CODE ADAIOR-return-code/zOS-return-code/zOS-reason-code |
ADAX5B | {dbid} DISCONNECTING FROM S64 CACHE |
ADAX5B | {dbid} DISCONNECT FROM S64 CACHE RETURN CODE ADAIOR-return-code/zOS-return-code/zOS-reason-code |
説明: |
Adabas Parallel Services は z/OS 共有 64 ビットアドレス可能ストレージをキャッシュコンフィグレーションの一部として使用しています。 S64 オブジェクトへの接続はローカルアフィニティを確立し、オブジェクトをアドレス可能にします。 切断するとアフィニティが削除され、以降そのオブジェクトはアドレス可能でなくなります。 z/OS IARV64 から受け取るゼロ以外のリターンコードはフォーマットされています。 |
対処: |
処理に失敗した場合は、IBM ドキュメンテーション『MVS プログラミング:シスプレックス・サービス解説書』第 2 巻 (EDTINFO-IXGWRITE)を参照して、IARV64 リターンコードおよび理由コードの説明を確認してください。 原因が不明の場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX5C | {dbid} UNCHANGED BLOCKS WILL [NOT] BE WRITTEN TO CACHE |
説明: |
このメッセージでは、この Adabas Parallel Services ニュークリアスに関する ADARUN CLUCACHEUNCHANGED パラメータの設定が報告されます。 変更されていないブロックがグローバルに書き込まれるか、または書き込まれないかのいずれかです。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
| ADAX60 | ADAX61 | ADAX62 | ADAX63 | ADAX64 | ADAX65 | ADAX66 | ADAX67 | ADAX68 | ADAX69 | ADAX6B | ADAX70 | ADAX71 | ADAX72 | ADAX73
ADAX60 | { PEER NUCLEUS | UNKNOWN CONNECTOR } {connection-name } |
ADAX60 | { IS ALREADY | HAS } CONNECTED TO |
ADAX60 | { CACHE | LOCK } STRUCTURE {structure-name} |
説明: |
キャッシュ構造またはロック構造の別のコネクタに関連するイベントが発生しました。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX60 | { PEER NUCLEUS | UNKNOWN CONNECTOR } connection-name |
ADAX60 | HAS DISCONNECTED { NORMALLY | ABNORMALLY } FROM |
ADAX60 | { CACHE | LOCK } STRUCTURE structure-name |
説明: |
キャッシュ構造またはロック構造の別のコネクタに関連するイベントが発生しました。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX61 | {date time statistic-text statistic-value} | ||||||||||
説明: |
ニュークリアスがキャッシュから切断されるたびに、キャッシュのアクティビティに関する統計値を含む、このメッセージが発行されます。 これらの情報は、問題の診断と適切なキャッシュコンフィギュレーションの選択に役立ちます。 統計に表示されるのは 1 つのニュークリアスのアクティビティのみである点に注意してください。 全般的なニュークリアスの状態を確認するには、他のニュークリアスの統計情報も調べる必要があります。 このメッセージはコンソールでの DMEMTB オペレータコマンドからの出力表示にも使用されます。 次にこのメッセージに表示される統計の例を示します。 ADAX61 Statistics at disconnect for cache C00C7231 Cache Directory Management Activity 32,565 Read located active 5,230 Read obtained from free pool 0 Read reclaimed, first choice criteria 0 Read reclaimed, second choice criteria 0 Read reclaimed, third choice criteria 0 Read reclaimed, fourth choice criteria 0 Read unable to obtain (cache full) 0 Total number of directory reclaim attempts 0 Number of directories examined for reclaim 0.000 Average number of directories examined per attempt 680 Write obtained from free pool 496 Directory high-water mark (this nucleus) 1,134 Directory high-water mark (cluster-wide) Cache Write Requests 306,706 Sufficient preallocated space 235 Free space allocated 5 Space reclaimed, first choice criteria 6,322 Space reclaimed, second choice criteria 885 Unable to obtain space (cache full) 4,292 Space search examined part of space chain 3,155 Space search examined entire space chain 7,447 Total number of space allocation attempts 462,840 Number of space chain descriptors examined 62.151 Average number of descriptors examined per attempt Cache Space Element Reclamation 48 Elements reclaimed, first choice criteria 28,431 Elements reclaimed, second choice criteria Latch Attempts Exclusive Shared Cache Space Chain Get 7,455 WaitFor 8 Release 7,447 Cache Directory Index Get 5,351 249,009 5,228 Upgrade WaitFor 0 0 0 Upgrade Release 10,579 243,781 Cache Directory Get 454,179 398,747 5,335 Upgrade WaitFor 205 53 Release 459,297 393,339 Cache Cast-Out Class Get 44,865 3,510 WaitFor 0 0 Release 44,865 3,510 次の表は統計の説明です。
|
||||||||||
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX62 | UNEXPECTED LOCK RETURN CODE ENCOUNTERED |
ADAX62 | FUNCTION X'xx' |
ADAX62 | LRC X'cccccccc' REASON X'rrrrrrrr' |
説明: |
論理的なリソースのロックまたはロック解除に失敗しました。 ロックマネージャ機能番号は xx、レスポンスコードは cccccccc、理由コードは rrrrrrr です。 すべての変数は 16 進数です。 ニュークリアスは異常終了します。 |
対処: |
これは予期しないエラーです。 Software AG 技術サポートに連絡してください。 Adabas Cluster Services を使用している場合は、IBM マニュアル『MVS プログラミング:シスプレックス・サービス解説書』のコードの説明を参照してください。 関連情報は、マクロ IXLLOCK のリターンコードおよび理由コードのセクションに記載されています。 |
ADAX63 | LOCK CONNECT PROBLEM RC X'cccccccc' REASON X'rrrrrrrr' | |||||||||||||||||||||
説明: |
ロック構造に接続しているときにエラーが発生しました。 ロックマネージャのレスポンスコードは cccccccc、理由コードは rrrrrrrr です。 どちらの変数も 16 進数です。 ニュークリアスは異常終了します。 |
|||||||||||||||||||||
対処: |
これは予期しないエラーです。 Software AG 技術サポートに連絡してください。 Adabas Cluster Services を使用している場合は、IBM マニュアル『MVS プログラミング:シスプレックス・サービス解説書』のコードの説明を参照してください。 関連情報は、マクロ IXCQUERY および IXLCONN のリターンコードおよび理由コードのセクションに記載されています。 コンフィグレーションエラーのために発生する共通の理由コードには以下が含まれます。
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ADAX64 | ADANCX LOCK-RELATED GETMAIN FAILED |
説明: |
ロックマネージャはメインストレージを取得することに失敗しました。 |
対処: |
REGION パラメータを大きくしてニュークリアスを再スタートさせるか、あるいはニュークリアスパラメータ NH、NU、または LDEUQP を小さくしてください。 |
ADAX65 | PARAMETER TAKEN OVER: parameter-name |
ADAX65 | OLD: old-value NEW: new-value |
説明: |
グローバルパラメータがクラスタの 1 つのニュークリアスで変更されました。 このパラメータは他のすべてのニュークリアスに伝播されて、それらに引き継がれました。 |
ADAX66 | INCOMPATIBLE GLOBAL PARAMETER parameter-name |
ADAX66 | SPECIFIED: value-specified IN EFFECT: value-in-effect |
説明: |
変更できないグローバルパラメータを変更しようとしました。 この変更は無効になります。 |
ADAX67 | INCOMPATIBLE EXISTING USER(S) OF THE ADAX67 |
ADAX67 | LOCK STRUCTURE lock-structure-name |
説明: |
メッセージに指定された名前を持つロック構造は、すでに別の Adabas シスプレックスクラスタまたは他のソフトウェアによって使われています。 ロック構造名は、シスプレックス環境でユニークであり、また各 Adabas ニュークリアスクラスタに対してユニークでなければなりません。 |
対処: |
特別な Adabas シスプレックスクラスタが使用できるように、示されたロック構造の名前を使ってください。 |
ADAX68 | TIME EXPIRED WAITING FOR NOTIFICATION OF |
ADAX68 | EXISTING CONNECTORS TO THE LOCK STRUCTURE |
説明: |
Adabas シスプレックスクラスタのニュークリアスをロック構造に接続しようとして、ロック構造への既存の接続についての情報を待ってタイムアウトしました。 |
対処: |
情報の流れを中断または流れを非常に遅くする可能性があるカップリング機能またはシステム自体に、どのような条件が存在するのかを確認してください。 |
ADAX69 | LOCK STRUCTURE TOO SMALL |
ADAX69 | EXPECTED MIN NUMBER OF RECORDS nnn,nnn,nnn |
説明: |
CFRM policy で定義されたロック構造は ADARUN パラメータの現在の設定を扱うには小さすぎます。 プロセスが予測する最小限レコード数が示されます。 |
対処: |
ADARUN パラメータ NU、NH、または LDEUQP の値を減らすか、あるいはロック構造のサイズを増やしてください。 |
ADAX6B | IXLEERSP REQUEST GOT RSP {rsp-code} RSN {reason-code} |
説明: |
ピアニュークリアスがロック構造から異常な状態で切断されると、このニュークリアスから XES に対してピア障害を承認するための IXLEERSP 要求が発行されますが、IXLEERSP 要求にはレスポンスコードと理由コードが表示されます。 これらの内容については、IBM マニュアル『MVS プログラミング:シスプレックス・サービス解説書』の IXLEERSP マクロのリターンコードおよび理由コードに関するセクションを参照してください。 ピア障害後もこのニュークリアスによるオンラインリカバリ処理は続行されます。 リカバリ処理の一部として、ニュークリアスはロック構造から切断されます。このことは、XES にピア障害を認識させるためのもう 1 つの方法です。 ただし、可能性はわずかですが、IXLEERSP 要求が失敗すると、XES に関わるクラスタ間のデッドロックが発生することがあります。 |
対処: |
オンラインリカバリ処理がハングアップした場合は、ADAX89 をまだ出力していないニュークリアスをキャンセルします。 これにより、デッドロックが解除される場合があります。 そのようなニュークリアスがない場合は、ADAX89 メッセージのようにセッションの自動再スタートを実行するニュークリアスをキャンセルします。 すべてのニュークリアスが終了した後、クラスタを再開します。 どちらの場合も、ADAX6B メッセージが発生したことを Software AG 技術サポートに報告してください。 |
ADAX70 | CONNECTED TO LOCK STRUCTURE lock-structure-name |
ADAX70 | NUMBER OF LOCK ENTRIES nnn,nnn |
ADAX70 | MAX NUMBER OF RECORD ELEMENTS nn,nnn |
説明: |
z/OS 並列シスプレックス環境で Adabas クラスタニュークリアスは指定されたロック構造に正常に接続しました。 このメッセージの内容は次のとおりです。
|
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX71 | RETRYING CACHE WRITE FOR RABN X'rrrrrrrr' |
説明: |
このメッセージは、キャッシュ書き込みが再試行されている RABN 値を 16 進数で示します。 書き込み再試行の原因となるエラーは、前のメッセージに示されます。 |
ADAX72 | GETMAIN FAILED FOR LOCK ELEMENT TABLE |
ADAX72 | SIZE REQUESTED Xnnnnnn |
説明: |
ロック要素テーブルのためのスペース割り当て試行が失敗しました。 |
対処: |
テーブルのためのメモリ要件を減らすか、または利用可能なメモリの大きさを拡張してください。 |
ADAX73 | LOCK STRUCTURE SIZE ERROR |
説明: |
ロック構造ポリシーでエラーが検出されました。SIZE と INITSIZE の値がゼロです。 |
対処: |
ロック構造ポリシーを確認して、必要な変更を行ってください。 |
ADAX74 | ADAX75 | ADAX76 | ADAX77 | ADAX78 | ADAX79 | ADAX80 | ADAX81 | ADAX82 | ADAX83 | ADAX84 | ADAX85 | ADAX86 | ADAX87 | ADAX88 | ADAX89 | ADAX90 | ADAX91 | ADAX92 | ADAX93 | ADAX94 | ADAX95 | ADAX96 | ADAX97 | ADAX98 | ADAX99 | ADAX9A | ADAX9B | ADAX9C | ADAX9D | ADAX9E | ADAX9F | ADAX9G | ADAX9H | ADAX9J | ADAX9K | ADAX9L
ADAX74 | {dbid} WARNING: NOW IT IS TOO LATE TO COPY DDPLOGRn |
説明: |
起動時の ADAN05 メッセージに対応しますが、オンラインリカバリ中に発生します。 Adabas は、DD/PLOGRn によって識別されたデータセットにデータプロテクションログデータを書き始めました。 これは、データセットが ADARES ユーティリティの REGENERATE や BACKOUT 機能の入力として後で使用するためにテープにコピーすることができなくなったことを意味します。 ユーザー出口 2(デュアルログ処理)またはユーザー出口 12(マルチログ処理)コールは、行われなかったか、または ADARES ユーティリティで DD/PLOGRn データセットを正常にコピーしませんでした。 |
対処: |
データベースがユーザー出口 2 なしで実行している場合、PLOG データの上書きは正常で、このメッセージは無視することができます。 データベースがユーザー出口 2 付きで実行している場合、たとえ PLOG がコピーされていないとしてもユーザー出口がニュークリアスを要求するときにだけ、このメッセージが発行されます。 これがエラーかどうかはユーザーがユーザー出口に実装したロジックに依存します。 |
ADAX75 | {dbid} PROTECTION LOG PLOGRn STARTED |
説明: |
起動時の ADAN21 メッセージに対応しますが、オンラインリカバリ中に発生します。 Adabas はデータプロテクション情報を DD/PLOGRn によって識別されるデュアルまたはマルチデータプロテクションログに書き始める準備をしています。 |
対処: |
今回 PLOG を再初期化するために ADARES ユーティリティの PLCOPY 機能を実行してください。 |
ADAX76 | {dbid} NUCLEUS RUN WITH PROTECTION LOG nnnnn |
説明: |
起動時の ADAN02 メッセージに対応しますが、オンラインリカバリ中に発生します。 Adabas ニュークリアスセッションは開始されて、データベースプロテクションログが指定されていました。 セッション中に適用されたすべての更新のために ADARES ユーティリティの REGENERATE および BACKOUT 機能の後続の実行が可能です。 |
ADAX77 | {dbid} IDTH PREFIX PROBLEM |
説明: |
IDTH のアドレスを取得するための ADAMPM へのクエリ要求は失敗しました。 ニュークリアスは異常終了します。 |
対処: |
これは予期しないエラーです。 Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX78 | {dbid} ADACOM IS NOT RUNNING OR CLULOCKSIZE IS NOT SPECIFIED |
説明: |
グローバルロックエリアへの接続試行中、ADASML は、ADACOM が実行されていないか、CLULOCKSIZE パラメータが指定されていないことを検出しました。 ニュークリアスは異常終了します。 |
対処: |
Adabas Parallel Services クラスタニュークリアスを開始する前に ADACOM を開始し、CLULOCKSIZE パラメータにゼロ以外の値を指定します。 |
ADAX79 | {dbid} GLOBAL RESOURCE LOCK ON THIS SYSTEM IS INVISIBLE TO NUCID nucid ON THE SYSTEM sysname |
説明: |
Global Resource Serialization(GRS)を介したリソースロックを使って、同じデータベースに作用しているクラスタサービスニュークリアスがそれらの動作の一部と同期を取ります。 セッション開始中、1 つのニュークリアスは、取得したリソースロックが示された NUCID を持つピアニュークリアス(示されたシステムでアクティブだったニュークリアス)に対して有効でなかったことを検出しました。 開始しているニュークリアスは parm-error 105 で終了します。 |
対処: |
Cluster Services ニュークリアス実行を意図するすべてのシステムで GRS リソースロックが相互に有効であるように GRS が構成されているかどうかをシステムプログラマに問い合わせてください。 |
ADAX80 | {dbid} ONLINE RECOVERY INITIATED |
説明: |
Adabas クラスタニュークリアスは、同じクラスタのピアニュークリアスが異常終了したことを検出した後に、オンラインリカバリプロセスを開始しました。 存続している各ニュークリアスは独自のオンラインリカバリプロセスを開始します。オンラインリカバリプロセスは、ニュークリアスで進行中のすべての動作を停止するか、またはセッション自動再スタートを実行(オープンしたすべてのトランザクションのバックアウトを含む)します。あるいはピアニュークリアスがセッション自動再スタートを実行するまで待ってから通常の処理を再開します。 |
ADAX80 | {dbid} ONLINE RECOVERY IN PROGRESS |
説明: |
同じクラスタですでにアクティブだった他のニュークリアスがニュークリアス障害に応答してオンラインリカバリを実行している間に、ニュークリアスは開始しました。 オンラインリカバリ処理が完了し、その起動シーケンスを続行するまで、開始ニュークリアスは待機します。 |
ADAX80 | {dbid} { ONLINE SAVE | TRANS SUSPEND | ADAEND/HALT } PROCESS CANCELED |
説明: |
ピアニュークリアスの障害から回復するため(オンラインリカバリ)、ニュークリアスは次のいずれかをキャンセルしました。
|
対処: |
オンラインリカバリプロセスが正常終了した後にセーブオペレーションを再スタートするか、あるいはまだニュークリアスをシャットダウンしたい場合は別の ADAEND または HALT 要求を発行してください。 |
ADAX81 | {dbid} WAITING FOR ACTIVE TRANSACTIONS TO FINISH |
説明: |
オンラインリカバリプロセスが開始したとき、1 つ以上のトランザクションがアクティブでした。 リカバリ処理により、しばらくの間それらを正常終了させるために継続できます。 |
ADAX82 | {dbid} ALL TRANSACTIONS FINISHED |
説明: |
オンラインリカバリが開始したときにアクティブだったすべてのトランザクションは正常終了しました。 |
ADAX82 | {dbid} {count} ACTIVE TRANSACTION(S) INTERRUPTED |
説明: |
メッセージに示されたトランザクション数はオンラインリカバリが開始したときにはアクティブでしたが、割り当てられた時間内に終了しないで中断されました。 それらはオンラインリカバリ中にバックアウトされます。 関連するユーザーは次のコマンドに対してレスポンスコード 9、サブコード 18 を受け取ります。 |
ADAX83 | {dbid} WAITING FOR ACTIVE COMMANDS TO FINISH |
説明: |
オンラインリカバリプロセスがすべての進行中の動作を中断する準備ができていたとき、1 つ以上のコマンドがまだアクティブでした。 リカバリ処理により、短い時間それらを正常終了させるために継続できます。 |
ADAX84 | {dbid} ALL COMMANDS FINISHED |
説明: |
オンラインリカバリプロセスが待っていたアクティブな全コマンドが正常終了しました。 |
ADAX84 | {dbid} {count} ACTIVE COMMAND(S) INTERRUPTED |
説明: |
メッセージに示されたアクティブなコマンド数は割り当てられた時間内に終了しないで中断されました。 それらは個々のユーザーにレスポンスコード 9、サブコード 19 を送り返します。 それらの関連するコマンド ID は(あれば)削除されます。 |
ADAX85 | {dbid} WAITING FOR ACTIVE I/OS TO FINISH |
説明: |
オンラインリカバリプロセスがすべての進行中の動作を中断したとき、1 つ以上の I/O がアクティブでした。 リカバリ処理はこれらの I/O が終了するのを待ちます。 |
ADAX86 | {dbid} ALL I/OS FINISHED |
説明: |
オンラインリカバリプロセスが待っていたすべての I/O が終了しました。 |
ADAX87 | {dbid} WAITING FOR OUTSTANDING MESSAGES TO BE ANSWERED |
説明: |
オンラインリカバリプロセスがすべての進行中の動作を中断したとき、1 つ以上のニュークリアス間コマンドがまだ応答する予定でした。 リカバリ処理は応答が到着するのを待ちます。 |
ADAX88 | {dbid} ALL OUTSTANDING MESSAGES ANSWERED |
説明: |
オンラインリカバリプロセスが待っていたニュークリアス間コマンドに対する未到着の応答がすべて到着しました。 |
ADAX89 | {dbid} SESSION AUTORESTART WILL BE DONE BY { THIS | PEER } NUCLEUS |
説明: |
メッセージに示されるように、オンラインリカバリプロセスの一部であるセッション自動再スタートは、このニュークリアスまたはピアニュークリアスによって実行されます。 |
ADAX90 | {dbid} RECOVERY SYNCPOINT syncpoint INITIATED |
説明: |
ピアニュークリアスが異常終了するときに 1 つ以上のニュークリアスがアクティブなままであれば、存続するニュークリアスは、複数の同期地点(リカバリ処理が継続する前にニュークリアスはすべての同期地点に達している必要があります)を使って、それらのオンラインリカバリプロセスの同期を取ります。 このメッセージは、他のすべてのニュークリアスがそれぞれの同期地点に達したときに、セッション自動再スタートを実行するニュークリアスは進行する準備ができていることを示します。 |
ADAX91 | {dbid} WAITING ON RECOVERY SYNCPOINT syncpoint |
説明: |
オンラインリカバリプロセスは、セッション自動再スタートを実行するニュークリアスは、同期地点(syncpoint)が示すリカバリを開始するのを待っています。 |
ADAX92 | {dbid} RECOVERY SYNCPOINT syncpoint REACHED |
説明: |
協調オンラインリカバリに関係している全ニュークリアスは、示されたリカバリ同期地点(syncpoint)に達しました。 リカバリ処理は続行します。 |
ADAX93 | {dbid} BEGINNING SESSION AUTORESTART | ||||||||
ADAX93 | {dbid} BEGINNING WORK4 INTERPRETATION | ||||||||
ADAX93 | {dbid} WORK4 HANDLING FAILED | ||||||||
説明: |
このメッセージ番号では、さまざまなメッセージテキストが表示されます。 各メッセージテキストの説明と対処については、次の表を参照してください。
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ADAX94 | {dbid} SESSION AUTORESTART EXECUTED SUCCESSFULLY | ||||||||||
ADAX94 | {dbid} DTP=RM-USERS ARE COPIED | ||||||||||
ADAX94 | {dbid} DTM=RM-USER-COPY FAILED | ||||||||||
ADAX94 | {dbid} DTM=RM-USER-LOCKS NOT GOTTEN | ||||||||||
説明: |
このメッセージ番号では、さまざまなメッセージテキストが表示されます。 各メッセージテキストの説明と対処については、次の表を参照してください。
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ADAX95 | {dbid} SESSION AUTORESTART FAILED |
ADAX95 | {dbid} RESPONSE CODE = {response-code} |
ADAX95 | {dbid} FILE NUMBER = {file-number} |
ADAX95 | {dbid} ALL ACTIVE NUCLEI WILL GO DOWN |
説明: |
オンラインリカバリ中に実行されたセッション自動再スタートは成功しませんでした。 示されたレスポンスコードを受け取りました。 レスポンスコードが特定のファイルに関連する場合、ファイル番号も示されます。 このニュークリアスと、オンラインリカバリプロセスに参加しているすべてのピアニュークリアスは停止します。 |
対処: |
この状況は、ニュークリアスセッション開始中のセッション自動再スタート失敗後の状況に相当します。 セッション自動再スタートが失敗した理由を確認してください。 Software AG 技術サポートに連絡する必要性があるか検討してください。 |
ADAX96 | {dbid} PEER NUCLEUS FAILED DURING ONLINE RECOVERY |
ADAX96 | {dbid} THIS NUCLEUS GOES DOWN TOO |
説明: |
オンラインリカバリプロセスがピアニュークリアスの異常終了を処理している間に、2 番目のニュークリアス障害が発生しました。 Adabas クラスタでアクティブなすべてのニュークリアスが停止します。 |
対処: |
Adabas クラスタを再スタートしてください。 最初と 2 番目の障害の原因を確認してください。 Software AG 技術サポートに連絡する必要性があるか検討してください。 |
ADAX96 | {dbid} UTILITY WITH EXCLUSIVE DATABASE CONTROL IS ACTIVE |
ADAX96 | {dbid} THIS NUCLEUS GOES DOWN TOO |
説明: |
データベース制御が排他的なユーティリティの実行中に、ニュークリアス障害が発生しました。 Adabas クラスタでアクティブなすべてのニュークリアスが停止します。 |
対処: |
Adabas クラスタを再スタートして、データベース制御が排他的なユーティリティに合ったリカバリ処理を実行してください。 |
ADAX97 | {dbid} ONLINE RECOVERY COMPLETED SUCCESSFULLY |
ADAX97 | {dbid} RESUMING NORMAL OPERATION |
説明: |
ピアニュークリアスの異常終了を処理するように設定されたオンラインプロセスは正常終了しました。 ニュークリアスは通常のオペレーションを再開します。 |
ADAX98 | {dbid} RECEIVED RESPONSE CODE {rsp-code} FROM PEER NUCLEUS |
説明: |
1 つのニュークリアスの障害からリカバリするために開始されたオンラインリカバリプロセスが、まだアクティブな別のニュークリアスとコミュニケートしている間にレスポンスコードを受け取りました。 その他のすべてのアクティブなニュークリアスは終了します。 |
対処: |
ニュークリアスを再スタートしてください。 最初に開始したニュークリアスはオフラインリカバリ(セッション自動再スタート)を実行します。 |
ADAX98 | {dbid} V2/xxx COMMAND RECEIVED rsp-rr/ss FROM NUCID nnn |
説明: |
ニュークリアス間コミュニケーションのために使われた内部コマンドでメッセージング障害が発生しました。示されたピアニュークリアスから示されたレスポンスコード/サブコードを取得しました。 |
ADAX99 | {dbid} UNCORRECTABLE INTRACLUSTER COMMUNICATION FAILURE |
説明: |
このメッセージは、メッセージ ADAX9E または ADAX9H に続いて表示される場合があります。 クラスタ内コミュニケーション中のメッセージング障害が発生し、修正不能なコミュニケーション障害により、ニュークリアスを終了することが決定されました。 ニュークリアスはユーザーアベンドコード 79 で異常終了します。 |
対処: |
クラスタ内コミュニケーション障害の原因を調査します。調査は、前の ADAX9E メッセージで報告されたレスポンスコードとサブコードの調査から開始します。 障害にタイムアウトの一部(MXMSGWARN、MXMSG、MXCANCELWARN、または MXCANCEL パラメータなど)が関係していた場合は、すべてのクラスタニュークリアスが、クラスタ間ビジネス参加するために必要なリソースを取得するために十分高いプライオリティで実行されていることを確認してください。 Software AG 技術サポートに連絡する必要性があるか検討してください。 |
ADAX9A | {dbid} COULD NOT DETERMINE MESSAGE STATUS FOR V2/{xxx} COMMAND
RETURN CODE = {nn} |
説明: |
クラスタニュークリアスが内部的なクラスタ内コマンドのステータス(メッセージに含まれるもの)を設定しようとしたとき、エラーが発生しました。 内部リターンコードが表示されます。 このメッセージより前に発行されたメッセージに、エラーについての詳細が示されている場合があります。 ニュークリアスでは、エラーを無視して通常の処理を続行します。 指定されたクラスタ内コマンドへの応答のステータスが決定できなかったため、未解決の応答に関する警告は早期に発行されません(ADAX9B および ADAX9C メッセージ)。 |
対処: |
Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX9B | {dbid} CAUTION: WAITING FOR V2/{xxx} CMD BEING SENT TO {nucid} ({nn}) |
説明: |
クラスタニュークリアスにより、ピアニュークリアス(表示)に対するクラスタ内コマンド(表示)の XCF 送信要求が発行されましたが、コマンドは MXMSGWARN パラメータで設定された時間内に送信されていません。 数値 nn は同時に進行中のその他の内部的なクラスタ内コマンドを区別します。 直接的なシステム対処は実行されません。 ただし、コマンドが送信されないか、または MXMSG パラメータで設定された時間内にピアニュークリアスの応答がない場合は、ニュークリアスのいずれかが異常終了します。 |
対処: |
このメッセージは通知のみが目的のメッセージです。 エラーが後で発生した場合に、このメッセージが分析に役立つ場合があります。 |
ADAX9C | {dbid} CAUTION: NUCID {nucid} ({jobname}) ON SYSTEM {sysn} IS SLOW
TO RESPOND TO INTERNAL V2/{xxx} COMMAND ({nn}) |
説明: |
クラスタニュークリアスによって、クラスタ内のピアニュークリアス(表示)に内部的なクラスタ内コマンド(表示)が送信されました。 ピアニュークリアスは、MXMSGWARN パラメータで設定された時間内にコマンドに応答していません。 数値 nn は同時に進行中のその他の内部的なクラスタ内コマンドを区別します。 直接的なシステム対処は実行されません。 ただし、MXMSG パラメータで設定された時間内に応答しない場合、ピアニュークリアスはキャンセルされます。 |
対処: |
このメッセージは通知のみが目的のメッセージです。 指定されたピアニュークリアスがクラスタ間ビジネスに参加するために十分なリソース(CPU、ストレージ、プライオリティ)を取得していることを確認するには、供給された情報(NUCID、ジョブ名、システム名)を使用します。 |
ADAX9D | {dbid} CLEAR: RECEIVED RESPONSE TO V2/{xxx} FROM NUCID {nucid} ({nn}) |
説明: |
メッセージ(nucid)には、内部的なクラスタ内コマンド(xxx )への応答が遅延したピアニュークリアスが表示されていますが、このピアニュークリアスが応答しました。 このメッセージにより、先に発行された ADAX9B または ADAX9C メッセージ(一致する nn 番号で表示)の警告は撤回されます。 (この特定のクラスタ内コマンドに関しては)ピアニュークリアスがキャンセルされる危険はなくなりました。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX9E | {dbid} ERROR: V2/{xxx} {cmd} RECEIVED RSP {rsp/sub} FROM NUCID {nucid} |
説明: |
メッセージ(xxx)に表示され、クラスタ内コミュニケーションに使用された内部コマンドでメッセージ障害が発生しました。 メッセージには、レスポンスコード、サブコード、およびピアニュークリアスが含まれています。 このエラーに対するニュークリアスの反応は、内部コマンドのタイプおよび受け取ったレスポンスコードのタイプによって異なります。 ニュークリアスでは、エラーを発生させてピアニュークリアスをキャンセルするか、エラーが発生したピアニュークリアスが終了するのを待機するか、エラー状態を処理できないためニュークリアス自体が終了するか、またはコールチェーンにレスポンスコードを受け渡します。 |
対処: |
エラーを解決するには、レスポンスコードおよびサブコードの原因を調査してください。 エラーにタイムアウトの一部(MXMSGWARN または MXMSG パラメータ設定)が関係している場合は、すべてのクラスタニュークリアスが、クラスタ間ビジネス参加するために必要なリソースを取得するために十分高いプライオリティで実行されていることを確認してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX9F | {dbid} CANCELING PEER NUCLEUS {nucid} ({jobname}) ON SYSTEM {sysn} |
説明: |
このメッセージはメッセージ ADAX9E に続いて表示される場合があります。 ターゲットニュークリアスが時間内にコマンドに応答しないため、ニュークリアスから(メッセージにリストされた)ターゲットピアニュークリアスにクラスタ内コマンドが発行されたときに障害が発生しました。 この結果、送信ニュークリアスによってターゲットピアニュークリアスがキャンセルされます。 ニュークリアスでは、キャンセルされたピアニュークリアスが終了するのを待機し、オンラインリカバリ処理を実行します。 |
対処: |
クラスタ内コミュニケーション障害の原因を調査します。調査は、前の ADAX9E メッセージで報告されたレスポンスコードとサブコードの調査から開始します。 障害にタイムアウトの一部(MXMSGWARN または MXMSG パラメータ設定)が関係していた場合は、すべてのクラスタニュークリアスが、クラスタ間ビジネス参加するために必要なリソースを取得するために十分高いプライオリティで実行されていることを確認してください。 問題が持続する場合は Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX9G | {dbid} CAUTION: NUCID {nucid} ({jobname}) ON SYSTEM {sysn} WAS CANCELED;
{dbid} FAILURE NOTIFICATIONS STILL OUTSTANDING |
説明: |
ニュークリアス ID(nucid)、ジョブ名(jobname)、およびシステム名(sysn)によってメッセージ内で特定されたニュークリアスがキャンセルされましたが、このメッセージを出力しているニュークリアスでは、キャンセルされたニュークリアスが終了したことを確認するために ADAX60 で報告される障害通知を(MXCANCELWARN パラメータで設定された時間内に)受信しませんでした。 キャンセルされたニュークリアスがアクティブな間は、Adabas クラスタはこの障害から回復できません。 また、このメッセージは、指定されたニュークリアスがキャンセルされていないが、別の原因によって障害が発生したために終了が遅れている場合にも、表示されることがあります。 ピアニュークリアスが MXCANCEL パラメータで指定された時間内に終了しない場合は、ニュークリアスがこのニュークリアス自体を終了する許可を要求する(MXWTOR パラメータが設定されている場合)か、または要求なしで終了します(MXWTOR パラメータが未設定の場合)。 |
対処: |
表示された情報(ニュークリアス ID、ジョブ名、およびシステム名)を使用して、キャンセルされたピアニュークリアスが終了のために必要十分なリソース(CPU、ストレージ、プライオリティ)を取得していることを確認します。 |
ADAX9H | {dbid} ERROR: CANCELED NUCID {nucid} ({jobname}) ON SYSTEM {sysn} HAS
{dbid} NOT TERMINATED; UNABLE TO PERFORM CLUSTER RECOVERY |
説明: |
ニュークリアスがキャンセルされました。メッセージには、このニュークリアスのニュークリアス ID(nucid)、ジョブ名(jobname)、およびシステム名(sysn)が示されています。ただし、このメッセージを出力しているニュークリアスでは、キャンセルされたニュークリアスが終了したことを確認する障害通知が(MXCANCEL パラメータで設定された時間内に)受信されませんでした。 キャンセルされたニュークリアスがアクティブな間は、Adabas クラスタはこの障害から回復できません。 また、このメッセージは、指定されたニュークリアスがキャンセルされていないが、別の原因にによって障害が発生したために終了されていない場合にも、表示されることがあります。 このメッセージを出力しているニュークリアス自体が、メッセージ ADAX99 およびユーザーアベンド 79 で終了します。 |
対処: |
このメッセージに指定されているクラスタニュークリアスをチェックしてください。 キャンセル後に終了していない理由、またはこのメッセージを出力したニュークリアスによって該当する障害通知(ADAX60 メッセージで報告される)が受信されなかった理由を調査します。 応答しないピアニュークリアスをキャンセルすることに失敗した後、クラスタニュークリアスがクラスタニュークリアス自体を終了させる前に、許可を要求するようにするために、MXWTOR パラメータを使用することを検討してください。 すべてのクラスタニュークリアスが、クラスタ間ビジネス参加するために必要なリソースを取得するために十分高いプライオリティで実行されていることを確認してください。 問題が解決しない場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。 |
ADAX9J | {dbid} ERROR: CANCELED NUCID {nucid} ({jobname}) ON SYSTEM {sysn}
{dbid} HAS NOT ENDED YET. ENSURE THAT THIS NUCLEUS ENDS {dbid} TO ALLOW ADABAS CLUSTER RECOVERY. {dbid} WILL TERMINATE AT {hh:mm:ss} (AFTER {nnn} SECONDS). {dbid} REPLY 'W'AIT, 'T'ERMINATE, OR 'R'ESHOW MESSAGE |
||||||||
説明: |
このメッセージではオペレータレスポンスが要求されます。 ニュークリアス ID(nucid)、ジョブ名(jobname)、およびシステム名(sysn)によってメッセージ内で特定されたニュークリアスがキャンセルされましたが、このメッセージを出力しているニュークリアスでは、キャンセルされたニュークリアスが終了したことを確認するために ADAX60 で報告される障害通知を(MXCANCEL パラメータで設定された時間内に)受信しませんでした。 キャンセルされたニュークリアスがアクティブな間は、Adabas クラスタはこの障害から回復できません。 また、このメッセージは、指定されたニュークリアスがキャンセルされていないが、別の原因にによって障害が発生したために終了されていない場合にも、表示されることがあります。 ニュークリアスでは、キャンセルされたピアニュークリアスの障害通知またはオペレータからのレスポンスのいずれかを MXWTOR ADARUN パラメータで設定された時間、待機します。 ニュークリアスによってキャンセルされたピアニュークリアスの障害通知が受信されると、ADAX9J メッセージは撤回され、障害からの回復のためにオンラインリカバリ処理が起動されます。 |
||||||||
対処: |
メッセージに示されている他のクラスタニュークリアスのステータスをチェックしてください。 終了すると、この ADAX9J メッセージは撤回されます。 次のレスポンスの 1 つを使用して、このメッセージに応答します。
応答せずにキャンセルされたピアニュークリアスの障害通知が MXCANCEL 時間内に受信されない場合、ニュークリアス自体がメッセージ ADAX9H および ADAX99、ユーザーアベンド 79 で終了します。 |
ADAX9K | {dbid} CLEAR: RECEIVED FAILURE NOTIFICATIONS FROM NUCID {nucid} |
説明: |
キャンセルされてから終了までに時間がかかっていたピアニュークリアス(メッセージ(nucid)で特定されたピアニュークリアス)が終了しました。 このメッセージにより、未解決の障害通知に関して先に発行された ADAX9G または ADAX9J メッセージの警告が撤回されます。 (この特定の障害に関して)ニュークリアス自体が終了する危険性はなくなりました。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAX9L | {dbid} ALL OPERATOR QUERIES RETRACTED |
説明: |
オペレータによってキャンセルされたが終了していないピアニュークリアスのステータスチェックが ADAX9J メッセージによって要求されましたが、この後、ピアニュークリアスが終了しました。 このメッセージを出力しているニュークリアスによってすべての未解決 ADAX9J オペレータ要求が撤回されました。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |