バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ADAU* ユーティリティステータスメッセージ

これらのステータスメッセージは、全般的に現在のユーティリティオペレーティングステータスについてのメッセージです。 多くの場合、メッセージは DSTAT オペレータコマンドへの応答となります。

注意:
このセクションの各メッセージは、関連するデータベース ID で始まります。

Overview of Messages

ADAU01 | ADAU02 | ADAU08 | ADAU09 | ADAU10 | ADAU11 | ADAU12 | ADAU13 | ADAU14 | ADAU15 | ADAU16 | ADAU17 | ADAU18 | ADAU19 | ADAU20 | ADAU21 | ADAU22 | ADAU23 | ADAU24 | ADAU25 | ADAU26 | ADAU27 | ADAU28 | ADAU29 | ADAU30 | ADAU31 | ADAU32 | ADAU33 | ADAU35 | ADAU36 | ADAU37 | ADAU38 | ADAU39 | ADAU40 | ADAU41 | ADAU42 | ADAU43 | ADAU44 | ADAU45 | ADAU46 | ADAU47 | ADAU48 | ADAU49 | ADAU50 | ADAU51 | ADAU53 | ADAU54 | ADAU55 | ADAU56 | ADAU57 | ADAU60 | ADAU61 | ADAU62 | ADAU63 | ADAU64 | ADAU65 | ADAU66 | ADAU67 | ADAU68 | ADAU69 | ADAU70 | ADAU71 | ADAU72 | ADAU73 | ADAU74 | ADAU75 | ADAU7A | ADAU7C | ADAU7D | ADAU84 | ADAU86 | ADAU87 | ADAU88 | ADAU89 | ADAU92

ADAU01 version job-name name RC ret-code
説明:

VSE システムのみ:ADAUSER が CDLOAD または LOAD ADARUN を実行できません。 ADAUSER は次の情報を提供します。

version Adabas バージョン
job-name VSE ジョブ名
name SVC4 では LOAD、SVC65 では CDLO
ret-code CDLOAD または LOAD スーパーバイザコール(SVC)から返された LOAD リターンコード

ADAUSER は、JDUMP を使用してダンプを出力した後、終了します。このとき、ロード時の問題点を解消するために必要となる情報も出力します。


ADAU02 version job-name pgm INCORRECT RMODE
説明:

ADAUSER は RMODE エラーを検出しました。 ADAUSER は次の情報を提供します。

version Adabas バージョン
job-name VSE ジョブの名前
pgm 誤った RMODE を伴ったプログラムの名前
対処:

RMODE=24 でプログラムを再リンクします。


ADAU08 OPERATOR TYPE-IN : command
説明:

このメッセージは、オペレータコマンド command の入力に対する応答です。


ADAU09 INVALID REQUEST -- ONLY DSTAT ALLOWED
説明:

このメッセージは、ユーティリティオペレータコマンド DSTAT 以外のコマンドに対する応答です。この時点では DSTAT だけが有効です。

対処:

オペレータコマンド DSTAT を入力します。


ADAU10 count BLOCKS OF total SAVED
説明:

このメッセージは、ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 count はすでに処理したブロックの数、total は保存する必要があるブロックの総数です。


ADAU11 count BLOCKS OUT OF total RESTORED
説明:

このメッセージは、ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 count はすでにリストアしたブロックの数、total はリストアする必要があるブロックの総数です。


ADAU12 RESTORING PROTECTION LOG TAPE
説明:

このメッセージは、ADASAV ユーティリティのオペレータコマンド DSTAT に対する応答です。これは RESTONL 機能の第 2 パスの開始を示します。 ファイルまたはデータベースはリストアされ、ADASAV がプロテクションログを現在処理中です。


ADAU13 VOLSER FOR dd-name = volser
説明:

このメッセージは、新規テープからの読み込みまたは新規テープへの書き込みを行う際に表示されます。


ADAU14 ADASAV - RUN WITH SAVE TAPE session-id
説明:

このメッセージは、セーブオペレーションによって作成されたセーブテープに割り当てられたセッション番号を示します。


ADAU15 FILE file { ADDED TO | REMOVED FROM } FILELIST (reason)
説明:

指定されたファイルはファイルリストに追加またはファイルリストから削除されました。理由は次のとおりです。

  • ファイル追加の理由:ファイルがカップリングまたは拡張されました。

  • ファイル削除の理由:

    • ファイルがロードされていない

    • 拡張ファイルまたはカップリングされたファイルに矛盾がある

    • ファイルが矛盾した状態にある

    • "修正済み(modified)" フラグがない

ファイルをファイルリストに追加した場合はセーブされますが、ファイルリストから削除された場合は何もセーブされません。

対処:

対処は必要ありません。 このメッセージは、通知のみが目的のメッセージです。 ファイルリストから削除されたファイルをリストアするには、該当する直前の SAVE データセットを使用しなければなりません。


ADAU16 NO FILE HAS BEEN MODIFIED SINCE LAST SAVE; NO OUTPUT DATASET WAS CREATED
説明:

変更がなかったので、出力データセットは作成されません。

対処:

以前の SAVE テープを使って、ファイルをリストアする必要があります。 削除されたファイルをリストアするには、該当するセーブデータセットを使用する必要があります。


ADAU17 MERGING DELTA SAVE TAPES
説明:

このメッセージは、ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 ADASAV は現在マージによってデルタセーブデータセットを作成中です。


ADAU18 count BLOCKS OUT OF total MERGED
説明:

このメッセージは ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 現在 ADASAV はマージによってフルセーブデータセットを作成しています。 count はすでに書き込まれたブロックの数を示します。 total は書き込まれるブロックの総数を示します。


ADAU19 DURING RESTORE DELTA PHASE
説明:

このメッセージは ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 現在 ADASAV はデルタリストアオペレーションの第 2 フェーズを行っています。 フルセーブデータセットはすでにリストアされています。


ADAU20 ADADBS OPERCOM command
説明:

ADADBS OPERCOM ユーティリティが、指定されたオペレータコマンド command を発行しました。

対処:

対処は必要ありません。 このメッセージは、ADADBS OPERCOM 処理の結果発生するファイルアクセスの変更などを知らせるものです。


ADAU21 SORTING/LOADING DESCRIPTOR descriptor
説明:

このメッセージは、ADALOD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADALOD が指定ディスクリプタのインバーテッドリストをソートし、ロード中であることを示します。


ADAU22 LOADING DATA STORAGE. RECNO=count
説明:

このメッセージは、ADALOD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADALOD がレコードをデータストレージにロード中であることを示します。 指定の数は、現在までにロードされたレコード数です。


ADAU23 SORTING ADAM RECORDS. RECNO=count
説明:

このメッセージは、ADALOD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADALOD がレコードを ADAM キー順にデータストレージ(DS)レコードをソート中であることを示します。 指定の数は、現在までにソートされたレコード数です。


ADAU24 COMPUTING INDEX SPACE FOR descriptor
説明:

このメッセージは、ADALOD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADALOD が descriptor のインデックススペースを計算中であることを示します。


ADAU25 UNLOADING DATASTORAGE, FILE=file-number, RECNO=record-count
説明:

このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのデータストレージを DD/FILEA にアンロード中であることを示します。 record-count で示されたレコード数が現在までにアンロードされました。


ADAU26 UNLOADING INDEX, FILE=file-number
説明:

このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのインバーテッドリストを file-number で示されたファイルの DD/FILEA にアンロード中であることを示します。


ADAU27 UNLOADING DSST, FILE = file-number
説明:

このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのデータストレージスペーステーブル(DSST)を DD/FILEA にアンロード中であることを示します。


ADAU28 UNLOADING AC, FILE=file-number
説明:

このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのアドレスコンバータ(AC)を DD/FILEA にアンロード中であることを示します。


ADAU29 LOADING DATASTORAGE, FILE=file-number, RECNO=record-count
説明:

このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのデータストレージを DD/FILEA からロード中であることを示します。 現在までに record-count で示された数のレコードがロードされました。


ADAU30 LOADING INDEX, FILE=file-number
説明:

このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのインバーテッドリストを DD/FILEA からロード中であることを示します。


ADAU31 LOADING DSST, FILE = file-number
説明:

このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのデータストレージスペーステーブル(DSST)を DD/FILEA からロード中であることを示します。


ADAU32 LOADING AC, FILE=file-number
説明:

このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD がアドレスコンバータ(AC)を DD/FILEA からロード中であることを示します。


ADAU33 CLIENT OPTION IN EFFECT FOR FILE file-number
説明:

ADAULD ユーティリティは、ロード中のファイルの CLIENT オプションが有効かどうかを通知するために、このメッセージを表示します。


ADAU35 USERISN-OPTION IN EFFECT FOR FILE file-number
説明:

ADAULD ユーティリティがこのメッセージを表示する場合は、ロード対象のファイルに有効な USERISN オプションが指定されていることを示します。


ADAU36 MISSING SECOND OUTPUT DATASET
説明:

ユーザー出口 9 は DDOUT2 にレコードを書き込もうとしましたが DDOUT2 が定義されていないことを示すメッセージを返しました。 全レコードは DDOUT1 に書かれます。

対処:

ユーザー出口 9 の制御下でレコードを 2 つの出力データセットにアンロードする場合、DDOUT2 を指定してジョブを再実行します。


ADAU37 BLOCKS block-a - block-n COULD NOT BE FORMATTED
説明:

フォーマットされるブロック数は、最低でも 1 トラック当たりのブロック数でなければなりません。

フォーマットされるブロック数が 1 トラック当たりのブロック数を超える場合、block-n はトラックの最後のブロックでなければなりません。

ブロック block-n がトラックの最後のブロックでないか、または ADAFRM SIZE パラメータがトラック当たりのブロック数より小さくなっています。 トラックの一部分はフォーマットされませんでした。

対処:

残りのトラックのブロックをフォーマットするには、そのトラック全体に相当するブロック範囲を指定します。


ADAU38 FILE NOT LINKED INTO FILE CHAIN
説明:

ファイルはロードされましたが、いくつかの理由により拡張ファイルチェーンにリンクできませんでした。 考えられる理由は次のとおりです。

  • チェーン内の他のファイルがロックされている

  • ロードオペレーション中にチェーンが変更された

対処:

原因を究明後、Adabas Online System(AOS)を使用して、このファイルを拡張ファイルチェーンにリンクします。


ADAU39 NO CHECKPOINT WRITTEN
説明:

ニュークリアスは読み取り専用です。 チェックポイントは書き込まれません。


ADAU40 POINT OF NO RETURN REACHED
説明:

ADAORD ユーティリティの第 2 パスを開始したことを示します。 この時点以降に異常終了となった場合は、使用前にファイル、またはデータベースをリストアしなければなりません。


ADAU41 ADAORD INVOKED FROM JOB job-name
説明:

ADAORD が指定ジョブで開始されました。 このメッセージは ADAU40 の次に表示されます。


ADAU42 ADAVAL FILE=file-number, DESCRIPTOR=descriptor
説明:

このメッセージは、ADAVAL オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAVAL が file-number で示されるファイルの descriptor で示されるディスクリプタ整合性チェック中であることを示します。


ADAU43 MORE RECORDS ON ADALOD INPUT THAN REQUESTED BY NUMREC
説明:

ADALOD NUMREC パラメータは、ロードされるレコードの件数を制限します。 この場合、要求された件数よりも入力データセットのレコードが多かったことを示します。

対処:

対処は必要ありません。 処理は正常に継続しますが、レスポンスコード 4 がオペレーティングシステムに返されます。


ADAU44 MORE RECORDS ON ADALOD INPUT THAN ISNS AVAILABLE
説明:

アドレスコンバータ(AC)内の有効な全 ISN はすでに入力ファイルのレコードに割り当てられましたが、NOACEXTENSION がアクティブなために新規 ISN を割り当てることができません。

対処:

処理は正常に継続しますが、レスポンスコード 4 がオペレーティングシステムに返されます。 ファイルが拡張ファイルの一部である場合、残りのレコードは拡張ファイルの別の部分にロードすることができます。


ADAU45 ABEND DURING CHAIN PROCESSING
説明:

警告:ADALOD が拡張ファイルのチェーン情報を更新している間に異常終了(ABEND)が発生しました。 情報が不整合である可能性があります。ファイルの処理を続行しても正しい結果は得られません。

対処:

拡張ファイルレポートを作成するために ADAREP を実行し、拡張ファイルリンケージをチェックします。 問題が解決するまで、以降の処理は行わないでください。


ADAU46 ABEND DURING FILE PROCESSING
説明:

ADALOD でファイル処理中にエラーが発生しました。 ファイルの現在のステータスはロード中になり、アクセスできなくなります。

対処:

エラーの原因を修正し、次のいずれかの処理を行います。

  • ADALOD ジョブを再スタートします。

  • 該当ファイルを削除して ADALOD ジョブを再実行します。

  • SAVE ファイルコピーをリストアして、ADALOD ジョブを再実行します。


ADAU47 ABEND DURING FINISHING PROCESSING
説明:

ファイル処理は完了しましたが、次の処理中に問題が発生しました。

  • リカバリログ情報の書き込み中

  • チェックポイント書き込み中

対処:

必要であれば、RESTORE/REGENERATE の完了時に ADALOD ジョブをやり直せることを確認してください。


ADAU48 LOADING RECORDS WITH USERISN-OPTION SUPPRESSED
説明:

ADACMP または ADAULD によってファイルが作成されたときに、USERISN オプションが有効でした。 USERISN オプションは USERISN=NO が指定されていたため、無効になっています。 全 ISN は ADALOD が割り当てます。


ADAU49 LOADING RECORDS WITH USERISN-OPTION IN EFFECT
説明:

ファイルは有効な USERISN オプションが指定された状態でロードされます。 全 ISN は入力ファイルから取得されます。


ADAU50 function INPUT VOLUME = volume, PLOGNUM = session-number
FROMBLK = block-number-a, FROMTIME = date time
TOBLK = block-number-b, TOTIME = date time
説明:

このメッセージは、ADARES オペレータコマンド DSTAT に対する応答であり、内容は次のとおりです。

function REGENERATE または BACKOUT です。
volume 現入力ボリュームです。
session-number 現在処理中のプロテクションログ番号です。
block-number-a block-number-b 入力ボリュームは block-number-a から block-number-b まで処理されました。
FROMTIME TOTIME 対応するブロックのタイムスタンプから引き出される日付および時刻です。

ADAU51 REPAIR count BLOCKS / record-count RECORDS PROCESSED
説明:

このメッセージは、ADARES オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 メッセージが表示されたとき、REPAIR 機能は、プロテクションログ入力データセットのうち、count で示されるブロック数と record-count で示されるレコード数だけ処理しました。


ADAU53 function COPY count BLOCKS COPIED FROM log-dataset TO DDSIAUS1/2 CURRENT BLOCK = block-number , TIME = date / time
説明:

このメッセージは、ADARES オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 function は PLCOPY または CLCOPY のいずれかです。 count で示されるブロック数だけ DDPLOGR1/2 または DDCLOGR1/2 から出力データセットにコピーされました。


ADAU54 COPY count BLOCKS COPIED FROM DDSIIN TO DDSIAUS1/2
説明:

このメッセージは ADARES オペレーション中のオペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 count は COPY 機能でコピーされたブロック数です。


ADAU55 LOADING RECORDS WITH CLIENT OPTION IN EFFECT
説明:

ロードするファイルはマルチクライアントファイルとして定義されます。


ADAU56 LOADING RECORDS WITH CLIENT OPTION SUPPRESSED
説明:

ロードするファイルはマルチクライアントファイルですが、通常のファイルとして、つまり、非マルチクライアントファイルとして定義されます。


ADAU57 LWP HIGH-WATER MARK: {xxxx} OUT OF {yyyyy} BYTES ({zz}%)
説明:

このメッセージの内容は、LWP ワークプールの使用率です。 この情報は、インストール時の LWP パラメータ調整の参考にすることができます。


ADAU60 utility PASSWORD EXISTS AND HAS BEEN OVERWRITTEN
説明:

ADASCR INSERT 機能に対して指定されたパスワードは、すでに存在しています。 関連情報(ファイル番号、アクセスレベル、および更新レベル)が上書きされました。


ADAU61 PARAMETER TEST SUCCESSFUL
説明:

TEST パラメータの指定によって要求されたユーティリティパラメータテストは、正常に完了しました。


ADAU62 UNABLE TO WRITE CHECKPOINTS -
THE NUCLEUS IS NOT ACTIVE OR CANNOT BE REACHED, AND THE ASSOCIATOR JCL HAS NOT BEEN SPECIFIED
説明:

Adabas ニュークリアスが使用可能でなかったか、アソシエータのジョブ制御が指定されていなかったため、MERGE 機能のチェックポイントを書き込むことができませんでした。

ありません。 MERGE 処理を続行します。

対処:

チェックポイントが必要な場合、ニュークリアスを開始するか、MERGE 機能のアソシエータジョブ制御を指定します。


ADAU63 STARTING POINT FOR ADARES REGENERATE: FROMPLOG >= log-number (NEXT NUCLEUS SESSION)
説明:

このメッセージは、ADASAV RESTORE 実行の終わりに ADASAV ジョブプロトコル上に表示されます。 後続の ADARES REGENERATE ジョブの入力として使用すべきプロテクションログを示します。

log-number はプロテクションログ番号を示します。 同セッションがデータベースセーブ操作であった場合は、セーブ操作の次のニュークリアスセッションのセッション番号を使用しなければなりません。

対処:

ADASAV RESTORE の実行後に ADARES REGENERATE 操作を引き続き行う場合は、指示されたニュークリアスセッション番号を持ったプロテクションログを REGENERATE 機能に入力します。


ADAU64 STARTING POINT FOR ADARES REGENERATE:
FROMPLOG >= log-n, FROMCP= chk-pnt, FROMBLK= blk-num [,NUCID=nucid]
説明:

このメッセージは、ADASAV RESTORE 実行の終わりに ADASAV ジョブプロトコル上に表示されます。 後続の ADARES REGENERATE ジョブに入力するプロテクションログ(log-n)、および REGENERATE 機能を開始すべきチェックポイント(chk-pnt)を示します。 blknum は、チェックポイントの(マージ前の)プロテクションログブロック番号を示します。 nucid は、チェックポイントが最初に(PLOG マージ前に)存在していた特定のクラスタニュークリアスを示します。

対処:

ADASAV RESTORE の実行後に ADARES REGENERATE 操作を行う場合は、表示されたニュークリアスセッション番号を持ったプロテクションログを REGENERATE 機能の入力値として使用し、chkpnt チェックポイントおよび blknum をパラメータとして指定します。


ADAU65 LOADING RECORDS FROM VERSION v UNLOAD TAPE
説明:

入力値として指定されたアンロードデータセットは、Adabas バージョン v によって作成されています。


ADAU66 RESTORING FILE(S) FROM VERSION v SAVE TAPE
説明:

入力値として指定された保存データセットは、Adabas バージョン v によって作成されています。


ADAU67 UNLOADING FILE=file-number, RECNO=rec-count
説明:

ADAULD オペレータコマンド DSTAT に対する応答で、ADAULD は現在ファイル file-number をアンロードしています。 この時点で、rec-count レコードがアンロードされました。


ADAU68 INDEX OF FILE file-number IS {COMPRESSED | UNCOMPRESSED}
説明:

ユーティリティは、圧縮または圧縮解除されたインデックス(メッセージ内に表示)でファイルを処理しています。


ADAU69 DDWORKnn NOT RESET. DBID IS dbid1 EXPECTED DBID IS dbid2
説明:

空でない WORK データセットがもう 1 つのデータベースに属している ADASAV RESTOREDB ジョブに割り当てられました。

WORK データセットはリセットされません。


ADAU70 WAITING FOR PLOG/CLOG SWITCH
説明:

ADADBS ユーティリティが FEOFPL または FEOFCL のいずれかを発行しました。 空き PLOG または CLOG が存在しない場合、PLOG/CLOG が開放されることをニュークリアスが待機することがあります。

対処:

この情報メッセージに対処は必要ありません。


ADAU71 LOCKING RLOG DATASET FOR NUCLEUS GOT RSP=rc, SUBC=sc
説明:

ユーティリティの要求である、Adabas ニュークリアスの RLOG データセットのロックに失敗しました。 ニュークリアスは、ユーティリティと同時に RLOG データセットへのアクセスを試みると、待機状態が長くなる可能性があります。


ADAU72 UNLOCKING RLOG DATASET FOR NUCLEUS GOT RSP=rc, SUBC=sc
説明:

ユーティリティの要求である、Adabas ニュークリアスの RLOG データセットのロック解除に失敗しました。 ADADBS または Adabas Online System 機能は、RLOG データセットに記録される場合、標準的な待機状態になる可能性があります。


ADAU73 RECOVERY AID DEACTIVATED- RE-PREPARE THE RECOVERY LOG DATASETS. PROCESSING CONTINUES.
説明:

データベースのリストアに対して、RLOG データセットアクセスの初期化に失敗しました(ユーティリティエラー 058)。 ADASAV は Recovery Aid を非アクティブにし、リストアを続行します。 ADASAV はリターンコード 4 で終了します。

対処:

ADARAI PREPARE 機能を再度実行して、Recovery Aid を再びアクティブにしてください。


ADAU74 THIS FUNCTION EXECUTION WILL NOT BE LOGGED IN THE RECOVERY LOG. PROCESSING CONTINUES.
説明:

データベースまたはファイルを変更しないユーティリティ機能に対して、RLOG データセットアクセスの初期化に失敗しました(ユーティリティエラー 058)。 ユーティリティは、リカバリログに実行記録を残さずに、リターンコード4 で終了します。

対処:

ユーティリティエラー 058 が発生した原因を判断し、 エラーを修正してください。


ADAU75 PLOGR n FOR NUCID= nucid IS NOT EMPTY, DSNAME= plog-name
説明:

Parallel Participant Table(PPT)構造を使用する Adabas のバージョンから Adabas の上位バージョンへの変換時、指定の下位バージョンニュークリアス(非クラスタニュークリアスに対する NUCID=0)に、指定のプロテクションログ(PLOG)がコピーまたはマージされませんでした。 変換は失敗します。

対処:

必要な場合は、ADACNV CONVERT IGNPPT パラメータを使用して、このチェックを回避することができます。


ADAU7A ECS ERROR error-number IN FUNCTION ecs-function
説明:

ECS とは Entire Conversion Services の略で、Adabas ユニバーサルエンコーディングサポート(UES)システムのサブシステムです。 このメッセージは、サブシステムの機能が失敗した後に書き込まれます。 次の ECS 機能がエラーを返す可能性があります。

ECS LOAD ECS のロードエラー。 ECS ロードモジュールが Adabas ロードライブラリに存在することを確認してください。
COX LOAD ADACOX のロードエラー。 データベースが UES 対応の場合は、ADACOX がロードされます。 ADACOX は特殊な変換のための Adabas 変換出口です。
APS INIT APS(POSIX Services)初期化中にエラーが発生しました。 APS ライブラリがロードライブラリ連結内に存在し、APS パラメータが SYSPARM に指定されていることを確認してください。
SLIBLOAD SAGECS、SAGOVO、または SAGSMP2 のロードエラー。 Software AG ベーステクノロジライブラリにあるこれらのモジュールが、ロードライブラリ連結内で検出できることを確認してください。
DDECSOJ ECS 標準変換オブジェクトを読み込んでいるとき、初期化中にエラーが発生しました。 実行可能でないバイナリ ECS 変換オブジェクトライブラリが JCL の DDECSOJ DD ステートメントに指定されていることを確認してください。
GETHANDLE nnnn ECS エンコードディスクリプタオブジェクト EDDnnnn の読み込みでエラーが発生しました。 実行可能でないバイナリ ECS 変換オブジェクトライブラリが JCL の DDECSOJ DD ステートメントに指定されていることを確認してください。 EDDnnnn がライブラリに含まれていることを確認してください。 含まれていない場合は、無効な番号が指定されたか、オブジェクトが見つからないため追加する必要があります。
GETHANDLE mmmm/nnnn GETHANDLE nnnn の説明を参照してください。 この場合は、ECS プレーンテーブルオブジェクト(PTO)に、xxx または yyy が、それぞれ 10 進数の mmmm または nnnn の 16 進値である Txxx2yyy がありません。 変換の組み合わせによっては、Software AG サポートに追加の PTO を依頼する必要がある場合もあります。
対処:

問題を解決し、再試行してください。


ADAU7C ENTIRE CONVERSION SERVICES v.r.s INITIALIZED
説明:

指定されたバージョン/改訂/システムメンテナンスレベルの Entire Conversion Services が初期化されました。


ADAU7D COLLATION EXIT exit-number INITIALIZED
説明:

照合ディスクリプタフィールドをサポートする、指定された照合ディスクリプタ出口が初期化されました。


ADAU84 {message-text}
説明:

このメッセージは、ユーティリティの処理中に発行されます。 次の表に示すように、実際のメッセージテキストは、ユーティリティに応じて異なります。

メッセージテキスト ユーティリティ 説明
CHECKING ADABAS SYSTEM FILE WITH NOOPEN IN EFFECT ADAACK または ADAICK Adabas ユーティリティに NOOPEN が指定されていません。 したがって、ADAACK または ADAICK は OP コマンドを発行して、ファイルをチェックします。 チェック対象がチェックポイントファイルまたはセキュリティファイルの場合は、OP コマンドによって問題が発生する可能性があるため、OP コマンドは発行されず、このメッセージが表示されます。
RETAINED FIELD DEFINITION TABLE CLEARED FOR NOT LOADED FILE number ADACNV データベースをバージョン 8 に変換しているときに、ADACNV は、データベースにロードされていないファイルの FDT ブロック内に FDT が存在していることを検出しました。 この FDT は削除されました。

Adabas ユーティリティに NOOPEN が指定されていません。 したがって、ADAACK または ADAICK は OP コマンドを発行して、ファイルをチェックします。 チェック対象がチェックポイントファイルまたはセキュリティファイルの場合は、OP コマンドによって問題が発生する可能性があるため、OP コマンドは発行されず、このメッセージが表示されます。

対処:

この情報メッセージに対処は必要ありません。


ADAU86 POSSIBLE LOB INCONSISTENCY ENCOUNTERED PROCESSING FILE {fnr}
OUT-OF-SYNC FLAG IS SET
BASE FILE={base-fnr}, LOB FILE={lob-fnr}
説明:

メッセージに表示された、LOB ファイルグループの一部であるファイル(fnr)の処理中に、そのグループ内の 1 つのファイルが他のファイルと同期していないことが検出されました。 メッセージには基本ファイル番号(base-fnr)および LOB ファイル番号(lob-fnr)も表示されます。 この状態が検出されると、ユーティリティはリターンコード 4 または 8 で終了します。

この問題は、ユーティリティ操作の順序が論理的に適正でなかったために発生した可能性があります。ファイルのいずれかまたは両方をデータベースからいったんエクスポートしてから再度インポートした際に、エクスポート前の状態に戻していないと、この問題が発生します。 つまり、いずれかのファイルの中に、同期対象の他のファイルには含まれていない LB フィールドの更新内容が含まれている可能性があります。

対処:

関係するファイルに対するユーティリティ操作の順序を調べて、ファイルが同期されなかった原因を確認してください。 ファイルが同期状態に戻るように操作します。 必要に応じて、次の機能を実行すると、2 つのファイルを同期しているものとして扱うことができます。

ADADBS MODFCB FILE=base-fnr,LOBFILE=lob-fnr

ADAU87 POSSIBLE LOB INCONSISTENCY ENCOUNTERED PROCESSING FILE {fnr}
UNABLE-TO-TRACK FLAG IS SET
BASE FILE={base-fnr}, LOB FILE={lob-fnr}
説明:

メッセージに表示された LOB ファイルグループの一部であるファイル(fnr)の処理中に、このファイルグループに対してユーティリティ操作が実行されたため、Adabas による LOB 更新ステータスの追跡が不可能にになったことがユーティリティによって検出されました。 メッセージには、基本ファイル番号(base-fnr)と LOB ファイル番号(lob-fnr)も表示されます。 この状態が検出されると、ユーティリティはリターンコード 4 で終了します。

LOB ファイルグループに属しているファイルの LOB 更新ステータス値は、基本ファイルまたは LOB ファイルをいったんデータベースからエクスポートした後にインポートすると、そのファイルの LOB 値に反映されます。 ほとんどのユーティリティ操作を行うと、ファイルの LOB 更新ステータスはそのまま維持されるか、定義済みの新しい値に変更されますが、このどちらにもならない操作もあります。 この場合には、メッセージに追跡不可能フラグが設定されます。このフラグは、ユーティリティ操作を行っても LOB ファイルグループが同期されるかどうかは保証されないことを表します。

対処:

LOB ファイルグループのファイルが同期しなくなるような、論理的に誤ったユーティリティ操作を行っていない場合には、次の機能を使用して、2 つのファイルが同期しているものとして扱うことができます。

ADADBS MODFCB FILE=base-fnr,LOBFILE=lob-fnr

ADAU88 POSSIBLE LOB INCONSISTENCY ENCOUNTERED PROCESSING FILE {fnr}
LOB-UPDATE-STATUS MISMATCH
BASE FILE={base-fnr}, UPDATE-STATUS={stat-val1}
LOB FILE={lob-fnr}, UPDATE-STATUS={stat-val2}
説明:

メッセージに表示された LOB ファイルグループの一部であるファイル(fnr)の処理中に、基本ファイルと LOB ファイルが同期していないことがユーティリティによって検出されました。 メッセージには、基本ファイル番号(base-fnr)と LOB ファイル番号(lob-fnr)、およびそれぞれの LOB 更新ステータス値(stat-val1 および stat-val2)も表示されます。 ユーティリティはリターンコード 4 または 8 で終了します。

LOB ファイルグループに属しているファイルの LOB 更新ステータス値は、基本ファイルまたは LOB ファイルをいったんデータベースからエクスポートした後にインポートすると、そのファイルの LOB 値に反映されます。 LOB ファイルグループの LOB を操作すると、両方のファイルの LOB 更新ステータス値が同時に変更されます。したがって、これらのファイルのいずれかまたは両方をエクスポートまたは再インポートする場合とは異なるステータス値になります。

ユーティリティ操作の順序が論理的に適切でないため、LOB の更新内容がそれぞれのファイルで異なっている場合には、状態が一致しなくなる可能性があります。

対処:

関係するファイルに対するユーティリティ操作の順序を調べて、ファイルが同期されなかった原因を確認してください。 ファイルが同期状態に戻るように操作します。 必要に応じて、次の機能を実行すると、2 つのファイルを同期しているものとして扱うことができます。

ADADBS MODFCB FILE=base-fnr,LOBFILE=lob-fnr

ADAU89 UNABLE TO ESTABLISH OR VALIDATE THE BASEFILE-LOB FILE LINKAGE BECAUSE ONE OF THE FILES WAS LOCKED OR NOT LOADED
説明:

BASEFILE パラメータまたは LOBFILE パラメータに指定したファイルがロックされているか、またはロードされていないため、基本ファイルと LOB ファイルのリンケージが不完全になっています。

ADALOD は、ロードされたファイルにのみファイルリンケージの一部を設定し、リターンコード 4 で終了します。

対処:

一方のファイルが存在しない場合は、ファイルをロードする際に、正しい BASEFILE パラメータまたは LOBFILE パラメータを指定してください。 この操作により、基本ファイルと LOB ファイル間のリンケージは完全になります。

一方のファイルがロックされている場合は、ファイルをロックしているユーティリティ機能が終了するまで待ちます。 次に、ADAREP を使用するなどの方法で、基本ファイルと LOB ファイル間のリンケージが完全になっているかどうかを確認します。 必要に応じて、次の機能を実行して、基本ファイルと LOB ファイル間のリンケージを再設定します。

ADADBS MODFCB FILE=base-fnr,LOBFILE=lob-fnr

ADAU92 utility STILL INITIALIZING
説明:

対応するユーティリティがまだ初期化フェーズにある場合、このメッセージはユーティリティ DSTAT オペレータコマンドに対する応答を示します。


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