これらのステータスメッセージは、全般的に現在のユーティリティオペレーティングステータスについてのメッセージです。 多くの場合、メッセージは DSTAT オペレータコマンドへの応答となります。
注意:
このセクションの各メッセージは、関連するデータベース ID で始まります。
ADAU01 | ADAU02 | ADAU08 | ADAU09 | ADAU10 | ADAU11 | ADAU12 | ADAU13 | ADAU14 | ADAU15 | ADAU16 | ADAU17 | ADAU18 | ADAU19 | ADAU20 | ADAU21 | ADAU22 | ADAU23 | ADAU24 | ADAU25 | ADAU26 | ADAU27 | ADAU28 | ADAU29 | ADAU30 | ADAU31 | ADAU32 | ADAU33 | ADAU35 | ADAU36 | ADAU37 | ADAU38 | ADAU39 | ADAU40 | ADAU41 | ADAU42 | ADAU43 | ADAU44 | ADAU45 | ADAU46 | ADAU47 | ADAU48 | ADAU49 | ADAU50 | ADAU51 | ADAU53 | ADAU54 | ADAU55 | ADAU56 | ADAU57 | ADAU60 | ADAU61 | ADAU62 | ADAU63 | ADAU64 | ADAU65 | ADAU66 | ADAU67 | ADAU68 | ADAU69 | ADAU70 | ADAU71 | ADAU72 | ADAU73 | ADAU74 | ADAU75 | ADAU7A | ADAU7C | ADAU7D | ADAU84 | ADAU86 | ADAU87 | ADAU88 | ADAU89 | ADAU92
ADAU01 | version job-name name RC ret-code | ||||||||
説明: |
VSE システムのみ:ADAUSER が CDLOAD または LOAD ADARUN を実行できません。 ADAUSER は次の情報を提供します。
ADAUSER は、JDUMP を使用してダンプを出力した後、終了します。このとき、ロード時の問題点を解消するために必要となる情報も出力します。 |
ADAU02 | version job-name pgm INCORRECT RMODE | ||||||
説明: |
ADAUSER は RMODE エラーを検出しました。 ADAUSER は次の情報を提供します。
|
||||||
対処: |
RMODE=24 でプログラムを再リンクします。 |
ADAU08 | OPERATOR TYPE-IN : command |
説明: |
このメッセージは、オペレータコマンド command の入力に対する応答です。 |
ADAU09 | INVALID REQUEST -- ONLY DSTAT ALLOWED |
説明: |
このメッセージは、ユーティリティオペレータコマンド DSTAT 以外のコマンドに対する応答です。この時点では DSTAT だけが有効です。 |
対処: |
オペレータコマンド DSTAT を入力します。 |
ADAU10 | count BLOCKS OF total SAVED |
説明: |
このメッセージは、ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 count はすでに処理したブロックの数、total は保存する必要があるブロックの総数です。 |
ADAU11 | count BLOCKS OUT OF total RESTORED |
説明: |
このメッセージは、ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 count はすでにリストアしたブロックの数、total はリストアする必要があるブロックの総数です。 |
ADAU12 | RESTORING PROTECTION LOG TAPE |
説明: |
このメッセージは、ADASAV ユーティリティのオペレータコマンド DSTAT に対する応答です。これは RESTONL 機能の第 2 パスの開始を示します。 ファイルまたはデータベースはリストアされ、ADASAV がプロテクションログを現在処理中です。 |
ADAU13 | VOLSER FOR dd-name = volser |
説明: |
このメッセージは、新規テープからの読み込みまたは新規テープへの書き込みを行う際に表示されます。 |
ADAU14 | ADASAV - RUN WITH SAVE TAPE session-id |
説明: |
このメッセージは、セーブオペレーションによって作成されたセーブテープに割り当てられたセッション番号を示します。 |
ADAU15 | FILE file { ADDED TO | REMOVED FROM } FILELIST (reason) |
説明: |
指定されたファイルはファイルリストに追加またはファイルリストから削除されました。理由は次のとおりです。
ファイルをファイルリストに追加した場合はセーブされますが、ファイルリストから削除された場合は何もセーブされません。 |
対処: |
対処は必要ありません。 このメッセージは、通知のみが目的のメッセージです。 ファイルリストから削除されたファイルをリストアするには、該当する直前の SAVE データセットを使用しなければなりません。 |
ADAU16 | NO FILE HAS BEEN MODIFIED SINCE LAST SAVE; NO OUTPUT DATASET WAS CREATED |
説明: |
変更がなかったので、出力データセットは作成されません。 |
対処: |
以前の SAVE テープを使って、ファイルをリストアする必要があります。 削除されたファイルをリストアするには、該当するセーブデータセットを使用する必要があります。 |
ADAU17 | MERGING DELTA SAVE TAPES |
説明: |
このメッセージは、ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 ADASAV は現在マージによってデルタセーブデータセットを作成中です。 |
ADAU18 | count BLOCKS OUT OF total MERGED |
説明: |
このメッセージは ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 現在 ADASAV はマージによってフルセーブデータセットを作成しています。 count はすでに書き込まれたブロックの数を示します。 total は書き込まれるブロックの総数を示します。 |
ADAU19 | DURING RESTORE DELTA PHASE |
説明: |
このメッセージは ADASAV オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 現在 ADASAV はデルタリストアオペレーションの第 2 フェーズを行っています。 フルセーブデータセットはすでにリストアされています。 |
ADAU20 | ADADBS OPERCOM command |
説明: |
ADADBS OPERCOM ユーティリティが、指定されたオペレータコマンド command を発行しました。 |
対処: |
対処は必要ありません。 このメッセージは、ADADBS OPERCOM 処理の結果発生するファイルアクセスの変更などを知らせるものです。 |
ADAU21 | SORTING/LOADING DESCRIPTOR descriptor |
説明: |
このメッセージは、ADALOD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADALOD が指定ディスクリプタのインバーテッドリストをソートし、ロード中であることを示します。 |
ADAU22 | LOADING DATA STORAGE. RECNO=count |
説明: |
このメッセージは、ADALOD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADALOD がレコードをデータストレージにロード中であることを示します。 指定の数は、現在までにロードされたレコード数です。 |
ADAU23 | SORTING ADAM RECORDS. RECNO=count |
説明: |
このメッセージは、ADALOD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADALOD がレコードを ADAM キー順にデータストレージ(DS)レコードをソート中であることを示します。 指定の数は、現在までにソートされたレコード数です。 |
ADAU24 | COMPUTING INDEX SPACE FOR descriptor |
説明: |
このメッセージは、ADALOD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADALOD が descriptor のインデックススペースを計算中であることを示します。 |
ADAU25 | UNLOADING DATASTORAGE, FILE=file-number, RECNO=record-count |
説明: |
このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのデータストレージを DD/FILEA にアンロード中であることを示します。 record-count で示されたレコード数が現在までにアンロードされました。 |
ADAU26 | UNLOADING INDEX, FILE=file-number |
説明: |
このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのインバーテッドリストを file-number で示されたファイルの DD/FILEA にアンロード中であることを示します。 |
ADAU27 | UNLOADING DSST, FILE = file-number |
説明: |
このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのデータストレージスペーステーブル(DSST)を DD/FILEA にアンロード中であることを示します。 |
ADAU28 | UNLOADING AC, FILE=file-number |
説明: |
このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのアドレスコンバータ(AC)を DD/FILEA にアンロード中であることを示します。 |
ADAU29 | LOADING DATASTORAGE, FILE=file-number, RECNO=record-count |
説明: |
このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのデータストレージを DD/FILEA からロード中であることを示します。 現在までに record-count で示された数のレコードがロードされました。 |
ADAU30 | LOADING INDEX, FILE=file-number |
説明: |
このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのインバーテッドリストを DD/FILEA からロード中であることを示します。 |
ADAU31 | LOADING DSST, FILE = file-number |
説明: |
このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD が指定ファイルのデータストレージスペーステーブル(DSST)を DD/FILEA からロード中であることを示します。 |
ADAU32 | LOADING AC, FILE=file-number |
説明: |
このメッセージは、ADAORD オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAORD がアドレスコンバータ(AC)を DD/FILEA からロード中であることを示します。 |
ADAU33 | CLIENT OPTION IN EFFECT FOR FILE file-number |
説明: |
ADAULD ユーティリティは、ロード中のファイルの CLIENT オプションが有効かどうかを通知するために、このメッセージを表示します。 |
ADAU35 | USERISN-OPTION IN EFFECT FOR FILE file-number |
説明: |
ADAULD ユーティリティがこのメッセージを表示する場合は、ロード対象のファイルに有効な USERISN オプションが指定されていることを示します。 |
ADAU36 | MISSING SECOND OUTPUT DATASET |
説明: |
ユーザー出口 9 は DDOUT2 にレコードを書き込もうとしましたが DDOUT2 が定義されていないことを示すメッセージを返しました。 全レコードは DDOUT1 に書かれます。 |
対処: |
ユーザー出口 9 の制御下でレコードを 2 つの出力データセットにアンロードする場合、DDOUT2 を指定してジョブを再実行します。 |
ADAU37 | BLOCKS block-a - block-n COULD NOT BE FORMATTED |
説明: |
フォーマットされるブロック数は、最低でも 1 トラック当たりのブロック数でなければなりません。 フォーマットされるブロック数が 1 トラック当たりのブロック数を超える場合、block-n はトラックの最後のブロックでなければなりません。 ブロック block-n がトラックの最後のブロックでないか、または ADAFRM SIZE パラメータがトラック当たりのブロック数より小さくなっています。 トラックの一部分はフォーマットされませんでした。 |
対処: |
残りのトラックのブロックをフォーマットするには、そのトラック全体に相当するブロック範囲を指定します。 |
ADAU38 | FILE NOT LINKED INTO FILE CHAIN |
説明: |
ファイルはロードされましたが、いくつかの理由により拡張ファイルチェーンにリンクできませんでした。 考えられる理由は次のとおりです。
|
対処: |
原因を究明後、Adabas Online System(AOS)を使用して、このファイルを拡張ファイルチェーンにリンクします。 |
ADAU39 | NO CHECKPOINT WRITTEN |
説明: |
ニュークリアスは読み取り専用です。 チェックポイントは書き込まれません。 |
ADAU40 | POINT OF NO RETURN REACHED |
説明: |
ADAORD ユーティリティの第 2 パスを開始したことを示します。 この時点以降に異常終了となった場合は、使用前にファイル、またはデータベースをリストアしなければなりません。 |
ADAU41 | ADAORD INVOKED FROM JOB job-name |
説明: |
ADAORD が指定ジョブで開始されました。 このメッセージは ADAU40 の次に表示されます。 |
ADAU42 | ADAVAL FILE=file-number, DESCRIPTOR=descriptor |
説明: |
このメッセージは、ADAVAL オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。ADAVAL が file-number で示されるファイルの descriptor で示されるディスクリプタ整合性チェック中であることを示します。 |
ADAU43 | MORE RECORDS ON ADALOD INPUT THAN REQUESTED BY NUMREC |
説明: |
ADALOD NUMREC パラメータは、ロードされるレコードの件数を制限します。 この場合、要求された件数よりも入力データセットのレコードが多かったことを示します。 |
対処: |
対処は必要ありません。 処理は正常に継続しますが、レスポンスコード 4 がオペレーティングシステムに返されます。 |
ADAU44 | MORE RECORDS ON ADALOD INPUT THAN ISNS AVAILABLE |
説明: |
アドレスコンバータ(AC)内の有効な全 ISN はすでに入力ファイルのレコードに割り当てられましたが、NOACEXTENSION がアクティブなために新規 ISN を割り当てることができません。 |
対処: |
処理は正常に継続しますが、レスポンスコード 4 がオペレーティングシステムに返されます。 ファイルが拡張ファイルの一部である場合、残りのレコードは拡張ファイルの別の部分にロードすることができます。 |
ADAU45 | ABEND DURING CHAIN PROCESSING |
説明: |
警告:ADALOD が拡張ファイルのチェーン情報を更新している間に異常終了(ABEND)が発生しました。 情報が不整合である可能性があります。ファイルの処理を続行しても正しい結果は得られません。 |
対処: |
拡張ファイルレポートを作成するために ADAREP を実行し、拡張ファイルリンケージをチェックします。 問題が解決するまで、以降の処理は行わないでください。 |
ADAU46 | ABEND DURING FILE PROCESSING |
説明: |
ADALOD でファイル処理中にエラーが発生しました。 ファイルの現在のステータスはロード中になり、アクセスできなくなります。 |
対処: |
エラーの原因を修正し、次のいずれかの処理を行います。
|
ADAU47 | ABEND DURING FINISHING PROCESSING |
説明: |
ファイル処理は完了しましたが、次の処理中に問題が発生しました。
|
対処: |
必要であれば、RESTORE/REGENERATE の完了時に ADALOD ジョブをやり直せることを確認してください。 |
ADAU48 | LOADING RECORDS WITH USERISN-OPTION SUPPRESSED |
説明: |
ADACMP または ADAULD によってファイルが作成されたときに、USERISN オプションが有効でした。 USERISN オプションは USERISN=NO が指定されていたため、無効になっています。 全 ISN は ADALOD が割り当てます。 |
ADAU49 | LOADING RECORDS WITH USERISN-OPTION IN EFFECT |
説明: |
ファイルは有効な USERISN オプションが指定された状態でロードされます。 全 ISN は入力ファイルから取得されます。 |
ADAU50 | function INPUT VOLUME = volume, PLOGNUM = session-number FROMBLK = block-number-a, FROMTIME = date time TOBLK = block-number-b, TOTIME = date time |
||||||||||
説明: |
このメッセージは、ADARES オペレータコマンド DSTAT に対する応答であり、内容は次のとおりです。
|
ADAU51 | REPAIR count BLOCKS / record-count RECORDS PROCESSED |
説明: |
このメッセージは、ADARES オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 メッセージが表示されたとき、REPAIR 機能は、プロテクションログ入力データセットのうち、count で示されるブロック数と record-count で示されるレコード数だけ処理しました。 |
ADAU53 | function COPY count BLOCKS COPIED FROM log-dataset TO DDSIAUS1/2 CURRENT BLOCK = block-number , TIME = date / time |
説明: |
このメッセージは、ADARES オペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 function は PLCOPY または CLCOPY のいずれかです。 count で示されるブロック数だけ DDPLOGR1/2 または DDCLOGR1/2 から出力データセットにコピーされました。 |
ADAU54 | COPY count BLOCKS COPIED FROM DDSIIN TO DDSIAUS1/2 |
説明: |
このメッセージは ADARES オペレーション中のオペレータコマンド DSTAT に対する応答です。 count は COPY 機能でコピーされたブロック数です。 |
ADAU55 | LOADING RECORDS WITH CLIENT OPTION IN EFFECT |
説明: |
ロードするファイルはマルチクライアントファイルとして定義されます。 |
ADAU56 | LOADING RECORDS WITH CLIENT OPTION SUPPRESSED |
説明: |
ロードするファイルはマルチクライアントファイルですが、通常のファイルとして、つまり、非マルチクライアントファイルとして定義されます。 |
ADAU57 | LWP HIGH-WATER MARK: {xxxx} OUT OF {yyyyy} BYTES ({zz}%) |
説明: |
このメッセージの内容は、LWP ワークプールの使用率です。 この情報は、インストール時の LWP パラメータ調整の参考にすることができます。 |
ADAU60 | utility PASSWORD EXISTS AND HAS BEEN OVERWRITTEN |
説明: |
ADASCR INSERT 機能に対して指定されたパスワードは、すでに存在しています。 関連情報(ファイル番号、アクセスレベル、および更新レベル)が上書きされました。 |
ADAU61 | PARAMETER TEST SUCCESSFUL |
説明: |
TEST パラメータの指定によって要求されたユーティリティパラメータテストは、正常に完了しました。 |
ADAU62 | UNABLE TO WRITE CHECKPOINTS - THE NUCLEUS IS NOT ACTIVE OR CANNOT BE REACHED, AND THE ASSOCIATOR JCL HAS NOT BEEN SPECIFIED |
説明: |
Adabas ニュークリアスが使用可能でなかったか、アソシエータのジョブ制御が指定されていなかったため、MERGE 機能のチェックポイントを書き込むことができませんでした。 ありません。 MERGE 処理を続行します。 |
対処: |
チェックポイントが必要な場合、ニュークリアスを開始するか、MERGE 機能のアソシエータジョブ制御を指定します。 |
ADAU63 | STARTING POINT FOR ADARES REGENERATE: FROMPLOG >= log-number (NEXT NUCLEUS SESSION) |
説明: |
このメッセージは、ADASAV RESTORE 実行の終わりに ADASAV ジョブプロトコル上に表示されます。 後続の ADARES REGENERATE ジョブの入力として使用すべきプロテクションログを示します。 log-number はプロテクションログ番号を示します。 同セッションがデータベースセーブ操作であった場合は、セーブ操作の次のニュークリアスセッションのセッション番号を使用しなければなりません。 |
対処: |
ADASAV RESTORE の実行後に ADARES REGENERATE 操作を引き続き行う場合は、指示されたニュークリアスセッション番号を持ったプロテクションログを REGENERATE 機能に入力します。 |
ADAU64 | STARTING POINT FOR ADARES REGENERATE: FROMPLOG >= log-n, FROMCP= chk-pnt, FROMBLK= blk-num [,NUCID=nucid] |
説明: |
このメッセージは、ADASAV RESTORE 実行の終わりに ADASAV ジョブプロトコル上に表示されます。 後続の ADARES REGENERATE ジョブに入力するプロテクションログ(log-n)、および REGENERATE 機能を開始すべきチェックポイント(chk-pnt)を示します。 blknum は、チェックポイントの(マージ前の)プロテクションログブロック番号を示します。 nucid は、チェックポイントが最初に(PLOG マージ前に)存在していた特定のクラスタニュークリアスを示します。 |
対処: |
ADASAV RESTORE の実行後に ADARES REGENERATE 操作を行う場合は、表示されたニュークリアスセッション番号を持ったプロテクションログを REGENERATE 機能の入力値として使用し、chkpnt チェックポイントおよび blknum をパラメータとして指定します。 |
ADAU65 | LOADING RECORDS FROM VERSION v UNLOAD TAPE |
説明: |
入力値として指定されたアンロードデータセットは、Adabas バージョン v によって作成されています。 |
ADAU66 | RESTORING FILE(S) FROM VERSION v SAVE TAPE |
説明: |
入力値として指定された保存データセットは、Adabas バージョン v によって作成されています。 |
ADAU67 | UNLOADING FILE=file-number, RECNO=rec-count |
説明: |
ADAULD オペレータコマンド DSTAT に対する応答で、ADAULD は現在ファイル file-number をアンロードしています。 この時点で、rec-count レコードがアンロードされました。 |
ADAU68 | INDEX OF FILE file-number IS {COMPRESSED | UNCOMPRESSED} |
説明: |
ユーティリティは、圧縮または圧縮解除されたインデックス(メッセージ内に表示)でファイルを処理しています。 |
ADAU69 | DDWORKnn NOT RESET. DBID IS dbid1 EXPECTED DBID IS dbid2 |
説明: |
空でない WORK データセットがもう 1 つのデータベースに属している ADASAV RESTOREDB ジョブに割り当てられました。 WORK データセットはリセットされません。 |
ADAU70 | WAITING FOR PLOG/CLOG SWITCH |
説明: |
ADADBS ユーティリティが FEOFPL または FEOFCL のいずれかを発行しました。 空き PLOG または CLOG が存在しない場合、PLOG/CLOG が開放されることをニュークリアスが待機することがあります。 |
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAU71 | LOCKING RLOG DATASET FOR NUCLEUS GOT RSP=rc, SUBC=sc |
説明: |
ユーティリティの要求である、Adabas ニュークリアスの RLOG データセットのロックに失敗しました。 ニュークリアスは、ユーティリティと同時に RLOG データセットへのアクセスを試みると、待機状態が長くなる可能性があります。 |
ADAU72 | UNLOCKING RLOG DATASET FOR NUCLEUS GOT RSP=rc, SUBC=sc |
説明: |
ユーティリティの要求である、Adabas ニュークリアスの RLOG データセットのロック解除に失敗しました。 ADADBS または Adabas Online System 機能は、RLOG データセットに記録される場合、標準的な待機状態になる可能性があります。 |
ADAU73 | RECOVERY AID DEACTIVATED- RE-PREPARE THE RECOVERY LOG DATASETS. PROCESSING CONTINUES. |
説明: |
データベースのリストアに対して、RLOG データセットアクセスの初期化に失敗しました(ユーティリティエラー 058)。 ADASAV は Recovery Aid を非アクティブにし、リストアを続行します。 ADASAV はリターンコード 4 で終了します。 |
対処: |
ADARAI PREPARE 機能を再度実行して、Recovery Aid を再びアクティブにしてください。 |
ADAU74 | THIS FUNCTION EXECUTION WILL NOT BE LOGGED IN THE RECOVERY LOG. PROCESSING CONTINUES. |
説明: |
データベースまたはファイルを変更しないユーティリティ機能に対して、RLOG データセットアクセスの初期化に失敗しました(ユーティリティエラー 058)。 ユーティリティは、リカバリログに実行記録を残さずに、リターンコード4 で終了します。 |
対処: |
ユーティリティエラー 058 が発生した原因を判断し、 エラーを修正してください。 |
ADAU75 | PLOGR n FOR NUCID= nucid IS NOT EMPTY, DSNAME= plog-name |
説明: |
Parallel Participant Table(PPT)構造を使用する Adabas のバージョンから Adabas の上位バージョンへの変換時、指定の下位バージョンニュークリアス(非クラスタニュークリアスに対する NUCID=0)に、指定のプロテクションログ(PLOG)がコピーまたはマージされませんでした。 変換は失敗します。 |
対処: |
必要な場合は、ADACNV CONVERT IGNPPT パラメータを使用して、このチェックを回避することができます。 |
ADAU7A | ECS ERROR error-number IN FUNCTION ecs-function | ||||||||||||||
説明: |
ECS とは Entire Conversion Services の略で、Adabas ユニバーサルエンコーディングサポート(UES)システムのサブシステムです。 このメッセージは、サブシステムの機能が失敗した後に書き込まれます。 次の ECS 機能がエラーを返す可能性があります。
|
||||||||||||||
対処: |
問題を解決し、再試行してください。 |
ADAU7C | ENTIRE CONVERSION SERVICES v.r.s INITIALIZED |
説明: |
指定されたバージョン/改訂/システムメンテナンスレベルの Entire Conversion Services が初期化されました。 |
ADAU7D | COLLATION EXIT exit-number INITIALIZED |
説明: |
照合ディスクリプタフィールドをサポートする、指定された照合ディスクリプタ出口が初期化されました。 |
ADAU84 | {message-text} | |||||||||
説明: |
このメッセージは、ユーティリティの処理中に発行されます。 次の表に示すように、実際のメッセージテキストは、ユーティリティに応じて異なります。
Adabas ユーティリティに NOOPEN が指定されていません。 したがって、ADAACK または ADAICK は OP コマンドを発行して、ファイルをチェックします。 チェック対象がチェックポイントファイルまたはセキュリティファイルの場合は、OP コマンドによって問題が発生する可能性があるため、OP コマンドは発行されず、このメッセージが表示されます。 |
|||||||||
対処: |
この情報メッセージに対処は必要ありません。 |
ADAU86 | POSSIBLE LOB INCONSISTENCY ENCOUNTERED PROCESSING FILE {fnr} OUT-OF-SYNC FLAG IS SET BASE FILE={base-fnr}, LOB FILE={lob-fnr} |
説明: |
メッセージに表示された、LOB ファイルグループの一部であるファイル(fnr)の処理中に、そのグループ内の 1 つのファイルが他のファイルと同期していないことが検出されました。 メッセージには基本ファイル番号(base-fnr)および LOB ファイル番号(lob-fnr)も表示されます。 この状態が検出されると、ユーティリティはリターンコード 4 または 8 で終了します。 この問題は、ユーティリティ操作の順序が論理的に適正でなかったために発生した可能性があります。ファイルのいずれかまたは両方をデータベースからいったんエクスポートしてから再度インポートした際に、エクスポート前の状態に戻していないと、この問題が発生します。 つまり、いずれかのファイルの中に、同期対象の他のファイルには含まれていない LB フィールドの更新内容が含まれている可能性があります。 |
対処: |
関係するファイルに対するユーティリティ操作の順序を調べて、ファイルが同期されなかった原因を確認してください。 ファイルが同期状態に戻るように操作します。 必要に応じて、次の機能を実行すると、2 つのファイルを同期しているものとして扱うことができます。 ADADBS MODFCB FILE=base-fnr,LOBFILE=lob-fnr |
ADAU87 | POSSIBLE LOB INCONSISTENCY ENCOUNTERED PROCESSING FILE {fnr} UNABLE-TO-TRACK FLAG IS SET BASE FILE={base-fnr}, LOB FILE={lob-fnr} |
説明: |
メッセージに表示された LOB ファイルグループの一部であるファイル(fnr)の処理中に、このファイルグループに対してユーティリティ操作が実行されたため、Adabas による LOB 更新ステータスの追跡が不可能にになったことがユーティリティによって検出されました。 メッセージには、基本ファイル番号(base-fnr)と LOB ファイル番号(lob-fnr)も表示されます。 この状態が検出されると、ユーティリティはリターンコード 4 で終了します。 LOB ファイルグループに属しているファイルの LOB 更新ステータス値は、基本ファイルまたは LOB ファイルをいったんデータベースからエクスポートした後にインポートすると、そのファイルの LOB 値に反映されます。 ほとんどのユーティリティ操作を行うと、ファイルの LOB 更新ステータスはそのまま維持されるか、定義済みの新しい値に変更されますが、このどちらにもならない操作もあります。 この場合には、メッセージに追跡不可能フラグが設定されます。このフラグは、ユーティリティ操作を行っても LOB ファイルグループが同期されるかどうかは保証されないことを表します。 |
対処: |
LOB ファイルグループのファイルが同期しなくなるような、論理的に誤ったユーティリティ操作を行っていない場合には、次の機能を使用して、2 つのファイルが同期しているものとして扱うことができます。 ADADBS MODFCB FILE=base-fnr,LOBFILE=lob-fnr |
ADAU88 | POSSIBLE LOB INCONSISTENCY ENCOUNTERED PROCESSING FILE {fnr} LOB-UPDATE-STATUS MISMATCH BASE FILE={base-fnr}, UPDATE-STATUS={stat-val1} LOB FILE={lob-fnr}, UPDATE-STATUS={stat-val2} |
説明: |
メッセージに表示された LOB ファイルグループの一部であるファイル(fnr)の処理中に、基本ファイルと LOB ファイルが同期していないことがユーティリティによって検出されました。 メッセージには、基本ファイル番号(base-fnr)と LOB ファイル番号(lob-fnr)、およびそれぞれの LOB 更新ステータス値(stat-val1 および stat-val2)も表示されます。 ユーティリティはリターンコード 4 または 8 で終了します。 LOB ファイルグループに属しているファイルの LOB 更新ステータス値は、基本ファイルまたは LOB ファイルをいったんデータベースからエクスポートした後にインポートすると、そのファイルの LOB 値に反映されます。 LOB ファイルグループの LOB を操作すると、両方のファイルの LOB 更新ステータス値が同時に変更されます。したがって、これらのファイルのいずれかまたは両方をエクスポートまたは再インポートする場合とは異なるステータス値になります。 ユーティリティ操作の順序が論理的に適切でないため、LOB の更新内容がそれぞれのファイルで異なっている場合には、状態が一致しなくなる可能性があります。 |
対処: |
関係するファイルに対するユーティリティ操作の順序を調べて、ファイルが同期されなかった原因を確認してください。 ファイルが同期状態に戻るように操作します。 必要に応じて、次の機能を実行すると、2 つのファイルを同期しているものとして扱うことができます。 ADADBS MODFCB FILE=base-fnr,LOBFILE=lob-fnr |
ADAU89 | UNABLE TO ESTABLISH OR VALIDATE THE BASEFILE-LOB FILE LINKAGE BECAUSE ONE OF THE FILES WAS LOCKED OR NOT LOADED |
説明: |
BASEFILE パラメータまたは LOBFILE パラメータに指定したファイルがロックされているか、またはロードされていないため、基本ファイルと LOB ファイルのリンケージが不完全になっています。 ADALOD は、ロードされたファイルにのみファイルリンケージの一部を設定し、リターンコード 4 で終了します。 |
対処: |
一方のファイルが存在しない場合は、ファイルをロードする際に、正しい BASEFILE パラメータまたは LOBFILE パラメータを指定してください。 この操作により、基本ファイルと LOB ファイル間のリンケージは完全になります。 一方のファイルがロックされている場合は、ファイルをロックしているユーティリティ機能が終了するまで待ちます。 次に、ADAREP を使用するなどの方法で、基本ファイルと LOB ファイル間のリンケージが完全になっているかどうかを確認します。 必要に応じて、次の機能を実行して、基本ファイルと LOB ファイル間のリンケージを再設定します。 ADADBS MODFCB FILE=base-fnr,LOBFILE=lob-fnr |
ADAU92 | utility STILL INITIALIZING |
説明: |
対応するユーティリティがまだ初期化フェーズにある場合、このメッセージはユーティリティ DSTAT オペレータコマンドに対する応答を示します。 |