バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ADAS*(Adabas SVC)システムメッセージ

Overview of Messages

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ADAS00 SIRMVS ( yy yy - mm - dd, SM=level, ZAP=zap-number)
説明:

ADASIR が実行されました。

yyyy-mm-dd ADASIR アセンブリ日付
level システムメンテナンス(SM)レベル
zap-number 適用されている最大 ZAP 番号

ADAS01 ADAB ENTER NUMBER OF ADABAS Vv ID TABLE ENTRIES (1-nn)
説明:

ADASIR が無効な ID テーブルエントリを検出しました。

対処:

10 進の ID テーブル値を入力します。 ADASIR オペレーションは続行します。


ADAS03 ADAB ADABAS Vv ID TABLE FOR SVC svc INITIALIZED
説明:

ADASIR が Adabas SVC をインストールし、必要なストレージを獲得することができました。


ADAS04 ADAB ADABAS Vv ID TABLE INITIALIZATION ERROR
説明:

ADASIR が次のエラーのうちの 1 つを検出しました。

  • IDT GETMAIN に失敗しました

  • 56 コールで、ADASVC から 0 以外のリターンコードが返されました

  • ADASIR が SSCTSUSE を設定しませんでした

  • オペレータが ADASIR を終了させました

  • ADASIR が非 VS1 環境を検出しました

対処:

ADASIR は終了し、獲得したリソースをすべて解放します。


ADAS05 ADAB ADABAS Vv ID TABLE PARAMETER(S) ERROR
説明:

ADASIR が無効な入力パラメータを検出しました。 このメッセージの後に、入力パラメータの再入力を促すメッセージが表示されることがあります。

対処:

正しいパラメータ(群)を入力し、ADASIR を再実行するか、または、「no」を入力して ADASIR オペレーションを終了させます。


ADAS06 ADAB ENTER ADABAS Vv ID TABLE SUBPOOL (228 OR 241) OR "NO" TO ABORT ID TABLE INITIALIZATION
説明:

このメッセージは、エラー ADAS05 の後に出力され、ADABAS Vv ID TABLE SUBPOOL の確認を促しています。v は Adabas のバージョンです。

対処:

228(subpool 228/固定 CSA)か 241(subpool 241/ページング可能 CSA)を入力します。または NO を入力し、ADASIR オペレーションを終了させます。


ADAS07 ADAB ENTER NUMBER OF ADABAS Vv ID TABLE ENTRIES OR "NO" TO ABORT ID TABLE INITIALIZATION
説明:

このメッセージは、エラー ADAS05 の後に表示され、IDT エントリ数の確認を促します。

対処:

IDT エントリカウントを表す値を 1~4 桁で入力するか、「no」を入力して ADASIR オペレーションを終了させます。


ADAS08 ADAB ENTER ADABAS Vv SVC NUMBER (200-255) OR "NO" TO ABORT ID TABLE INITIALIZATION
説明:

このメッセージはエラー ADAS05 の後に表示され、指定された Adabas SVC 番号の確認を促します。

対処:

200~255 の範囲で 3 桁の SVC 値を入力するか、「no」を入力して ADASIR オペレーションを終了させます。


ADAS09 ADAB ADABAS Vv SVC svc TABLE ENTRY AT svc-addr INVALID IS bad-entry bad-entry SHOULD BE good-entry good-entry
説明:

このメッセージおよび ADASnn で始まるメッセージは、ADASIR が無効な SVC テーブルエントリを検出したとき、または、ADAS14 メッセージに P(プロンプトオプション)が返されたときに表示されます。 メッセージ中の変数の意味は、次のとおりです。

v Adabas のバージョン
svc SVC 番号
svc-addr SVC テーブルエントリのアドレス
bad-entry エラーとなった現在の SVC テーブルエントリ
good-entry 必要な SVC テーブルエントリ値
対処:

このメッセージの後に ADAS10 メッセージが表示されます。この ADAS10 メッセージは、エラーのある SVC エントリを適切な値に変更するよう促すものです。


ADAS10 ADAB SHOULD SVC TABLE ENTRY BE CHANGED ('Y') OR SHOULD ADABAS ID TABLE INITIALIZATION BE ABORTED ('N')
説明:

このメッセージは、メッセージ ADAS09 の後に表示され、エラーのある SVC テーブルエントリを、ADASIR で指定された適切な値に変更することを促します。

対処:

「"Y"」(yes)を入力して SVC エントリを更新してください。 その他の値を入力すると、SVC エントリは変更されません。


ADAS11 ADAB ADABAS V{v} ID TABLE FOR SVC {svc} INITIALIZED WITH {cccc} ENTRIES IDT:{address} IDTExt:{address} FIIBS:{address} SVC:{address} VRS:{vrs} DATE:{date}
説明:

番号 svc の SVC がインストールされ、cccc エントリ分の ID テーブルストレージが正常に割り当てられました。 このメッセージには、SVC のアドレス、主要な CSA データ構造、SVC のリリースおよびアセンブリの日付も表示されています。

対処:

この情報メッセージに対処は必要ありません。


ADAS12 ADAB ADABAS Vv ID TABLE INITIALIZATION ERROR n
説明:

ADASIR がエラー n を検出しました。n は次のいずれかを示します。

1 ID テーブルの GETMAIN が失敗しました。
2 Adabas SVC が、ID テーブルの初期化を要求しましたが、ゼロ以外のリターンコードが返された原因として、 SYS1.PARMLIB の IEFSSNxx メンバ内のサブシステム名が、ADASVC+X'28' の内容と一致しなかったことが考えられます。
3 Adabas SVC が、ID テーブルの初期化を要求しましたが、SSCT 中に正しい値が設定されなかった原因として、 SVC 番号が無効であることが考えられます。
4 オペレータが初期化を終了させました。
5 オペレーティングシステムが z/OS ではありません。
6 Adabas SVC の RMODE が 24 ではありません。
7 SVC テーブルエントリが使用されていません。
8 RMODE、AMODE のいずれかが 24 ではありません。
9 要求された SVC が見つかりませんでした。 システムメッセージ IEA826I を確認してください。

Adabas SVC のテーブルエントリに、指定された Adabas バージョンに対する SVC のアドレスが含まれていません。 指定されたバージョンの ADASIR を使用して、以前のバージョンの SVC をインストールしようとしました。

10 SVCUPDTE マクロに失敗しました。
対処:

エラー状態を解消し、(必要であれば)再 IPL または ADASIP を再実行します。


ADAS13 ADAB LEAVE MESSAGE ADAS11 OR ADAS12 (N OR Y)
説明:

「Y」を入力すると、画面上に前の ADAS11 または ADAS12 のメッセージが引き続き表示されます。それ以外の場合、メッセージは消去されます。

対処:

「Y」を入力するとメッセージが引き続き表示され、それ以外の場合は消去されます。


ADAS14 ADAB PROMPT OPERATOR TO UPDATE SVC TABLE ENTRY N OR P
説明:

このメッセージは、オペレータに SVC テーブルエントリの更新を促すか(P)、促さないか(N)を確認するものです。

対処:

「P」を入力すると、オペレータは SVC テーブルエントリの入力を促されます。この場合、メッセージ ADAS09 および ADAS10 が表示されます。 「N」(促さない)を入力すると、ADASIR で SVC 値が選択されます。この場合、メッセージ ADAS15 が表示されます。


ADAS15 ADAB SVC svc TABLE ENTRY CHANGED WITHOUT PROMPTING OPERATOR
説明:

オペレータに確認せずに SVC "svc" が変更されました。


ADAS20 AT address, length BYTES action area-description
説明:

ADASIP が既存の Adabas SVC をリフレッシュするとき、古い SVC ロードモジュールとそれに関係する IDT 関連構造に関連付けされた共通ストレージエリア(CSA)が解放されます。 PLXCB が見つかると、同様に、そのコンポーネントは解放されます。 このメッセージは、ストレージを解放しようとするたびに表示されます。

address CSA エリアアドレス、16 進数
length CSA エリア長、16 進数
action 次のいずれかが該当します。
CSA RELEASED
RELEASE FAILED
area-description 次のいずれかが該当します。
REPLACED SVC
IDTH / IDT / IIBS
CLUSTER SEGMENT
PLXCB BASE
PLXCUSER SEGMENT
SMP SEGMENT
IDTEES
IDTHE
IDT Extension

ADAS21 REPLACED SVC CSA NOT RELEASED, nn PENDING RESOURCE MANAGERS
説明:

ADABAS SVC のコピーを再インストールし、CSA にインストールされた既存のインスタンスを ADASIP で置き換えるために、ADASIP が使用されます。 1 つ以上の z/OS Resource Manager ルーチンが保留になっている可能性があるため、ADASIP は、既存のインスタンスが使用している CSA ストレージを解放できません。

対処:

ADASIP は新しい SVC インスタンスをインストールし、既存のインスタンスが使用している CSA を解放しません。


ADAS30 nn SVC WORKAREAS RELEASED
説明:

終了時に、サーバーはユーザーコマンドを処理するために、SVC によってサーバーのアドレススペース内に確保されたワークエリアを解放します。 ワークエリアの数は、同時プロセスの最大数です。

対処:

このメッセージは情報の通知のみを目的としているため、対処は必要ありません。


ADAS31 SERVICE ABTERM RESOURCE MANAGER { ADDRSPC TERM | TASK TERM }
ADAS31 SERVICE ABTERM RESOURCE MANAGER RELEASED IDTE
説明:

サーバーのアドレススペースのアベンド後に、IDTE を解放するため、z/OS Resource Manager のリカバリルーチンが起動されました。

対処:

解放が正常に実行された場合は、再起動時に ADARUN FORCE=YES を指定する必要はありません。


ADAS32 S64 scope AFFINITY RESOURCE MANAGER event
ADAS32 S64 OBJECT AT address
ADAS32 S64 OBJECT USER TOKEN IS token
ADAS32 S64 scope AFFINITY RELEASED
ADAS32 S64 scope AFFINITY RELEASED return-code/reason-code
説明:

アベンドの発生後に、z/OS の 64 ビットアドレス可能の共有メモリオブジェクトに対するローカルアフィニティまたはシステムアフィニティを解放するため、z/OS Resource Manager のリカバリルーチンが起動されました。 z/OS IARV64 からゼロ以外のリターンコードが返されました。

対処:

処理に失敗した場合は、IBM 社のマニュアルを参照して、IARV64 のリターンコードと理由コードの説明を確認してください。 原因が不明の場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAS33 APF Authorization is required
説明:

APF 認可が必要な ADASVC 機能を使用しようとしました。

対処:

JOBLIB 連結または STEPLIB 連結内のすべてのロードライブラリに対して APF 認可を実行してください。


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