バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ADARES エラーおよび警告メッセージ

次のメッセージグループについて説明します。


Top of page

ADARES エラー(ERROR-121~ERROR-172)

Overview of Messages

ERROR-121 | ERROR-122 | ERROR-123 | ERROR-124 | ERROR-125 | ERROR-126 | ERROR-127 | ERROR-128 | ERROR-129 | ERROR-130 | ERROR-131 | ERROR-132 | ERROR-133 | ERROR-134 | ERROR-135 | ERROR-136 | ERROR-137 | ERROR-138 | ERROR-139 | ERROR-140 | ERROR-141 | ERROR-142 | ERROR-143 | ERROR-144 | ERROR-145 | ERROR-146 | ERROR-147 | ERROR-148 | ERROR-149 | ERROR-150 | ERROR-151 | ERROR-152 | ERROR-153 | ERROR-154 | ERROR-155 | ERROR-156 | ERROR-157 | ERROR-158 | ERROR-159 | ERROR-160 | ERROR-161 | ERROR-162 | ERROR-163 | ERROR-164 | ERROR-165 | ERROR-166 | ERROR-167 | ERROR-168 | ERROR-169 | ERROR-170 | ERROR-171 | ERROR-172
ERROR-121 PROTECTION LOG NUMBER MISMATCH
説明:

PLOGNUM/FROMPLOG パラメータで指定したプロテクションログ番号が入力ログテープで見つかりませんでした。

対処:

正しいプロテクションログデータセットを指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-122 FROMCP/FROMBLK NOT FOUND
説明:

FROMCP/FROMBLK パラメータで指定した開始チェックポイント/ブロック番号がプロテクションログ番号 log-number 上に見つかりませんでした(実際のログ番号はメッセージテキストに記載されています)。

対処:

正しいパラメータ値を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-123 ENDING BLOCK NUMBER NOT FOUND
説明:

TOBLK パラメータで指定したブロック番号が、プロテクションログ入力にありません。

対処:

正しいパラメータ値を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-124 INVALID LOG NUMBER SPECIFICATION
説明:

ニュークリアスは、要求されたセッション session-id で、シーケンシャルプロテクションログデータセットに書き込まれた最後のブロックの番号を取得することができません。

対処:

問題の入力データセットに正しく EOF マークが書かれている場合には、NONUC パラメータを追加し、ジョブを再実行します。


ERROR-125 DUAL LOG MODIFIED DURING COPY RUN
説明:

コピー処理がニュークリアスのユーザー出口 2 の使用により、次のどちらかです。

  • 使用時出口を使用して、コピー実行が 2 回開始されました。

  • 未使用時コピー実行が完了する前に、ニュークリアスがコピー中のデュアルログの一部に書き込みを開始しました。

対処:

ADARES 出力を保存して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-126 INVALID FROMBLK/FROMCP/TOBLK/TOCP VALUES
説明:

FROMCP または TOCP を指定していないか、正しく指定していません。

対処:

詳しくは、『Adabas ユーティリティマニュアル』を参照してください。


ERROR-127 DATABASE ID MISMATCH
説明:

ADARUN DBID は dbid-a ですが、DDSIIN 入力データセット内に、DBID dbid-b、ブロック block-number、セッション session-id のデータが含まれています。 誤ったデータベースにアクセスしているか、このユーティリティの入力パラメータに間違ったデータベース ID を指定しています。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR-128 INCONSISTENT FILE LIST
説明:

ファイル file-number はカップリングされたファイル、または拡張ファイルの一部ですが、対応する全ファイルがファイルリストに含まれていませんでした。

対処:

正しいファイルリストを指定するか、IGNORECOUPLE/IGNOREEXP パラメータを指定して、ADARES ジョブを再実行します。


ERROR-129 EMPTY PLOG DATASET FOR BACKOUT
説明:

PLOGR1/R2 が空であるため、 ディスクからのバックアウトは不可能です。

対処:

ADARES 出力を保存して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-130 PLOG DATASET NOT YET COPIED
説明:

データセット(name)から読み込もうとしましたが、このデータセットはまだコピーされていません。

対処:

まず、ADARES の PLCOPY 機能を実行し、デュアルまたはマルチプロテクションログデータセットの内容を保存した後、このジョブを再実行します。


ERROR-131 TOCP/TOBLK NOT FOUND ON DUAL PROTECTION LOG
説明:

バックアウト DPLOG 用に要求されたチェックポイントは、データセット(name)にありません。

対処:

正しいプロテクションログを指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-132 INVALID VALUE FOR THE PARAMETER `DSRABN'
説明:

次のいずれかが必要です。

  • 単一の RABN

  • 昇順に範囲指定してある RABN

対処:

正しいパラメータ値を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-133 CONFLICTING FROMPLOG/TOPLOG PARAMETERS
説明:

REGENERATE 機能の場合、TOPLOG の値を FROMPLOG に指定した値よりも小さい値にしないでください。 BACKOUT 機能の場合は逆に、FROMPLOG 値を TOPLOG 値よりも小さい値にしないでください。

対処:

正しいパラメータ値を指定し、ADARES ジョブを再実行します。


ERROR-134 PROTECTION LOG NUMBER MISMATCH
説明:

プロテクションログデータセットが正しい順序で指定されていません。現在のプロテクションログ番号は log-number-a であり、その前の番号は log-number-b でした。

対処:

プロテクションログの正しい順番を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-135 TOBLK/TOCP NOT FOUND ON SEQUENTIAL PROTECTION LOG
説明:

指定した TOBLK に TOCP が含まれていません。 TOBLK で指定したブロックを含む入力は処理されました。

対処:

正しいパラメータ値を指定し、ADARES ジョブを再実行します。


ERROR-136 INVALID BLOCK NUMBER FOUND
説明:

現在の PLOG のブロックが正しい順で指定されていないか、または PLOG の先頭ブロックが番号 1 ではありません。 最後に読み込んだブロックは、プロテクションログ番号(log-number)の番号(block-number)のブロックです (実際のブロック番号およびログ番号はメッセージテキストに記載されています)。

対処:

プロテクションログの正しい順番を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-137 MISSING FUNCTION PARAMETER
説明:

ADARES ステートメントに ADARES 機能を指定していませんでした。

対処:

ADARES 機能(BACKOUT、CLCOPY、COPY、MERGE、PLCOPY、REGENERATE、REPAIR)を指定し、ADARES ジョブを再実行します。


ERROR-138 DBID MISMATCH
説明:

PLOG 番号 log-number、ブロック番号 block-number 上で、DBID dbid-a が見つかりましたが、PLOG DBID パラメータ値は dbid-b です。

対処:

正しい PLOG テープを指定し、ADARES ジョブを再実行します。


ERROR-139 DDSIIN INPUT ERROR
説明:

コピーするセッションの範囲が PLOG および SAVE セッションの両方から成ります。

対処:

正しい入力テープを指定し、ADARES ジョブを再実行します。


ERROR-140 DDSIIN INPUT ERROR
説明:

タイムスタンプがセッション番号 session-id 内で昇順でありません。 エラー内のブロックは、番号が block-number です。

対処:

正しい入力テープを指定し、ADARES ジョブを再実行します。


ERROR-141 PARAMETER parameter NOT ALLOWED IN MODE=SINGLE
説明:

パラメータ parameter をシングルユーザーモードで指定することはできません。

対処:

ADARUN パラメータ MODE=MULTI でジョブを再実行します。


ERROR-142 PARAMETER parameter NOT ALLOWED WITHOUT DSF
説明:

指定したパラメータは、Delta Save Facility がインストールされている場合にのみ使用可能です。

システム対処:

ADARES は異常終了します。

対処:

Delta Save Facility がインストールされている場合は、ADARUN DSF=YES を指定してジョブを再実行します。


ERROR-143 ERROR DURING DSIM DATASET PROCESSING
説明:

Delta Save Facility がデルタセーブイメージ(DSIM)データセットを処理(作成)しているときにエラーが発生しました。 DSIM データセットが正しく作成されていません。 エラーの理由は、直前の DSF エラーメッセージに示されています。 この ADARES エラーメッセージは、シーケンシャル出力データセットなしに COPY 機能を実行した場合にのみ発行されます。

システム対処:

ADARES は異常終了します。

対処:

エラーの原因を特定し、解決してから、ジョブを再実行します。


ERROR-144 PARAMETER AUTOBACKOUT NOT ALLOWED
説明:

AUTOBACKOUT パラメータは、TOCP パラメータ値を指定しているときにのみ指定できます。

対処:

パラメータ指定をチェックし、ADARES ジョブを再実行します。


ERROR-145 INVALID EXCLUDE PARAMETER
説明:

メッセージに表示されたファイル番号を REGENERATE/BACKOUT に対して全く指定していないか、EXCLUDE パラメータに 2 回指定しています。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR-146 FILE EXCLUDED FROM REGENERATE
説明:

REGENERATE 機能が、1 つ以上のファイルを再生成から除外しました。 考えられる原因は次のとおりです。

  • ニュークリアスがファイルに対してレスポンスコードを返しました。

  • ADARES が、ファイルに付属した PLOG 上にユーティリティチェックポイントを検出しました。つまり、ジョブの設定に問題があります(例えば、無効な RAID パラメータ、PLOG)。

Adabas Recovery Aid で作成したジョブの再生成からファイルが除外された場合は、内部エラーが発生したことになります。

対処:

エラーの原因を特定し、ジョブを修正します。 必要であれば、リカバリ処理の再開について技術サポートにお問い合わせください。


ERROR-147 INVALID VALUE FOR PARAMETER `ALLOCATION'
説明:

有効な値は ALLOCATION={FORCE | NOFORCE} です。

対処:

正しいパラメータ値を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-148 NUCLEUS `NU' PARAMETER VALUE TOO SMALL
説明:

現在、NU よりも多い数のユーザーがオープントランザクションを持っています。

対処:

ニュークリアス NU 値を大きくし、ジョブを再実行します。


ERROR-149 MISSING OR MISMATCHING RLOGDEV PARAMETER
説明:

明示的または暗黙的に指定された RLOGDEV パラメータが、GCB に保存されている RLOG デバイスタイプと一致しません。

RLOGDEV パラメータ = デバイスタイプ
RLOG デバイスタイプ = デバイスタイプ

GCB が壊れた場合でも ADARES COPY/PLCOPY 実行をリカバリログに記録できるように、RLOGDEV パラメータを正しく指定する必要があります。

対処:

正しいパラメータ値を指定し、ジョブを再実行します。


ERROR-150 ERROR OCCURRED DURING CLCOPY, PLCOPY, or PPT DEQ
説明:

ニュークリアスクラスタ環境でコピー処理中、マルチプロテクションログまたはコマンドログをデキューイングしているときにエラーが発生しました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-151 ERROR OCCURRED DURING CLCOPY, PLCOPY, or PPT ENQ
説明:

ニュークリアスクラスタ環境でコピー処理中、マルチプロテクションログまたはコマンドログをデキューイングしているときにエラーが発生しました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-152 ADARES BACKOUT DPLOG NOT ALLOWED FOR A CLUSTER DATABASE.
説明:

Adabas クラスタデータベースに ADARES 機能 BACKOUT DPLOG を使用することはできません。 ADARES BACKOUT は使用できますが、入力としてマージされたプロテクションログが必要です。

対処:

PLCOPY 機能を使用してプロテクションログをマージし、シーケンシャルデータセットを指定します。


ERROR-153 INVALID NUMLOG PARAMETER SPECIFIED THE VALUE SPECIFIED WAS nn
説明:

Adabas クラスタ環境で手動でコマンドログをマージするとき、NUMLOG の最大数は 32 です。

対処:

マージするクラスタコマンドログの正しい数を指定します。


ERROR-154 { OPEN | CLOSE } ERROR ON { MERGIN1 | MERGIN2 } FILE
説明:

Adabas クラスタ環境でのプロテクションまたはコマンドログのマージプロセスに供給された中間データセットをオープンまたはクローズしているときにエラーが発生しました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-155 READ ERROR ON { MERGIN1 | MERGIN2 } FILE. SYSTEM ERROR=nnnnnnnn
説明:

Adabas クラスタ環境でのプロテクションまたはコマンドログのマージプロセスに入力された中間データセットをオープンまたはクローズしているときにエラーが発生しました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-156 WRITE ERROR { MERGIN1 | MERGIN2 } FILE. SYSTEM ERROR=nnnnnnnn
説明:

Adabas クラスタ環境でのプロテクションまたはコマンドログのマージプロセスに入力された中間データセットをオープンまたはクローズしているときにエラーが発生しました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-157 INCORRECT { MERGIN1 | MERGIN2 } FILE SUPPLIED
説明:

Adabas クラスタ環境でのプロテクションまたはコマンドログのマージプロセスに無効な中間データセットが供給されました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-158 INCONSISTENCY DETECTED WITH HEADER FLAG PARTIAL MERGE INDICATOR IS NOT SET CORRECTLY
説明:

Adabas クラスタ環境でのプロテクションまたはコマンドログのマージプロセス中に、ログのマージステータスに対して矛盾したインジケータが検出されました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-159 INVALID { READ | WRITE } CONTAINER FUNCTION REQUESTED FOR MERGE PROCESS
説明:

PLOG または CLOG データセットを読み書きしようとしたときにエラーが発生しました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-160 INTERNAL PROCESSING ERROR ENCOUNTERED WITH THE MERGE PROCESS - SUBCODE n
説明:

内部的なプロテクションまたはコマンドログ処理エラーが次のサブコードの 1 つで検出されました。

1 何度もログをオープンしようとしました。
2 ログ I/O テーブルはいっぱいです。
3 Parallel Participant Table(PPT)で PLOGR1 または CLOGR1 データセットの読み込みでエラーが発生しました。
4 Parallel Participant Table(PPT)で PLOGR2 または CLOGR2 データセットを読み込んでいるとき、エラーが発生しました。
5 どちらのログもマージプロセスに選択されませんでした。
6 ログバッファリングでエラーが発生しました。
7 ログバッファリングフラグが無効です。
8 ログレコードの処理中に内部エラーが発生しました。 エンドオブファイルを過ぎて読み込みを行おうとしました。
9 マージプロセスの終了時に、ログステータスを更新しようとしたときに内部エラーが発生しました。
対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-161 INVALID PPT DETECTED
説明:

Adabas クラスタ環境で、無効の Parallel Participant Table(PPT)が検出されました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-162 THE PLOG MERGE PROCESS ENCOUNTERED AN INVALID PROTECTION RECORD
説明:

プロテクションレコードを処理しているときにエラーが発生しました。

対処:

ADARES 出力を保存して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-163 THE PLOG MERGE DETECTED AN INTERNAL ERROR WRITING THE MERGED RECORDS
説明:

ブロック番号は連続的に増加するわけではありません。

対処:

ADARES 出力を保存して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ERROR-164 THE INTERMEDIATE DATASET DID NOT CONTAIN AS MANY RECORDS AS EXPECTED
説明:

入力には xxx 件のレコードが含まれていますが、推定していたレコード数は yyy 件でした。

対処:

正しい中間データセットを指定します。


ERROR-165 THE JCL SUPPLIED FOR THE ADARES PLCOPY NOPPT PRODUCED AN ERROR
説明:

ADARES は、DD ステートメントを指定しなかったか、または PLCOPY NOPPT 機能に対して DD ステートメントがエラーになりました。

対処:

JCL を修正して、ジョブを再度サブミットしてください。


ERROR-166 INVALID INPUT WAS SUPPLIED TO THE MERGE CLOG FUNCTION
説明:

ADARES MERGE CLOG 機能に指定したデータセットの 1 つ以上がエラーになりました。 入力はシーケンシャルデータセットであるものと想定されており、オリジナルの CLOG を作成するには CLOGLAYOUT=5 を使用する必要があります。

対処:

入力を修正し、MERGE CLOG ジョブを再度サブミットします。


ERROR-167 THE JCL SUPPLIED FOR THE ADARES MERGE CLOG FUNCTION PRODUCED AN ERROR
説明:

MERGE CLOG 機能に対して、DD ステートメントが指定されていなかったか、または DD ステートメントがエラーになったことが ADARES によって検出されました。

対処:

JCL を修正して、ジョブを再度サブミットしてください。


ERROR-168 THE NUMLOG PARAMETER SPECIFIED WAS xx BUT yy DATASETS WERE SUPPLIED
説明:

ADARES MERGE CLOG 機能パラメータ NUMLOG に、入力として実際に機能に指定された数(yy)とは異なる数のデータセット(xx)を指定しました。

対処:

NUMLOG パラメータの指定を変更するか、2 つの値(xx と yy)が一致するように入力データセットを変更します。 次にジョブを再実行してください。


ERROR-169 AN EMPTY DATASET WAS SUPPLIED AS INPUT TO THE MERGE CLOG FUNCTION
説明:

ADARES は空の入力データセットを検出しました。

対処:

データセットを削除し、NUMLOG 値を調節するか、または有効なデータセットを指定します。 次にジョブを再実行してください。


ERROR-170 PARAMETER SBLKNUM IS ONLY ALLOWED IF NOPPT
説明:

SBLKNUM パラメータは、NOPPT パラメータを指定している場合にのみ使用できます。


ERROR-171 THE PPT IS REQUIRED FOR A PLCOPY FROM A CLUSTER DATABASE. THIS IS NOT POSSIBLE BECAUSE THE OPEN OF THE ASSO FAILED. PLEASE RERUN PLCOPY WITH NOPPT SPECIFIED AND THE PLOG DD-STATEMENTS SUPPLIED IN THE JCL.
説明:

ERROR-171 より前に、"The Associator data set(s) could not be opened. nn - return code explanation "(Associator データセット(複数可)はオープンできませんでした)というメッセージが表示され、 処理は継続します。

ASSO のオープンが失敗しました。 PLOG をチェックしたところ、コピー対象の PLOG はクラスタデータベースから取得したものであることが明らかになりました。 ASSO をリストアするか、または PLCOPY NOPPT 機能を実行して PLOG の copy off を行う必要があります。 クラスタからの適切な PLOG DD ステートメントはすべて、NOPPT 機能への入力として指定する必要があります。


ERROR-172 INCORRECT PLOGS SUPPLIED
説明:

このエラーは、Adabas 7.2 や 7.4(またはそれ以降)のレベルでない PLOG を使用して再生成を実行しようとすると発生します。 ADARES では、旧バージョンの PLOG を使用できません。

対処:

複数の Adabas バージョンにまたがる ADARES ジョブを実行する必要がある場合は、ADACNV ユーティリティをリカバリ処理に含める必要があります。 リカバリステップの例を次に示します。

  1. 旧バージョンのデータベースに対して ADASAV RESTORE ジョブを実行します。

  2. 旧バージョンのデータベースのニュークリアスを開始します。

  3. ADARES REGENERATE PLOGNUM=old-plognr を使用して ADARES ジョブを実行します。ここで、old-plognr には旧バージョンのデータベースの PLOG 番号を指定します。

  4. 旧バージョンのデータベースのニュークリアスをシャットダウンします。

  5. 旧バージョンのデータベースに対して ADACNV CONVERT ジョブを実行して、新バージョンのデータベースを作成します。

  6. 新バージョンのデータベースのニュークリアスを開始します。

  7. ADARES REGENERATE PLOGNUM=new-plognr を使用して ADARES ジョブを実行します。ここで、old-plognr には新バージョンのデータベースの PLOG 番号を指定します。


Top of page

ADARES 警告メッセージ

Overview of Messages

WARNING - INPUT INTERMEDIATE DATASET IS INVALID | WARNING - THE PPT HAS BEEN CLEARED | THE PPT INDICATES THAT THERE ARE CURRENTLY NO PLOGS TO BE COPIED FOR THIS DATABASE | WARNING - CLOG IS FROM A CLUSTER DATABASE. A NORMAL CLCOPY WILL RUN, SINCE THE PPT IS NOT ACCESSIBLE. A SUBSEQUENT CLOG MERGE MUST BE RUN TO MERGE THE CLOG DATASETS.
WARNING - INPUT INTERMEDIATE DATASET IS INVALID
説明:

NOPPT が指定され、無効な中間データセットが使用されました。 プロテクションレコードのいくつかが、マージされた出力から失われている可能性があります。

システム対処:

NOPPT を指定したため、処理は続行し、コンディションコード 4 が返されます。


WARNING - THE PPT HAS BEEN CLEARED
説明:

Parallel Participant Table(PPT)は最後のマージ以後クリアされています。 プロテクションログデータは失われている可能性があります。

システム対処:

処理はデータベースがリストアされたものとして続行します。

対処:

PPT のクリアは意図したものであることを確認してください。


THE PPT INDICATES THAT THERE ARE CURRENTLY NO PLOGS TO BE COPIED FOR THIS DATABASE
説明:

コピー対象の PLOG がありません。

対処:

エラーの原因を特定します。 必要な場合は、Software AG 技術サポートにお問い合わせください。


WARNING - CLOG IS FROM A CLUSTER DATABASE. A NORMAL CLCOPY WILL RUN, SINCE THE PPT IS NOT ACCESSIBLE. A SUBSEQUENT CLOG MERGE MUST BE RUN TO MERGE THE CLOG DATASETS.
説明:

この警告の前に、"The Associator data set(s) could not be opened. nn - return code explanation "(Associator データセット(複数可)はオープンできませんでした)というメッセージが表示され、 処理は継続します。

ASSO のオープンが失敗しました。 CLOG をチェックしたところ、コピー対象の CLOG はクラスタデータベースのものであることが明らかになりました。 正常な CLCOPY(非マージ)が実行されます。 CLOG データセットをマージするには、続いて CLOG を実行する必要があります。


Top of page