次のメッセージグループについて説明します。
ERROR-121 | ERROR-122 | ERROR-123 | ERROR-124 | ERROR-125 | ERROR-126 | ERROR-127 | ERROR-128 | ERROR-129 | ERROR-130 | ERROR-131 | ERROR-132 | ERROR-133 | ERROR-134 | ERROR-135 | ERROR-136 | ERROR-137 | ERROR-140 | ERROR-141 | ERROR-142 | ERROR-143 | ERROR-144 | ERROR-145 | ERROR-146| ERROR-121 | VERSION to-version NOT SUPPORTED | 
| 説明: | パラメータ TOVERS で指定したバージョン番号は、ADACNV でサポートされていません。 | 
| 対処: | パラメータをサポートしているバージョンに変更し、ユーティリティを再実行します。 | 
| ERROR-122 | CONVERSION NOT PERMITTED FOR VERSION 5.1 AND BELOW | 
| 説明: | 現在のデータベースのバージョンは 5.1 以下です。 変換は、バージョン 5.2 以上のみで実行できます。 | 
| 対処: | バージョン 5.2 の Adabas ニュークリアスを開始および停止してデータベースをバージョン 5.2 に変換し、ADACNV を再実行します。 | 
| ERROR-123 | CONVERSION NOT POSSIBLE BECAUSE THE DIB BLOCK IS NOT EMPTY | 
| 説明: | DIB ブロックが空ではありません。変換は不可能です。 | 
| 対処: | Adabas ニュークリアスをシャットダウンし、すべてのユーティリティが完了するのを待ってから、ADACNV を再実行します。 | 
| ERROR-124 | CONVERSION NOT POSSIBLE BECAUSE THE CHECKPOINT BLOCK EXTENSION IS NOT EMPTY | 
| 説明: | CP ブロックエクステンション(RABN 20~24)が空ではありません。 バージョン 5.2 への変換は不可能です。 | 
| 対処: | CP ブロックエクステンションをクリアするため、ニュークリアスを再開してから、ニュークリアスを正常に終了します。 | 
| ERROR-125 | CONVERSION NOT POSSIBLE BECAUSE OF PENDING AUTORESTART | 
| 説明: | Work データセットが空ではありません。 変換は不可能です。 | 
| 対処: | ペンディング自動再スタートを削除するため、ニュークリアスを再開してから、正常に終了します。 | 
| ERROR-126 | DDFILEA BLOCK SIZE TOO SMALL | 
| 説明: | DDFILEA ブロックサイズ(blocksize バイト)が小さすぎて、length バイト長のレコードを書き込むことができません。 | 
| 対処: | シーケンシャルブロックサイズが大きいデバイスタイプに DDFILEA を割り当てます。 | 
| ERROR-127 | SECURITY FILE BLOCK TOO LARGE | 
| 説明: | セキュリティバイバリュー変換によってデータレコードが拡大され、データブロックに収まりません。 | 
| 対処: | パディングファクタが大きいセキュリティファイルで ADAORD REORDATA を実行してから、ADACNV ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-128 | VERSION 6 FEATURE IS USED, BACKWARD CONVERSION IMPOSSIBLE | 
| 説明: | 次のバージョン 6 の特性のいずれかが使用されました。 
 バージョン 5 への変換は不可能です。 | 
| 対処: | バージョン 6 の特性を削除し、ADACNV ジョブを再実行してください。 | 
| ERROR-129 | FILE file-number HAS VERSION 6 FEATURE ON, BACKWARD CONVERSION IMPOSSIBLE | 
| 説明: | バージョン 6 の特性である、4 バイトの ISN が使用されました。 バージョン 5 への変換は不可能です。 | 
| 対処: | バージョン 6 の特性を削除し、ADACNV ジョブを再実行してください。 | 
| ERROR-130 | DLOG AREA IS NOT EMPTY. ADADSF HAS BEEN USED, CONVERSION TO VERSION 5.2 NOT POSSIBLE | 
| 説明: | Adabas Delta Save Facility が使用されました。 ADADSF はバージョン 5.2 では実行できません。 | 
| 対処: | ADADSF をオフにし、ADACNV ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-131 | FILE file-number HAS VERSION 5.3 FEATURE ON, BACKWARD CONVERSION IMPOSSIBLE | 
| 説明: | バージョン 5.3 の特性が使用されました。 バージョン 5.2 への変換は不可能です。 | 
| 対処: | バージョン 5.3 の特性を削除し、ADACNV ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-132 | DDFILEA (FILEA) STRUCTURE MISMATCH | 
| 説明: | DDFILEA(FILEA)に無効な構造があります。 ジョブ制御文(JCL)にエラーがある可能性があります。 | 
| 対処: | すべてのエラーを修正し、ADACNV ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-133 | FILE file-number HAS VERSION 7.1 FEATURE ON, BACKWARD CONVERSION IMPOSSIBLE | 
| 説明: | バージョン 7.1 の特性が使用されました。 バージョン 6 への変換は不可能です。 | 
| 対処: | バージョン 7.1 の機能を削除し、ADACNV ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-134 | CONVERSION NOT POSSIBLE BECAUSE PROTECTION LOG HAS NOT BEEN COPIED | 
| 説明: | PLOGRn データセットが解放されていません。 変換できません。 | 
| 対処: | ADARES PLCOPY を実行して、PLOG データセットを解放します。その後、ADACNV ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-135 | CONVERSION NOT POSSIBLE BECAUSE ALTERNATE RABNS ARE ASSIGNED | 
| 説明: | 代替 RABN は Adabas バージョン 7.2 以上ではサポートされません。 | 
| 対処: | Adabas バージョン 7.1 以下から Adabas バージョン 7.2 以上に変換する前に ADAORD を使用してデータベースをリオーダします。 | 
| ERROR-136 | OPEN PLOGR n ERROR FOR NUCID= nucid, DSNAME= plog-name | 
| 説明: | Parallel Participant Table(PPT)エントリには、指定した番号と名前のプロテクションログ(PLOG)データセットが含まれています。 ADACNV はデータセットをオープンできませんでした。 データセットは削除されているか、カタログされていないか、またはまだコピーされていない PLOG データを含んでいる可能性があります。 | 
| 対処: | 指定したデータセットにアクセスできるようにするか、または IGNPPT パラメータを使用し、ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-137 | I/O ERROR READING PLOGRn FOR NUCID= nucid , DSNAME= plog-name | 
| 説明: | Parallel Participant Table(PPT)エントリには、指定した名前と番号のプロテクションログ(PLOG)データセットが含まれています。 ADACNV はこのデータセットの最初のブロックを読み込むことができませんでした。 データセットが破壊されている可能性があります。 | 
| 対処: | エラーの原因を特定し、修正したうえで、ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-140 | PPT-AREA ALLOCATION FAILED | 
| 説明: | PPT エリアを割り当てられませんでした。 32 ASSO ブロックの割り当てを行おうとしました。 | 
| 対処: | エラーを修正した後、ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-141 | CONVERSION BACK TO V74 NOT POSSIBLE | 
| 説明: | データベースには、物理的な ASSO または DATA エクステントが 5 つ以上あります。 Adabas 7 データベースに逆変換することはできません。 | 
| 対処: | Software AG 技術サポートに連絡してください。 | 
| ERROR-142 | CONVERSION BACK TO V74 NOT POSSIBLE | 
| 説明: | 1 つ以上のシステムファイル番号が 255 を超えています。 | 
| 対処: | システムファイル番号が 255 未満になるように調整してから、再試行します。 | 
| ERROR-143 | FILE {filename} HAS VERSION 8.1 FEATURE ON | 
| 説明: | メッセージに記載されているファイルは Adabas 8 機能を使用しており、データベースを以前の Adabas リリースに逆変換することはできません。 | 
| 対処: | Adabas 8 機能を削除し、ADACNV ジョブを再実行します。 | 
| ERROR-144 | CONVERSION NOT REQUIRED | 
| 説明: | データベースの Adabas バージョンは、ADACNV 実行で要求したバージョンと同じです。 | 
| 対処: | この情報メッセージに対処は必要ありません。 | 
| ERROR-145 | CONVERSION BACK TO V74 NOT POSSIBLE. MORE THAN 6 USER SYSTEM FILES EXIST. | 
| 説明: | Adabas 7 では、最大 6 つのユーザーシステムファイル(SYSFILE オプションでロードされるファイル)が認められています。 現時点で 6 つ以上のユーザーシステムファイルが存在します。 | 
| 対処: | SYSFILE オプションなしでその余分なユーザーシステムファイルをアンロード、削除、および再ロードします。 このユーティリティを再実行します。 | 
| ERROR-146 | CONVERSION BACK TO V74 NOT POSSIBLE. UNKNOWN SYSTEM FILE {nnnnn} EXISTS. | 
| 説明: | メッセージ(nnnnn)に記載されているユーザーシステムファイルが、GCB の予約エリアに存在します。 | 
| 対処: | SYSFILE オプションでユーザーシステムファイルをアンロード、削除、および再ロードして、GCB の正しいエリアにファイル番号を配置します。 このユーティリティを再実行します。 | 
CONVERSION TO VERSION yy FEASIBLE | POINT OF NO RETURN REACHED | CONVERSION FROM VERSION xx TO VERSION yy STARTED | CONVERSION IS COMPLETED | THE MIRROR TABLE (ASSO RABN 7) HAS BEEN CLEARED | THE BUB (ASSO RABN 2) HAS BEEN CLEARED ALTERNATE RABN DEFINITIONS WERE FOUND BUT NO ALTERNATE RABNS WERE ASSIGNED | SECURITY BY VALUE CONVERTED NORMALLY | SOME FST ENTRIES ARE DELETED | COX01I | COX02I | COX03I| CONVERSION TO VERSION yy FEASIBLE | |
| 説明: | このメッセージは変換の第 1 フェーズで出力され、データベースの変換が可能であることを示します。 | 
| POINT OF NO RETURN REACHED | |
| 説明: | ADACNV ユーティリティが最終パスを開始しました。 この地点以降の ABEND には、RESTART パラメータによるユーティリティの新しい実行が必要です。 | 
| CONVERSION FROM VERSION xx TO VERSION yy STARTED | |
| 説明: | 変換の第 1 フェーズで、変換段階が開始しました。 | 
| CONVERSION IS COMPLETED | |
| 説明: | 変換段階の完了に成功しました。 | 
| THE MIRROR TABLE (ASSO RABN 7) HAS BEEN CLEARED | |
| 説明: | Adabas リフレクティブデータベースは Adabas バージョン 7 以上ではサポートされません。 | 
| THE BUB (ASSO RABN 2) HAS BEEN CLEARED ALTERNATE RABN DEFINITIONS WERE FOUND BUT NO ALTERNATE RABNS WERE ASSIGNED | |
| 説明: | 代替 RABN は Adabas バージョン 7.2 以上ではサポートされません。 | 
| SECURITY BY VALUE CONVERTED NORMALLY | |
| 説明: | セキュリティバイバリュー変換が正常に完了しました。 | 
| SOME FST ENTRIES ARE DELETED | |
| 説明: | FST 構造の変更が原因で、少なくとも 1 つの FST エントリが FST ブロックに適合しません。 最小 RABN 範囲(複数)でエントリ(複数)が削除されています。 ADACNV は警告およびレスポンスコード 4 で終了します。 | 
| 対処: | 変換後に ADAORD REORDB を実行します。 | 
| COX01I | ADACOX EXIT Vv.r.1 date ACTIVE | 
| 説明: | ADACOX モジュールのバージョンとアセンブリ日付を示す通知メッセージ。 | 
| COX02I | ADACOX CONVERTING source TO target | 
| 説明: | ソースからターゲットへの変換が ADACOX によって行われることを示す通知メッセージ。 | 
| COX03I | ADACOX source TO target COUNT number AVG time (usec) | 
| 説明: | セッション終了時の通知メッセージ。 このメッセージは、ADACOX がソースとターゲットエンコードの間の変換を実行した場合にのみ出力されます。 number は、変換数およびマイクロ秒単位の変換の平均時間を示します。 |