バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ADACDC エラーメッセージおよび警告メッセージ

Overview of Messages

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ERROR-121 OPEN FAILED FOR filename FILE
説明:

ADACDC がファイル filename をオープンしようとしましたが、失敗しました。 このファイルで処理を続行できないため、ユーティリティの実行が終了します。

対処:

ADACDC ジョブに欠けているファイルを指定してください。


ERROR-122 READ ERROR FOR filename FILE
説明:

ファイル filename の読み込み中にエラーが発生しました。ユーティリティの実行が終了します。 このエラーは、通常、指示されたファイルのフォーマットが無効な場合に発生します。

対処:

問題のファイルが、ADACDC の説明に指定されているように、有効なフォーマットであることを確認してください。 さらに、ユーティリティが実行されるオペレーティングシステムへの特別な考慮もチェックしてください。


ERROR-123 WRITE ERROR FOR filename FILE
説明:

ファイル filename への書き込み中にエラーが発生しました。ユーティリティの実行が終了します。 このエラーは通常、出力ファイルがいっぱいである場合に発生しますが、指示されたファイルのフォーマットが無効な場合にも、発生することがあります。

対処:

ファイルがいっぱいである場合は、ファイルのサイズを大きくしてから、ジョブを再実行します。 これ以外の場合、そのファイルが、ADACDC 文書に指定できる有効なフォーマットであることを確認してください。 さらに、ユーティリティが実行されるオペレーティングシステムへの特別な考慮もチェックしてください。


ERROR-124 UNABLE TO WRITE DATA TO filename FILE
説明:

ADACDC ユーティリティは、書き込まれるデータ量がこのファイルへの最大書き込み可能データ数を超えたため、ファイル filename にデータを書き込むことができませんでした。 メッセージ内の追加入力は、書き込まれる予定だったデータ長と、ファイルに書き込み可能な最大データを示します。

対処:

ファイルに書き込まれる最大レコードに合わせてファイル上のブロックサイズを大きくしてください。


ERROR-125 INVALID TRANSACTION FILE `CDCTXI'
説明:

ADACDC ユーティリティは CDCTXI ファイルをオープンし、第 1 レコードの読み込みは正常に行われましたが、第 1 レコードは ADACDC ユーティリティが作成したトランザクションファイルレコードではありません。

対処:

有効な入力トランザクションファイルをユーティリティに指定するか、または、ファイル名が正しい場合は CDCTXI 指定が無視されるように、RESETTXF を指定してください。


ERROR-126 INCONSISTENT PLOG INPUT PROVIDED: CURRENT DBID=olddbid PLOG=oldplog BLOCK=oldblock RECEIVED DBID=newdbid PLOG=newplog BLOCK=newblock PLOGS PROVIDED TO ADACDC MUST BE IN SEQUENCE
説明:

入力 PLOG データの処理中に、ADACDC ユーティリティに矛盾する入力がありました。 次のブロックは値 olddbid、oldplog、および oldblock であることを予測していましたが、次に処理されるブロックは newdbid、newplog、および newblock でした。 これは、次の場合に起こることがあります。

  • 異なるデータベース ID で作成された PLOG が使用されました。

  • newplog および oldplog は同一ですが、newblock が oldblock よりも 1 つ大きくないか、または newplog が oldplog よりも小さくなっています。

対処:

PLOG は、作成順に ADACDC ユーティリティに指定する必要があります。 PLOG 入力を正しい年代順で指定してください。 このエラーが入力トランザクションファイル上の情報が原因で発生した場合でもなお、指定した PLOG を処理するには、RESETTXF オプションを指定してください。


WARNING-127 LENGTH ERROR DECOMPRESSING FIELD FILE=FILE ISN=ISN FIELDNAME=NAME PE-INDEX=PEINDEX
説明:

レコードをプライマリ出力ファイルに書き込む前に、レコードの圧縮解除中にエラーが発生しました(ISN 番号 isn、フィールド名 name、および PE インデックス peindex のファイル file)。 レコードは圧縮解除できません。 これは、次の場合に起こることがあります。

  • ファイルの FDT が変わりました。

  • FDT のフィールドに、デフォルトよりも長いデータエリアが書き込まれました。このことが発生しても、必ずしもエラーではありません。

圧縮解除が失敗したことを示すレコードが書き込まれます。

対処:

FDT が変わった場合、FDT 変更が元に戻されない限り、レコードを圧縮することはできません。 書き込まれるレコードが FDT のフィールドのデフォルト値よりも長い場合、大きなフィールドサイズに合わせてデフォルト値を増やすか、またはデフォルト値よりも長いフィールドを書き込まないようにします。


WARNING-128 INPUT TRANSACTION FILE IS EMPTY
説明:

CDCTXI ファイルのオープンは正常に行われましたが、空でした。トランザクション情報がありません。

対処:

入力トランザクションファイルが空であることがわかっている場合、この警告は無視できます。しかし、入力トランザクションファイルにいくつかのデータがあることを予測していた場合、ADACDC が空のファイルを参照している原因を究明する必要があります。


ERROR-129 value INVALID FOR PHASE PARAMETER
説明:

PHASE パラメータに指定した値 value が無効です。

対処:

1、2、または BOTH を適切に指定してください。


WARNING-130 FDT FOR FILE FILE NOT FOUND
説明:

データレコードが、プライマリ出力ファイルに書き込む前に圧縮解除されています。 レコードを圧縮解除する前に、ファイル file への FDT がデータベースに存在する必要があります。 このケースでは、FDT が見つからなかったため、レコードを圧縮解除できませんでした。 このメッセージが発行された後、ファイルの処理は使用不可になります。

対処:

FDT をデータベース内で再び使用可能にし、FILE=file でジョブを再実行して問題のファイルのレコードを処理してください。


ERROR-131 DATABASE ID MISMATCH ADARUN DBID=rundbid, EXTRACT FILE DBID=extdbid
説明:

ADACDC ユーティリティのフェーズ 2 の実行に指定した抽出ファイルから、第 1 レコードが読み込まれました。 このレコードは、抽出ファイルが extdbid データベースのために生成されたことを示しています。しかし、ADARUN DBID は rundbid です。

対処:

正しいデータベースを使用してフェーズ 2 ジョブを実行します。


WARNING-132 INCONSISTENT NOET SPECIFICATION TRANSACTION DATA ON CDCTXI IGNORED
説明:

ADACDC は、前回の ADACDC 実行で NOET を指定したにもかかわらず、この実行では指定していないことを検出しました(またはその逆)。 2 つの実行の間で NOET パラメータを変更すると、トランザクションファイルのデータが余分になります。したがって、このデータは無視されます。

対処:

この結果が予期したとおりである場合、メッセージは無視しても問題ありません。 予期したとおりでない場合は、ADACDC ユーティリティが異なるオプションで実行されている原因を究明する必要があります。


WARNING-133 LENGTH ERROR DECOMPRESSING ENTIRE RECORD FILE=FILE ISN=ISN
説明:

ファイル file の ISN をプライマリ出力データセットに書き込む前に、データの圧縮解除が試みられました。 ただし、プライマリ出力データセットに書き込み可能な出力の最大長が、非圧縮レコードを収容できるほど大きくないため、圧縮解除は失敗しました。 レコードはプライマリ出力データセットに書き込まれ、CDCO のインジケータが、レコードがまだ圧縮形式であることを示します。

対処:

プライマリ出力データセットのブロックサイズを大きくしてください。 データレコードを圧縮解除すると 32K よりも大きなサイズが必要となる場合、ADACDC ユーティリティでは対応できません。


ERROR-134 UNKNOWN ERROR OCCURRED DECOMPRESSING DATA FILE=file ISN=isn RC=rc
説明:

プライマリ出力データセットへの出力前に、ファイル file 上の ISN のデータレコードの圧縮解除中、不明なエラーが発生しました。 リターンコードは rc でした。 レコードはプライマリ出力データセットに書き込まれ、CDCO のインジケータが、レコードがまだ圧縮形式であることを示します。

対処:

DBA にエラーを報告してください。


ERROR-135 ERROR LIMIT EXCEEDED
説明:

WARNING-127、WARNING-133、または WARNING-134 メッセージを合わせた数が 99 を超えると、エラーの制限を超えます。 このエラーは、通常、FDT 定義(複数)に基本的な問題があり、修正が必要であることを示しています。

対処:

警告メッセージの一部または全部の問題を修正し、ジョブを再実行します。


WARNING-136 PLOG(S) MAY BE MISSING CURRENT=CURRPLOG NEXT=NEXTPLOG
説明:

入力 PLOG の読み込み中に、ADACDC は PLOG 番号が currplog から nextplog に飛んだことを検出しました。これは、その間にある PLOG 番号がスキップされた可能性があることを示しています。

このことは、PLOG 番号を変更しないでセッション番号を増やすと、オンラインセーブ中に発生することがあります(エラーではありません)。 この場合、次に開始される PLOG では、直前の PLOG より 1 つ大きな番号を使用します。

相違点が発生した原因がこのことではない場合、適切な PLOG がすべてデータベースに順番に指定されていることを確認してください。


ERROR-137 PLOG plognumber NOT OF CURRENT VERSION
説明:

ADACDC は前のバージョンからのプロテクションログ(PLOG)を処理することはできません。

対処:

適切なバージョンのロードライブラリの ADACDC を使用します。


ERROR-138 PLOG plognumber WAS PRODUCED BY A CLUSTER NUCLEUS SESSION AND HAS NOT BEEN MERGED YET
説明:

プロテクションログ(PLOG)は Adabas クラスタニュークリアスによって作成され、ADARES PLCOPY プロシージャを使用して他の PLOG とまだマージされていません。

対処:

ADACDC を使用してデータを検索する前に ADARES PLCOPY 機能を使用します。


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