システム環境関連システム変数

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


*CODEPAGE

フォーマット/長さ: A64
内容変更の可否: 不可

このシステム変数は、Natural によって Unicode との変換のために内部的に使用され、Natural プロファイルパラメータ CP によって設定されるコードページの IANA 名を返します。

注意:
*CODEPAGE は、コードページが MOVE ENCODED ステートメントで指定されない場合のデフォルトでもあります。

例:

ISO-8859-1

*HARDWARE

フォーマット/長さ: A16
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、Natural が稼動しているハードウェアプラットフォームの名前が格納されます。この値はオペレーティングシステムによって与えられます。

*HOSTNAME

フォーマット/長さ: A64
内容変更の可否: 不可

Natural が稼動するマシンの名前。

*INIT-ID

フォーマット/長さ: A8
内容変更の可否: 不可

*INIT-ID には、Natural が呼び出されたデバイスの ID が含まれます。

*INIT-PROGRAM

フォーマット/長さ: A8
内容変更の可否: 不可

*INIT-PROGRAM には値 Natural が含まれます。

Com-plete または Com-plete/SMARTS を使用する Natural 開発サーバー環境では、*INIT-PROGRAM は Com-plete/SMARTS の起動オプション INSTALLATION に従って設定されます。デフォルトの内容は ******** です。

*LOCALE

フォーマット/長さ: A8
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、現在のロケールの言語および国が格納されます。ロケールは、Unicode 照合順序を指定します。

例:

en_US

*MACHINE-CLASS

フォーマット/長さ: A16
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、Natural が実行されているマシンのクラス名が格納されます。

次の値のいずれかを指定できます。

MAINFRAME
PC
UNIX
VMS

*OPSYS

フォーマット/長さ: A8
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、使用中のオペレーティングシステムの Natural 名が格納されます。

次の値のいずれかを指定できます。

ATT_OSX MSDOS SINIX_52
AVIION MS_OS/2 SINIX_54
BS2000 MVS/ESA UNISYS 5
BS2/XS MVS/XA UNISYS 6
BULL/BOS NCR 3000 VSE/ESA
DEC-OSF/ OS WNT-X86
DOS/VS OS/400  
DPS300 RS_6000  
DRS 6000 SCO  
FUJI M73 SINIX_52  
HP_HPUX SINIX_54  

注意:
*OPSYS ではなく、システム変数 *MACHINE-CLASS*HARDWARE、および *OS を使用してください。それらを使用することにより、Natural を実行している環境をより正確に識別できます。

*OS

フォーマット/長さ: A32
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、Natural が実行されているオペレーティングシステムの名前が含まれます。この値はオペレーティングシステムによって指定されており、変更可能です。

*OSVERS

フォーマット/長さ: A16
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、Natural が実行されているオペレーティングシステムのバージョン番号が含まれます。この値はオペレーティングシステムによって指定されており、変更可能です。

*TP

フォーマット/長さ: A8
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、Natural が実行されている TP サブシステムの名前が含まれます。この値はオペレーティングシステムによって指定されており、変更可能です。

*TPSYS

フォーマット/長さ: A8
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、使用中の TP モニタまたは環境の Natural 名が格納されます。

次の値のいずれかを指定できます。

AIM/DC
CICS
COMPLETE
IMS/DC
OS/400
SERVSTUB(Natural 開発サーバー)
TIAM
TSO
TSS
UTM

メインフレームプラットフォームでは、バッチモードで *TPSYS は空白となります。

Windows、UNIX、および OpenVMS プラットフォームでは、*TPSYSNONE となります。

*TPVERS

フォーマット/長さ: A8
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、Natural が実行されている TP サブシステムのバージョンが含まれます。この値はオペレーティングシステムによって指定されており、変更可能です。

TP モニタを使用していない場合、*TPVERS は空白となります。

*WINMGR

フォーマット/長さ: A16
内容変更の可否: 不可

グラフィカルユーザーインターフェイスを使用する場合、このシステム変数には、使用しているウィンドウマネージャ名(MOTIF や PM など)が含まれます。

文字型ユーザーインターフェイスを使用する場合、*WINMGR は空白になります。

ユーザーインターフェイスのタイプはシステム変数 *UI の値によって示されます。

*WINMGRVERS

フォーマット/長さ: A16
内容変更の可否: 不可

グラフィカルユーザーインターフェイスを使用する場合、このシステム変数には、使用しているウィンドウマネージャのバージョン番号が含まれます。

文字型ユーザーインターフェイスを使用する場合、*WINMGRVERS は空白になります。

ユーザーインターフェイスのタイプはシステム変数 *UI の値によって示されます。