XML 関連システム変数

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。

上記のシステム変数は、PARSE ステートメントを使用するときに利用可能であり、現在のループコンテキストでのみ有効です。


*PARSE-COL (r)

フォーマット/長さ: I4
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、パーサが現在動作している列が格納されます。

*PARSE-COL の後の (r) 表記は、PARSE ステートメントのステートメントラベルまたはソースコード行番号を示します。(r) が指定されていない場合は、*PARSE-COL は現在アクティブな処理ループ内のパーサが動作している列を示します。

*PARSE-LEVEL (r)

フォーマット/長さ: I4
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、現在ネストされている要素のレベルが格納されます。

*PARSE-LEVEL の後の (r) 表記は、PARSE ステートメントのステートメントラベルまたはソースコード行番号を示します。(r) が指定されていない場合は、*PARSE-LEVEL は現在アクティブな処理ループ内のパーサが動作しているレベルを示します。

*PARSE-NAMESPACE-URI (r)

フォーマット/長さ: A(ダイナミック)
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、要素/属性がネームスペースに属している場合、現在の要素/属性のネームスペース URI が格納されます。PARSE ステートメントの NAMEoperand3)の値が空であれば、ネームスペースもなく、*LENGTH*PARSE-NAMESPACE-URI)は 0 に設定されます。

*PARSE-NAMESPACE-URI の後の (r) 表記は、PARSE ステートメントのステートメントラベルまたはソースコード行番号を示します。(r) を指定しない場合、*PARSE-NAMESPACE-URI は現在アクティブな処理ループ内の現在の要素/属性のネームスペース URI を示します。

*PARSE-ROW (r)

フォーマット/長さ: I4
内容変更の可否: 不可

このシステム変数には、パーサが現在動作している行が格納されます。

*PARSE-ROW の後の (r) 表記は、PARSE ステートメントのステートメントラベルまたはソースコード行番号を示します。(r) が指定されていない場合は、*PARSE-ROW は現在アクティブな処理ループ内のパーサが動作している行を示します。

*PARSE-TYPE (r)

フォーマット/長さ: A1
内容変更の可否: 不可

この Natural システム変数は、発行された各 PARSE ステートメントに対して自動的に作成されます。

このシステム変数には、配信されるデータのタイプが格納されます。

*PARSE-TYPE の後の (r) 表記は、PARSE ステートメントのステートメントラベルまたはソースコード行番号を示します。(r) が指定されていない場合は、*PARSE-TYPE は現在アクティブな処理ループ内の配信されるデータのタイプを示します。

ASCII ベースシステムに有効な値は次のとおりです。

? 処理指示(ただし最初の <?XML ... ?> を除く)。
! コメント。
C CDATA セクション。
T 開始タグ。
@ 属性(メインフレームでは§ または @(セッションコードページおよび端末エミュレーションによって異なる)。
/ クローズタグ。
$ 解析されたデータ。