基本的なコマンド構文

このセクションでは、オブジェクトハンドラ機能およびタイプ PROCEDURE のワークプランを実行するために用意されているオブジェクトハンドラのダイレクトコマンドについて説明します。また、古いユーティリティ SYSTRANS からオブジェクトハンドラへの移行に使用するコマンドについても説明します。

このセクションの構文図で使用している変数値については、『オブジェクトハンドラ』ドキュメントの該当するセクションを参照してください。構文図で使用している記号については、『システムコマンド』ドキュメントの「システムコマンド構文」を参照してください。

EXECUTE （procedure-workplan）

タイプ PROCEDURE のワークプランを実行します。「ワークプラン」セクションも参照してください。

UNLOAD select-clause [parameter-setting] [option-setting]

parameter-setting に定義されたパラメータおよび option-setting に定義されたオプションを使用して、select-clause に定義されたオブジェクトをアンロードします。

LOAD select-clause [parameter-setting] [option-setting]

parameter-setting に定義されたパラメータおよび option-setting に定義されたオプションを使用して、select-clause に定義されたオブジェクトをロードします。

LOADALL [parameter-setting] [option-setting]

parameter-setting に定義されたパラメータおよび option-setting に定義されたオプションを使用して、ワークファイルからすべてのオブジェクトをロードします。

SCAN select-clause [option-setting]

option-setting に定義されたオプションを使用して、select-clause に定義されたオブジェクトのワークファイルをスキャンします。

SCANALL [option-setting]

option-setting に定義されたオプションを使用して、すべてのオブジェクトのワークファイルをスキャンします。

FIND select-clause [option-setting]

option-setting に定義されたオプションを使用して select-clause に定義されたオブジェクトを検索し、検出されたオブジェクトのレポートをワークファイル 3 に書き込みます。また、検出されたオブジェクトのレポートは、ワークファイル 4、または指定されたレポートファイルに書き込むことができます。

FINDLIB select-clause [option-setting]

option-setting に定義されたオプションを使用して select-clause に定義された Natural オブジェクトまたは Natural コマンドプロセッサソースのライブラリを検索し、検出されたオブジェクトのレポートをワークファイル 3 に書き込みます。また、検出されたオブジェクトのレポートは、ワークファイル 4、または指定されたレポートファイルに書き込むことができます。

DELETE select-clause [option-setting]

option-setting に定義されたオプションを使用して、select-clause に定義されたオブジェクトを削除します。
制限事項FDT は削除できません。

UNDELI select-clause [option-setting]

option-setting に定義されたオプションを使用して、select-clause に定義されたオブジェクトの削除命令をアンロードします。

RESTART [restart-file]

中断されたロード機能を継続します。これは、中断されたロード中に情報が再スタートファイルに書き込まれた場合にのみ可能です。ロードの再スタート情報は、ワークファイル 6 または指定された再スタートファイルに書き込むことができます。option-setting セクションの RESTART（「ダイレクトコマンド」）および「ロードの再スタート」を参照してください。

DISPLAY
                                      STATISTICS

処理されたオブジェクトの統計情報が表示されます。

NATUNLDnatunld-direct-command

古いユーティリティ NATUNLD の構文でオブジェクトハンドラコマンドを実行します。「NATUNLD/NATLOAD および SYSTRANS からオブジェクトハンドラへの移行」も参照してください。

NATLOADnatload-direct-command

古いユーティリティ NATLOAD の構文で発行されたオブジェクトハンドラダイレクトコマンドを実行します。「NATUNLD/NATLOAD および SYSTRANS からオブジェクトハンドラへの移行」も参照してください。

SYSTRANSsystrans-direct-command

古いユーティリティ SYSTRANS の構文で発行されたオブジェクトハンドラダイレクトコマンドを実行します。「NATUNLD/NATLOAD および SYSTRANS からオブジェクトハンドラへの移行」も参照してください。