LASTMSG

LASTMSG

LASTMSG コマンドを使用すると、最後に発生したエラー状況に関する付加的な情報を表示できます。

Natural でエラーメッセージが表示された場合、このエラーは、実際のエラーではなく別のエラーによって生成されたエラーである可能性があります(連鎖的に別のエラーを引き起こすことがあります)。このようなケースでは、LASTMSG コマンドを使用すると、発行されたエラーを、最初にエラー状況を引き起こしたエラーまでさかのぼってトレースすることができます。

LASTMSG コマンドを入力すると、最後に発生したエラー状況に対して表示されたエラーメッセージ、およびこのエラーを引き起こしたすべての先行する(表示されなかった)エラーメッセージを取得します。

Start of instruction set対応するエラーに関する情報を表示するには

  • これらのメッセージの 1 つをカーソルでマークし、ENTER キーを押します。

    次の情報が表示されます。

    • エラー番号

    • エラーが発生した行番号

    • エラーが発生したオブジェクトの名前、タイプ、およびレベル

    • オブジェクトを含むライブラリの名前、データベース ID、およびファイル番号

    • エラークラス(system = Natural が発行したエラー、user = ユーザーアプリケーションが発行したエラー)

    • エラータイプ(runtime(ランタイム)、syntax(構文)、command execution(コマンド実行)、session termination(セッション終了)、program termination(プログラム終了)、remote procedure call(リモートプロシージャコール))

    • エラーが発生した日付および時刻

注意:
ライブラリ SYSEXT には、アプリケーションプログラミングインターフェイス USR2006 があります。このユーザー API を使用すると、LASTMSG によって提供されたエラー情報を Natural アプリケーションに表示できます。

Natural RPC(リモートプロシージャコール):

サーバーでのエラーの場合、データベース ID、ファイル番号、日付、および時刻は表示されません。