このドキュメントでは、コピーコードの利点と使用について説明します。
以下のトピックについて説明します。
コピーコードタイプのオブジェクトには、INCLUDE
ステートメントを使用して別のオブジェクトに組み込むことができるソースコードの一部が含まれています。
したがって、複数オブジェクトに同じ形式で現れるステートメントブロックがある場合は、そのステートメントブロックを複数回コーディングする代わりにコピーコードオブジェクトを使用できます。これにより、コーディングの労力が削減されるうえ、そのブロックが本当に同一であることも保証されます。
コピーコードはコンパイル時に組み込まれます。つまり、コピーコードのソースコード行は、INCLUDE
ステートメントを含むオブジェクトに物理的に挿入されるのではなく、コンパイル処理で組み込まれて、結果的に作成されるカタログ化オブジェクトの一部となります。
そのため、コピーコードのソースコードを変更する場合は、CATALOG
または CATALL
システムコマンドを使用して、そのコピーコードを使用するすべてのオブジェクトをカタログ化する必要もあります。
注意:
コピーコードは独自に実行できません。STOW
システムコマンドを使用して格納することはできず、SAVE
システムコマンドを使用した保存のみが可能です。
END
ステートメントをコピーコード内に指定することはできません。
詳細については、『ステートメント』ドキュメントの INCLUDE
ステートメントを参照してください。