このセクションでは、Natural Web インターフェイスの使用についていくつかのヒントを提供します。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
メインフレームで Natural を使用している場合は、エディタで以下を設定できます。
エディタを小文字に設定します。
メニュー構造の[Profile]>[Additional Options]>[General Defaults]>[Editing in Lower Case]を順に選択します。
[Editing in Lower Case]フィールドに「Y」を入力します。
Natural Web サーバーエクステンションで提供されるすべてのプログラムでは、'(一重引用符)と "(二重引用符)のどちらで囲まれているかによって大文字に変換するかどうかが決定されます。
'(一重引用符)で囲まれた文字列は大文字に変換されず、"(二重引用符)で囲まれた文字列は大文字に変換されます。
アプリケーションで引用符とアポストロフィの両方を使用するには、Natural パラメータ TQ(引用符の変換)を確認してください。 このパラメータは、Natural テキスト定数内の引用符(")の変換を制御します。 コンパイル時にのみ影響があります。 このパラメータを OFF にするか、W3-QUOTE-DQUOTE を使用してください。
1 W3QUOTE (A001) /* o/ : Quote (") 1 W3APOSTROPHE (A001) /* o/ : Apostrophe (')
PERFORM W3-QUOTE-DQUOTE W3QUOTE W3APOSTROPHE
すべての入力変数は、BY VALUE で定義されます。つまり、MOVE 互換のすべての値、特に定数文字列を使用できます。
すべてのリソース(画像、音声、Java アプレットなど)は、HTTP サーバーに保存されます。 プログラムを作成して再配置する場合は、これらのリソースのパス名をハードコーディングしないでください。
環境変数を定義するときに、リソースの現在のパスを指定します。 環境変数は、Natural Web サーバーエクステンションで設定できます。 変数を設定しない場合は、デフォルト設定を使用します。
パラメータデータエリア W3CONST には、便利な定数値がいくつかあります。
戻りページに書き込むと、文字列 ##HTTP_NEWLINE を文字列に圧縮することによって実際に新しい行を作成できます。
文字列 ##HTTP_NEWLINE の長さは、実装ごとに異なる場合があります。 ##HTTP_NEWLINE の長さが必要な場合は、##HTTP_NEWLINE_LENGTH を使用します。
出力が戻りページの上限を超えている可能性がある場合に、戻りページに何バイトの空きがあるかを評価するには、W3COUNTER
を使用します。
RPC と DCOM の両方で動作するアプリケーションを作成する場合は、考慮するべき点がいくつかあります。
Natural ライブラリとサブプログラムの名前記号制限を超えないでください。 DCOM インターフェイスでは、クラスとそのメソッドの名前には最大 32 文字を使用できます(NaturalX のドキュメントを参照)。
クラスと、すべてのサブプログラムが含まれているライブラリには、同じ名前を使用してください。 これはオブジェクト指向の設計原理に従っていないかもしれませんが、これにより RPC または DCOM 経由でサブプログラムにアクセスできる可能性があります。 EntireX Communicator は、指定の Natural ライブラリへのダイナミックログオンをサポートします。
現在、ライブラリはクラスに同等であり、そのライブラリに含まれているすべてのプログラムはこのクラスのメソッドです。 RPC での呼び出しは準備ができています。 DCOM で呼び出すには、すべてのサブプログラムをクラスのメソッドとして指定する必要があるだけです。
Natural ライブラリのクラスを生成するには、Web インターフェイスプラグインの Class Generation を使用します。