バージョン 6.3.3
 —  Web テクノロジ  —

Web インターフェイスプラグイン

このセクションでは、次のトピックについて説明します。


開始する前に

Web インターフェイスプラグインは、Natural スタジオのオプションのプラグインユニットです。 操作するには、先に Web インターフェイスプラグインをプラグインマネージャで有効にする必要があります。 有効にする手順については、「プラグインマネージャ」を参照してください。

Web インターフェイスプラグインインターフェイス

Web インターフェイスプラグインを有効にすると、Natural スタジオインターフェイスは次のように変化します。

使用できるコマンドは、作業コンテキストによって異なります。

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Web インターフェイスプラグインコマンドの呼び出し

Start of instruction set メインメニューからプログラム生成コマンドを呼び出すには

使用可能なコマンドの詳細については、「プログラム生成」を参照してください。

Start of instruction set メインメニューからクラス生成コマンドを呼び出すには

使用可能なコマンドの詳細については、「クラスの生成」を参照してください。

Start of instruction set メインメニューからテストユーティリティコマンドを呼び出すには

使用可能なコマンドの詳細については、「オンラインテストユーティリティ」を参照してください。

Start of instruction set メインメニューから Web インターフェイスオプションを開くには

使用可能なコマンドの詳細については、「オプション」を参照してください。

Start of instruction setWeb インターフェイスプラグインコマンドを呼び出し、ツールバーボタンを使用するには

  1. 生成ウィザードの場合:

    生成処理に使用する HTML ページを選択します。

    選択した HTML ファイルを外部エディタで開きます。

    または:
    テストユーティリティの場合:

    エディタを開きます。

    プログラムを実行していなくて、サブプログラムのライブラリまたは名前を変更していなければ、無効になっています。

    [Options]ダイアログボックスでエディタを選択できます。

    ブラウザを開きます。

    プログラムを実行していなくて、サブプログラムのライブラリまたは名前を変更していなければ、無効になっています。

    [Options]ダイアログボックスでブラウザを選択できます。

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Web インターフェイスプラグイン機能

プログラム生成

注意:
プログラム生成ウィザードはメインフレームシステムには適用されません。

このセクションでは、プログラム生成ウィザードの使用について説明します。このウィザードは、基本的な Web インターフェイスプログラムの生成と、Natural Web インターフェイスで HTML テンプレートを使用するプログラムの生成を可能にするプラグインです。

基本的な生成では、Web インターフェイスを使用してインターネットから呼び出されるサブプログラムに必要な部分を生成できます。 その後、特定のコーディングを追加できます。

テンプレート生成では、前もって設計された HTML ページを扱います。 これらの HTML ページは、リソースディレクトリからロードされます。 その後、特定の部分をユーザー独自の部分に置換できます。 プログラムジェネレータは、これらの HTML にページを読み込み、置換する部分(特殊文字でマークされている部分)を検索し、マップのみの出力と同等に使用できる外部サブルーチンを生成します。

このセクションでは、次のトピックについて説明します。

変換プログラムの使用

基本 Web ページが編集ツールを使用して設計されている場合は、Web から呼び出せる Natural サブプログラムにそのページを組み込むのは多少手間が掛かります。

Web ウィザードは、HTML ページを入力として使用するダイアログボックスです。ここでは、Natural Web インターフェイスを使用して Natural Web サーバーエクステンションから呼び出せる Natural サブプログラムを生成したり、出力を生成するために呼び出せるサブルーチンを生成したりします。

Web ウィザードの基本的な生成では、Natural Web インターフェイスを使用して Web サーバーエクステンションから呼び出せるスタンドアロンの Natural サブプログラムを生成できます。

Web から直接呼び出される基本的なサブプログラムの生成

Start of instruction set Web から直接呼び出されるサブプログラム/サブルーチンを生成するには、次の手順に従います。

  1. 生成のタイプとして[Basic]を選択します。

  2. 生成される Natural オブジェクトを選択します。

  3. 生成を開始します。

  4. このサブプログラムを初めて生成し、生成したサブプログラムを DCOM を使用して呼び出す場合、DCOM クラスを再生成します(「クラスの生成」を参照してください)。

  5. 生成後、このページをインターネットから呼び出せます。ただし、このページにはデータが設定されていないのでページの内容は空です。

基本生成の例

生成される Natural サブプログラム(インターネットから直接呼び出し可能):

0010 * ----- GENERATED BY NATURAL WEB INTERFACE
* Library .....: SYSPLWEB
* Source Name .: BASIC
* -----
DEFINE DATA
PARAMETER USING W3PARM
LOCAL USING W3CONST
* ----- PRIVATE VARIABLES -----
* LOCAL
* 1 W3VALUE        (A250)
END-DEFINE
* ----- ERROR HANDLER -----
ON ERROR
PERFORM W3ERROR ##W3ERROR
PERFORM W3END ##RPC
ESCAPE ROUTINE
END-ERROR
* ----- INITIALISE HTTP API -----
PERFORM W3INIT ##RPC
* --- READ ENVIRONMENT ---
* PERFORM W3READ-ENVIRONMENT-DYNAMIC 'varname' ' ' W3VALUE
* set default value
* IF *length(W3VALUE) = 0 THEN
*  W3VALUE := ??
* END-IF
* ----- HEADER FOR SERVER -----
* PERFORM W3CONTENT-TYPE 'text/html'
*
*
* Add your individual coding using W3* subroutines or
* call your own subroutines.
*
*
* ----- END HTTP -----
PERFORM W3END ##RPC
* ----- END MAIN PROGRAM -----
*
END

Web から直接呼び出されるスタンドアロンサブプログラムの生成

Start of instruction set Web から直接呼び出されるサブプログラムを生成するには、次の手順に従います。

  1. 生成のタイプとして[Standalone]を選択します。

  2. 生成される Natural オブジェクトを選択します。

  3. 生成を開始します。

  4. このサブプログラムを初めて生成し、生成したサブプログラムを DCOM を使用して呼び出す場合、DCOM クラスを再生成します(「クラスの生成」を参照してください)。

  5. 生成後、Natural Web インターフェイスを呼び出してページを表示できます。

スタンドアロン生成の例

生成される Natural サブプログラム(インターネットから直接呼び出し可能):

* ----- GENERATED BY NATURAL WEB INTERFACE
* Library .....: SYSPLWEB
* Source Name .: ALONE
* -----
DEFINE DATA
PARAMETER USING W3PARM
LOCAL USING W3CONST
* ----- PRIVATE VARIABLES -----
LOCAL
1 W3VALUE        (A250)
END-DEFINE
* ----- ERROR HANDLER -----
ON ERROR
PERFORM W3ERROR ##W3ERROR
PERFORM W3END ##RPC
 ESCAPE ROUTINE
END-ERROR
* ----- INITIALISE HTTP API -----
PERFORM W3INIT ##RPC
* ----- HEADER FOR SERVER -----
PERFORM W3CONTENT-TYPE 'text/html'
*
* --- READ ENVIRONMENT ---
* PERFORM W3READ-ENVIRONMENT-DYNAMIC 'varname' ' ' W3VALUE
*  set default value
* IF *length(W3VALUE) = 0 THEN
*  W3VALUE := ??
* END-IF
* --- WRITE THE HEAD OF THE DOCUMENT ---
PERFORM W3TEXT "<!DOCTYPE 'HTML PUBLIC-//W3C//DTD HTML 3.2//EN'>"-
'<html>'-
'<head>'-
"<meta http-equiv='Content-Type' content='"-
"text/html; charset=iso-8859-1'>"-
'<title>SYSPLWEB/TEST</title>'-
'</head>'
* --- WRITE THE BODY OF THE DOCUMENT ---
PERFORM W3TEXT '<body>'-
'<h2>SYSPLWEB/TEST</h2>'-
'<hr>'
*
PERFORM W3TEXT '<p>This is your output</p>'
*
COMPRESS '<hr>generated:' *DATE *TIME INTO W3VALUE
PERFORM W3TEXT W3VALUE
* --- END THE BODY OF THE DOCUMENT ---
PERFORM W3TEXT '</body>'-
'</html>'
*
* ----- END HTTP -----
PERFORM W3END ##RPC
* ----- END MAIN PROGRAM -----
*
END

Natural タグを使用したサブプログラム/サブルーチンの生成

Start of instruction set Web から直接呼び出されるサブプログラム/サブルーチンを生成するには、次の手順に従います。

  1. 生成のタイプとして[Transformation]を選択します。

  2. HTML タイプの入力ファイルを選択します。

  3. エディタまたはブラウザを使用して、選択した HTML ページを表示できます。

  4. 生成先の Natural ライブラリを選択します。

  5. 生成するオブジェクトタイプを選択します。

  6. 生成される Natural オブジェクトを選択します。

  7. 生成を開始します。

  8. このサブプログラムを初めて生成し、生成したサブプログラムを DCOM を使用して呼び出す場合、DCOM クラスを再生成します(「クラスの生成」を参照してください)。

  9. 生成後、Natural Web インターフェイスを呼び出してページを表示できます。

Natural タグの挿入

HTML ページに Natural コーディングを直接指定できます。 生成後にプログラムを追加で変更する必要はありません。

HTML2NAT ダイアログでは <NATURAL> タグが認識されます。 <NATURAL></NATURAL> で囲まれたすべての行は、生成された Natural ソースオブジェクトにそのままコピーされます。

表示

<NATURAL> </NATURAL>

以下に参考情報を示します。

属性の DATA、LDA、GDA、SUB、NOT

以下の属性を使用して、プログラム内で移動したりプログラムから除外したりするコーディングセクションを定義します。

属性 説明
DATA <NATURAL DATA> または <NATURAL LDA> は、定義されたセクションをプログラムの DEFINE DATA LOCAL 部分に移動します。
LDA
GDA <NATURAL GDA> は、定義されたセクションをプログラムの DEFINE DATA GLOBAL 部分に移動します。
SUB <NATURAL SUB> は、定義されたセクションをプログラムの末尾に移動します。 これにより、インラインサブルーチンを指定できます。
NOT <NATURAL NOT> は、定義されたセクションをプログラムから除外します。 これにより、プログラムによって生成されたページの一部のデザインを指定できます。

コメントタグ

コーディング内の特定のセクションを非表示にするには、コメントタグ <!-- --> を使用します。 コメントタグと <NATURAL NOT> を使用すれば、定義済みのページを標準のブラウザで表示できます。 この方法は、ページを指定したりページの一部をダイナミックに置き換えたりするのに役立ちます。

ASP 形式のスクリプトコマンド

<NATURAL></NATURAL> だけでなく、テキストとの区別に <% および %> デリミタを使用する ASP(Active Server Page)形式のスクリプトコマンドも使用できます。

追加のスクリプト命令

Natural のサブプログラムを作成する場合は、次の Natural 固有の命令を使用する必要があります。

出力命令:<%= ... %>

<% PERFORM W3HTML ... %> タグの短縮形です。

サブプログラム命令:<%SUB ... %>

<NATURAL SUB> ... </NATURAL> タグと同等です。

グローバルデータエリア命令:<%GDA ... %>

<NATURAL GDA> ... </NATURAL> タグと同等です。

命令:<%LDA ... %>

<NATURAL LDA> ... </NATURAL> タグと同等です。

除外命令:<%NOT ... %>

<NATURAL NOT> ... </NATURAL> タグと同等です。

処理命令:<%@ LANGUAGE=NATURAL %>

使用言語が Natural であることを示します。

シンプル生成の例 1

HTML ドキュメント:

<HTML><HEAD><TITLE>  
Example1 genNat
</TITLE></HEAD><BODY><H2>
Example1 genNat
</H2><HR>
<P>This is for your output   
</BODY></HTML>

生成される Natural サブプログラム:

* ----- GENERATED BY NATURAL WEB INTERFACE   
* File ..........:
    E:\SAG\Natural\6.2\Fnat\SYSWEB\RES\example1.html
* Library .......: SYSWEB
* Source Name ...: EXAMPLE1
* Crunch Lines...: 1
* Save Source....: 1
* Line Length....: 128
* Long Constants.: 1
* -----   
DEFINE DATA
PARAMETER USING W3PARM
LOCAL USING W3CONST
LOCAL
* ----- PRIVATE VARIABLES -----
1 W3VALUE (A250)
END-DEFINE
*
* ----- ERROR HANDLER -----
ON ERROR
  PERFORM W3ERROR ##W3ERROR
  PERFORM W3END ##RPC
  ESCAPE ROUTINE
END-ERROR
* ----- INITIALIZE HTTP API -----
PERFORM W3INIT ##RPC
* ----- HEADER FOR SERVER -----
PERFORM W3CONTENT-TYPE 'text/html'
*
* ----- MAIN PROGRAM -----
PERFORM
      W3TEXTLINE'<HTML><HEAD><TITLE>'
PERFORM W3TEXTLINE 'Example genNat'
PERFORM
      W3TEXTLINE'</TITLE></HEAD><BODY><H2>'
PERFORM W3TEXTLINE 'Example genNat'
PERFORM W3TEXTLINE '</H2><HR>'
PERFORM W3TEXTLINE '<P>This is for your output'   
PERFORM W3TEXTLINE '</BODY></HTML> '
* ----- END HTTP API -----
PERFORM W3END ##RPC
* ----- END MAIN PROGRAM -----
*
*
* ----- SUBROUTINES -----
END

シンプル生成の例 2(Natural タグを使用)

HTML ドキュメント:

<HTML><HEAD><TITLE>
Example2 genNat
</TITLE></HEAD><BODY><H2>
Example2 genNat
</H2><HR>
<P>This is for your output   
<HR>
<P>generated at:
<NATURAL NOT>
Time/Date
</NATURAL>
<NATURAL><!--
 PERFORM DOTIME
--></NATURAL>
<NATURAL SUB><!--
DEFINE SUBROUTINE DOTIME
 COMPRESS *TIME *DATE INTO #VALUE    
 PERFORM W3TEXTLINE #VALUE
END-SUBROUTINE
--></NATURAL>
<NATURAL DATA><!--
1 #VALUE (A30)
--></NATURAL>
</BODY></HTML>

生成される Natural サブプログラム:

* ----- GENERATED BY NATURAL WEB INTERFACE   
* File ..........: E:\SAG\Natural\6.2\Fnat\SYSWEB\RES\example2.html
* Library .......: SYSWEB
* Source Name ...: EXAMPLE2
* Crunch Lines...: 1
* Save Source....: 1
* Line Length....: 128
* Long Constants.: 1
* -----   
DEFINE DATA
PARAMETER USING W3PARM
LOCAL USING W3CONST
1 #VALUE (A30)
* ----- PRIVATE VARIABLES -----
1 W3VALUE (A250)
END-DEFINE
*
* ----- ERROR HANDLER -----
ON ERROR
  PERFORM W3ERROR ##W3ERROR
  PERFORM W3END ##RPC
  ESCAPE ROUTINE
END-ERROR
* ----- INITIALIZE HTTP API -----
PERFORM W3INIT ##RPC
* ----- HEADER FOR SERVER -----
PERFORM W3CONTENT-TYPE 'text/html'
*
* ----- MAIN PROGRAM -----
PERFORM W3TEXTLINE'<HTML><HEAD><TITLE>'
PERFORM W3TEXTLINE 'Example2 genNat'
PERFORM W3TEXTLINE'</TITLE></HEAD><BODY><H2>'
PERFORM W3TEXTLINE 'Example2 genNat'
PERFORM W3TEXTLINE '</H2><HR>'
PERFORM W3TEXTLINE '<P>This is for your output'   
PERFORM W3TEXTLINE '<HR>' 
PERFORM W3TEXTLINE '<P>generated at:' 
 PERFORM DOTIME 
PERFORM W3TEXTLINE '</BODY></HTML>' 
* ----- END HTTP API ----- 
PERFORM W3END ##RPC 
* ----- END MAIN PROGRAM ----- 
* 
* 
* ----- SUBROUTINES ----- 
DEFINE SUBROUTINE DOTIME 
 COMPRESS *TIME *DATE INTO #VALUE 
 PERFORM W3TEXTLINE #VALUE
END-SUBROUTINE
END

注意:
Natural プログラムの構文は、変換時にはチェックされません。

Web から直接呼び出されるテンプレートを使用したサブプログラム/サブルーチンの生成

Start of instruction set Web から直接呼び出されるテンプレートを使用してサブプログラム/サブルーチンを生成するには、次の手順に従います。

  1. 生成のタイプとして[Template]を選択します。

  2. HTML タイプの入力ファイルを選択します。

  3. エディタまたはブラウザを使用して、選択した HTML ページを表示できます。

  4. 生成するオブジェクトタイプを選択します。

  5. 生成される Natural オブジェクトを選択します。

  6. 生成を開始します。

  7. このサブプログラムを初めて生成し、生成したサブプログラムを DCOM を使用して呼び出す場合、DCOM クラスを再生成します(「クラスの生成」を参照してください)。

  8. 生成後、Natural Web インターフェイスを呼び出してページを表示できます。

置換文字列の挿入

HTML ページに置換文字列を直接指定する必要があります。 置換文字列の先頭と末尾には特定の文字(例:$)を指定する必要があります(「オプション」を参照してください)。 文字列の名前(内容)は、変数名に関する Natural ルールに従う必要があります。 従わないと、サブルーチンで格納できません。

置換文字列の名前の先頭が "HTML" の場合、"<" や ">" などの保存されていない文字がランタイムでの置換処理時に置き換えられます。

次の接頭辞が、ランタイムでの自動変換用に実装されています。

詳細については、サブルーチン W3REPLACE-AT-OUTPUT に関するドキュメントを参照してください。

テンプレート生成の例

HTML ドキュメント:

<HTML>
<HEAD>
  <TITLE>Template Processing</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<H2>
  Template Processing
</H2>
<P>
  <HR>
<TABLE BORDER="0">
<TR><TD>Log-Time:</TD><TD>$log$<TD></TR>
<TR><TD>HTTPs Extension:</TD><TD>$html-ext$<TD></TR>
<TR><TD>Web Interface:</TD><TD>$html-ver$<TD></TR>
</TABLE>
<P>
<TABLE BORDER='0' WIDTH='100%' CELLSPACING='0' CELLPADDING=5>
  <TR BGCOLOR='#00cc66'>
    <TD>$prog$ - $log$</TD>
    <TD ALIGN='RIGHT'>Natural</TD>
  </TR>
</TABLE>
</BODY></HTML>     

生成される Natural サブルーチン(インターネットから呼び出されるサブプログラムから呼び出す必要がある):

* ----- GENERATED BY NATURAL WEB INTERFACE
* File ........: E:\SAG\Natural\6.2\Fnat\SYSWEB\RES\templ.html
* Library .....: SYSWEB
* Source Name .: TEMPL
* Delimiter ...: $
* -----
DEFINE DATA PARAMETER
1 log                                (A) DYNAMIC BY VALUE
1 html-ext                           (A) DYNAMIC BY VALUE
1 html-ver                           (A) DYNAMIC BY VALUE
1 prog                               (A) DYNAMIC BY VALUE
END-DEFINE
*
*
DEFINE SUBROUTINE e3templm
*
* ----- HEADER FOR SERVER -----
PERFORM W3CLEAR
PERFORM W3CONTENT-TYPE 'text/html'
* ----- MAIN PROGRAM -----
* --- LOAD THE HTML TEMPLATE ---
PERFORM W3LOAD-RESOURCE ' '   'e3templ.html'
*
* --- REPLACE PLACEHOLDER ---
PERFORM W3REPLACE-AT-OUTPUT ' ' '$log$' log
PERFORM W3REPLACE-AT-OUTPUT 'HTML' '$ext$' ext
PERFORM W3REPLACE-AT-OUTPUT 'HTML' '$ver$' ver
PERFORM W3REPLACE-AT-OUTPUT ' ' '$prog$' prog
* ----- END MAIN PROGRAM -----
*
END-SUBROUTINE
*
END

生成される Natural サブプログラム(インターネットから直接呼び出し可能):

* ----- GENERATED BY NATURAL WEB INTERFACE
* File ........: E:\SAG\Natural\6.2\Fnat\SYSWEB\RES\templ.html
* Library .....: SYSWEB
* Source Name .: TEMPL
* Delimiter ...: $
* -----
DEFINE DATA
PARAMETER USING W3PARM
LOCAL USING W3CONST
LOCAL
* ----- PRIVATE VARIABLES -----
1 W3VALUE        (A250)
END-DEFINE
*
* ----- ERROR HANDLER -----
ON ERROR
 PERFORM W3ERROR ##W3ERROR
 PERFORM W3END ##RPC
 ESCAPE ROUTINE
END-ERROR
* ----- INITIALISE HTTP API -----
PERFORM W3INIT ##RPC
* ----- HEADER FOR SERVER -----
PERFORM W3CONTENT-TYPE 'text/html'
*
* ----- MAIN PROGRAM -----
* --- LOAD THE HTML TEMPLATE ---
PERFORM W3LOAD-RESOURCE 'SYSWEB'   'e3templ.html'
*
* --- REPLACE PLACEHOLDER ---
PERFORM W3REPLACE-AT-OUTPUT ' ' '$log$' 'replace-string-1'
PERFORM W3REPLACE-AT-OUTPUT 'HTML' '$ext$' 'replace-string-2'
PERFORM W3REPLACE-AT-OUTPUT 'HTML' '$ver$' 'replace-string-3'
PERFORM W3REPLACE-AT-OUTPUT ' ' '$prog$' 'replace-string-4'
* ----- END HTTP -----
PERFORM W3END ##RPC
* ----- END MAIN PROGRAM -----
*
END

オプション

入力/出力フィールド

フィールド 説明
Delete unnecessary white space オンにすると、空白、改行、タブなどの複数のスペース文字が減らされて単一のスペースに変換されます。 <PRE><TEXTAREA><SCRIPT> などの特殊 HTML タグの場合は、スペースは減らされません。

デフォルト値:オフ

Save <NATURAL NOT> ... <NATURAL> at source オンにすると、<NATURAL NOT> タグの内容は原則的には Natural ソースに生成されません。 このオプションでは、<NATURAL NOT> の内容はコメントとして Natural ソースに生成されます。

デフォルト値:オフ

Stow after generation オンにすると、生成が正常に完了すると生成されたプログラムは格納されます。

デフォルト値:オン

Use long text constants より良いパフォーマンスのために 253 文字以上のテキスト定数を生成します。

デフォルト値:オン

Natural line length 生成される Natural ソース行の長さで、最小値は 20、最大値は 246 です。

デフォルト値:platform dependant

Delimiter 置換文字列のためのデリミタ文字列。

デフォルト値:$

View

以下に参考情報を示します。

入力/出力フィールド

フィールド 説明
HTML Editor HTML ページのソースを編集するために使用する外部プログラムです。

デフォルト値:NOTEPAD

HTML Browser HTML ページを表示するために使用する外部プログラムです。

デフォルト値:Microsoft Web ブラウザ ActiveX コントロール

Use internal browser HTML ページを表示するために使用する外部プログラムです。

独自のブラウザを選択するには、このボックスをオフにします。

デフォルト値:オン

Temporary work file HTML ブラウザにデータを表示するために使用するデフォルトの出力ファイルです。

デフォルト値:C:\Temp\web-out

ボタン

OK 変更内容を保存してダイアログボックスを終了します。
Cancel 変更内容を保存せずにダイアログボックスを終了します。
Apply 現在の入力を保存します。

クラスの生成

RPC の代わりに DCOM を使用して Natural Web インターフェイスサブプログラムを呼び出す場合は、DCOM クラスが必要です。 このクラスには、メソッドとして Natural Web インターフェイスのすべての関連 Natural サブプログラムが含まれています。

プログラム HTML to Natural は、指定されたクラスを自動的に生成します。 生成されたクラスを格納するには、DCOM オブジェクトのグローバルユニーク ID(GUID)を指定するためにローカルデータエリア(LDA)が必要です。 LDA の名前は L で始まり、ライブラリ名の最初の 7 文字が続きます。

以下に参考情報を示します。

入力/出力フィールド

フィールド 説明
Library スキャンするライブラリの名前。
Class source

クラスソースの名前。
[Class source]には、ライブラリと同じ名前を選択することをお勧めします。

クラス名

後でインターネットから呼び出せるクラスの名前。
[Class name]には、クラスが生成されるライブラリと同じ名前を選択することをお勧めします。

LDA name

クラス ID と Natural Web インターフェイス ID の GUID を含む LDA の名前。
適用される命名規則については、後述の「ライブラリ SYSWEB の例」を参照してください。

ラジオボタン

ラジオボタン 説明
SYSWEB ライブラリ SYSWEB で使用するクラスを生成する場合は、このオプションを選択します。
SYSWEB3 ライブラリ SYSWEB3 で使用するクラスを生成する場合は、このオプションを選択します。

ボタン

ボタン 説明
OK クラスを生成してダイアログボックスを終了します。
Cancel クラスを生成せずにダイアログボックスを終了します。
Set Default Values このボタンは、ライブラリに関連するクラスが見つからない場合に使用可能になります。 [Class source]と[Class name]のデフォルトが設定されます。 必要な LDA は事前に生成しておく必要があります。

ライブラリ SYSWEB の例

LDA 名は LSYSWEB です。 1 つ目の GUID には CLSID- にライブラリ名を後置した名前、2 つ目の GUID には IID-NATWEB という名前を付けます。

  T   コメント      
      *** データエリアの先頭 ***      
X U 1 CLSID- SYSWEB A 36  
X U 1 IID-NATWEB A 36  
      *** データエリアの末尾 ***      
注意:
クラスに新しい GUID を取得するために、LDA をコピーして名前を変更したり移動したりしないでください。 LDA をコピーして名前を変更したり移動したりしても、プリセット GUID は変更されません。 これにより、大きな問題が発生する場合があります。

ライブラリ SYSWEB3 の例

LDA 名は LSYSWEB3 です。 1 つ目の GUID には CLSID- にライブラリ名を後置した名前、2 つ目の GUID には IID-NATWEB3 という名前を付けます。

  T   コメント      
      *** データエリアの先頭 ***      
X U 1 CLSID- SYSWEB3 A 36  
X U 1 IID-NATWEB3 A 36  
      *** データエリアの末尾 ***      
注意:
クラスに新しい GUID を取得するために、LDA をコピーして名前を変更したり移動したりしないでください。 LDA をコピーして名前を変更したり移動したりしても、プリセット GUID は変更されません。 これにより、大きな問題が発生する場合があります。

オンラインテストユーティリティ

このテストユーティリティは Natural Web インターフェイスのコンポーネントです。 HTTP サーバーを使用せずに、サブプログラムをローカルでチェックできます。 Web ページの転送パラメータはテストユーティリティに転送され、ビジネスロジックに直接ポストされます。

通信プラットフォームとしては、実際のリモート通信と同様に、RPC または DCOM を選択できます。 処理の結果、目的の Web ページまたはエラーメッセージが表示されます。 Web ページは、選択したブラウザまたはビューアーで表示できます。 エラーメッセージが表示された場合でも、追加のテストルーチンを作成する必要はなく、ビジネスロジックをローカルで簡単にデバッグできます。 リモートデバッグは不要です。

機能:

以下に参考情報を示します。

前提条件

アプリケーションの実行

Start of instruction set パス調整を定義するには

  1. メインダイアログボックスを開きます。

  2. [ツール]>[開発ツール]>[Web Interface Options]を選択し、ブラウザとビューアを指定します。

  3. ブラウザ、ビューアー、およびワークファイルのパスを設定します。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

Start of instruction set アプリケーションを開始するには

  1. SYSWEB 用のダイアログ WEB-ONL または SYSWEB3 用のダイアログ WEB-ONL3 を開始します。

  2. ライブラリ名とサブプログラム名を選択します。

  3. オプション:パラメータを追加します。

  4. RPC または DCOM を選択します。

  5. [Execute]ボタンをクリックします。

  6. [Result]ボタンまたは[Browse]ボタンをクリックして結果を表示します。

サポートされているコンテンツタイプ

次のコンテンツタイプがテストユーティリティでサポートされています。

コンテンツタイプ 拡張子
"application/rtf" "rtf"
"application/powerpoint" "ppt"
"application/msword" "doc"
"application/excel" "xls"
"text/html" "htm"
"text/plain" "txt"
"text/xml" "xml"
"text/richtext" "rtf"

上記以外のコンテンツタイプが必要な場合は、サブルーチン HTML2CONTENT-TYPE(SYSWEB/W3CO2EXT または SYSWEB3/W3CO2EXT)を変更し、ニーズに合わせて変換テーブルを拡張します。

入力/出力フィールド

フィールド 説明

Subprogram:
Library
Name

ライブラリおよび目的のサブプログラムの名前を指定できます。 指定可能なライブラリおよびサブプログラムは、自動的にライブラリワークスペースから取得されて選択ボックスにリストされます。
Interface 通信形式として DCOM または RPC を選択できます。 DCOM の場合は、まずクラスを登録する必要があります。

デフォルト:RPC

Parameters:
Name
Value
Server

ここでは、必要な名前/値ペアをサブプログラムから入力できます。 これらをパラメータリストに移動するには、[Add]ボタンをクリックします。 エントリを変更するには、[Modify]ボタンをクリックします。 &、=、% を置き換える必要はありません。この処理は WEB-ONL プログラムによって実行されます。 サーバーパラメータを使用する場合は、パラメータをパラメータリストに追加する前に、[Server]トグルボタンをオンにします。

パラメータリストにすべての名前/値ペアが表示されます。 &、=、% は置き換えられます。 ペアを削除するには、項目を選択し、[Delete]ボタンをクリックします。 選択したすべての項目が[Name]および[Value]フィールドに挿入されます。 ペアを変更するには、項目を選択し、[Name]および[Value]フィールドで変更し、[Modify]ボタンをクリックします。

Server:
名前/値ペアがサーバー変数の場合は、このトグルボタンをオンにする必要があります。 すべてのステータスは、再度変更するまで継続されます。

HTTP Method

このドロップダウンリストでは、使用する HTTP 要求/送信メソッドを選択できます。

  • HEAD
    GET 要求と似ていますが、応答本文がありません。 これは、内容全体を取得せずに、応答ヘッダーに書かれたメタ情報を取得できるので便利です。

  • GET
    指定したリソースの表現を要求します。

  • POST
    特定したリソースからデータを送信します。 データは要求の本文に組み込まれます。

    このメソッドを使用して、XML ファイルやバイナリデータ(例:グラフィック)などの異なるコンテンツタイプのデータを送信できます。

    このメソッドを指定すると、画面上で[Browse]ボタンと[Binary]チェックボックスが追加で使用可能になります。

    [Browse...]ボタンはファイルを選択する場合に使用し、[Binary]チェックボックスはバイナリデータを送信する場合にオンにします。

    入力ファイルを指定せずにこのメソッドを指定した場合は、デフォルトの MIME タイプ "application/x-www-form-urlencoded" が設定されます。 入力ファイルを使用した場合は、その入力ファイルのコンテンツタイプが使用されます。例えば、XML ファイルの場合は、コンテンツタイプは自動的に "text/xml" に設定されます。 別の MIME タイプを入力フィールドに手動で指定できます。

    注意:
    手動で設定した MIME タイプは、デフォルトの MIME タイプよりも常に優先されます。

  • PUT
    指定したリソースの表現をアップロードします。

    このメソッドを使用して、XML ファイルやバイナリデータ(例:グラフィック)などの異なるコンテンツタイプのデータを送信できます。

    このメソッドを指定すると、画面上で[Browse...]ボタンと[Binary]チェックボックスが追加で使用可能になります。

    [Browse...]ボタンはファイルを選択する場合に使用し、[Binary]チェックボックスはバイナリデータを送信する場合にオンにします。

ボタン

要求したサブプログラムの出力を受け取る処理を実行します。
WEB-ONL または WEB-ONL3 ダイアログウィンドウの下部にあるステータスバーに処理のステータスが表示されます。

エディタを開きます。 プログラムを実行していなくて、サブプログラムのライブラリまたは名前を変更していなければ、
無効になっています。 [Options]ダイアログボックスでエディタを選択できます。

[Options]ダイアログボックスで選択したブラウザを開きます。 プログラムを実行していない場合は、無効になっています。

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