バージョン 6.3.3
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オブジェクトハンドラ - parameter-setting

parameter-setting 節は、オブジェクトを処理する LOAD または UNLOAD コマンドの属性を変更し、LOAD コマンドの出力宛先(FNAT など)を定義するために使用します。

以下のセクションでは、parameter-setting 節に適用される構文を示して説明します。 構文図で使用しているキーワードおよび変数値は、属性の変更に使用されるパラメータを表します。 必要な場合、変数値をキーワードと一緒に指定する必要があります。


parameter-setting の構文

WITH  

(parameter-workplan)
 
parameter-clause

parameter-workplan に適用される構文については、「ワークプラン」セクションの「ワークプランの参照」を参照してください。

以下のセクションでは、parameter-clause の構文を示します。

parameter-clause の構文

[NAME old-name] NEWNAME new-name

         

[LIBRARY old-library-name] NEWLIBRARY new-library-name

         

../graphics/sbo4.gif

  LOADFNATDBID fnat-dbid LOADFNATFNR fnat-fnr
[LOADFNATNAME vsam-name]
[LOADFNATCIPHER fnat-cipher]

../graphics/sbc4.gif

LOADFNATPASSWORD
LOADFNATPSW

fnat-password

../graphics/sbo4.gif

  LOADFUSERDBID fuser-dbid LOADFUSERFNR fuser-fnr
[LOADFUSERNAME fuser-vsam-name]
[LOADFUSERCIPHER fuser-cipher]

../graphics/sbc4.gif

LOADFUSERPASSWORD
LOADFUSERPSW

fuser-password

../graphics/sbo4.gif

  LOADNCPDBID ncp-file-dbid LOADNCPFNR ncp-file-fnr
[LOADNCPNAME ncp-file-vsam-name]
[LOADNCPCIPHER ncp-file-cipher]

../graphics/sbc4.gif

LOADNCPPASSWORD
LOADNCPPSW

ncp-file-password

[FDTDBID old-fdt-dbid FDTFNR old-fdt-fnr] NEWFDTDBID new-fdt-dbid NEWFDTFNR new-fdt-fnr

[ERRNUMDIFF modification-of-error-message-range]

[LANGUAGE old-language] NEWLANGUAGE new-language

       

[DATE old-date] NEWDATE new-date

       

[USERID old-userid] NEWUSERID new-userid

       

[TID old-terminal-id] NEWTID new-terminal-id

       

[PATH old-external-path-name] NEWPATH new-external-path-name

       

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parameter-setting のキーワードの説明

次のセクションでは、parameter-setting のキーワードおよび変数値(該当する場合)について説明します。

キーワード 利用可能なコマンド
NAME NEWNAME が指定されている場合にチェックされるオブジェクト名。  
NEWNAME 新しいオブジェクト名。  
LIBRARY NEWLIBRARY が指定されている場合にチェックされるライブラリ名。  
NEWLIBRARY 新しいライブラリ名。  
LOADFNATDBID

FNAT ライブラリのデータベース ID(DBID)。

LOAD
LOADFNATFNR

FNAT ライブラリのファイル番号(FNR)。

LOAD
LOADFNATNAME

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
FNAT の VSAM ファイル名。

LOAD
LOADFNATCIPHER

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
FNAT のサイファコード。

LOAD
LOADFNATPASSWORD

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
FNAT の Adabas パスワード。

LOAD
LOADFUSERDBID FUSER ライブラリの DBID。 LOAD
LOADFUSERFNR FUSER ライブラリの FNR。 LOAD
LOADFUSERNAME

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
FUSER の VSAM ファイル名。

LOAD
LOADFUSERCIPHER

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
FUSER のサイファコード。

LOAD
LOADFUSERPASSWORD

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
FUSER の Adabas パスワード。

LOAD
LOADNCPDBID Natural コマンドプロセッサソース用 Adabas ファイルの DBID。 LOAD
LOADNCPFNR Natural コマンドプロセッサソース用 Adabas ファイルの FNR。 LOAD
LOADNCPNAME

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
Natural コマンドプロセッサソース用 Adabas ファイルの VSAM 名。

LOAD
LOADNCPCIPHER

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
Natural コマンドプロセッサソース用 Adabas ファイルのサイファコード。

LOAD
LOADNCPPASSWORD

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
Natural コマンドプロセッサソース用 Adabas ファイルの Adabas パスワード。

LOAD
FDTDBID NEWFDTDBID が指定されている場合にチェックされる Adabas FDT(フィールド定義テーブル)の DBID。  
NEWFDTDBID FDT の新しい DBID。  
FDTFNR NEWFDTFNR が指定されている場合にチェックされる FDT の DBID。  
NEWFDTFNR FDT の新しい FNR。  
ERRNUMDIFF UNLOAD または LOAD コマンドの実行中に Natural エラーメッセージに追加される数字(正または負)。

選択条件として FMNUM および TONUM(「select-clause」を参照)が指定された場合にのみ、ERRNUMDIFF を指定できます。 指定されていない場合は、有効な結果をチェックできません。

 
LANGUAGE NEWLANGUAGE(下記参照)が指定されている場合にチェックされる Natural エラーメッセージの最大 8 つまでの有効な言語コード(英語の場合はコード 1)。

language に複数の言語コードが含まれている場合、new-language には同じ数の言語コードが含まれている必要があります。 各 language 言語コードは、対応する位置の new-language で置き換えられます。

language が指定されていない場合、new-language に複数の言語コードを含めることはできません。

 
NEWLANGUAGE 新しいユーザー定義エラーメッセージの最大 8 つまでの有効な言語コード(スペイン語の場合はコード 4)。 このオプションは、英語(言語コード 1)が唯一の有効な言語である長文テキストの Natural システムエラーメッセージには適用されません。

上記の「LANGUAGE」も参照してください。

 
DATE オブジェクト日付。

時刻を追加するには、日付と時刻の間に空白を挿入します。 有効なフォーマットと範囲については、「名前と日時の指定」の「日付」および「時刻」を参照してください。

 
NEWDATE 新しいオブジェクト日付。

NEWDATE には、日付の後に時刻を続けることができます。 時刻を追加するには、日付と時刻の間に空白を挿入します。 「名前と日時の指定」の「日付」および「時刻」も参照してください。

 
USERID NEWUSERID が指定されている場合にチェックされるユーザー ID。  
NEWUSERID 新しいユーザー ID。  
TID

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
NEWTID が指定されている場合にチェックされる端末 ID。

 
NEWTID

メインフレーム上のオブジェクトにのみ適用されます。
新しい端末 ID。

 
PATH NEWPATH が指定されている場合にチェックされるパス名。  
NEWPATH 新しいパス名。  

注意:

  1. 処理される選択条件に適用できないパラメータは無視されます。
  2. LOADFNAT...LOADFUSER...、および LOADNCP... は、LOAD コマンドにのみ使用され、他のコマンドでは無視されます。
  3. LOADFNAT... は、SYS で始まるライブラリ(SYSTEM を除く)に対して使用されます。
  4. LOADFUSER... は、SYS で始まるライブラリを除くライブラリ(SYSTEM は含まれる)に対して使用されます。
  5. LOADNCP... は、Natural コマンドプロセッサソースに対して使用されます。

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