バージョン 6.3.3
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オブジェクトハンドラ - ダイレクトコマンドの使用例

このセクションでは、オブジェクトハンドラのダイレクトコマンドの使用例を示します。

ヒント:
追加例については、オブジェクトハンドラ機能用に生成されたコマンドを表示できます。 このコマンドは、ウィザードを使用するときに自動的に表示されます。 上級ユーザーモードでは、オブジェクトハンドラコマンド SET ADVANCEDCMD ON を入力するか、オブジェクトハンドラプロファイルでパラメータ Display-Cmd-in-Advanced-ModeY(Yes)に設定する(「プロファイルの設定」も参照)ことによって、コマンド表示を有効にすることができます。


同一プラットフォームのオブジェクトのアンロード

このセクションでは、ローカルメインフレーム、UNIX、OpenVMS、または Windows のいずれかの環境で、オブジェクトを同一プラットフォームでロードできるようにするために、オブジェクトを内部フォーマットでワークファイルにアンロードする例を示します。

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異なるプラットフォームのオブジェクトのアンロード

このセクションでは、メインフレームでアンロードして UNIX、OpenVMS、または Windows 環境でロードするなど、オブジェクトを異なるプラットフォームでロードできるようにするために、オブジェクトを転送フォーマットでワークファイルにアンロードするコマンド例を示します。

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内部フォーマットでのオブジェクトのロード

このセクションでは、オブジェクトを内部フォーマットでワークファイルからロードするコマンド例を示します。

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転送フォーマットでのオブジェクトのロード

このセクションでは、オブジェクトを転送フォーマットでワークファイルからロードするコマンド例を示します。

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リモート環境でのバッチ処理

ダイレクトコマンドを使用して、リモート Natural 開発サーバー(NDV)環境からバッチモードでオブジェクトをアンロードしたり、リモート NDV 環境にオブジェクトをバッチでロードしたりできます。

このセクションでは、1 つのリモート NDV 環境から別のリモート NDV 環境にオブジェクトを転送するバッチでのダイレクトコマンドの使用例を示します。

CMSYNIN ファイルの入力コマンド

MAP ENVIRONMENT=UX1 SUNNAT63 6312 SAG
SYSOBJH
UNMAP
MAP ENVIRONMENT=MF1 IBM2 4742 SAG
SYSOBJH
UNMAP
FIN

CMOBJIN ファイルの入力データ

UNLOAD * LIB SAG-TEMP %
WHERE TRANS WFLOC PC WORK D:\NAT-Work\w1.dat REPORT
SHOW STATISTICS
END
LOADALL WHERE TRANS WFLOC PC WORK D:\NAT-Work\w1.dat %
REPLACE ALL REPORT
SHOW STATISTICS
END

ファイルの内容の説明

MAP ENVIRONMENT=UX1 SUNNAT63 6312 SAG UNIX または OpenVMS プラットフォーム上の NDV 環境にマップします。
SYSOBJH CMOBJIN ファイル内の入力データから次の 3 つのコマンドを受け取るオブジェクトハンドラ(Windows クライアント)を呼び出します。

UNLOAD * LIB SAG-TEMP %
WHERE TRANS WFLOC PC WORK D:\NAT-Work\w1.dat REPORT

オブジェクトハンドラは、リモートの UNIX または OpenVMS 環境のライブラリ SAG-TEMP からローカル Windows ディレクトリ D:\NAT-Work\w1.dat に存在するワークファイルにすべてのオブジェクトをアンロードします。

SHOW STATISTICS

アンロードしたオブジェクトに関する統計データを CMPRINT 出力ファイルに書き込みます。

END

オブジェクトハンドラを終了します。

UNMAP UNIX または OpenVMS プラットフォーム上の NDV 環境をマップ解除します。
MAP ENVIRONMENT=MF1 IBM2 4742 SAG メインフレーム上の NDV 環境にマップします。
SYSOBJH CMOBJIN ファイル内の入力データから次の 3 つのコマンドを受け取るオブジェクトハンドラ(Windows クライアント)を呼び出します。

LOADALL WHERE TRANS WFLOC PC %
WORK D:\NAT-Work\w1.dat REPLACE ALL REPORT

オブジェクトハンドラは、ローカル Windows ディレクトリ D:\NAT-Work\w1.dat にあるワークファイルからリモートメインフレーム環境に、すべてのオブジェクトをロードします。

SHOW STATISTICS

ロードしたオブジェクトに関する統計データを CMPRINT 出力ファイルに書き込みます。

END

オブジェクトハンドラを終了します。

UNMAP メインフレームプラットフォーム上の NDV 環境をマップ解除します。
FIN Natural バッチセッションを終了します。

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