バージョン 6.3.3
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SYSMAIN - オブジェクトのインポート

SYSMAIN の[インポート]機能を使用して、外部ソースから Natural ライブラリにオブジェクト(ファイル)をコピーします。 または、オブジェクトハンドラ(関連ドキュメントを参照)のアンロード機能とロード機能を使用することもできます。

オブジェクトをインポートすると、ターゲットライブラリのファイルディレクトリ FILEDIR.SAG が自動的に更新され、新たにインポートしたオブジェクトの情報が含まれるようになります。 Windows エクスプローラなどの Natural 以外の機能を使用してオブジェクトを Natural ライブラリにコピーした場合、Natural ではファイルディレクトリ FILEDIR.SAG が更新されないことに注意してください。 したがって、このライブラリに含まれるオブジェクトにアクセスすることはできません。 FILEDIR.SAG には、プログラミングモード(ストラクチャードまたはレポーティング)、オブジェクト形式(ソースオブジェクトまたはカタログ化オブジェクトあるいはその両方)、ユーザー ID など、Natural で必要な内部ライブラリ情報が含まれています。

SYSMAIN でインポートするオブジェクトは、Natural で作成しておく必要があります。

注意:
共有リソースをメインフレームプラットフォーム上のリモート環境にインポートすることはできません。

Start of instruction set オブジェクトをインポートするには

  1. [ソース]グループボックスで、インポートするオブジェクトを指定します。

  2. [ターゲット]グループボックスで、インポートするオブジェクトのターゲット環境を指定します。

  3. ソース環境およびターゲット環境の指定が完了した後、[オブジェクトリスト]をクリックします。

    [名前]ボックスに単一の名前を入力した場合、次の手順はスキップして、手順 5 の[置換時の確認]の処理に進みます。

    [名前]ボックスに名前の範囲を指定した場合、次の例のような追加のダイアログボックスが開き、一致するすべてのオブジェクトがリスト表示されます。

    ダイアログボックスに、ソースのパス名、検出されたオブジェクトの数、およびオブジェクトの名前とタイプが表示されます。 また、ソースオブジェクト(S)やカタログ化オブジェクト(C)の有無も表示されます。

  4. リストから必要なオブジェクトを選択するか、または選択解除します。

  5. [インポート]をクリックして、選択したオブジェクトを処理します。

    [キャンセル]をクリックすると、何もしない状態でダイアログボックスが閉じます。)

    [置換時の確認]チェックボックスがオンで、インポートするオブジェクトと同じ名前のオブジェクトがターゲット環境にすでに含まれている場合、警告メッセージを含む追加のダイアログボックスが開きます。

    次のボタンのいずれかを選択して、オブジェクトの置換を確認または拒否します。

    1 つずつオブジェクトの置換を確認するには、[はい]を選択します。

    または:
    一度にすべてのオブジェクトの置換を確認するには、[すべてはい]を選択します。

    または:
    現在のオブジェクトを置換しない場合は、[いいえ]を選択します。

    または:
    [キャンセル]を選択して、何もしない状態でダイアログボックスを閉じます。

  6. 指定したライブラリへのすべてのオブジェクトのインポートが完了すると、[オブジェクト保守 – インポート]ダイアログボックスが閉じ、[オブジェクトの保守]メニューが表示されます。

    インポートされたオブジェクトは、そのタイプに応じた適切なライブラリフォルダに格納されます。 例えば、プログラムタイプの Natural オブジェクトは、ライブラリの論理ビューの[Programs]フォルダに格納されます。 まだフォルダが存在しないオブジェクトタイプをインポートすると、[インポート]の実行時に Natural によって自動的に適切なフォルダが作成されます。

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