Natural スタジオのプラグインサンプルは、Natural スタジオのメタ構造をプラグインでどのように拡張できるかを示します。これらのプラグインは、ユーザー独自のオブジェクトタイプを定義し、それにコマンドを割り当て、オブジェクトをツリービューとリストビューのノードとして表示します。
プラグインサンプルは、ライブラリ SYSEXT
に含まれている Natural アプリケーションプログラミングインターフェイスについての情報を示します。 このサンプルでは、ユーザーはドキュメントをリストし、各アプリケーションプログラミングインターフェイスのテストプログラムを実行できます。
プラグインサンプルのソースコードは、ライブラリ SYSEXPLG
に含まれています。 このサンプルは、Natural スタジオでプラグインをどのように実装できるかを示します。
以下では次のトピックについて説明します。
プラグインサンプルは Natural スタジオのインストール時に自動的にインストールされます。 初期設定では、プラグインは有効化されていません。 このため、プラグインサンプルを使用するには、最初にプラグインを有効にしてから、プラグインサンプルを有効にする必要があります。
プラグインサンプルを有効にするには
プラグインの起動が有効になっていることを確認してください。 『Natural スタジオの使用』ドキュメントの「ワークスペースオプション」を参照してください。
『Natural スタジオの使用』ドキュメントの「プラグインマネージャの呼び出し」の説明に従ってプラグインマネージャを呼び出します。
[Plug-in Manager]ウィンドウで、[Plug-in Example]を選択します。
『Natural スタジオの使用』ドキュメントの「プラグインの有効化と無効化」の説明に従ってプラグインサンプルを有効にします。
プラグインマネージャでプラグインサンプルを有効にすると、Natural スタジオウィンドウで次の追加要素が使用可能になります。
メニューに、次のコマンドを含むカスケードメニュー が表示されます。
コマンド | 説明 |
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アプリケーションプログラミングインターフェイス(サブプログラム USRnnnnN )、その記述(テキストメンバ USRnnnnT )、またはテストプログラム(プログラム USRnnnnP )がライブラリ SYSEXT で選択されている場合は、このコマンドを選択すると、ツリービューウィンドウにこのアプリケーションプログラミングインターフェイスに関する情報が表示されます。 これらのいずれも選択されていない場合は、このコマンドを選択すると、ツリービューウィンドウにすべてのアプリケーションプログラミングインターフェイスに関する情報が表示されます。
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リストビューウィンドウに上記と同じ情報が表示されます。 |
上記のコマンドを含むカスケードメニュー
が、Natural オブジェクトタイプのプログラム、サブプログラム、およびテキストのコンテキストメニューで使用できるようになります。追加のツールバーが表示されます。 ツールバーのボタンは、次のメニューコマンドを表します。