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— プラグインによる Natural スタジオの拡張 —

INatAutoProgram

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。

機能
プロパティ
メソッド

機能

プログラムエディタウィンドウで現在開かれている開発オブジェクト。これに含まれる開発オブジェクトタイプは、プログラム、サブプログラム、サブルーチン、ファンクション、ヘルプルーチン、コピーコード、テキスト、およびクラスです。タイプは数値 ID で識別されます。定義済みタイプの ID は「定義済みノードタイプ」セクションに記載されています。

プロパティ

次のプロパティを使用できます。

Parent
Studio
Source
Visible
Type
LineCount

Parent

このインターフェイスの親インターフェイスに移動するために使用します。

Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
HANDLE OF OBJECT	VT_DISPATCH（INatAutoPrograms）	取得のみ

Studio

ルートインターフェイスに移動するために使用します。

Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
HANDLE OF OBJECT	VT_DISPATCH（INatAutoStudio）	取得のみ

Source

開発オブジェクトのソースコード。

Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
A	VT_BSTR

Visible

エディタウィンドウの表示／非表示を切り替えます。

Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
L	VT_BOOL

Type

開発オブジェクトタイプです。タイプは数値 ID によって識別されます。定義済みタイプの ID は「定義済みノードタイプ」セクションに記載されています。

Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
I4	VT_I4

LineCount

ソースコードの行数です。

Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
I4	VT_I4	取得のみ

メソッド

次のメソッドを使用できます。

Catalog
Check
Clear
Close
Execute
Format
Mode
Renumber
Search
Replace
Run
Save
Stow
Title
GetInfo
DeleteLines
GetLines
InsertLines
ReplaceLines

Catalog

オブジェクトをカタログします。プログラム、サブプログラム、サブルーチン、関数、ヘルプルーチン、およびクラスに適用可能です。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Quiet	L	VT_BOOL	オプション

Quiet: TRUE に設定されている場合は、メソッドはユーザーが操作しなくても実行されます。デフォルトは FALSE です。

Check

オブジェクトをチェックします。プログラム、サブプログラム、サブルーチン、関数、ヘルプルーチン、およびクラスに適用可能です。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Quiet	L	VT_BOOL	オプション

Quiet: TRUE に設定されている場合は、メソッドはユーザーが操作しなくても実行されます。デフォルトは FALSE です。

Clear

エディタの内容をクリアします。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Quiet	L	VT_BOOL	オプション

Quiet: TRUE に設定されている場合は、メソッドはユーザーが操作しなくても実行されます。デフォルトは FALSE です。

Close

エディタを閉じて、コレクションからオブジェクトを削除します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Quiet	L	VT_BOOL	オプション

Quiet: TRUE に設定されている場合は、メソッドはユーザーが操作しなくても実行されます。デフォルトは FALSE です。

Execute

オブジェクトを実行します。プログラムに適用可能です。

Format

ソースコードをフォーマットします。

Mode

オブジェクトの複数のモードを設定します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Structured	L	VT_BOOL	オプション
Uppercase	L	VT_BOOL	オプション
IgnoreTextConstants	L	VT_BOOL	オプション

Structured: ストラクチャードモードを設定します。デフォルトは Natural パラメータ設定によって決まります。
Uppercase: 大文字モードを設定します。ソースコードは保存中に大文字に変換されます。デフォルトは FALSE です。
IgnoreTextConstants: 大文字変換時にテキスト定数はそのままにしておきます。デフォルトは FALSE です。

Renumber

ソースコードの番号を再設定します。

Search

指定文字列の最初の一致を検索します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
戻り値	BOOL	VT_BOOL
SearchString	A	VT_BSTR
Line	I4	VT_I4	参照
Column	I4	VT_I4	参照
CaseSensitive	L	VT_BOOL	オプション
WholeWords	L	VT_BOOL	オプション
Up	L	VT_BOOL	オプション

戻り値: 一致が検出された場合は TRUE です。
SearchString: 検索対象の文字列です。
Line: 入力する検索の開始行が含まれています。返された最初の一致の行が含まれています。
Column: 入力する検索の開始列が含まれています。返された最初の一致の列が含まれています。
CaseSensitive: 大文字／小文字を区別して検索します。デフォルトは FALSE です。
WholeWords: 検索文字列に完全に一致する単語のみ検索します。デフォルトは FALSE です。
Up: 上方向に検索します。デフォルトは FALSE です。

Replace

指定文字列の最初の一致を別の文字列に置換します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
戻り値	BOOL	VT_BOOL
SearchString	A	VT_BSTR
ReplaceString	A	VT_BSTR
Line	I4	VT_I4	参照
Column	I4	VT_I4	参照
CaseSensitive	L	VT_BOOL	オプション
WholeWords	L	VT_BOOL	オプション
Up	L	VT_BOOL	オプション

戻り値: 一致が検出された場合は TRUE です。
SearchString: 検索対象の文字列です。
ReplaceString: 検索文字列を置き換える文字列です。
Line: 入力する検索の開始行が含まれています。返された最初の一致の行が含まれています。
Column: 入力する検索の開始列が含まれています。返された最初の一致の列が含まれています。
CaseSensitive: 大文字／小文字を区別して検索します。デフォルトは FALSE です。
WholeWords: 検索文字列に完全に一致する単語のみ検索します。デフォルトは FALSE です。
Up: 上方向に検索します。デフォルトは FALSE です。

Run

オブジェクトを実行します。プログラムに適用可能です。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Quiet	L	VT_BOOL	オプション

Quiet: TRUE に設定されている場合は、メソッドはユーザーが操作しなくても実行されます。デフォルトは FALSE です。

Save

オブジェクトを保存します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Name	A	VT_BSTR	オプション
Library	A	VT_BSTR	オプション
Type	I4	VT_I4	オプション
Quiet	L	VT_BOOL	オプション

Name: 指定した名前でオブジェクトを保存します。
Library: 指定したライブラリにオブジェクトを保存します。
Type: 指定したタイプでオブジェクトを保存します。
Quiet: TRUE に設定されている場合は、メソッドはユーザーが操作しなくても実行されます。デフォルトは FALSE です。

Stow

オブジェクトを格納します。プログラム、サブプログラム、サブルーチン、関数、ヘルプルーチン、およびクラスに適用可能です。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Name	A	VT_BSTR	オプション
Library	A	VT_BSTR	オプション
Type	I4	VT_I4	オプション
Quiet	L	VT_BOOL	オプション

Name: 指定した名前でオブジェクトを格納します。
Library: 指定したライブラリにオブジェクトを格納します。
Type: 指定したタイプでオブジェクトを格納します。
Quiet: TRUE に設定されている場合は、メソッドはユーザーが操作しなくても実行されます。デフォルトは FALSE です。

Title

無題のオブジェクトにタイトルを付けます。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Name	A	VT_BSTR	オプション
Library	A	VT_BSTR	オプション

Name: オブジェクトに名前を割り当てます。
Library: オブジェクトにライブラリを割り当てます。

GetInfo

開いているオブジェクトに関する情報を返します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
Type	I4	VT_I4	参照
Name	A	VT_BSTR	参照
Library	A	VT_BSTR	参照
Fnr	I4	VT_I4	参照
DBnr	I4	VT_I4	参照

Type: オブジェクトのタイプです。
Name: オブジェクトの名前です。
Library: オブジェクトのライブラリです。
Fnr: オブジェクトについてのシステムファイルのファイル番号です。
DBnr: オブジェクトについてのシステムファイルのデータベース番号です。

DeleteLines

ソースコードから行ブロックを削除します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
StartLine	I4	VT_I4
LineCount	I4	VT_I4	オプション

StartLine: 削除するブロックの開始行です。
LineCount: 削除する行数です。デフォルトは 1 です。

GetLines

ソースコードから行ブロックを取得します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
戻り値	A	VT_BSTR
StartLine	I4	VT_I4
LineCount	I4	VT_I4	オプション

戻り値: ソースコード行のブロックです。行は改行文字で区切られています。
StartLine: 返すブロックの開始行です。
LineCount: 返す行数です。デフォルトは 1 です。

InsertLines

ソースコードから行ブロックを挿入します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
戻り値	I4	VT_I4
Code	A	VT_BSTR
InsertAfterLine	I4	VT_I4	オプション

戻り値: InsertAfterLine に渡される行番号です。挿入された行数だけ増えます。
Code: 挿入するソースコード行のブロックです。行は改行文字で区切られている必要があります。
InsertAfterLine: コードがこの行の後に挿入されます。デフォルトは 0 です。

ReplaceLines

ソースコードから行ブロックを置換します。

パラメータ

名前	Natural データフォーマット	変形タイプ	注釈
戻り値	I4	VT_I4
Code	A	VT_BSTR
ReplaceLine	I4	VT_I4	オプション
LineCount	I4	VT_I4	オプション

戻り値: ReplaceLine に渡される行番号です。挿入された行数だけ増えます。
Code: ReplaceLine および LineCount で定義されたブロックを置換するソースコード行のブロックです。行は改行文字で区切られている必要があります。
ReplaceLine: 置換されるブロックの開始行です。デフォルトは 1 です。
LineCount: 指定したブロックで置換される行数です。デフォルトは 1 です。

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