データベースフィールドまたはプログラム変数をユーザーインターフェイスにマップする場合、入力フィールドコントロールおよび選択ボックスコントロールを Natural 変数にリンクします。 こうすることによってデータベースフィールドやプログラム変数の変更およびクエリが容易になります。
エンドユーザーが入力フィールドコントロールまたは選択ボックスコントロールにデータを入力して他のダイアログエレメントにフォーカスを移すと、LEAVE イベントが発生して内容(STRING
)が変数に格納されます。 このようにして変数は更新されます。 エンドユーザーがデータを入力して CHANGE イベントが発生する場合は、変数は更新されません。
リンクされた変数がコード内で変更された後に、ダイアログエレメントの内容をリフレッシュするには
PROCESS GUI
ステートメントの REFRESH-LINKS
アクションを使用します。
通常、ASSIGN
ステートメントによる入力フィールドコントロールの変更およびクエリは以下のようになります。
... #IF-1.STRING := '12345' #TEXT := #IF-1.STRING ...
ただし、Natural 変数を入力フィールドコントロールまたは選択ボックスコントロールにリンクすることもできます。 また、添字付き変数をダイアログエレメントやダイアログエレメント配列にリンクすることもできます。
Natural コードで変数をリンクするには、属性 LINKED
を TRUE
に設定し、属性 VARIABLE
を Natural 変数名に設定します。
... #IF-1.LINKED := TRUE #IF-1.VARIABLE := MYVARIABLE ...
入力フィールドコントロールをダブルクリックします。 対応する属性ウィンドウが開きます。
[文字列]エントリの右の ボタンを選択します。 handlename のソース ダイアログボックスが開きます。
[リンク変数]を選択します。
変数名(上記の例の MYVARIABLE
など)を入力します。
MYVARIABLE (A20/1:5)
のような添字付き変数をリンクするには、以下の 2 つの方法があります。
添字付き変数に 1 つのダイアログエレメントをリンクします。次に、handlename のソースダイアログボックスの変数名フィールドに MYVARIABLE(2)
のように添字を指定します。
添字付き変数にダイアログエレメント配列をリンクします。変数名フィールドには添字を指定しません。 この場合、配列のオカレンスと変数の添字が一致する必要があります。 MYVARIABLE (A20/1:5)
は、最大 5 のオカレンスを持つ 1 次元配列にリンクできます。