バージョン 6.3.3
 —  パラメータリファレンス  —

STACK - スタックへのデータ/コマンドの配置

この Natural プロファイルパラメータは、Natural スタックにデータ/コマンドを配置するために使用します。

注意:
STACK を使用する場合、プロファイル(またはセッション)パラメータ DCHIIA、および ID でコロン(:)を指定する必要があります。

可能な設定 任意の文字列
デフォルト設定 なし
ダイナミックな指定
セッション内の指定 不可

プロファイルパラメータ STACK は、Natural コマンドスタックにデータ/コマンドを配置するために使用します。 このパラメータで渡されるデータの量は 512 バイトに制限されます。 この制限を超過した場合、対応するエラーメッセージが返されます。

スタックには Natural コマンドとユーザー指定コマンドのシーケンスをデータとともに含め、Natural セッションの開始時に実行させることができます。 コマンドスタックは、ユーザーが画面で入力を促される前に処理されます。

スタック処理中に INPUT ステートメントが検出された場合、スタック作成時に必要な入力データがコマンドで提供されていなければ、対応する入力画面が生成されます。 スタック処理中に生成されたれレポートは、通常どおり表示されます。

各システムコマンドまたはユーザー定義コマンドの後に、オプションとして、コマンド処理中に必要な情報の要求を満たすために使用されるデータが続きます。 コマンドがユーザーコマンド(つまり、ユーザープログラムの名前)の場合、使用するデータによってユーザープログラム内の INPUT ステートメントのデータ要件が解決されます。

1 つの INPUT ステートメントの複数の設定は、コンマで区切られます。 複数の INPUT ステートメントのデータは、コロン(:)で区切られます。 複数のコマンドは、セミコロン(;)で区切られます。次の例を参照してください。

LOGON:USER1;UCMD1 A,B;UCMD2 C,D:E;FIN

ライブラリ USER1 にログオンし、コマンド UCMD1 および UCMD2 を対応する入力データで実行し、Natural セッションを終了します。

CMD DATA:DATA;CMD

コマンドおよびデータをスタックに配置します。 一部のコマンド(GLOBALS など)は INPUT によってパラメータを読み込まないため、最初のパラメータのデータ要素からコマンドを区切るには、コロンではなく空白文字を使用する必要があります。

ダイナミックに指定する場合、STACK パラメータのデータとして使用する文字列は、アポストロフィで囲む必要があります。文字列に複数のコマンドが含まれている場合も、カッコで囲む必要があります。次の例を参照してください。

STACK="(LOGON SYSTEM;UCMND)"

ライブラリ SYSTEM にログオンし、コマンド UCMND を実行します。

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