この Natural プロファイルパラメータは、Natural スタックにデータ/コマンドを配置するために使用します。
注意:
STACK
を使用する場合、プロファイル(またはセッション)パラメータ DC
、HI
、IA
、および ID
でコロン(:)を指定する必要があります。
可能な設定 | 任意の文字列 |
---|---|
デフォルト設定 | なし |
ダイナミックな指定 | 可 |
セッション内の指定 | 不可 |
プロファイルパラメータ STACK
は、Natural コマンドスタックにデータ/コマンドを配置するために使用します。 このパラメータで渡されるデータの量は 512 バイトに制限されます。 この制限を超過した場合、対応するエラーメッセージが返されます。
スタックには Natural コマンドとユーザー指定コマンドのシーケンスをデータとともに含め、Natural セッションの開始時に実行させることができます。 コマンドスタックは、ユーザーが画面で入力を促される前に処理されます。
スタック処理中に INPUT
ステートメントが検出された場合、スタック作成時に必要な入力データがコマンドで提供されていなければ、対応する入力画面が生成されます。 スタック処理中に生成されたれレポートは、通常どおり表示されます。
各システムコマンドまたはユーザー定義コマンドの後に、オプションとして、コマンド処理中に必要な情報の要求を満たすために使用されるデータが続きます。 コマンドがユーザーコマンド(つまり、ユーザープログラムの名前)の場合、使用するデータによってユーザープログラム内の
INPUT
ステートメントのデータ要件が解決されます。
1 つの INPUT
ステートメントの複数の設定は、コンマで区切られます。 複数の INPUT
ステートメントのデータは、コロン(:)で区切られます。 複数のコマンドは、セミコロン(;)で区切られます。次の例を参照してください。
LOGON:USER1;UCMD1 A,B;UCMD2 C,D:E;FIN
ライブラリ USER1
にログオンし、コマンド UCMD1
および UCMD2
を対応する入力データで実行し、Natural セッションを終了します。
CMD DATA:DATA;CMD
コマンドおよびデータをスタックに配置します。 一部のコマンド(GLOBALS
など)は INPUT
によってパラメータを読み込まないため、最初のパラメータのデータ要素からコマンドを区切るには、コロンではなく空白文字を使用する必要があります。
ダイナミックに指定する場合、STACK
パラメータのデータとして使用する文字列は、アポストロフィで囲む必要があります。文字列に複数のコマンドが含まれている場合も、カッコで囲む必要があります。次の例を参照してください。
STACK="(LOGON SYSTEM;UCMND)"
ライブラリ SYSTEM
にログオンし、コマンド UCMND
を実行します。