このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
デバッガに、次のプログラムステップを実行するよう指示できます。 この操作に使用できるコマンドはいくつかあります。
他のオブジェクトをステップオーバーするようデバッガに指示すると、次のプログラムステップが実行され、該当するソースコード行でトレース位置が示されます。 このソースコード行が他の Natural オブジェクトを呼び出すか、このソースコード行に他の Natural オブジェクトが含まれている場合は、デバッガはこのオブジェクトをステップオーバーし、このオブジェクトのすべてのソースコードが一度に実行されます。 ただし、このオブジェクトにウォッチポイントまたはブレイクポイントが含まれているとデバッガは停止します。
他のオブジェクトをステップオーバーするには
メニューで を選択します。
または:
F10 キーを押します。
または:
[デバッグ]ツールバーが表示されたら、次のツールバーボタンを選択します。
他のオブジェクトにステップインするようデバッガに指示すると、次のプログラムステップが実行され、該当するソースコード行でトレース位置が示されます。 このソースコード行が他の Natural オブジェクトを呼び出すか、このソースコード行に他の Natural オブジェクトが含まれている場合は、デバッガはこのオブジェクトにステップインし、最初の実行可能な行でトレース位置が示されます。
他のオブジェクトにステップインするには
メニューで を選択します。
または:
F11 キーを押します。
または:
[デバッグ]ツールバーが表示されたら、次のツールバーボタンを選択します。
他のオブジェクトからステップアウトするようデバッガに指示すると、デバッガは以前のプログラムレベルに戻ります。 ただし、以前のレベルに到達する前にウォッチポイントまたはブレイクポイントが検出されるとデバッガは停止します。
このコマンドは、サブプログラムのデバッグ中にサブプログラムの残りの部分の実行を続行するときに便利です。 実行は、中断されることなく継続され、呼び出し元プログラム内でサブプログラムが呼び出された位置の後ろで停止します。
他のオブジェクトからステップアウトするには
メニューで を選択します。
または:
Ctrl キーを押したまま F11 キーを押します。
または:
[デバッグ]ツールバーが表示されたら、次のツールバーボタンを選択します。
デバッガに、次の有効なブレイクポイントが検出されるかウォッチポイント条件が真になるまでオブジェクトを実行するよう指示できます。 この場合は、デバッガはウォッチポイントまたはブレイクポイントで停止し、該当するソースコード行でトレース位置が示されます。
次のウォッチポイントまたはブレイクポイントまで実行するには
メニューで を選択します。
または:
F7 キーを押します。
または:
[デバッグ]ツールバーが表示されたら、次のツールバーボタンを選択します。
デバッガに、イベントドリブンアプリケーションでアプリケーションに次のイベントが送信されるまでオブジェクトを実行するよう指示できます。 ただし、次のイベントが送信される前に有効なウォッチポイントまたはブレイクポイントが検出されるとデバッガは停止します。
次のイベントまで実行するには
メニューで を選択します。
注意:
非イベントドリブンアプリケーションでは、このコマンドの機能は コマンドと同じです。
または:
Alt キーを押したまま F7 キーを押します。
デバッガに、現在カーソルがあるソースコード行までオブジェクトを実行するよう指示できます。
カーソル位置まで実行するには
実行を一時停止させるソースコード行にカーソルを置きます。
エディタでコンテキストメニューを表示し、
を選択します。または:
Ctrl キーを押したまま F10 キーを押します。
デバッガに、コードをスキップし、カーソルを置いたソースコード行からオブジェクトの実行を再開するよう指示できます。 スキップされたコードは実行されません。
注意: スキップするコードによっては、このコマンドによって予期しない結果が生じることがあります。 このコマンドの使用には十分な注意が必要です。 |
次のステートメントまで実行するには
実行を再開するソースコード行にカーソルを置きます。
エディタでコンテキストメニューを表示し、
を選択します。注意:
このコマンドは、現在処理中のオブジェクトに対してのみ使用可能です。