SYSTEM ライブラリ内の NGU 接頭辞のあるサブプログラムおよびダイアログにより、頻繁に必要になる機能が提供されます。 すべてを手動でプログラムする代わりに、イベントハンドラコードの CALLNAT または OPEN DIALOG ステートメントを指定するだけです。
便宜上、ローカルデータエリア NGULKEY1 および NGULFCT1 は、新しいダイアログによって使用されるローカルデータエリアの一覧に自動的に含まれます。
NGULFCT1 は、それ自体でサブプログラムおよびダイアログの名前をリストします。
NGULKEY1 は、任意のイベントハンドラコードで使われる予約シンボルをリストします。 整数値ではなく、より意味のあるテキストによって一定の属性値を参照することができます。 また、接頭辞 NGU- を持つサブプログラムへの CALLNAT または接頭辞 NGU- を持つダイアログへの OPEN DIALOG のパラメータとして、意味のあるダイアログエレメント名を使用することができます。
NGULFCT1 サブプログラムまたはダイアログの名前には、2 つのタイプがあります。
ロングネーム(説明的)はアルファベット順のリストの基準です。
Natural オブジェクト名はこれより短い名前です。
サブプログラムを呼び出す場合は、イベントハンドラコードでどちらの名前も使用でき、CALLNAT subprogram-long-name/Natural-object-name parameter-name... のように指定します。
ダイアログを呼び出す場合は、OPEN DIALOG ステートメント内でやはりどちらのタイプの名前も使用できます。
注意:
Natural バージョン 2.1.3 で提供されていた NGU サブプログラムとダイアログは、対応する PROCESS GUI ステートメントアクションで一部置き換えられています。 古い NGU サブプログラムとダイアログは、このバージョンと互換性があります。 古いサブプログラムとダイアログへの呼び出しを、対応する PROCESS GUI ステートメントのアクションで置き換えることをお勧めします。
こうすることにより、アプリケーションのパフォーマンスが拡張されます。