バージョン 4.2.5
 —  端末コマンド  —

%Y - PF キー行の制御

%Y

N

S
P
W
U
A
H
B
T
[-]nn
F
L
X
I
V
C

または、次のように指定できます。

%Y=color-code [color-code] [color-code]

端末コマンド %Y を使用すると、Natural PF キー行の表示を制御できます。

注意:
グラフィカルユーザーインターフェイスでは、このコマンドは無視されます。

アプリケーションプログラミングインターフェイス:USR1005Nユーティリティ』ドキュメントの「SYSEXT - Natural アプリケーションプログラミングインターフェイス」を参照してください。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


ファンクションキー行の表示フォーマット

コマンド 機能
%YN Software AG の標準タブフォーマットでファンクションキー行を表示します。
%YS シーケンシャルフォーマットでファンクションキー行を表示します(PF1=値,PF2=値...)。名前が割り当てられているキーのみが表示されます。
%YP PC に似たシーケンシャルフォーマットでファンクションキー行を表示します。%YS と一致しますが、名前の前には "PFn=" の代わりに "Fn=" が表示されます。
%YW %YP と一致しますが、ファンクションキー行がウィンドウ内に表示される場合にのみ適用されます。
%YU %YW の設定を解除します。

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1 行および 2 行表示

コマンド 機能
%YA 全行表示。 両方のファンクションキー行を表示します。
%YH ハーフ表示。 一方のファンクションキー行のみを表示します。標準タブ表示モード(%YN)の場合、ファンクションキー名の行を表示します。他の 2 つの表示モード(%YS および %YP)の場合、上の行のみを表示します。

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ファンクションキー行の位置設定

コマンド 機能
%YB 画面の一番下の行にファンクションキー行を表示します。
%YT 画面の一番上の行にファンクションキー行を表示します。
%Ynn 画面の nn 行目にファンクションキー行を表示します。
%Y-nn 画面の下から nn 行目にファンクションキー行を表示します。

行番号 nn または -nn が現在の画面内に存在しない場合、ファンクションキー行は表示されません。

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表示されるファンクションキーの範囲

コマンド 機能
%YF 前半のファンクションキーを表示します。通常、1~12 です。
%YL 後半のファンクションキーを表示します。通常、13~24 です。
%YX 2 つの表示間を切り換えます。

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ファンクションキー行の高輝度または反転表示

コマンド 機能
%YI ファンクションキー行を高輝度で表示します。

%YI を再入力すると、高輝度から標準輝度に戻ります。

%YV ファンクションキー行を反転表示します。

%YV を再入力すると、反転表示から通常表示に戻ります。

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ファンクションキー行の色

コマンド 機能
%Y=color-code(s) ファンクションキー行を指定した色で表示します。 指定可能な color-codes は、セッションパラメータ CD と同じです。

最大 3 つの color-codes を指定できます。最初の color-code は 1 行目のファンクションキー行(ファンクションキー番号を表示する行)で使用されます。2 番目の color-code は 2 行目のファンクションキー行(ファンクションキー名を表示する行)で使用されます。3 番目の color-code は両方の行の背景に使用されます。

例えば、%Y=GRPIYE を指定すると、1 行目は緑色、2 行目はピンク、両方の行の背景は黄色で表示されます。

注意:
残りの color-code は無視されます。

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カーソル依存

コマンド 機能
%YC このコマンドにより、ファンクションキー行がカーソル依存になります。 つまり、PC 画面のアクションバーのように反応します。ユーザーが、表示されている目的のファンクションキー番号またはファンクションキー名にカーソルを移動して Enter キーを押すと、対応するファンクションキーが押された場合と同様に Natural が反応します。

%YC を再入力すると、カーソル依存が再び無効になります。

%YC を Software AG のタブ表示フォーマット(%YN)とともに使用し、ファンクションキー名のみを表示(%YH)させることで、非常に使いやすいアクションバー処理をアプリケーションに装備できます。ユーザーに必要な操作は単にカーソルでファンクション名を選択して Enter キーを押すだけであり、これによって機能が実行されます。

プログラムでファンクションキー行の表示を有効にするには、セッションパラメータ KD=ON を使用します。

詳細については、『プログラミングガイド』の「ファンクションキー行の制御 - 端末コマンド %Y」を参照してください。

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