|
|
|||||||||||||
|
|
|
|
|
[options ...] |
|
||||||||
SAVE |
|||||||||||||
CATALL |
object-name [TO object-name] |
RECAT |
[TYPES types]
|
CATALOG |
|||||||||
ALL |
STOW |
||||||||||||
CHECK |
|||||||||||||
| text-name |
このコマンドは、現在のライブラリに存在するソース形式、オブジェクト形式、またはその両方のすべてのオブジェクトを保存するために使用します。
追加オプションを付けずに CATALL コマンドを入力すると、［Catalog Objects in Library］画面が表示されます。この画面を使用して、次の機能を実行できます。 上記のコマンド構文を使用して、CATALL コマンドを直接発行することもできます。
CATALLU2 サブプログラムを使用することによって、［Catalog Objects in Library］画面の機能をデフォルトで選択することもできます。 また、CATALLU2 をバッチモードまたはコマンドモードで呼び出すことを可能にすることもできます。 このサブプログラムは、ライブラリ SYSTEM（FNAT）にソース形式で提供されています。 サブプログラムをアクティブにするには、ソースで記述されているとおりに変更してから、カタログして SYSLIB にコピーします。 このサブプログラムは、［Catalog Objects in Library］画面が出力される前に呼び出されます。
『Natural の使用』ドキュメントの「オブジェクトの命名規則」も参照してください。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
現在のライブラリで選択されているタイプのすべてのオブジェクトに対して CATALL を実行するには、［from］フィールドにアスタリスク（*）をオブジェクト名として指定します。
特定範囲のオブジェクト群に対して CATALL を実行するには、システムコマンド LIST の説明と同様に、［from］フィールドの名前にアスタリスク表記（*）やワイルドカード表記（?）を使用できます。
または、［from］フィールドと［to］フィールドに、アスタリスク表記やワイルドカード表記を使用せずに該当するオブジェクト名を入力することによって、特定範囲のオブジェクト群の始まりと終わりを指定することもできます。
これらのフィールドに設定を入力する代わりに、選択リストからオブジェクトを選択することもできます。
さらに、［from］フィールドを使用して、CATALL コマンドのリストを含めたテキストタイプのオブジェクトの名前を入力することもできます。 このテキストに含まれる CATALL コマンドが実行されます。 このようなテキストは、手動で作成したり、選択リストの使用時に自動的に作成したりすることもできます。
このオプションは、CATALOG 機能および STOW 機能にのみ適用されます。
上記 2 つのうち最初のフィールドをマークすると、現在のライブラリにすでにオブジェクトモジュールが存在するオブジェクトのみが再カタログされます。ソース形式のみで存在するオブジェクトはカタログされません。
2 つ目のフィールドをマークすると、選択されているすべてのオブジェクトがカタログされます。
注意:
このオプションは、コピーコードタイプおよびテキストタイプのオブジェクトには適用されません。
デフォルトでは、CATALL は現在のライブラリのあらゆるタイプのオブジェクトに適用されます。したがって、すべてのオブジェクトタイプが X でマークされています。
特定のタイプのオブジェクトが CATALL で処理されないようにするには、該当する X を空白で上書きします。
選択したオブジェクトに適用する機能を、SAVE、CATALOG、STOW、または CHECK から 1 つ選択できます。 これらの機能は、同名のシステムコマンドに対応します。
注意:
STOW を選択した場合でも、コピーコードタイプとテキストタイプのオブジェクトは保存されます。 CATALOG を選択した場合には、これらのオブジェクトは保存されません。
CATALL 処理に関して、次のオプションを 1 つ以上選択できます。
| Condition Code in Batch | CATALL をバッチモードで実行し、このオプションを文字でマークすると、CATALL の実行中に構文エラーが検出されるか、または指定したオブジェクト範囲にオブジェクトが見つからない場合に、コンディションコード 55 が返されます。このオプションは CATALOG と STOW のみに適用されます。
|
|---|---|
| Renumber Source-Code Lines | デフォルトでは、保存または格納されたソースのソースコード行の番号も再設定されます。
行番号の自動再設定を行わない場合は、このフィールドの X を空白で上書きします。 |
| Keep Result List | CATALL では結果リストが生成されます。 結果リストを維持して後で使用するには、このフィールドを文字でマークします。
ライブラリ 結果リストは、別の |
| Processing Information |
オンライン処理中は、処理ステータス情報が バッチ処理中は、エラーの原因となったモジュールのみが これらの表示を抑制するには、このフィールドの X を空白で上書きします。 |
| Error Report | 処理の最後に、発生したエラーのリストが CATALL によって表示されます。
エラーリストの表示を抑制するには、このフィールドの X を空白で上書きします。 |
| Extended Error Report | エラーレポートが、ディレクトリ情報、エラーの行、エラーメッセージを示した拡張形式で出力されます。
拡張エラーレポートを出力するには、このフィールドを X でマークします。 |
| PF4 AddOp |
PF4 キーを押すと、追加オプションを選択または入力できるウィンドウが表示されます。 Error Text Member：Natural テキストメンバの名前を入力します。 |
特定のオブジェクトのみに CATALL を使用する場合は、該当するオブジェクトを選択リストから選択できます。
このためには、最初に［Select Function］および［Select Options］で希望する項目を選択してから、PF5 キーを押します。 現在のライブラリに保存されているオブジェクトのリストが表示されます。
このリストは、システムコマンド LIST のリストに対応します。 選択リストのスクロールや、リストの新規選択条件の指定も、LIST コマンドの場合と同じ方法で行います。
リストの［Cmd］列を文字でマークすることにより、希望するオブジェクトを選択します。 現在の選択リストのすべてのオブジェクトを同時に選択するには、PF5 キーを押します。 次に、リストをスクロールして他の選択条件を指定し、オブジェクトをさらに選択します。
処理対象にするオブジェクトをすべて選択した後、PF3 キーを押します。
ウィンドウが表示されます。ここでは、選択したオブジェクトの集合を他の CATALL 処理で再利用するために保存することができます。次のいずれかの手順に従います。
ウィンドウで名前を入力すると、選択したオブジェクトの集合が CATALL コマンドの形式で、入力した名前のテキストタイプのオブジェクトに自動的に保存されます。 このテキスト名は、［Catalog Objects in Library］画面の［Catalog Objects from］フィールドで今後使用できます。
保存しない場合は、ウィンドウに何も入力しないで Enter キーを押します。
選択したオブジェクトの CATALL による処理が開始されます。
［Catalog Objects in Library］画面で実行可能なさまざまな指定に対応し、システムコマンド CATALL で直接指定できる次のようなオプションもあります。
| object-name TO object-name | ［Catalog Objects in Library］画面の［Catalog Objects from］フィールドと［Catalog Objects to］フィールドに対応します。「カタログするオブジェクトの指定（［Catalog Objects from/to］フィールド）」を参照してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| RECAT/ALL | ［Catalog Objects in Library］画面の［Recatalog Only Existing Modules］オプションまたは［Catalog All Sources］オプションに対応します。 RECAT はデフォルトです。「［Recatalog Only Existing Modules］フィールドと［Catalog All Sources］フィールド」を参照してください。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
| TYPES types | ［Catalog Objects in Library］画面でマークされた各オブジェクトタイプに対応します。「オブジェクトタイプの選択」を参照してください。 可能な types：
types は、1 つの文字列（ローカルに対する "LAG" など）、パラメータ、およびグローバルデータエリアで指定する必要があります。 デフォルトでは、 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
| SAVE/CATALOG/STOW/CHECK | ［Catalog Objects in Library］画面の同名のアクションに対応します。「機能の選択」を参照してください。 CATALOG はデフォルトです。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
| options |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
| text-name | ［Catalog Objects in Library］画面の［Catalog Objects from］フィールドのテキスト名の指定に対応します。「カタログするオブジェクトの指定（［Catalog Objects from/to］フィールド）」を参照してください。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
例：
オブジェクトモジュールがすでに存在するオブジェクトのみを格納するには
次のコマンドを入力します。
CATALL * STOW KEEP CC NOREN
このコマンドには暗黙的な RECAT が含まれるため、次のコマンドと同じ効果があります。
CATALL * RECAT STOW KEEP CC NOREN
すべてのオブジェクトを格納するには
次のコマンドを入力します。
CATALL * ALL STOW KEEP CC NOREN
注意:
個々のコマンドコンポーネントは、空白または INPUT 区切り文字（セッションパラメータ ID で定義）で区切る必要があります。
