バージョン 4.2.5
 —  プログラミングガイド  —

テキスト表記

INPUTDISPLAYWRITEWRITE TITLE、および WRITE TRAILER の各ステートメントでは、テキスト表記を使用して、これらのステートメントとともに使用するテキストを定義できます。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


ステートメントで使用するテキストの定義 - 'text' 表記

ステートメントで使用するテキスト(プロンプトメッセージなど)は、アポストロフィ(')または引用符(")で囲む必要があります。 アポストロフィ 2 つ('')と引用符(")を混同しないようにしてください。

引用符で囲んだテキストは、小文字から大文字に自動変換できます。 自動変換を無効にするには、エディタプロファイルの設定を変更します。 詳細については、(『エディタ』ドキュメントの「全般的な情報」の)「エディタプロファイル」の「全般的なデフォルト設定」に記載されている、[Dynamic Conversion of Lower Case]オプションの説明を参照してください。

テキスト自体には 1~72 文字を使用できますが、複数行にわたって記述することはできません。

テキスト要素は、ハイフンを使用して連結できます。

例:

DEFINE DATA LOCAL
1 #A(A10)
END-DEFINE

INPUT 'Input XYZ' (CD=BL) #A
WRITE '=' #A
WRITE 'Write1 ' - 'Write2 ' - 'Write3' (CD=RE)
END

テキスト文字列の一部としてのアポストロフィの使用

Natural プロファイルパラメータ TQ(引用符の変換)、または Natural プロファイルパラメータ CMPO のキーワードサブパラメータ TQMARKON に設定されていると、以下の処理が適用されます。 これはデフォルト設定です。

アポストロフィで囲まれたテキスト文字列内で 1 つのアポストロフィを表すには、2 つのアポストロフィ('')または 1 つの引用符(")を使用する必要があります。 どちらの表記を使用しても、単一のアポストロフィが出力されます。

引用符で囲まれたテキスト文字列内で 1 つのアポストロフィを表すには、1 つのアポストロフィを指定します。

アポストロフィの例:

 #FIELDA = 'O''CONNOR'
 #FIELDA = 'O"CONNOR'
 #FIELDA = "O'CONNOR"

上記の 3 例すべてで、以下の結果が出力されます。

 O'CONNOR

テキスト文字列の一部としての引用符の使用

Natural プロファイルパラメータ TQ(引用符の変換)、または Natural プロファイルパラメータ CMPO のキーワードサブパラメータ TQMARKOFF に設定されていると、以下の処理が適用されます。 デフォルトの設定は ON です。

1 つのアポストロフィで囲まれたテキスト文字列内で 1 つの引用符を表すには、1 つの引用符を指定します。

引用符で囲まれたテキスト文字列内で 1 つの引用符を表すには、2 つの引用符("")を指定します。

引用符の例:

#FIELDA = 'O"CONNOR'
#FIELDA = "O""CONNOR"

上記の 2 例すべてで、以下の結果が出力されます。

 O"CONNOR

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フィールド値の前に n 回出力する文字の定義 - 'c'(n) 表記

単一の文字をテキストとして複数回出力するには、以下の表記を使用します。

'c'(n)

c には出力する文字を指定し、n には文字を出力する回数を指定します。 n の最大値は、249 です。

例:

WRITE '*'(3)

文字 c の前後には、アポストロフィの代わりに引用符も使用できます。

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