この Natural プロファイルパラメータでは、END TRANSACTION
または BACKOUT TRANSACTION
ステートメントが発行されるたびに暗黙的な同期地点を発行するかどうかを決定します。
可能な設定 | ON |
Natural は、 Natural は、 これは、3GL プログラム内から実行されるデータベーストランザクションの同期に役立ちます。 |
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OFF |
Natural は、END TRANSACTION または BACKOUT TRANSACTION ステートメントが発行されたときに暗黙的な同期地点を発行しません。
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デフォルト設定 | OFF |
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ダイナミックな指定 | 可 | |
セッション内の指定 | 不可 |
同期地点を発行するために、Natural では次のものが使用されます。
TSO およびバッチモードでは、リカバリの単位をコミットまたはロールバックするための Resource Recovery Services(RRS)
CICS では、CICS コマンド SYNCPOINT
および SYNCPOINT ROLLBACK
IMS/TM では、システムサービスコール CHECKPOINT
(CHKP
)および ROLLBACK
(ROLB
)
処理順序は次のとおりです。
END TRANSACTION
/ BACKOUT TRANSACTION
ステートメントが、プロファイルパラメータ ETDB
で指定されたデータベースに発行されます。
同期地点 COMMIT
/ ROLLBACK
が発行されます。
残りのデータベースに対して END TRANSACTION
または BACKOUT TRANSACTION
ステートメントが発行されます。
制限および制約事項
この機能は、次の環境の z/OS オペレーティングシステムで使用できます。
バッチモード
TP モニタ CICS 環境
TP モニタ TSO 環境
非メッセージドリブン BMP の TP モニタ IMS/TM 環境(IMS/TM の他のすべての環境では、ROLLBACK
のみが実行され、CHECKPOINT
は実行されません)
Adabas トランザクションを同期するには、Adabas Transaction Manager(ATM)がインストールされている必要があります。
DB2 データベースに保存されているデータを更新するトランザクションをこの機能でコミットする場合、RRSAF インターフェイスを使用するように Natural for DB2 または 3GL アプリケーションを構成する必要があります。
DL/I データベースに保存されているデータを更新するバッチモードのトランザクションでは、DL/I 制限のため Resource Recovery Services はサポートされていません。 また、DB2 データベースに保存されているデータが同じトランザクションで更新される場合、DL/I 同期メカニズムを使用して同期が実行されます。
したがって、DB2 および DL/I データベースに保存されているデータに加えて、Adabas データベースに保存されているデータが更新される場合、Adabas Transaction Manager がインストールされていても、同期は不可能です。
その他のトランザクション処理関連のパラメータ:ADAMODE | DBCLOSE | DBOPEN | ENDBT | ET | ETDB | ETEOP | ETIO