この Natural プロファイルパラメータは、Adabas 関連の情報の ID として使用されます(例えば、END TRANSACTION
ステートメントの結果として保存されるデータの ID)。
可能な設定 | 1~8 文字 | この設定は、Adabas OPEN コールのユーザー ID 設定として使用されます。 |
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OFF |
Natural は、Natural セッションの開始時に Adabas オープンコマンドおよびクローズコマンドを発行しません。 ただし、ETID または OPRB 指定(あるいは両方)が Natural Security に存在する場合、これらの指定は、Natural Security によって発行される後続のオープンで使用されます。 このパラメータ設定は、Natural Security と組み合わせて使用し、初期化段階での
Adabas オープンコールで、同時送信の Natural バッチジョブによって重複したユーザー ID 設定が生じないようにするためのものです。
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' ' (空白)
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ETID パラメータが空白に設定されている場合、Natural は Adabas オープンコマンドおよびクローズコマンドを発行しません。OPRB パラメータ(指定されている場合)と、Natural Security での ETID および OPRB 指定は無視されます。 この場合、Natural プロファイルパラメータ DBCLOSE を ON に設定して、セッションの終了時にクローズコマンドを強制することをお勧めします。 そうしないと、ユーザーは Adabas からログオフせず、Adabas ユーザーキューエレメントが削除されません。 これにより、Adabas ユーザーキューでオーバーフローが発生する可能性があります。
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デフォルト設定 | *INIT-USER |
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ダイナミックな指定 | 可 | |
セッション内の指定 | 不可 |
ETID
設定が Natural システム変数 *INIT-USER
の設定と異なる場合、Natural は Natural セッションの開始時に、指定されている ETID
設定を使用して(また指定されている場合は OPRB
も使用)、Adabas オープンを発行します。このオープンは、Natural セッションが終了するまで有効です。Natural Security での ETID
および OPRB
指定は無視されます。
ETID
設定が *INIT-USER
の設定と同一の場合、または ETID
パラメータが指定されていない場合、Natural は Natural セッションの開始時に、*INIT-USER
設定を ETID
として使用し(また指定されている場合は OPRB
設定も使用)、Adabas オープンを発行します。 Natural Security ログオン(初期ログオンまたはその後のログオン)によって現在有効な ETID
または OPRB
設定(Natural Security でのライブラリ/ユーザー固有の ETID
および OPRB
指定)が変更された場合、Natural Security は新しい ETID
および OPRB
設定を使用して新しいオープンを発行します。 ログオン後も設定が変更されない場合、Natural Security は新しいオープンを発行しません。
ETID
および *INIT-USER
は、セッションの開始時にユーザー出口 NATUEX1
によって変更されます。 『オペレーション』ドキュメントの「NATUEX1 - 認証制御のユーザー出口」を参照してください。