バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

ETID - Adabas ユーザー ID

この Natural プロファイルパラメータは、Adabas 関連の情報の ID として使用されます(例えば、END TRANSACTION ステートメントの結果として保存されるデータの ID)。

可能な設定 1~8 文字 この設定は、Adabas OPEN コールのユーザー ID 設定として使用されます。
OFF Natural は、Natural セッションの開始時に Adabas オープンコマンドおよびクローズコマンドを発行しません。 ただし、ETID または OPRB 指定(あるいは両方)が Natural Security に存在する場合、これらの指定は、Natural Security によって発行される後続のオープンで使用されます。 このパラメータ設定は、Natural Security と組み合わせて使用し、初期化段階での Adabas オープンコールで、同時送信の Natural バッチジョブによって重複したユーザー ID 設定が生じないようにするためのものです。
' ' (空白) ETID パラメータが空白に設定されている場合、Natural は Adabas オープンコマンドおよびクローズコマンドを発行しません。OPRB パラメータ(指定されている場合)と、Natural Security での ETID および OPRB 指定は無視されます。 この場合、Natural プロファイルパラメータ DBCLOSEON に設定して、セッションの終了時にクローズコマンドを強制することをお勧めします。 そうしないと、ユーザーは Adabas からログオフせず、Adabas ユーザーキューエレメントが削除されません。 これにより、Adabas ユーザーキューでオーバーフローが発生する可能性があります。
デフォルト設定 *INIT-USER  
ダイナミックな指定  
セッション内の指定 不可  

ETID 設定が Natural システム変数 *INIT-USER の設定と異なる場合、Natural は Natural セッションの開始時に、指定されている ETID 設定を使用して(また指定されている場合は OPRB も使用)、Adabas オープンを発行します。このオープンは、Natural セッションが終了するまで有効です。Natural Security での ETID および OPRB 指定は無視されます。

ETID 設定が *INIT-USER の設定と同一の場合、または ETID パラメータが指定されていない場合、Natural は Natural セッションの開始時に、*INIT-USER 設定を ETID として使用し(また指定されている場合は OPRB 設定も使用)、Adabas オープンを発行します。 Natural Security ログオン(初期ログオンまたはその後のログオン)によって現在有効な ETID または OPRB 設定(Natural Security でのライブラリ/ユーザー固有の ETID および OPRB 指定)が変更された場合、Natural Security は新しい ETID および OPRB 設定を使用して新しいオープンを発行します。 ログオン後も設定が変更されない場合、Natural Security は新しいオープンを発行しません。

ETID および *INIT-USER は、セッションの開始時にユーザー出口 NATUEX1 によって変更されます。 『オペレーション』ドキュメントの「NATUEX1 - 認証制御のユーザー出口」を参照してください。

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