この Natural プロファイルパラメータでは、追加のレポートとハードコピーを出力するために使用するプリンタ制御シーケンスのテーブルを設定します。 Natural パラメータモジュール NATPARM
の NTCCTAB
マクロに対応します。
Natural フィールド属性をエスケープシーケンスに変換することも、エスケープシーケンスに変換する特殊文字を指定することもできます。
さらに、オープン操作の後に最初の出力レコードとして常に送信する文字列、またはクローズ操作の前に最後の出力レコードとして常に送信する文字列を指定することもできます。
つまり、正しいプロファイル名を使用することで、縦モードまたは横モードの印刷出力を有効にすることができます。 その後、Natural の単純な属性を使用して、このデバイスのすべての出力機能を利用できます。 バーコード出力や縦倍角出力も可能です。
CCTAB
では、出力フィールドの特殊文字を認識し、それらの文字を定義済みの制御シーケンスで置き換えるために使用するテーブルを定義します。 また、定義済みの制御シーケンスを挿入するために使用する Natural 属性を定義します。
可能な設定 | 下記の「CCTAB パラメータの構文」を参照してください。 | |
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デフォルト設定 | NATCONFG のマクロ NTCCTAB 内で指定
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ダイナミックな指定 | 可 | このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 Natural パラメータモジュール NATPARM では、代わりにマクロ NTCCTAB を使用する必要があります。
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セッション内の指定 | 不可 |
以下では次のトピックについて説明します。
プロファイルごとに別々の CCTAB
を指定する必要があります。 CCTAB
パラメータは、次の 3 種類の方法で指定できます。
CCTAB=( name, OPN=' xxxxx', CLS=' yyyyy' )
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上記の意味は次のとおりです。
OPN
および CLS
は任意の順序で指定できます。
CCTAB=(name, CODE=' n', CS=' xxxx' )
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上記の意味は次のとおりです。
CODE ='n' |
出力文字列に表示された時点で Natural で認識される文字です。 |
CS ='xxxx' |
CODE 文字を置き換える文字列です。
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CS
サブパラメータは CODE
サブパラメータの直後に指定する必要があります。
CCTAB=(name, ATR= nnnn, CSS=' xxxx', CSE=' yyyy' )
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上記の意味は次のとおりです。
ATR ='nnnn' |
Natural 内部フィールド属性です。 名前はマクロ NAMATR で定義されます。
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CSS ='xxxx' |
フィールドの前に挿入される文字列(最大 20 バイト)です。 CSS は必須です。
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CSE ='yyyy' |
フィールドの後ろに挿入される文字列(最大 20 バイト)です。 CSE は必須です。
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CSS
および CSE
サブパラメータは ATR
サブパラメータの直後に指定する必要があります。
NTCCTAB
マクロは、次の 3 種類の方法で指定できます。
....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7.. NTCCTAB name, * OPN='xxxxx', * CLS='yyyyy'
詳細については、CCTAB
パラメータの構文の第 1 種を参照してください。
....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7.. NTCCTAB name, * CODE='n', * CS='xxxx'
詳細については、CCTAB
パラメータの構文の第 2 種を参照してください。
....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7.. NTCCTAB name, * ATR=nnnn, * CSS='xxxx', * CSE='yyyy'
詳細については、CCTAB
パラメータの構文の第 3 種を参照してください。
文字列を、(アポストロフィで囲んだ)文字として指定するか、対応する 16 進文字表現(アポストロフィなし)で指定します。
プロポーショナルフォントを使用する場合、正しい配置が必要なテーブルを使用する前に、必ず固定幅フォントに戻すようにしてください。
....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7.. NTCCTAB DBCST NTCCTAB CODE=OE,CS=400E NTCCTAB CODE=OF,CS=0F40< NTCCTAB ATR=P5DBCS,CSS=OE,CSE=OF
....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7.. NTCCTAB TEST,OPN=27C5274DA2F1F188275093F0D6,CLS='LAST LINE' NTCCTAB CODE='<',CS=' B(SOB' NTCCTAB CODE='>',CS='B(S3B ' NTCCTAB CODE='(',CS=' B(S1S' NTCCTAB CODE=')',CS='B(SOS ' NTCCTAB ATR=P2UL,CSS=' B&&DD',CSE='B&&D§' NTCCTAB ATR=P2UL,CSS=405FF1C25084C4,CSE=5FF1C250847C NTCCTAB ATR=P2ITAL,CSS=' B(S1S',CSE='B(SOS' NTCCTAB ATR=P1HIGH,CSS=' B(S3B',CSE='B(SOB' NTCCTAB ATR=P2RVID,CSS=' B(S-3B',CSE='B(SOB'
CCTAB=(DBCST,CODE=OE,CS=400E,CODE=OF,CS=0F40,ATR=P5DBCS,CSS=OE,CSE=OF)
CCTAB=(OPN=27C5274DA2F1F188275093F0D6,CLS='LAST LINE')