バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

CCTAB - プリンタのエスケープシーケンス定義

この Natural プロファイルパラメータでは、追加のレポートとハードコピーを出力するために使用するプリンタ制御シーケンスのテーブルを設定します。 Natural パラメータモジュール NATPARMNTCCTAB マクロに対応します。

可能な設定 下記の「CCTAB パラメータの構文」を参照してください。
デフォルト設定 NATCONFG のマクロ NTCCTAB 内で指定
ダイナミックな指定 このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。 Natural パラメータモジュール NATPARM では、代わりにマクロ NTCCTAB を使用する必要があります。
セッション内の指定 不可  

以下では次のトピックについて説明します。


CCTAB パラメータの構文

プロファイルごとに別々の CCTAB を指定する必要があります。 CCTAB パラメータは、次の 3 種類の方法で指定できます。

第 1 種

CCTAB=( name,OPN='xxxxx',CLS='yyyyy')

上記の意味は次のとおりです。

name プロファイルフォームの名前、つまり DEFINE PRINTER (n) OUTPUT 'nnnnn' PROFILE 'name' です。必須で、最大長は 8 バイトです。
OPN='xxxxx' オプションで、各オープン操作時にプリンタに送信されるデータ文字列(最大 250 バイト)を定義します。
CLS='yyyyy' オプションで、各クローズ操作の前にプリンタに送信されるデータ文字列(最大 250 バイト)を定義します。

OPN および CLS は任意の順序で指定できます。

第 2 種

CCTAB=(name,CODE='n',CS='xxxx')

上記の意味は次のとおりです。

CODE='n' 出力文字列に表示された時点で Natural で認識される文字です。
CS='xxxx' CODE 文字を置き換える文字列です。

CS サブパラメータは CODE サブパラメータの直後に指定する必要があります。

第 3 種

CCTAB=(name,ATR=nnnn,CSS='xxxx',CSE='yyyy')

上記の意味は次のとおりです。

ATR='nnnn' Natural 内部フィールド属性です。 名前はマクロ NAMATR で定義されます。
CSS='xxxx' フィールドの前に挿入される文字列(最大 20 バイト)です。 CSS は必須です。
CSE='yyyy' フィールドの後ろに挿入される文字列(最大 20 バイト)です。 CSE は必須です。

CSS および CSE サブパラメータは ATR サブパラメータの直後に指定する必要があります。

Top of page

NTCCTAB マクロの構文

NTCCTAB マクロは、次の 3 種類の方法で指定できます。

第 1 種

....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7..
         NTCCTAB name,                                                 *
               OPN='xxxxx',                                            *
               CLS='yyyyy'

詳細については、CCTAB パラメータの構文の第 1 種を参照してください。

第 2 種

....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7..
         NTCCTAB name,                                                 *
               CODE='n',                                               *
               CS='xxxx'

詳細については、CCTAB パラメータの構文の第 2 種を参照してください。

第 3 種

....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7..
         NTCCTAB name,                                                 *
               ATR=nnnn,                                               *
               CSS='xxxx',                                             *
               CSE='yyyy'

詳細については、CCTAB パラメータの構文の第 3 種を参照してください。

Top of page

OPN、CLS、CODE、CS、CSS、または CSE の文字列構文

文字列を、(アポストロフィで囲んだ)文字として指定するか、対応する 16 進文字表現(アポストロフィなし)で指定します。

Top of page

プロポーショナルフォント

プロポーショナルフォントを使用する場合、正しい配置が必要なテーブルを使用する前に、必ず固定幅フォントに戻すようにしてください。

Top of page

NTCCTAB マクロの例

....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7..
         NTCCTAB DBCST
         NTCCTAB CODE=OE,CS=400E
         NTCCTAB CODE=OF,CS=0F40<
         NTCCTAB ATR=P5DBCS,CSS=OE,CSE=OF
....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7..
         NTCCTAB TEST,OPN=27C5274DA2F1F188275093F0D6,CLS='LAST LINE'
         NTCCTAB CODE='<',CS=' B(SOB'
         NTCCTAB CODE='>',CS='B(S3B '
         NTCCTAB CODE='(',CS=' B(S1S'
         NTCCTAB CODE=')',CS='B(SOS '
         NTCCTAB ATR=P2UL,CSS=' B&&DD',CSE='B&&D§'
         NTCCTAB ATR=P2UL,CSS=405FF1C25084C4,CSE=5FF1C250847C
         NTCCTAB ATR=P2ITAL,CSS=' B(S1S',CSE='B(SOS'
         NTCCTAB ATR=P1HIGH,CSS=' B(S3B',CSE='B(SOB'
         NTCCTAB ATR=P2RVID,CSS=' B(S-3B',CSE='B(SOB'

Top of page

CCTAB パラメータの例

CCTAB=(DBCST,CODE=OE,CS=400E,CODE=OF,CS=0F40,ATR=P5DBCS,CSS=OE,CSE=OF)
CCTAB=(OPN=27C5274DA2F1F188275093F0D6,CLS='LAST LINE')

Top of page