バージョン 4.2.5
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BPMETH - バッファプールスペースの検索アルゴリズム

この Natural プロファイルパラメータでは、Natural バッファプールのストレージを割り当てるために使用する検索アルゴリズムを指定します。 BPI プロファイルパラメータまたは NTBPI マクロの METHOD サブパラメータに対応します。

可能な設定 S これは、ストレージを割り当てる際に選択処理が行われることを示しています。 選択処理では、バッファプールディレクトリ全体を参照し、最適なエントリを見つけるために各エントリを比較します。 このメソッドは以前はアルゴリズム 1 + 2 として知られていました。
N これは、次に使用可能な未使用スペースまたはフリースペースが使用されることを示しています。 次に使用可能なスペースの検索がラップアラウンド方式でポインタからディレクトリエントリに実行されます。 このメソッドはバッファプールキャッシュと組み合わせて使用できます。
デフォルト設定 S  
ダイナミックな指定 このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。
セッション内の指定 不可  

BPMETH パラメータは、プライマリ Natural バッファプール(TYPE=NATSEQ=0)にのみ適用されます。 グローバルバッファプールの場合、これは無視されます。 NATPARMSEQ=0 を指定したプライマリバッファプールが存在する場合、このバッファプールの METHOD 設定のみが更新されます。

マルチユーザー環境(例えば、CICS)では、BPMETH プロファイルパラメータは、ローカルバッファプールを初期化する最初の Natural セッションにのみ影響します。

内部的に、BPMETH 指定は同等の BPI 指定に変換されます。

例:

BPMETH=SBPI=(TYPE=NAT,SEQ=0,METHOD=S) に変換されます。

Natural バッファプールの全般的な情報については、『オペレーション』ドキュメントの「Natural バッファプール」を参照してください。

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