バージョン 4.2.5
 —  パラメータリファレンス  —

BPCSIZE - Natural バッファプールのキャッシュサイズ

この Natural プロファイルパラメータは z/OS および z/VSE でのみ適用されます(Com-plete および IMS/TM には適用されません)。

ローカル Natural バッファプールのバッファプールキャッシュのサイズ(KB)を指定します。 BPI プロファイルパラメータまたは NTBPI マクロの CSIZE サブパラメータに対応します。

可能な設定 0 バッファプールキャッシュのサイズ(KB 単位)。 BPCSIZE=0 が設定されている場合、バッファプールキャッシュは使用されません。
42097148 (つまり、4 KB~2 GB) - データスペースのキャッシュの場合(C64=OFF を指定した場合)
10058720256 (つまり、56 GB) - "バーを超える" キャッシュの場合(C64=ON を指定した場合)

注意:
指定した値は、データスペースキャッシュでは 4 KB 単位、メモリオブジェクトキャッシュでは 1 MB 単位で切り上げられます。 最大許容値を超える値を指定した場合、代わりに最大許容値が使用されます。

デフォルト設定 0 デフォルトでは、バッファプールキャッシュは使用されません。
ダイナミックな指定 このパラメータはダイナミックに指定することしかできません。
セッション内の指定 不可

BPCSIZE パラメータは、プライマリ Natural バッファプール(TYPE=NATSEQ=0)にのみ適用されます。 グローバルバッファプールの場合、これは無視されます。 NATPARMSEQ=0 を指定したプライマリバッファプールが存在する場合、このバッファプールの CSIZE 設定のみが更新されます。

マルチユーザー環境(例えば、CICS)では、BPCSIZE パラメータは、ローカルバッファプールを初期化する最初の Natural セッションにのみ影響します。

バッファプールキャッシュに使用されるストレージのタイプは、プロファイルパラメータ BPC64、またはプロファイルパラメータ BPI またはマクロ NTBPI のサブパラメータ C64 によって決定されます。

内部的に、BPCSIZE 指定は同等の BPI 指定に変換されます。

例:

BPCSIZE=4000
次の形式に変換されます。
BPI=(TYPE=NAT,SEQ=0,CSIZE=4000)

詳細については、『オペレーション』ドキュメントの「バッファプールキャッシュ」を参照してください。

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