このドキュメントでは、Natural を z/OS 環境で実行する際の特別な考慮事項について概要を説明します。
z/OS 環境の Natural サブシステムは、以下のコンポーネントで構成されます。
1 つまたは複数のグローバルバッファプール
Natural サブシステムは、Natural プロファイルパラメータ SUBSID
および上記コンポーネントの対応する起動パラメータによって識別されます。 デフォルトのサブシステム名は NAT4
です。
Natural サブシステム技術により、複数のロールサーバーを同時に使用し、複数の独立した一連のグローバルバッファプールを作成することができます。互いに完全に独立した複数の Natural ランタイム環境の作成が可能です。
Natural 共有ニュークリアスの利点については、「z/OS および z/VSE 環境下の Natural 共有ニュークリアス」を参照してください。
z/OS 環境の Natural で使用できる TP モニタインターフェイスについては、以下のセクションを参照してください。
これらのセクションは、Natural の『TP モニタインターフェイス』ドキュメントにあります。
Software AG のデータベース管理システムである Adabas を除き、データベース対話が必要なすべての操作は対応する Natural インターフェイスモジュールで実行されます。
z/OS 環境の Natural で使用できるデータベースのインターフェイスについては、以下のドキュメントを参照してください。
「バッチモードの Natural(すべての環境)」および「z/OS 環境下のバッチモードの Natural」を参照してください。
Natural は、プログラミング言語である以外に、クライアント/サーバー環境でサーバーとして機能できます。 詳細については、「z/OS 環境のサーバーとしての Natural」を参照してください。