このドキュメントでは、サポートされているさまざまな環境での Natural Optimizer Compiler(NOC とも呼ばれる)のインストール方法について説明します。
以下に参考情報を示します。
Software AG 製品のインストールは、インストールジョブによって実行されます。 ジョブは、手動で作成するか、Software AG の System Maintenance Aid(SMA)によって生成されます。
以下で説明する各インストール手順では、対応するタスクを実行するジョブのジョブ番号が示されています。 ジョブ番号は、SMA によって生成されたインストールジョブに対応しています。
インストール処理での SMA の使用については、『System Maintenance Aid』ドキュメントを参照してください。
製品およびバージョンは、Natural の最新のリリースノートの「Natural および他の Software AG 製品」と「必要なオペレーティング/TP システム」に指定されています。
インストールテープには、以下の表に挙げられているデータセットが収録されています。
データセット名 | 内容 |
---|---|
NOCvrs.LOAD |
このデータセットには、Natural Optimizer Compiler ロードモジュールが含まれています。 |
データセット名の vrs
は、製品のバージョン、リリース、およびシステムメンテナンスレベル番号を表します。
インストールテープの詳細については、テープに付属の「テープ作成レポート」を参照してください。
データセットがディスク上で必要とするスペースについては、「テープ作成レポート」を参照してください。
インストールテープには、以下のデータセットが収録されています。
データセット名 | 内容 |
---|---|
NOCvrs.LIBR |
LIBR バックアップファイル。
|
データセット名の vrs
は、製品のバージョン、リリース、およびシステムメンテナンスレベル番号を表します。
インストールテープには、以下のデータセットが収録されています。
データセット名 | 内容 |
---|---|
NOCvrs.MOD |
Optimizer Compiler モジュールライブラリ。 |
データセット名の vrs
は、製品のバージョン、リリース、およびシステムメンテナンスレベル番号を表します。
インストールテープの詳細については、テープに付属の「テープ作成レポート」を参照してください。
データセットがディスク上で必要とするスペースについては、「テープ作成レポート」を参照してください。
インストールテープには、以下の表に挙げられているデータセットが収録されています。
データセット名 | 内容 |
---|---|
NOCvrs.TAPE |
このデータセットには、Natural Optimizer Compiler ロードモジュールが含まれています。 |
データセット名の vrs
は、製品のバージョン、リリース、およびシステムメンテナンスレベル番号を表します。
インストールテープの詳細については、テープに付属の「テープ作成レポート」を参照してください。
データセットがディスク上で必要とするスペースについては、「テープ作成レポート」を参照してください。
テープ内容をディスクにコピーするには
以下の式に従ってテープマーク数を計算して、TAPE LOAD
コマンド用の位置までテープを巻きます。
「テープ作成レポート」に示されているように、NOCnnn.TAPE
のシーケンス番号が n であるとすると、3n- 2 テープマーク(つまり、最初のデータセットは FSF 1
、2 番目は FSF 4
、以下同様)の位置に移動する必要があります。
Natural インストールファイルを保存するディスクにディスク A としてアクセスします。
システムオペレータに依頼して、仮想マシンのアドレス X'181'
にテープドライブを接続し、Natural Optimizer Compiler インストールテープをマウントします。
テープが接続されたら、以下の CMS コマンドを入力します。
TAPE REW
以下の CMS コマンドを入力して、テープを目的の位置まで巻きます。
TAPE FSF n
n は、上記で計算(3n- 2)したテープマーク数です。
以下の CMS コマンドを入力して、Natural Optimizer Compiler/CMS インストールマテリアルをロードします。
TAPE LOAD * * A
テープは後のインストール手順で必要であるため、テープドライブは仮想マシンに接続したままにします。
Natural パラメータモジュール(NATPARM
)に以下のマクロを追加して、Natural Optimizer Compiler をアクティブ化します。
NTOPT ON
パラメータモジュールをアセンブルおよびリンクします。
ニュークリアスのリンク手順を変更します。
z/OS
以下の INCLUDE
命令を Natural ニュークリアスのすべてのリンクに追加します。共有ニュークリアスを使用している場合は、このステートメントを共有部分のリンクに含めます。
INCLUDE NOCLIB(NOCNUC)
対応する DD
ステートメントを追加します。
//NOCLIB DD DSN=NOCvrs.LOAD,DISP=SHR
z/VSE
以下の INCLUDE
命令および Natural Optimizer Compiler の対応するサブライブラリを、リンケージエディタの検索チェーンに追加します。
INCLUDE NOCNUC
BS2000/OSD
以下の INCLUDE
命令を、NATvrs.JOBS の LNATSHAR
要素に追加します。
INCLUDE NOCNUC,NOCvrs.MOD
Natural ニュークリアスを再リンクします。Natural の『インストール』ドキュメントの「BS2000/OSD 環境での Natural のインストール」の「手順 9:Natural ニュークリアスのリンク」に説明があります。
VM/CMS
Natural モジュールまたは DCSS にインクルードされるテキストファイルのリストは、REXX プログラム NAT$LOAD EXEC
(変数 LOADLIST
)に含まれています。 Natural システムをカスタマイズするには、XEDIT
を使用してこの EXEC
の LOADLIST
を必要に応じて変更します。
以下の INCLUDE
命令を、プログラム NAT$LOAD EXEC
に追加します。
LOADLIST = LOADLIST 'NOCNUC'
Natural ニュークリアスを、プロシージャ NATBLDM
に再リンクします。
既存のプログラムを再カタログするか、新しいプログラムを作成してカタログします。
LIST
システムコマンドを使用して、カタログしたプログラムのディレクトリ情報をチェックします。
LIST DIR object-name
指定したオブジェクトのディレクトリ情報が表示され、マシンコードのサイズが画面の一番下に表示されます。