バージョン 8.1.3
 —  ユーティリティ  —

RENAME:ファイルデータベースの名前の変更

RENAME 機能は、ファイルまたはデータベースに割り当てられている名前の変更に使用します。

graphics/util_adadbs_rename.png

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


基本パラメータ

NAME:新しいファイル名

NAME はファイルに割り当てられる新しい名前です。 名前は引用符に囲んで指定します('RESERVATIONS' など)。 最大 16 文字まで使用できます。

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オプションパラメータ

FILE:ファイル番号

FILE は、名前を変更するファイル番号です。0 が指定されるか、または指定が省略された場合にはデータベースの名前が変更されます。

NOUSERABEND:アベンドなし終了

機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。

NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。

PASSWORD:ファイルパスワード

ファイルのパスワードを指定します。 ファイルがパスワード保護されている場合、このパラメータは必須です。

TEST:構文テスト

TEST パラメータは、処理を実際には行わずに構文のみをテストします。 指定したパラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はテストされません。 ADADBS 機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。

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ファイル 2 の名前を "INVENTORY" に変更します。

ADADBS RENAME FILE=2,NAME='INVENTORY'

データベースの名前が "RESERVATIONS" に変更されます。

ADADBS RENAME  NAME='RESERVATIONS',FILE=0

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