REFRESHSTATS 機能は、現セッションで Adabas ニュークリアスに保守された、統計の値をリセットします。 パラメータを使用して、統計値の特殊なグループに機能を制限することができます。
REFRESHSTATS を起動すると、Adabas によってニュークリアスシャットダウン統計が DD/PRINT に自動的に書き込まれます。
重要:
Adabas 統計値のリフレッシュは対応する値に影響します。
Adabas Statistics Facility(ASF)フィールド値を含む
通常、ニュークリアスのスタートからの期間を反映するこれらの値は最終リフレッシュ後の時間を参照します。 ASF ユーザーにとって、値のリフレッシュ前に、適切な
ASF 機能でニュークリアスレコードを保管することは有効な場合があります。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
CMDUSAGE、COUNTERS、FILEUSAGE、POOLUSAGE、および THREADUSAGE の組み合わせに対する省略形として ALL キーワードを使用できます。
オプションキーワードを 1 つも指定しない場合、ALL がデフォルトのオプションです。
CMDUSAGE パラメータは、Lx、Sx、または A1 などの Adabas ダイレクトコールコマンドのカウンタをリセットするために指定します。
COUNTERS パラメータでは、ローカルまたはリモートコール、フォーマット変換、フォーマット上書き、自動再スタート、プロテクションログスイッチ、バッファフラッシュ、およびコマンドスローバックに対するカウンタフィールドのリセットを指定します。
FILEUSAGE パラメータでは、各ファイルに対するコマンドカウンタをリセットします。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。
Adabas ニュークリアスクラスタのすべてのニュークリアス実行で、ADADBS のような Adabas ユーティリティの実行が可能です。 NUCID パラメータは、ADADBS REFRESHSTATS オペレーションをローカルに実行することによってコマンドが発行されたかのように、ADADBS REFRESHSTATS 機能を実行のためにクラスタの特定ニュークリアスに向けることを可能にします。
NUCID=0 を指定すると、統計値はクラスタのアクティブな全ニュークリアスのためにリフレッシュされます。
POOLUSAGE パラメータでは、ワークプール、コマンドキュー、またはユーザーキューなどのニュークリアスプールに対する高水位標をリセットします。
THREADUSAGE パラメータでは、各 Adabas スレッドに対するコマンドカウントのリセットを指定します。
ファイル 116 を 0 件状態にセットします。
ADADBS REFRESHSTATS CMDUSAGE,POOLUSAGE,NUCID=3
NUCID=3 を持つ Adabas クラスタニュークリアスのためのシャットダウン統計値が DD/PRINT に書き込まれると、ニュークリアスのコマンドカウンタおよびプール高水位標はリセットされます。