バージョン 8.1.3
 —  ユーティリティ  —

UNCOUPLE:ファイルのアンカップル

UNCOUPLE 機能は、2 ファイル間の関係の除去に使用します。

graphics/util_adadbs_uncouple.png

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


基本パラメータ

FILES:アンカップルするファイル

FILES ではアンカップルする 2 つのファイルを指定します。

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オプションパラメータ

NOUSERABEND:アベンドなし終了

機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。

NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。

PASSWORD:ファイルパスワード

PASSWORD は 1 以上のファイルのセキュリティパスワードを指定します。ファイルのいずれかがパスワード保護されている場合に必要です。 両方のファイルがパスワード保護されている場合、パスワードは両方のファイルに適用されます。 また、パスワードは単一引用符で囲む必要があります。

TEST:構文テスト

このパラメータは、実際に処理を行わずに構文をテストします。 指定したパラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はテストされません。 ADADBS 機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。

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ファイル 62 と 201 をアンカップルします。 どちらか片方、または両方が、パスワード "PAIR05" で保護されています。

ADADBS UNCOUPLE
FILES=62,201,PASSWORD='PAIR05'

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