UNCOUPLE 機能は、2 ファイル間の関係の除去に使用します。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
FILES ではアンカップルする 2 つのファイルを指定します。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。
PASSWORD は 1 以上のファイルのセキュリティパスワードを指定します。ファイルのいずれかがパスワード保護されている場合に必要です。 両方のファイルがパスワード保護されている場合、パスワードは両方のファイルに適用されます。 また、パスワードは単一引用符で囲む必要があります。
このパラメータは、実際に処理を行わずに構文をテストします。 指定したパラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はテストされません。 ADADBS 機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。
ファイル 62 と 201 をアンカップルします。 どちらか片方、または両方が、パスワード "PAIR05" で保護されています。
ADADBS UNCOUPLE FILES=62,201,PASSWORD='PAIR05'