ISNREUSE 機能では、削除したレコードの ISN を新しいレコードに再割り当てできるかどうかを制御します。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
FILE には、ISNREUSE 設定を変更するファイル番号を指定します。 チェックポイントファイルは指定できません。
MODE で ISN 再使用モードを有効にできます。 MODE=OFF の場合、Adabas では、削除されたレコードレコードの ISN が新しいレコードに再使用されません。 新レコードにはそれぞれ次に大きい未使用 ISN が割り当てられます。 MODE=ON の場合、Adabas では、削除レコードの ISN を再使用できます。 MODE パラメータにはデフォルトはなく、指定する必要があります。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。
PASSWORD は、ファイルのセキュリティパスワードを指定しますが、ファイルがパスワード保護されている場合、このパラメータは必須です。
RESET パラメータでは、ファイルの開始において未使用の ISN が検索されます。
TEST パラメータは、処理を実際には行わずに構文のみをテストします。 指定パラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はチェックされません。 ADADBS 機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。
ファイル 7 内の削除レコードの ISN は新しいレコードに割り当てることができます。
ADADBS ISNREUSE FILE=7,MODE=ON