DELCP 機能では、チェックポイントレコードを削除します。
ADADBS DELCP の実行後、残りのレコードには、新しい ISN が割り当てられます。この ISN には、チェックポイントレコードの削除時に使用された ISN も含まれます。 より低い ISN が割り当てられますが、チェックポイントの時間的な順序は保持されます。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
TODATE では、チェックポイント情報を削除する最終日付を指定します。 TODATE = で指定された日付以降の日付を持つチェックポイント情報は、削除されません。 TODATE = は必須指定であり、デフォルトの日付は存在しません。 日付は年(4 桁)、月(2 桁)、日(2 桁)の順に 10 進値で指定します。
機能の実行中にエラーになると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してユーザーアベンド 34(ダンプあり)またはユーザーアベンド 35(ダンプなし)で終了します。
NOUSERABEND を指定すると、ユーティリティは、エラーメッセージを出力してもアベンドしません。 代りに、メッセージ "utility TERMINATED DUE TO ERROR CONDITION"(エラーのためユーティリティを終了します)を表示してコンディションコード 20 で終了します。
TEST パラメータは、処理を実際には行わずに構文のみをテストします。 指定したパラメータの構文だけがテストされ、値や変数の正当性はテストされません。 ADADBS 機能で TEST パラメータを使用する詳細については、「TEST パラメータによる構文チェック」の項を参照してください。
1996 年 2 月 1 日以前の全チェックポイントレコードを削除します。
ADADBS DELCP TODATE=19960201