Adabas バージョン 8 では、次の機能が廃止されています。
下の表に示した Adabas 7 リンクルーチンモジュールは、Adabas 8.1.3 では提供されません。
注意:
現時点では、Adabas 8 でこれらのモジュールを使用することは可能です。 これらのモジュールを旧バージョンの Adabas 8
で使用していた場合は引き続き使用できますが、 できるだけ早く Adabas 8 リンクルーチンに移行することをお勧めします。
プラットフォーム | リンクルーチンモジュール | 説明 |
---|---|---|
IMS/TM | ADALNI7 | メッセージ処理プログラム(MPP)用のリンクルーチン |
CICS | LNKOLSC | Adabas コマンドレベルリンクルーチン依存部分 |
LNKOLM | Adabas コマンドレベルリンクルーチン非依存部分 | |
LNKTRUE | Adabas タスク関連ユーザー出口 | |
LNKENAB | Adabas PLT 起動プログラム | |
DISPGWA | Adabas グローバルワークエリア(GWA)用の表示プログラム | |
Com-Plete | ADALCO7 | 基本モジュール |
バッチ/TSO | ADALNK7 | 基本モジュール |
ADALNKR7 | リエントラントモジュール |
ADACMP COMPRESS の MAXPE191 パラメータはサポートされなくなりました。 このパラメータが指定された場合、警告メッセージが発行され、処理が続行されます。 ADACMP COMPRESS の変更点の詳細については、ADACMP COMPRESS の変更点に関する説明を参照してください。
バージョン 8 より前のバージョンでは、VSAM RRDS または線形データセットで Adabas コンテナを定義できましたが、 現在 VSAM コンテナのサポートは利用できなくなりました。
従来のリリースのリンク コンポーネントとは異なり、Adabas 8 の TP リンクコンポーネントおよびバッチリンクコンポーネントは、ソースコードでは提供されていません。 これらのコンポーネントはロードモジュール形式でのみ提供され、インストールおよびカスタマイズの手順が新しくなっています。
IBM は、最新リリースの VSE では CICS マクロレベルのプログラミングを推奨していません。 このため、現在 Software AG は、VSE Adabas または WAL サブライブラリ内で CICS マクロレベルリンクルーチン ADALNC を提供していません。 CICS/VSE 2.3 以前のバージョンをご利用のユーザーは、Adabas 7.1.3 または WAL 7.1.3 サブライブラリから ADALNC をコピーして、このコピーを CICS/VSE 2.3 以前のバージョンで実行してください。
BS2000 環境では、Adabas 8.1 の ADALNK 用のソースモジュールは提供されていません。 ただし、ADALNK、ADAL2P、および LNKUES のコンポーネントで構成される新しい ADALNK モジュールは、変更された ADALNK コンポーネントのバインドに使用できます。
ADARUN CLOGLAYOUT=4 設定は実行されません。また設定の 4 はサポートされません。 代わりに CLOGLAYOUT=5 をお使いください。
ユーザー出口 1 のサポートは廃止されました。代わりにユーザー出口 11 することをお勧めします。 移行を容易にするため、サンプルユーザー出口 UEX11UX1 を既存のユーザー出口 1 の前に挿入して、ユーザー出口 11 として呼び出すようにすることができます。