バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ADARUN ステートメント/パラメータメッセージ

Adabas ADARUN ステートメントおよびパラメータによって、ニュークリアスオペレーティング環境が定義されます。 ここでは、ADARUN ステートメントおよびパラメータが原因となって発生する可能性のあるエラーメッセージについて説明します。 メッセージの形式は次のとおりです。

ADARUN ERROR nn message-text

ここで、nn はメッセージ番号を示し、message-text はエラー内容を説明します。 すべての ADARUN エラーメッセージには、ユーザーアベンド 35(ダンプなしの異常終了)コードが付加されます。

Overview of Messages

ERROR 1 | ERROR 2 | ERROR 3 | ERROR 5 | ERROR 6 | ERROR 7 | ERROR 8 | ERROR 9 | ERROR 10 | ERROR 12 | ERROR 13 | ERROR 20 | ERROR 21 | ERROR 22 | ERROR 98 | ERROR 99 | ERROR 140 | WARNING 26 | WARNING 27 | WARNING 28

ERROR 1 I/O-error DDCARD
説明:

ジョブコントロール(JCL/JCS)エラーが発生しました。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR 2 Unknown module
説明:

ADARUN PROG パラメータまたはライブラリ割り当て JCL のどちらかが正しくありません。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR 3 Invalid parmcard
説明:

ADARUN パラメータステートメントで、1~6 桁目に文字列 ADARUN が指定されていないか、または 7 桁目が空白( )ではありません。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR 5 Invalid parm
説明:

次のいずれかが発生しました。

  • キーワードの開始位置に A~Z の範囲外の文字があります。

  • 1~72 桁目に、有効なパラメータがありません。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR 6 Syntax error
説明:

ADARUN で無効なパラメータ構文が検出されました。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR 7 Unknown keyword
説明:

ADARUN で無効なキーワードパラメータが検出されました。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR 8 Error from load
対処:

ADARUN で、オペレーティングシステムのロード機能から 0 以外のリターンコードが検出されました。

対処:

特定のリターンコード値について関連する ADAInn または他のメッセージを参照した後、適切なオペレーティングシステム情報を参照して対処方法を確認してください。


ERROR 9 No user program
説明:

ADARUN がユーザープログラムから呼び出されなかったか、または必須の ADARUN パラメータが指定されていません。

対処:

JCL またはコントロールステートメントを修正し、ジョブを再実行します。


ERROR 10 Module = non-XS
説明:

BS2000 のみ。 ADARUN が XS ライブラリからロードされました。 ロード処理中に、指定された非 XS モジュールが削除されました。

対処:

XS ライブラリと非 XS ライブラリが混在しないようにしてください。


ERROR 12 Invalid CMDQMODE = operand (above, below)
説明:

BS2000 のみ。 CMDQMODE パラメータで誤った構文オプションが指定されました。

対処:

ジョブは終了します。 正しいパラメータ値を設定してください。


ERROR 13 Invalid TAPEREL = operand (NO, RELEASE, KEEP, UNLOAD, KEEPUNL)
説明:

BS2000 のみ。 TAPEREL パラメータに誤った構文オプションが指定されました。

対処:

ジョブは終了します。 正しいパラメータ値を設定してください。


ERROR 20 RMODE error
説明:

AMODE=24 での実行時に、ADARUN で RMODE={ANY | 31} でリンクされた 1 つ以上のロードされたモジュールが検出されました。

対処:

ロードライブラリをチェックし、AMODE=24 でリンクされたモジュールを AMODE={ANY | 31} でリンクし直すか、または RMODE=ANY でリンクされたモジュールを RMODE=24 でリンクし直します。


ERROR 21 CLU parm error
説明:

ADARUN で、次のような矛盾した CLUSTER パラメータが検出されました。

  • CLUSTER=SYSPLEX または CLUSTER=LOCAL で NUCID=0 であるか、または

  • CLUSTER=NO(デフォルト)で NUCID がゼロ以外。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR 22 NXLOG error
説明:

ADARUN で、次のような矛盾した矛盾したパラメータが検出されました。

  • NPLOG/NCLOG および DUALPLD/DUALCLD の両方が指定されているか、または

  • PPLOGDEV/CLOGDEV および PLOGSIZE/CLOGSIZE は指定されていても、NPLOG/NCLOG が指定されていない、あるいは

  • UEX12 の代わりに NPLOG/NCLOG を伴う UEX2 が ADARUN パラメータに存在します。

  • CLOGMAX または CLOGBMAX パラメータの設定が 368 バイト未満です。

対処:

エラーを修正した後、ジョブを再実行します。


ERROR 98 Adabas v.v cannot run on NXS hardware
説明:

BS2000 のみ。 Adabas 6.2 以上では 31 ビットのプロセッサが必要です。


ERROR 99 Adabas v.v cannot run under BS2000 version lower than (<) 10
説明:

BS2000 のみ。 Adabas 6.2 以上ではバージョン 10 以上の BS2000 が必要です。


ERROR 140 PPT-Area allocation failed
説明:

PPT エリアを割り当てられませんでした。 32 ASSO ブロックの割り当てを行おうとしました。

対処:

データベースの ASSO サイズを増やしてジョブを再実行します。


WARNING 26 Parameter AMODE out of service
説明:

BS2000 のみ。 ADARUN ステートメントで AMODE=31 が検出されました。 このパラメータは Adabas から削除されます。 SSF を使用するターゲットは、AMODE 31 で実行する必要があります。

対処:

ジョブは継続します。 ADARUN ステートメントから AMODE= を削除します。


WARNING 27 Parameter IDTMODE out of service
説明:

BS2000 のみ。 IDTMODE=ABOVE ステートメントが検出されました。 このパラメータは Adabas から削除されます。 SSF で作成された IDT は、16MB 境界より上に割り当てられます。

対処:

ジョブは継続します。 ADARUN ステートメントから IDTMODE= を削除します。


WARNING 28 Parameter NECB out of service
説明:

BS2000 のみ。 NECB= ステートメントが検出されました。 このパラメータは Adabas から削除されます。 ポストされた ECB キューはオーバーフローできなくなりました。

対処:

ジョブは継続します。 ADARUN ステートメントから NECB= を削除します。


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