バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ADAM* -- ADAMPM システムメッセージ

Overview of Messages

ADAM001 | ADAM002 | ADAM003 | ADAM004 | ADAM005 | ADAM006 | ADAM007 | ADAM008 | ADAM009 | ADAM01 | ADAM010 | ADAM011 | ADAM012 | ADAM013 | ADAM014 | ADAM015 | ADAM016 | ADAM017 | ADAM018 | ADAM019 | ADAM020 | ADAM021 | ADAM022 | ADAM025I | ADAM13 | ADAM14 | ADAM15 | ADAM16 | ADAM17 | ADAM18 | ADAM19 | ADAM20 | ADAM81 | ADAM82 | ADAM83 | ADAM85 | ADAM86 | ADAM88 | ADAM89 | ADAM90 | ADAM91 | ADAM92 | ADAM93 | ADAM94 | ADAM96 | ADAM97 | ADAM98 | ADAM99

ADAM001 VM/SYSTEM PRODUCT RELEASE LEVEL UNDER 3 - NOT SUPPORTED
説明:

使用中の z/VM バージョンは、Entire Net-Work IUCV ドライバによってサポートされません。

IUCV ラインドライバをオープンできません。

対処:

システムを必要な z/VM レベルにアップグレードします。


ADAM002 LINE DRIVER MAXIMUM NUMBER OF CONNECTIONS EXCEEDED ON type MACHINE
説明:

z/VM システムのみ:能動型仮想マシン(ソース)または受動型仮想マシン(ターゲット)が、マシンの CP ディレクトリの MAXCON 値を超過したため、2 台の仮想マシン間の IUCV 接続を確立できませんでした。 type は MAXCON 値を超過したマシン(ソースまたはターゲット)を示します。

対処:

当該 MAXCON 値を大きくし、マシンの CP ディレクトリを更新します。


ADAM003 NO IUCV AUTHORIZATION FOUND
説明:

仮想マシンが CP ディレクトリで IUCV 認可されていなかったので、Entire Net-Work は IUCV にサインオンできませんでした。

IUCV ラインドライバをオープンできません。

対処:

仮想マシンに対して必要な IUCV ステートメントを CP ディレクトリに追加します。


ADAM004 NO IUCV MESSAGE FOUND ON LINK link-name
説明:

Entire Net-Work IUCV ラインドライバが受信または応答を試行したメッセージが、IUCV メッセージキューに見つかりませんでした。

IUCV ラインは Entire Net-Work を異常終了します。

対処:

リンク link-name、すべての関連メッセージ、およびダンプリストを取得して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAM005 IUCV function FUNCTION ERROR err-num ON LINK link-name ON PATH-ID path
説明:

指定された機能は、指定されたリンクおよびパス上で、エラー err-num を検出しました。

このメッセージの後に、ADAM007 メッセージが続きます。 IUCV ラインは Entire Net-Work を異常終了します。

対処:

エラー番号(err-num)、リンク(link-name)、およびすべての関連メッセージを取得して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAM006 IUCV SEND COMPLETION ERROR err-num ON LINK link-name PATH-ID path
説明:

IUCV SEND 機能は、指定されたリンクおよびパス上で、エラーerr-num を検出しました。

IUCV ラインは Entire Net-Work を異常終了します。

対処:

エラー番号(err-num)、リンク(link-name)、およびすべての関連メッセージを取得して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAM007 IUCV PARAMETER BLOCK AT LOCATION location
説明:

このメッセージは ADAM005 エラーの後に発生し、エラーが発生した IUCV パラメータブロックの 16 進表示がこの後に続きます。

IUCV ラインは Entire Net-Work を異常終了します。

対処:

表示された情報、その他の関連エラー情報、およびダンプ情報を取得して、Entire Net-Work 技術サポートに連絡してください。


ADAM008 INCOMING TRAFFIC IMPAIRED ON LINK link-name DUE TO BUFFER SHORTAGE
説明:

バッファスペース不足のため、リンク link-name 上のメッセージの受信が遅れています。

Entire Net-Work は、バッファ不足が解決されるまで、受信データトラフィックを中断します。

対処:

非ページングゲストオペレーティングシステムを実行している仮想マシンに対して、短期バッファサイズを増加します。または、ページングゲストシステム仮想マシンに対して、ページ固定化バッファサイズを増加します。 これらのバッファは、両方とも link-name のノードに対する NODE ステートメントのパラメータによって制御されます。


ADAM009 COMMUNICATIONS IMPAIRED TO LINK link-name
説明:

指定されたリンクとの通信は、ノードのバッファスペース不足のため、正常に機能していません。 ノード上で、ADAM008 メッセージが発生し、問題を通知します。

隣接した Entire Net-Work ノードは、バッファ不足が解決されるまで、受信データトラフィックを中断します。

対処:

指定されたノード上の、非ページングゲストオペレーティングシステムを実行している仮想マシンに対して、短期バッファサイズを増加します。または、ページングゲストシステム仮想マシンに対して、ページ固定化バッファサイズを増加します。 これらのバッファは、両方とも link-name のノードに対する NODE ステートメントのパラメータによって制御されます。


ADAM01 version job-name ABEND CODE code
説明:

z/VSE システムのみ:ADAMAF アベンドが発生しました。 変数メッセージ情報は次のとおりです。

version Adabas バージョン
job-name z/VSE ジョブ名
code アベンドコード

ADAM010 PENDING CONNECTION REJECTED DUE TO BUFFER SHORTAGE
説明:

このノードは、バッファスペース不足のため、接続を受け入れられませんでした。

IUCV パスは開始されましたが、接続されませんでした。

対処:

非ページングゲストオペレーティングシステムを実行している仮想マシンに対して、短期バッファサイズを増加します。または、ページングゲストシステム仮想マシンに対して、ページ固定化バッファサイズを増加します。 これら 2 つのバッファは、指定されたノードに対する NODE ステートメントのパラメータによって制御されます。


ADAM011 NORMAL COMMUNICATIONS RESUMED TO LINK link-name
説明:

これは、前に通信機能の低下を引き起こした状態が修正されたことを示す情報メッセージです。

メッセージ ADAM008 または ADAM009 によって示されたバッファ不足が解決されました。

対処:

対処は必要ありません。 情報メッセージです。


ADAM012 BUFFER PROGRAM CHECK ON LINK link-name
説明:

IUCV バッファエリアへのアクセス中に、プログラムチェックが発生しました。

Entire Net-Work はダンプを伴って正常終了します。

対処:

リンク link-name、すべての関連エラー情報、ダンプリスト情報を取得して、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAM013 number NUMBER OF SENDS 2WAY count-a 1WAY count-b
説明:

この正常終了メッセージは、SEND/PEPLY(SEND 2WAY)と SEND 1WAY メッセージの総数および各タイプの SEND の総数を示します。

Entire Net-Work は正常終了します。

対処:

対処は必要ありません。 情報メッセージです。 SEND 1WAY の数が著しく多い場合は、MSGLIM パラメータ値が不足していることを示している可能性があります。


ADAM014 number NUMBER OF REPLIES NON-NULL count-a NULL count-b
説明:

この正常終了メッセージは、IUCV リプライの総数、データを含むリプライ(NON-NULL)とデータを含まないリプライ(NULL)のカウントの総数をを示します。

Entire Net-Work は正常終了します。

対処:

対処は必要ありません。 情報メッセージです。 NULL リプライの数が著しく多い場合は、SEND 1WAY プロトコルが使用されるべきであることを示します。


ADAM015 INCOMING MESSAGE EXCEEDS BUFFER LENGTH ON LINK link-name
説明:

リンク link-name からの受信 IUCV メッセージが、使用可能なバッファに対して長すぎました。

Entire Net-Work はダンプを伴って正常終了します。

対処:

短期バッファプールサイズ(指定ノード ID に対して、NODE ステートメントで指定)を増加します。


ADAM016 OUTGOING MESSAGE EXCEEDS BUFFER LENGTH ON LINK link-name
説明:

送信 IUCV メッセージが、割り当てられたバッファスペースに対して大きすぎました。

Entire Net-Work は、ダンプを伴ってこのノード上の操作を終了します。

対処:

短期バッファプールサイズ(このノード ID に対して、NODE ステートメントで指定)を増加します。


ADAM017 CONNECTION TO USER user-id DENIED DUE TO BLOCK LENGTH CONFLICT
説明:

このノードの user-id LINK ステートメントの MAXBLK パラメータで指定された値が、パートナーノードで指定された値と異なります。

開始済みの IUCV パスは接続されません。

対処:

一方の LINK ステートメントの MAXBLK 値を修正し、もう一方と合わせてください。


ADAM018 MESSAGE LIMIT ON PATH TO VMID vm-id INSUFFICIENT
説明:

未解決の IUCV メッセージの最大数が許容値を超えました。

IUCV ラインは異常終了します。

対処:

IUCV LINK ステートメントの MSGLIM パラメータ値か CP ディレクトリの MSGLIMIT の値を変更します。


ADAM019 MAXIMUM BLOCK LENGTH SET TO length
説明:

最大ブロックサイズが必要なページングシステムで IUCV LINK ステートメント上に MAXBLK 値が検出されませんでした。

Entire Net-Work は、ブロック長をページサイズ length にセットします。

対処:

この情報メッセージに対処は必要ありません。


ADAM020 INITIALIZATION ERROR err-num FOR GUEST SYSTEM IUCV SUPPORT
説明:

Entire Net-Work は、ゲストオペレーティングシステムの IUCV ラインドライバを初期化できませんでした。 ドライバはオープンされません。

IUCV ドライバが唯一の指定ドライバである場合、Entire Net-Work はこのノード上のオペレーションを終了します。

対処:

エラー番号(err-num)およびゲストオペレーティングシステムレベルを記録し、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAM021 LINK link-name NOT CONNECTED ERROR err-code IUCV-CODE code
説明:

別の仮想マシンに接続できませんでした。 エラーコード err-code はオペレーティングシステムの IUCV インターフェイスから返されます。IUCV コード code は IUCV パラメータブロックの IPRCODE フィールドに返されます。 値 code は、次の IUCV CONNECT エラーコードのいずれかである可能性があります。

11 ターゲットコミュニケータがログオンしていません。
12 ターゲットコミュニケータが DECLARE BUFFER 機能を呼び出しませんでした。
13 この仮想マシンの最大接続数を超過しました。
14 ターゲット仮想マシンの最大接続数を超過しました。

IUCV コード 11 と 12 は、最も一般的に発生するコードです。

対処:

リンク先にある仮想マシンが、ログオンされていること、アクティブな状態にあること、および IUCV の使用を許可されていることを確認してください。 err-code の意味および修正処置について、適切なオペレーティングシステム情報を参照してください。 IUCV および関連するコード情報の詳細については、IBM の『z/VM System Programmer's Guide』および『z/VM System Facilities for Programming』マニュアルを参照してください。


ADAM022 PATH TO VMID vm-id DISCONNECTEDDUE TO INTERRUPT QUEUE SHORTAGE
説明:

Entire Net-Work IUCV サポートルーチンは、割り込みキューエレメントの不足により、受信 IUCV 割り込みのステータスを保存できませんでした。

IUCV リンクが切断されました。

対処:

NETSIR の QSIZE パラメータ値を大きくし、REPLACE パラメータを指定して NETSIP を再実行します。


ADAM025I IUCV DRIVER MANUALLY CLOSED
説明:

オペレータコマンドまたは SHUTDOWN 処理によって IUCV ドライバがクローズされました。

対処:

この情報メッセージに対処は必要ありません。


ADAM13 number NUMBER OF SENDS 2WAY count-a 1WAY count-b
説明:

この正常終了メッセージは、SEND/PEPLY(SEND2WAY)と SEND1WAY メッセージの総数および各タイプの SEND の総数を示します。


ADAM14 number NUMBER OF REPLIES NON-NULL count-a NULL count-b
説明:

この正常終了メッセージは、IUCV リプライの総数、データを含むリプライ(NON-NULL)とデータを含まないリプライ(NULL)のカウントの総数をを示します。


ADAM15 INCOMING MESSAGE EXCEEDS BUFFER LENGTH ON LINK link-id
説明:

指定リンクからの受信 IUCV メッセージが、使用可能なバッファ長を超過しました。

Entire Net-Work はダンプを伴って正常終了します。

対処:

リンク(IUCV LINK ステートメントで指定)に対して、メッセージブロックと圧縮オプションのいずれか、または両方を使用してください。または、短期バッファプールサイズ(指定ノード ID に対して NODE ステートメントで指定)を増加します。


ADAM16 OUTGOING MESSAGE EXCEEDS BUFFER LENGTH ON LINK link-id
説明:

送信 IUCV メッセージが、割り当てられたバッファスペースに対して大きすぎました。

Entire Net-Work は、ダンプを伴ってこのノード上の操作を終了します。

対処:

指定リンク(IUCV LINK ステートメントで指定)に対して、メッセージブロックと圧縮オプションのいずれか、または両方を使用してください。または、短期バッファプールサイズ(このノード ID に対して NODE ステートメントで指定)を増加します。


ADAM17 CONNECTION TO USER user-id DENIED DUE TO BLOCK LENGTH CONFLICT
説明:

このノードの user-id LINK ステートメントの MAXBLK パラメータで指定された値が、パートナーノードで指定された値と異なります。

対処:

一方の LINK ステートメントの MAXBLK 値を修正し、もう一方と合わせてください。


ADAM18 MESSAGE LIMIT ON PATH TO VMID vm-id INSUFFICIENT
説明:

未解決の IUCV メッセージの最大数が許容値を超えました。

対処:

IUCV LINK ステートメントの MSGLIM パラメータ値、または CP ディレクトリの OPTION MAXCONN 値を修正してください。


ADAM19 MAXIMUM BLOCK LENGTH SET TO length
説明:

Entire Net-Work は、IUCV LINK ステートメント上に MAXBLK 値を検出しなかったため、ブロック長をページサイズ length に設定しました。


ADAM20 INITIALIZATION ERROR err-num FOR GUEST SYSTEM IUCV SUPPORT
説明:

Entire Net-Work は、ゲストオペレーティングシステムの IUCV ラインドライバを初期化できませんでした。 ドライバはオープンされません。

IUCV ドライバが唯一の指定ドライバである場合、Entire Net-Work はこのノード上のオペレーションを終了します。

対処:

エラー番号(err-num)およびゲストオペレーティングシステムレベルを記録し、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAM81 dbid UNEXPECTED RETURN CODE ret-code information IN function
説明:

BS2000 システムのみ:BS2000 のマクロまたは機能 function が予期しないリターンコード ret-code を発行しました。 指定されたマクロまたは機能によっては、information にエラー固有の詳細情報が含まれます。

機能 情報
ENAEI タスクシーケンス番号
DISEI タスクシーケンス番号
POSSIG タスクシーケンス番号
ENAMP プール名。 ret-code が 08...00 の場合、共通メモリプールはすでに存在しますが、新しいプールが必要です。
REQMP プール名
MP2LEVEL ADAMP2 レベル(1 バイト目)、ADARER レベル(4 バイト目)
対処:

ENAMP 機能で ret-code が 08...00 の場合、共通メモリプールはすでに存在しますが、新しいプールが必要です。 アクティブなニュークリアスを再度起動しようとした可能性があります。 ENAMP 機能が表示された場合は、同じニュークリアスを同一のタスクで 2 回起動しないでください。

別の Adabas ニュークリアスによって互換性のないリエントラントルーターがロードされると、MP2LEVEL が表示されます。 リターンコードの意味および対処については、関連する BS2000 の情報を参照してください。


ADAM82 dbid ADABAS CANCELLED IN BOURSE WAIT
説明:

BS2000 システムのみ:イベントの待機中に Adabas ニュークリアスがキャンセルされました。

ニュークリアスは、終了リカバリに制御を付与せずに終了し、DIB ブロックがリセットされます。 ユーザーアベンドコードは 233 です。


ADAM83 dbid text
説明:

BS2000 システムのみ:メッセージ text について次の説明を参照してください。

NEW IDT CREATED,NAME=idt-name,GROUPS={YES | NO}

レポーティングタスクが、16 MB 境界より上に新しい ID テーブル idt-name を作成します。属性は GROUPS=NO(マシン全体)または GROUPS=YES(ユーザーログオンの範囲内)です。

CONNECTED TO IDT idt-name,GROUPS={YES | NO}

レポーティングタスクが、16 MB 境界より上にある既存の ID テーブル idt-name に参加します。属性は GROUPS=NO(マシン全体)または GROUPS=YES(ユーザーログオンの範囲内)です。

CMDQ/AB POOL ENABLED, LOC=loc

コマンドキュー(CMDQ)プールが位置 loc(above または below)にあります。

DISCONNECTED FROM IDT idt-name

ニュークリアスが ID テーブル idt-name の使用を終了しました。 別のニュークリアスまたはユーザータスクが ID テーブルをホールドしています。

DISCONNECTED FROM CMDQ/AB POOL

ニュークリアスは処理を停止しましたが、コマンドキュー(CMDQ)プールは、ユーザータスクによるホールド状態のままです。

IDT DISABLED, NAME=idt-name
CMDQ/AB POOL DISABLED

ニュークリアスが処理を停止しました。コマンドキューを使用しているユーザータスクはありません。コマンドキューはシステムから削除されます。


ADAM85 dbid IDT INIT ERROR : text
説明:

BS2000 システムのみ:IDT の初期化中にエラーが発生しました。 メッセージに応じて次の説明を参照してください。

ADARER IS NO BS2000 ROUTER

ロードライブラリに整合性のあるルーターモジュール(ADARER)がありません。

WRONG ADARER VERSION vv EXPECTED: ee

ロードライブラリに以前の Adabas バージョンのルーターモジュール(ADARER)があります。vv は、検出されたバージョンレベル、ee は要求されたバージョンレベルです。

RERPROG NE "RERBS2"
NOT AN XS ROUTER
NOT AN SMP ROUTER
ROUTER NOT AT OFFSET 0

Adabas ルーター(ADARER)を含むモジュールがロードされましたが、これは要求されたバージョンの SSF ルーターではありません。

対処:

ロードライブラリの内容を確認してください。 ロードライブラリの割り当てを確認してください。


ADAM86 dbid IDT CONN ERROR : text
説明:

BS2000 システムのみ:既存の IDT への接続中にエラーが発生しました。 メッセージに応じて次の説明を参照してください。

ADARER IS NO BS2000 ROUTER

IDT に整合性のあるルーターモジュール(ADARER)がありません。 IDTNAME= に、Adabas IDT 以外のメモリプールが指定されています。

WRONG ADARER VERSION

IDT に以前の Adabas バージョンのルーターモジュール(ADARER)があります。

対処:

IDTNAME= パラメータを確認してください。 最初に呼び出して IDT を初期化するターゲットには、最新の Adabas バージョンが使用されている必要があります。


ADAM86 dbid IDT CONN ERROR : text 1) SMPSVC (ROUTER EXTENSION) NOT LOADED 1) DBID ALREADY IN USE BY SMP CLUSTER 2)
説明:

BS2000 システムのみ:IDT に接続しようとしたときにエラーが発生しました。 IDTNAME で指定されたメモリプールは見つかりましたが、予期された構造が含まれていませんでした。 メッセージ text について次の説明を参照してください。

RERPROG NE "RERBS2"

検出された ADARER プログラムは、要求された RERBS2 ではありませんでした。

ROUTER ID WAS xxxx,EXPECTED yyyy

検出されたルーター ID(xxxx)は、要求されたルーター ID(yyyy)ではありませんでした。

RERAIDT = ZERO
IDIDTID = WRONG VALUE
NOT AN SMP ROUTER

このメッセージは、バージョン 6.1.3 以上の Adabas ニュークリアスが SMP 以外のルーターに接続しようとしたときに発生します。これは、ニュークリアスに Adabas バージョン 6.1.2 以下のモジュールが含まれていることを示します。

対処:

次の点について確認します。

  • IDTNAME で適切なバージョンレベルの IDT が指定されているかどうか

  • 内部 SMP 用に予約された DBID が別のターゲットで使用されていないかどうか


ADAM88 ddddd Processor(s) = n
説明:

BS2000 のみ。 これはデータベース ddddd が起動されたコンピュータで利用可能なプロセッサ数(n)を知らせる情報メッセージです。

対処:

対処は必要ありません。


ADAM89 dbid UNEXPECTED RETURN CODE ret-code FROM SSF FUNCTION (function)
説明:

BS2000 システムのみ:指定された SSF 機能で回復不能な状況が発生しました。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAM90 dbid ADABAS SUBTASK ABEND CODE code PSW password reg0 reg1 reg2 reg3 (R0-R3) reg4 reg5 reg6 reg7 (R4-R7) reg8 reg9 reg10 reg11 (R8-RB) reg12 reg13 reg14 reg15 (RC-RF)
説明:

Adabas サブタスクのアベンドが発生しました。 アベンドコード、パスワード、およびレジスタ情報は、ADAM99 メッセージと同じ形式で示されます。

サブタスクは、Adabas ユーザーアベンド 252 で終了します。


ADAM90 dbid POST MODULE ADAAPSPE LOADED
説明:

BS2000 のみ。

これは情報メッセージではありません。 Smarts(APS)ポスティングモジュール ADAAPSPE がルーターにロードされたことを通知します。 Smarts アプリケーションへのアクセスが有効になったことの確認です。


ADAM91 dbid target USER GONE JOB job-name USER ID hex-user-id
説明:

Adabas はユーザーコールを処理しようとしましたが、データエリアをアドレスすることができなかったか、認識できるデータが存在しませんでした。 このメッセージは Adabas でのコマンド(ルーター 08 コール処理)の受信中に発生します。

通信の遅延やタイムアウトなどが原因で、Adabas コマンド(ルーター 04 コール)発行後にプログラムがキャンセルされた可能性があります。

対処:

可能な場合は、プログラムの終了、アベンド、キャンセルは実行しないことをお勧めします。


ADAM92 dbid target USER GONE JOB job-name USER ID hex-user-id
説明:

Adabas はユーザーコールを処理しようとしましたが、データエリアをアドレスすることができなかったか、認識できるデータが存在しませんでした。 このメッセージは Adabas がコマンド処理(ルーター 12 コール処理)完了後、ユーザーに通知を行っている間に発生します。

通信の遅延やタイムアウトなどが原因で、Adabas コマンド(ルーター 04 コール)発行後にプログラムがキャンセルされた可能性があります。

対処:

可能な場合は、プログラムの終了、アベンド、キャンセルは実行しないことをお勧めします。


ADAM92 ddddd Post Module ADAAPSPE loaded
説明:

BS2000 のみ。 これは情報メッセージです。 Smarts(APS)ポスティングモジュール ADAAPSPE がルーターにロードされたことを通知します。 Smarts アプリケーションへのアクセスが有効になったことの確認です。

対処:

可能な場合は、プログラムの終了、アベンド、キャンセルは実行しないことをお勧めします。


ADAM93 dbid target USER GONE JOB job-name USER ID hex-user-id
説明:

ユーザープログラムが Adabas コール(ルーター 16 コール処理)の結果を受け取らずに、ADARUN CT の許容時間を超過しました。 この現象はシステムまたはネットワークの過重負荷、低いプライオリティ、TP モニタ処理の遅延などによって引き起こされます。

Adabas は、ユーザープログラムがキャンセルされたものとみなし、該当のコマンドキューエレメント(CQE)と代替バッファを解放します。 ユーザープログラムが後でルーター 16 コールを発行すると、レスポンスコード 254 が返されます。

対処:

ADARUN CT の時間値を増やす必要があるかを確認します。その必要がなければ、ユーザープログラムのリソースを増やします。 この場合、ユーザープログラムのキャンセルや終了は実行しないでください。


ADAM94 dddd Post Module ADAASPE loaded
説明:

BS2000 のみ。 Smarts(APS)ポスティングモジュール ADAAPSPE がルーターにロードされたことを通知する情報メッセージです。 Smarts アプリケーションへのアクセスが有効になったことの確認です。

対処

この情報メッセージに対処は必要ありません。


ADAM96 dbid MPM RUNNING IN XAE-mode-type MODE UNDER Vv
ADAM96 dbid MPM RUNNING IN ops - mode-type MODE UNDER level
説明:

このメッセージは、Adabas が起動しているモードを示します。

ops z/VSE オペレーティングシステムタイプ(370 または ESA)
v z/VSE バージョン
mode-type SHARED NON-SHARED NON-SPECIFIED
level オペレーティングシステムレベル

ADAM97 dbid MVS HAS SET THIS SERVICE'S ASCB/ASID UNUSABLE UNTIL THE NEXT IPL INITIATOR MUST BE RESTARTED
説明:

ASID 群はクロスメモリサービスによって定義されます。 Adabas による ASCB/ASID の使用に関する詳細は、「クロスメモリサービスの要件」セクションを参照してください。

対処:

イニシエータを開始するようにシステムオペレータに要請します。


ADAM97 dbid THIS ASCB/INITIATOR WILL BE TERMINATED BY MVS AT EOJ
説明:

アクティブなクロスメモリ環境を持つニュークリアスが終了すると、正常終了かどうかに関わらず、アドレススペース全体も、すべてのイニシエータを含めて、終了します。 『Adabas インストールマニュアル』の「クロスメモリサービスの要件」セクションを参照してください。

対処:

対処は必要ありません。 この情報はユーザー用の情報です。


ADAM98 dbid TARGET INITIALIZATION ERROR: {cause}
説明:

メッセージ(cause)に示された次のいずれかの原因により、ADAMPM ではリージョン間コミュニケーションを確立できませんでした。

原因 対処
COMMUNICATOR RSP=resp-code Entire Net-Work のコミュニケータへのサインオンコールの結果、予期しないレスポンスコードが返されました。 このメッセージは、何らかの原因で Entire Net-Work のインストールが完了していなかった場合も発行されます。

レスポンスコード resp-code の説明については、Entire Net-Work のドキュメントを参照してください。

CQ/AB INCORRECT KEY サービスの CQ および AB プールが正しい属性で取得されませんでした。 実行ライブラリが正しいことを確認します。 エラーを解決できない場合は、Software AG サポートに連絡してください。
DUP ID ON NODE node-id Entire Net-Work では、接続システムすべてに対してターゲット(データベース)ID が固有である必要があります。 重複したターゲット ID は Entire Net-Work に接続したシステムでは使用できません。

指定したノード ID を持つ競合ターゲットを探し、指定した ID の下でアクティブにするものをどれか選びます。

DUPL. COMMUNIC./TRANSL. アクティブにできるコミュニケータ/トランスレータは常時 1 つだけです。

問題を修正し、ジョブを再実行してください。

DUPLICATE ID (LOCAL) 指定されたターゲット ID(データベース ID)に対してアクティブなエントリが、すでに ID テーブルに存在しています。 同じ ID をもつ複数のターゲットが存在することは許されていません。

2 つのターゲットのうち、アクティブにするものを選択し、必要な場合は現在アクティブなターゲットを終了させ、もう一方のターゲットに対してジョブを再実行します。

無効になったターゲットによって、ID テーブルエントリがアクティブな状態で放置されていることが明らかな場合以外は、ADARUN パラメータ FORCE=YES を指定しないでください。 この問題が解決しない場合は、Software AG サポートに連絡してください。

ID TABLE FULL システムはすでに、同時にアクティブにできる ID テーブルエントリの最大数をホールドしています。これには、データベース、Entire Net-Work ノード、Entire System Server(Natural Process)ニュークリアスなどが含まれます。この最大数は、ID テーブルを初期化するときに設定され、デフォルトは 10 です。

アクティブなターゲットのいずれか 1 つを終了してジョブを再実行するか、アクティブなターゲットをすべて終了してから ID テーブルのサイズを大きくして再度初期化します(ADASIP またはシステムの再 IPL を実行)。

INCOMPATIBLE SVC VERSION ADASVC のリリースは、ADAMPM と同じかそれ以降である必要があります。 SVC および実行ライブラリが正しいことを確認します。
INTERNAL ERROR すべてのダンプ、メッセージ、その他の関連情報を取得し、Software AG サポートに連絡してください。
INVALID ID (DA PARM) TARGETID または DATABASE パラメータの値を 1~65535 の範囲で指定します。
LENGTH IUB (LU PARM) LU パラメータの値を 1~65535 の範囲で指定します。
NO COMMON MEMORY CQ/AB コマンドキュー(CQ)/アタッチドバッファプールに必要な共通ストレージスペースが確保できません。

可能な場合は、バッファの使用量を少なくするか、使用できなくなっていた共通ストレージを解放するためにシステムの再 IPL を実行します。

NO ID TABLE ADASIP または ADASIR によって、ID テーブルが正しく初期化されていないことを示します。 VM/CMS では、ID テーブルマネージャ仮想マシンが、アクティブでないことを意味します。

ID テーブルを正しく初期化するために、ADASIP および ADASIR、またはいずれか一方を再実行します。

NUMBER ATTBUFS (NA-PARM) アタッチドバッファカウント(ADARUN の NA パラメータ)が指定されていないか、ゼロが指定されているか、または要求スペースを確保できませんでした。

パラメータを修正するか、リージョンサイズを大きくして、 ジョブを再実行します。

NUMBER CQES (NC PARM) NC パラメータの値を 1~32767 の範囲で指定します。

ADAM99 dbid ADABAS ABEND CODE code PSW psw op-sys reg0 reg1 reg2 reg3 reg4 reg5 reg6 reg7 (R0-R7) reg8 reg9 reg10 reg11 reg11 reg13 reg14 reg15 (R9-RF) ANC0 addr ANC1 addr . . . . ANC4 addr ANC5 addr ANC6 addr . . . . ANC9 addr ANET addr ASMP... ASMQ... ADSF... ACSH addr AREV addr EX1 ... EX2 ... EX3 ... EX4 add r EX7 addr EX8 addr AIOR addr AIOI ... ALNK .. AMPM .. ARUN addr
説明:

システムまたはニュークリアスのアベンドにより、STAE アベンドルーチンがアクティブになりました。 z/VSE システムでは、アベンドコードの右端 3 桁はゼロです。 システムアベンドコードは、左側の次 3 桁(00ccc000)によって形成される値で引用されます。 右端 3 桁に表示されるアベンドコード(00000ccc)は、Adabas ニュークリアスアベンドコードです。

(z/VSE システムのみ)システムアベンドコードは z/VSE/AF キャンセルコードです(コードの意味については、IBM の z/VSE/AF メッセージおよびコードマニュアルを参照してください)。

その他に、アクティブなプログラム状況ワード(psw)、ワークレジスタの内容、およびアベンド時の Adabas ニュークリアスモジュールのエントリポイントがメッセージに表示されます。 psw は 16 桁のプログラム状況ワードで、次の形式で出力されます。

nnnnnnnn nnnnnnnn

右側の 6 桁または 8 桁(ESA システム)には、アベンド時の命令アドレスが含まれています。

(BS2000 システムのみ)code フィールドの最初の語の右端 2 バイトは、STXIT 割り込みコードを表します(コードの意味については、マニュアル『Executive Supervisor Calls』を参照)。

16 個のレジスタ値 reg0~reg15 は、障害が起きた時点のワークレジスタの内容を示します。 ADANC セクションは、Adabas ニュークリアスモジュールのアドレス ...(addr) を表します。 アドレス値の前の文字はモジュール名の省略形です。

ロードされていないモジュールのアドレスは 0 になっています。 アベンドコード、レジスタ、およびアドレスはすべて 16 進表示です。

このメッセージの後に、Adabas ユーザーアベンド 253 が発生します。

対処:

ニュークリアスアベンドの詳細については Adabas のドキュメントを参照してください。システムアベンドが発生した場合は、該当のオペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。


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