バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ADAK* システムメッセージ

Adabas CICS および BS2000 TP モニタインターフェイスの操作でエラーが発生すると、次のメッセージが表示されることがあります。

CICS が起動されると、Adabas TP モニタコンポーネントにより、システムコンソール上にいくつかの情報またはエラーメッセージが表示されます。 このメッセージの情報には、問題を確定するときに便利な主要な Adabas および CICS コントロールブロックのアドレスが含まれます。

Overview of Messages

ADAK01 | ADAK02 | ADAK03 | ADAK04 | ADAK040 | ADAK041 | ADAK042 | ADAK043 | ADAK044 | ADAK045 | ADAK046 | ADAK047 | ADAK048 | ADAK049 | ADAK05 | ADAK050 | ADAK051 | ADAK052 | ADAK053 | ADAK054 | ADAK055 | ADAK056 | ADAK057 | ADAK058 | ADAK059 | ADAK06 | ADAK061 | ADAK062 | ADAK063 | ADAK064 | ADAK065 | ADAK066 | ADAK067 | ADAK068 | ADAK069 | ADAK07 | ADAK070 | ADAK071 | ADAK072 | ADAK073 | ADAK074 | ADAK08 | ADAK09 | ADAK10 | ADAK73

ADAK01 {dbid} UNEXPECTED RETURN CODE {ret-code} IN {function}
説明:

BS2000 TP モニタインターフェイスの操作中、次のいずれかの機能および理由により、メッセージにリターンコード(ret-code)が表示されました。

機能 理由
TRGENAMP ターゲットに対するメモリプール(ENAMP)の有効化に失敗しました。
IDTENAMP IDT のメモリプール(ENAMP)の有効化に失敗しました。
DSOFEI DSOFEI マクロに失敗しました。
UENAEI ENAEI はユーザー名で失敗しました。
SOLSIG SOLSIG マクロに失敗しました。
LNKLEVEL ADALNK レベルと ADARER レベルが合いません(リターンコードの最初のバイトと最後のバイトを参照してください)。
対処:

リターンコードの説明については、BS2000 高機能マクロのドキュメントを参照してください。


ADAK02 TYPES OF LOADLIB FOR ADALNK ({adalink}) AND ADARER MISMATCH
説明:

BS2000 TP モニタインターフェイスの実行中に、XS ライブラリから 1 つのモジュールが、NXS ライブラリから他のモジュールがロードされました。 NXS コンポーネントと XS コンポーネントを組み合わせることはできません。

このメッセージは ADAK01 メッセージを伴います。

このメッセージの adalink フィールドのフォーマットは xx0000yy です。ここでは、xx は ADALNK のレベルを、yy は ADARER(ルーター)のレベルを示します。 yy の値は xx の値以上である必要があります。

yyxx 未満の場合、旧バージョンの Adabas によって、ADARER がロードされる IDT 共通メモリが作成されロードされます。 例えば、xx=83 で yy=81 の場合、Adabas 61x ADALNK は Adabas 53x ADARER を使用しています。

対処:

ADALNK の IDTNAME を使用しているデータベース(デフォルトは ADABAS5F)の Adabas ライブラリバージョンを確認します。

以前の Adabas ライブラリを使用してデータベースを新しいバージョンにアップグレードするか、別の Adabas バージョンの異なる IDTNAME を使用します。


ADAK03 PARAMETER ERROR
説明:

BS2000 TP モニタインターフェイスの実行中に、ADALINK パラメータサービスは構文エラーを検出しました。

対処:

構文を修正して、再実行してください。


ADAK04 THE FOLLOWING ADALNK ({adalink}) ARE USED FOR THIS RUN
説明:

これは BS2000 TP モニタインターフェイスの実行中に使用された ADALINK パラメータリストのヘッダーです。

対処:

対処は必要ありません。


ADAK040 ENABLING ADABAS TASK RELATED USER EXIT
説明:

CICS PLTPI の処理中に、Adabas タスク関連ユーザー出口が使用可能になりました。


ADAK041 EXTRACTING GLOBAL WORK AREA (GWA)
説明:

CICS PLTPI の処理中に、CICS はコマンドレベルリンクコンポーネントのグローバルワークエリア(GWA)の場所を決定します。


ADAK042 INITIALIZING ADABAS LINK ROUTINE
説明:

CICS PLTPI の処理中に、コマンドレベルリンクルーチンに対して初期化のコールが行われています。


ADAK043 INITIALIZING ADABAS SVC COMMUNICATION
説明:

CICS PLTPI の処理中に、Adabas SVC 環境が設定されています。


ADAK044 ADABAS Vvrs CICS ENVIRONMENT ESTABLISHED
説明:

CICS PLTPI の処理中に、コマンドレベルリンクコンポーネントに必要な CICS 環境が構築されました。


ADAK045 T.R.U.E. {true-name} IS IN USE BY ADABAS LINK ROUTINE {link-name}
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、タスク関連ユーザー出口名とこれに関連付けられた Adabas リンクルーチンが表示されます。


ADAK046 SVC NUMBER: {svc} DEFAULT DBID: {dbid}
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、デフォルトの SVC 番号と DBID が表示されます。


ADAK047 UB POOL ADDRESS: {aaaaaaaa} NUBS: {nnnnn}
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、UB プールアドレスと NUBS 値が表示されます。


ADAK048 USER EXIT AFTER (A) ADDRESS: { {aaaaaaaa} | NOT IN USE }
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、Adabas ユーザー出口 1(Adabas 7 のユーザー出口 A)のアドレスが表示されるか、ユーザー出口が使用されていない場合は "使用中でない" ことが表示されます。


ADAK049 USER EXIT BEFORE (B) ADDRESS: { {aaaaaaaa} | NOT IN USE }
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、Adabas ユーザー出口 B のアドレスが表示されるか、ユーザー出口 B が使用されていない場合は使用中でないことが表示されます。


ADAK05 DDLNKPAR OPEN ERROR: {ret-code}
説明:

BS2000 TP モニタインターフェイスの実行中に、ADALINK はパラメータファイルをオープンできませんでした。 メッセージに示されている値 ret-code は DMS リターンコードです。

対処:

このファイルには SAM/V フォーマットを使用します。


ADAK050 REVIEW EXIT ADDRESS: { {aaaaaaaa} | NOT IN USE }
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、Adabas Review 出口のアドレスが表示されるか、Adabas Review 出口が使用されていない場合は使用中でないことが表示されます。


ADAK051 ADABAS SAF SECURITY (ADASAF) IN USE
説明:

CICS PLTPI の処理中に、Adabas 外部セキュリティインターフェイス(ADASAF)が使用されています。 このメッセージは、ADASAF が使用されていない場合は表示されません。


ADAK052 ADABAS TRANSACTION MANAGER (ATM) IN USE
説明:

CICS PLTPI の処理中に、Adabas Transaction Manager(ATM)を使用して CICS リソースマネージャインターフェイス(RMI)を介して Adabas トランザクションが調整されます。 このメッセージは、RMI が使用されていない場合は表示されません。


ADAK053 ADABAS BRIDGE FOR VSAM (AVB) IN USE
説明:

CICS PLTPI の処理中に Adabas Bridge for VSAM(AVB)が使用されています。 このメッセージは、AVB が使用されていない場合は表示されません。


ADAK054 T.R.U.E. GLOBAL WORK AREA (GWA) ADDRESS: {aaaaaaaa}
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、グローバルワークエリアに割り当てられたアドレスが表示されます。


ADAK055 ADABAS LINK ROUTINE EPA: {aaaaaaaa}
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、Adabas リンクルーチンのエントリポイントアドレス(EPA)が表示されます。


ADAK056 ADABAS LINK ROUTINE D.C.I. EPA: {aaaaaaaa}
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、Adabas リンクルーチンダイレクトコールインターフェイス(DCI)のエントリポイントアドレス(EPA)が表示されます。


ADAK057 ADABAS SVC IDTH ADDRESS: {aaaaaaaa}
説明:

このメッセージは CICS PLTPI の処理中に表示され、Adabas SVC IDT ヘッダーのアドレスが表示されます。


ADAK058 RESYNC COMMAND ISSUED
説明:

CICS PLTPI の処理中に、Adabas の CICS RMI が使用されており、Adabas データベースに関連する未完了トランザクションの再同期が行われます。


ADAK059 ATM INACTIVE; RESYNC DEFERRED
説明:

CICS PLTPI の処理中に、Adabas の CICS RMI が使用されており、Adabas データベースに関連する未完了トランザクションを再同期する必要がある可能性があります。 ただし、Adabas Transaction Manager(ATM)は現在アクティブではありません。 ATM が再スタートされると再同期が行われます。


ADAK06 ADALINK STATEMENTS IGNORED, BECAUSE ADARUN STATEMENTS PRESENT
説明:

BS2000 TP モニタインターフェイスの実行中に、ADALINK はニュークリアス、ユーティリティコンテキスト、または ADARUN を伴ったユーザーコンテキストで実行されています。 いずれの場合も、ADALINK ステートメントは無視されます。 処理は継続します。

対処:

ADALINK ステートメントを有効にするには、これをニュークリアスやユーティリティ以外のコンテキストに ADARUN ステートメントを指定せずに指定します。


ADAK061 ADATRUE - ENABLE STAGE FAILED EIBRESP: {xxxxxxxx1} EIBRESP2: {xxxxxxxx2}
説明:

EIB レスポンスコード xxxxxxxx1 および EIB レスポンスコード 2 xxxxxxxx2 のため、タスク関連ユーザー出口を有効にできませんでした。

対処:

該当する CICS ドキュメントを参照して、EXEC インターフェイスブロック(EIB)のエラーの原因を特定してください。


ADAK062 ADATRUE EXTRACT GWA FAILED EIBRESP: {xxxxxxxx1} EIBRESP2: xxxxxxxx2
説明:

EIB レスポンスコードとレスポンス 2 コードがそれぞれ xxxxxxxx1xxxxxxxx2 であるため、要求されたタスク関連のユーザー出口グローバルストレージを抽出できませんでした。

対処:

該当する CICS ドキュメントを参照して、グローバルワークエリアの取り出しで生じたエラーの原因を特定してください。


ADAK063 INITIALIZATION CALL TO LINK ROUTINE FAILED EIBRCODE: {xxxxxxxx} ADARSP: {nnnn}
説明:

EIB レスポンスコード xxxxxxxx または Adabas レスポンスコード nnnn のため、リンク初期化コマンド(IL)を実行できませんでした。

対処:

EIBRCODE フィールドがゼロ以外の値を返す場合、該当する CICS ドキュメントを参照してエラーの原因を特定してください。 ADARSP がゼロ以外の値を返す場合、第 2 章のレスポンスコードを参照してください。


ADAK064 ADABAS CALL TO ESTABLISH IDTH FAILED
説明:

レスポンス 148 以外のレスポンスコードが返されたため、Adabas に対するクローズコマンド(CL)に失敗しました。

対処:

多くの場合、この問題は ADAGSET マクロに無効な Adabas SVC 番号があることにより発生します。それ以外の場合は、Adabas SVC がインストールされているかどうか、また正しいバージョンがインストールされているかどうかを確認してください。


ADAK065 INVALID D.C.I ADDRESS - CANNOT CONTINUE
説明:

CL コマンドの実行中にコマンドレベルリンクルーチンによる IDTH アドレスの設定が行われませんでした。

対処:

正しいバージョンの Adabas コマンドレベルリンクルーチンがインストールされていること、および ADAGSET のエントリポイント名 ENTPT= が正しいことを確認してください。


ADAK066 ADACIC0 VERSION: {version} DOES NOT MATCH ADABAS LINK
説明:

ADACIC0 バージョンが、インストール中の ADATRUE または Adabas リンクルーチンのバージョンと一致しません。 正常にインストールするため、3 つのすべてのモジュールは同じバージョンにする必要があります。

対処:

インストールされた 3 つのモジュールがすべて正しいバージョンであることを確認してください。


ADAK067 LINK TO ADACIRQ FAILED EIBRESP: {rc}
説明:

このエラーは、ADACIRQ プログラム(CICS 配下のグローバルテーブル名を含む DDLINK カードを読み込むために使用)が見つからないときに発生します。 次のいずれかの場合に、このエラーが発生する可能性があります。

  • プログラムが DFHRPL ライブラリ連結(または VSE の CICS LIBDEF 検索順)に見つかりません。

  • ADACIRQ プログラムが CICS に適切に定義されなかったか、定義されているグループがインストールされていませんでした。

対処:

ADACIRQ ロードモジュールまたはフェーズが CICS を実行できること、およびそれが CICS で適切に定義されておりその定義がインストールされていることを確認してください。 エラーが解決しない場合は、Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAK068 RMI INITIALIZATION ERROR: CMD: {cmd} RESP: {resp} RC: {rc}
説明:

指示されたエラーにより RMI 初期化ルーチンで処理を完了できませんでした。 失敗した CICS コマンド(cmd)とレスポンスコマンド(resp)、または ATM エラーコード(rc)と(関連する場合は)Adabas レスポンスコード(resp)がメッセージに表示されることがあります。

対処:

表示されたレスポンスコードとエラーコードのいずれか、またはその両方の意味を調べます。 可能であれば、エラーを修正します。エラーを解決できない場合は、詳細を Software AG 技術サポートに報告してください。


ADAK069 {message-text}
説明:

このメッセージ番号には、さまざまなメッセージテキストが表示されます。 次の表を参照して、エラーの原因と対処法を確認してください。

メッセージテキスト 説明 対処
LOAD OF ACI LINK ROUTINE FAILED EIBRCODE: eibrcode Adabas コマンドレベルリンクルーチンモジュールのロードに失敗しました。 失敗した EXEC CICS LOAD コマンドから返された 16 進表記の CICS EIBRCODE(eibrcode)がメッセージに表示されます。 失敗の原因を特定します。 失敗の原因は、ADAENAB インストールプログラムにより作成された前のメッセージを調査することで確認できます。 これらのメッセージは、z/OS の JES ジョブログと VSE の SYSLOG に書き込まれます。 詳細については、『Adabas インストールマニュアル』を参照してください。
LOAD OF DBID/SVC TABLE tbl-name FAILED EIBRESP eibrc メッセージ(tbl-name)に示された DBID/SVC ルーティングテーブルのロードに失敗しました。 CICS EIB レスポンスコード(eibrc)がメッセージに表示されます。 LGBLSET DBSVCTN パラメータに正しい DBID/SVC ロードモジュール名が指定されていることを確認してください。 指定されていない場合は、名前を修正して再試行してください。 正しい名前が指定されている場合は、CICS EIB レスポンスコードを確認して、問題の原因を確認してください。 問題が解決しない場合は、Software AG サポートに連絡してください。
対処:

取るべき対処方法は、このメッセージ番号と一緒に発行されるメッセージテキストによって異なります。 適切な対処法については、上記の表を参照してください。


ADAK07 LRVINFO>0 AND MODULE REVEXITB NOT FOUND, PROCESSING CONTINUES
説明:

BS2000 TP モニタインターフェイスの実行中に、ADALINK パラメータにゼロ以外の LRVINFO パラメータ値が指定されていますが、Adabas Review ユーザー出口 B(REVEXITB)モジュールが見つかりませんでした。 プログラムの処理は REVEXITB なしで続行されます。

対処:

LRVINFO=0 を指定するか、LRVINFO パラメータステートメントを削除するか、REVEXITB モジュールをプログラムに組み込みます。


ADAK070 ADABAS T.R.U.E. DISABLED {module-name}
説明:

拡張インストールプログラムの実行中にエラーが発生しました。 Adabas TRUE(タスク関連ユーザー出口)が無効です。 インストール中の Adabas TRUE モジュールの名前がメッセージ(module-name)に表示されます。

対処:

失敗の原因を特定します。 失敗の原因は、ADAENAB インストールプログラムにより作成された前のメッセージを調査することで確認できます。 これらのメッセージは、z/OS の JES ジョブログと VSE の SYSLOG に書き込まれます。 詳細については、『Adabas インストールマニュアル』を参照してください。


ADAK071 ADABAS LINK ROUTINE RELEASED {module-name}
説明:

拡張インストールプログラムの実行中にエラーが発生しました。 CICS コマンドレベルリンクルーチンは解放されました。 インストール中の Adabas CICS コマンドレベルリンクルーチンの名前がメッセージ(module-name)に表示されます。

対処:

失敗の原因を特定します。 失敗の原因は、ADAENAB インストールプログラムにより作成された前のメッセージを調査することで確認できます。 これらのメッセージは、z/OS の JES ジョブログと VSE の SYSLOG に書き込まれます。 詳細については、『Adabas インストールマニュアル』を参照してください。


ADAK072 GETMAIN FOR UB-POOL FAILED EIBRESP: {0000nnnn}
説明:

Adabas ユーザーバッファプールの共通ストレージの CICS GETMAIN に失敗しました。 CICS 要求から返された EIBRESP の値は、メッセージの最後に 16 進数で出力されます。

対処:

返された EIBRESP の値の意味については、該当する IBM CICS ドキュメントを参照してください。


ADAK073 FREEMAIN FOR UB-POOL FAILED EIBRESP: {0000nnnn}
説明:

Adabas ユーザーバッファプールのストレージが開放さませんでした。 CICS FREEMAIN 要求から返される EIBRESP の値は、メッセージの最後に返されます。

対処:

返された EIBRESP の値の意味については、該当する IBM CICS ドキュメントを参照してください。


ADAK074 ADABAS DBID/SVC TABLE IN USE IS: {table-name}
説明:

LGBLSET パラメータである DYNDBSVC=YES および DBSVCTN=dbid-svc-tbl-name パラメータが CICS リンクグローバルテーブルでコーディングされており、名前付き DBID/SVC ルーティングテーブルが見つかり、ロードされます。 DBID/SVC ルーティングテーブルの名前がメッセージ(table-name)に表示されます。

対処:

この情報メッセージに対処は必要ありません。


ADAK08 REVIEW EXIT B DEACTIVATED. PROCESSING CONTINUES
説明:

BS2000 TP モニタインターフェイスの実行中に、ADALINK パラメータで LRVINFO=0 が指定または省略されている場合や ADALINK パラメータサービス全体がアクティブでない場合は、Adabas Review ユーザー出口 B(REVEXITB)がユーザープログラムに表示されます。

対処:

REVEXITB を有効にするには、LRVINFO=256 を指定します。有効にしない場合は、変更する必要はありません。


ADAK09 INCOMPATIBLE VERSIONS OF ADALNK AND ADAL2P, PROCESSING ABORTED
説明:

BS2000 TP モニタインターフェイスの実行中に、ADALNK と ADAL2P のバージョンが一致しないことが確認されました。

対処:

ライブラリ割り当てをチェックしてください。また、TSOSLNK/BINDER プロトコルもチェックしてください。


ADAK10 ADAUSER {type} FOR ENTRY {module} RC {rc}
説明:

BS2000 TP モニタインターフェイスの実行中に、Adabas リンクモジュールにアクセスするしようとしてエラーが発生しました。ここで、type はメモリを要求する REQM またはロードを試行する BIND、module はアクセスするモジュール名、rc は Siemens マクロのリターンコードです。

対処:

type

  • BIND の場合、Adabas ライブラリを示すファイルリンクステートメントを確認します。

  • REQM の場合、アプリケーションプログラムのアドレススペースのメモリが不足しています。


ADAK73 {syntax-error-message-text}
説明:

Adabas 8.1.3 CICS リンクルーチンおよびタスク関連ユーザー出口(TRUE)の初期化および開始中に、Adabas の一時的なデータキューから読み込まれた DDLINK 入力データを処理している間に、ADACIRQ プログラムで構文エラーが発生したときにエラーが発生しました。 フォーマットと適切なキーワードの値については、「CICS 用の DDLINK 入力の準備」で説明します。

このメッセージ番号と一緒に表示されることがある、エラーの可能性を示すメッセージテキストと、各問題を解決するために取るべき対処法を次の表に示します。

メッセージテキスト 説明 対処
ADACIRQ CARD ID NOT ADALNK 列 1~6 には適切な DDLINK キーワード "ADALNK" が含まれていません。 DDLINK DD ステートメントにより参照される入力データを確認し、列 1~6 に文字列 "ADALNK" が含まれていることを確認します。
ADACIRQ CCARD ID NOT FOLLOWED BY A BLANK ADALNK キーワードの後と DDLINK 入力で指定されたキーワードの値の前は空白にする必要があります。 DDLINK DD ステートメントにより参照される入力データを確認し、DDLINK 入力が適切にフォーマットされていることを確認します。
ADACIRQ CCARD DID NOT CONTAIN DELIMITERS ADACIRQ により DDLINK 入力データが処理されたときにキーワードデリミタ(コンマや等号記号など)が検出されませんでした。 DDLINK DD ステートメントにより参照される入力データを確認し、DDLINK 入力が適切にフォーマットされていることを確認します。
ADACIRQ KEYWORD/VALUE DELIMITER NOT FOUND ADACIRQ により、DDLINK 入力データを処理しているときに不明なキーワードデリミタが検出されました。 DDLINK DD ステートメントにより参照される入力データを確認し、DDLINK 入力が適切にフォーマットされていることを確認します。
ADACIRQ CKEYWORD SCANNED IS UNKNOWN ADACIRQ が DDLINK 入力データを処理しているときに不明なキーワードデリミタが検出されました。 DDLINK DD ステートメントにより参照される入力データを確認し、DDLINK 入力が適切にフォーマットされていることを確認します。
ADACIRQ KEYWORD VALUE IS TOO LONG キーワードに指定した値が長すぎます。 無効であるか、予期された空白またはコンマがありません。 DDLINK DD ステートメントにより参照される入力データを確認し、DDLINK 入力が適切にフォーマットされていることを確認します。
対処:

適切な対処については、上記の表を参照してください。


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