バージョン 8.1.3
 —  メッセージおよびコード  —

ADAI* - ADAIOR システムメッセージ

注意:
コンソールメッセージとしては扱っていませんが、アスタリスク(*)が付いているものはシステムコンソールにも表示されます。

Overview of Messages

ADAI01 | ADAI02 | ADAI03 | ADAI04 | ADAI20 | ADAI21 | ADAI22 | ADAI23 | ADAI24 | ADAI26 | ADAI27 | ADAI29 | ADAI30 | ADAI31 | ADAI32 | ADAI40 | ADAI41 | ADAI42 | ADAI43 | ADAI44 | ADAI45 | ADAI46 | ADAI47 | ADAI48 | ADAI49 | ADAI50 | ADAI51 | ADAI53 | ADAI54 | ADAI55 | ADAI56 | ADAI57 | ADAI59 | ADAI60 | ADAI62 | ADAI63 | ADAI64 | ADAI65 | ADAI66 | ADAI67 | ADAI68 | ADAI69

ADAI01 {data set} count READS ADAI01 {data set} count WRITES
説明:

前者の形式のメッセージは、シーケンシャル入力データセットがクローズされるときに書き込まれ、後者は、シーケンシャル出力データセットがクローズされる時点で書き込まれます。


ADAI02 GETMAIN stor-req ( source ) ADAI02 GETMAIN stor-req stor-avail ( source )
説明:

第 1 形式のメッセージは、メモリが動的に取得され、必要メモリが確保できたときに出力されます。

第 2 形式のメッセージは、メモリが動的に取得されたが、必要メモリが十分確保できなかったときに出力されます。

メッセージ中の stor-req は要求メモリ量を、stor-avail は使用可能なメモリ量を、(z/VSE でのみ出力される)source はメモリソース(GETVIS、COMREG、ADABUF)を表します。


ADAI03 { {data set} | physical-file-name } countr READS countw WRITES
説明:

ダイレクトアクセスデータセットがクローズされます。 physical-file-name は、ファイルがダイナミックアロケーションを使ってオープンされたことを示します。


ADAI04 count ERRS count ERRS
説明:

読み込みエラーまたは書き込みエラーが発生したダイレクトアクセスデータセットがクローズされたときに、メッセージ ADAI03 の直後にこのメッセージが書き込まれます。


ADAI20 dbid DATASET physical-file-name DD: link-name
説明:

I/O エラーがダイナミックアロケーションを使ってオープンされたファイルで発生しました。 このメッセージはメッセージ ADAI21 のすぐ後に続きます。


ADAI21 {dbid} IO ERROR RABN {bad-rabn}({start-rabn}) OP {oper} CC {ccbs} CSW {csw} SNS {dlu}
説明:

IBM プラットフォームのみ。 ADAIOR がディスク I/O エラーを検出すると、このメッセージが SYSLOG に出力されます。 メッセージ中の変数とその意味は次のとおりです。

変数 説明
dbid データベース ID(z/VSE 環境では提供されない)
bad-rabn 実際にエラーが発生した RABN
start-rabn エラーが発生した I/O オペレーションの開始 RABN
oper
エラーが発生したとき、実行されていたオペレーションタイプ(16 進表示)
x'80' 読み込み
x'40' 書き込み
x'20' フォーマット
x'10' トラック単位の読み込み/書き込み
x'08' 読み取り専用のニュークリアスの場合、書き込みなし
ccbs コミュニケーションコントロールブロックからのコミュニケーションバイト
csw チャネル状況ワード(CSW)のチャネル状況 0 の場合、エラーは物理的なチェックでした。
dlu 障害が発生した z/VSE 論理ユニット

z/OS システムでは、VSAM データセットで I/O エラーが発生すると、CSW および SNS データが RPL フィードバック情報に置き換えられます。

このメッセージの直後に、ADAI20 メッセージが続きます。

対処:

メッセージ中の情報を用いて、ハードウェアに故障の可能性があるかどうかを確認します。 また、将来、再び発生した場合に備えて、情報やダンプリスト等は保管しておきます。


ADAI22 ADAIOR TRACE TABLE: --> IS CURRENT ENTRY
説明:

ADAIOR トレーステーブルがアクティブになって出力されました。


ADAI23 dbid job-name ABEND CODE code
説明:

z/VSE および BS2000 システムのみ ジョブをアベンドさせるために、ADAIOR が呼び出されます。 通常ダンプが出力されます。 メッセージの値の内容は次のとおりです。

dbid データベース ID
code アベンドコード(第 4 章のアベンドコードの説明を参照)
job-name z/VSE ジョブ名または BS2000 プログラム名

ADAI24 dbid READY FOR OPERATOR COMMUNICATION
説明:

z/VSE の MSG コマンドを使用してオペレータがオペレータコミュニケーションを要求すると、SYSLOG でこのメッセージが表示されます。 値 dbid はデータベース ID です。

対処:

適切な Adabas コマンドを投入します。


ADAI26 dbid job-name COMPLETION CODE code
説明:

BS2000 システム:このメッセージには通常の終了リターンコードが表示されます。 ゼロ以外のアベンドコードが表示される場合は、BS2000 プログラムタスクスイッチ 10 がセットされます。

z/VSE システム:EOJ(ジョブの終わり)"RC=(RX)" によって、オペレーティングシステムに対してリターンコードが設定されます。 このメッセージの情報としては、データベース ID(dbid)、ジョブ名、リターンコードがあります。

対処:

BS2000 システム:ジョブ変数がインストールされている場合は、アベンドコードが制御用のジョブ変数に渡されます。 *ADA リンクと一緒に割り当てられたジョブ変数は、次の情報とともにセットされます。

プログラム名(8 バイト)終了コード(4 バイト)エラー番号(5 バイト)Adabas レスポンスコード(5 バイト)

z/VSE システム:ゼロ以外のアベンドコードについては、第 4 章の説明を参照してください。 DUMP オプションを指定してある場合、必要であれば、ダンプを検査しアベンドの原因を突き止めます。 ジョブステップは終了します。


ADAI27 dbid TIMER INTERVAL EXCEEDS MAXIMUM ALLOWED
ADAI27 dbid RESET TO MAXIMUM
説明:

オペレーティングシステムによって許された最大を超えるタイマ要求が発行されました。

対処:

オペレーティングシステムによって許された最大に間隔をリセットしてください。


ADAI29 OPER CMD: command
説明:

z/OS、z/VSE、および BS2000 システムのみ:このメッセージは、Adabas セッション終了処理中に、セッション統計の一部分として SYSLST で発生します。 値 command は SYSLOG に記録されている、一番最後に発行されたオペレータコマンドです。


ADAI30 file-name number TRACKS FORMATTED
説明:

ADAIOR が、ダイレクトアクセスファイルのフォーマッティングを完了したことを示しています。


ADAI31 dbid OPENING TAPE FILE file-name SYSnnn=cuu
説明:

この SYSLOG メッセージは、テープファイルがオープンされたことを示しています。 メッセージ中の各項目の意味は次のとおりです。

dbid Adabas データベース
file-name オープンされた入力/出力ファイルのファイル名
nnn z/VSE 論理ユニット ID
cuu 選択されたドライブの物理アドレス

ADAI32 dbid INTERNAL ERROR - FUNCTION func-name ERROR error
説明:

内部エラーが発生しました。

対処:

最新のメッセージをすべて書き留めてから、Adabas サポートに連絡してください。


ADAI40 dbid CP-OPERATOR WAS REQUESTED TO MOUNT VOLUME vol-number ON VIRT. UNIT unit-number
説明:

z/VM システム:Adabas データベース dbid を実行している仮想マシンが、テープ vol-number を仮想マシンのユニット unit-number にマウントするよう、要求を発行しました。


ADAI41 dbid MOUNT REQUIRED FOR VOLUME vol-number ON UNIT cuu AND ATTACH TO VADDR address
説明:

z/VM システム:Adabas データベースあるいはユーティリティを実行している仮想マシンが、テープ vol-number を、物理ユニット unit-number にマウントするよう、また、そのユニットをアドレス address で ATTACH するよう要求を発行しました。 このメッセージは、CP オペレータに送られます。

対処:

必要であればテープユニットを ATTACH し、要求されたテープボリュームをマウントします。


ADAI42 dbid VOLUME vol-number FOR FILE file-name MOUNTED ON VIRT. UNIT addr compression
説明:

z/VM システム:要求された vol-number およびファイル file-name が仮想テープユニット addr にテープマウントされました。 compression のかわりに (IDRC) が、メッセージの終わりに表示された場合、ファイルはテープカセット上にあり、IDRC 機能がアクティブなことを示します。

対処:

対処は必要ありません。 情報メッセージです。 メッセージの終わりに IDRC が表示されましたが、IDRC 機能がカセットユニットによってサポートされていない場合には、後に I/O エラー発生の可能性があります。


ADAI43 dbid REQUESTED DSN FOR FILE file-name NOT ON VOLUME vol-number
説明:

z/VM システム:ファイル file-name に対応するデータセット名(DSN)がテープボリューム vol-number 上に見つかりません。 この DSN は、DATADEF ステートメントで指定されたものです。

対処:

DATADEF ステートメントを確認し、修正したうえで、正しいテープボリュームがマウントされたことを確認します。


ADAI44 dbid BLOCK COUNT ON EOV OR EOF FOR FILE file-name NOT EQUAL TO I/O COUNT
説明:

z/VM システム:テープから読み込まれたブロック数がエンドオブファイルレコード中のブロックカウントと一致しないことを示しています。 これは内部エラーです。

対処:

関係するエラー情報(メッセージ番号と内容、および関連情報など)をすべて記録し、システムサポート担当者に問い合わせます。 必要な場合は、Software AG サポートに連絡してください。


ADAI45 dbid I/O ERROR DURING TAPE HANDLING FOR FILE file-name VOLUME vol-number
説明:

z/VM システム:ボリューム vol-number 上のテープファイル file-name のマウント処理中あるいはラベル処理中に I/O エラーが再発しました。

対処:

関係するエラー情報(メッセージ番号と内容、および関連情報など)をすべて記録し、システムサポート担当者に問い合わせます。 必要な場合は、Software AG サポートに連絡してください。


ADAI46 dbid NO VIRTUAL CONSOLE
説明:

z/VM システム:DATADEF ステートメントで、UNIT に仮想コンソールを指定してありますが、仮想コンソールが存在しません。

対処:

DATADEF ステートメントを修正した後、ジョブを再実行します。


ADAI47 dbid OUTPUT TAPE FILE PROTECTED FOR FILE file-name VOLUME vol-number
説明:

z/VM システム:出力用にマウントされたテープにファイル保護/書き込みリングが付いていません。

対処:

マウントされたテープを一旦はずし、ファイル保護リングを付けて再マウントします。


ADAI48 dbid NO VALID VOLUME RECORD FOUND ON TAPE FOR FILE file-name
説明:

z/VM システム:ファイル file-name 用にマウントするよう要求されたテープは、正しく初期化されていません。 テープ上にレコードが 1 件もなかったか、最初のレコードが VOL1 レコードではありませんでした。 テープはアンロードされ、オペレータは別のテープのマウントを要求しました。

対処:

CMS TAPE WVOL1 コマンドを使用してテープを初期化します。


ADAI49 dbid io-count DIAGNOSE I/OS PERFORMED FOR FILE file-name
説明:

z/VM システム:直接アクセスファイル file-name の一時的 I/O エラーが発生しました。 値 io-count は、正常に行われた再試行の回数を示します。


ADAI50 dbid SEQUENTIAL BUFFER ALLOCATION FAILED FOR FILE file-name
説明:

z/VM システム:仮想マシンの仮想ストレージ不足のため、シーケンシャルファイル file-name に対して I/O バッファを割り当てることができませんでした。 ユーティリティはオペレーションを中止し、シーケンシャルファイルのオープンエラーを発行します。

対処:

CP ディレクトリの仮想マシンのストレージを増やしてから、再び、マシンをログオンします。 DATADEF ステートメントに BUFNO パラメータを指定した場合は、パラメータ値を大きくします。


ADAI51 dbid ADABAS PAM BS2000 I/O ERROR err-num IN FILE file-name
ADAI51 RABN=error-rabn ( start-rabn ) OP=op-code ST=fecb
説明:

BS2000 システムのみ:PAM I/O エラーが DASD ファイル file-name で発生しました。 err-num は BS2000 FCB からの ID1ECB コンテンツです。 error-rabn は、エラーが発生した RABN です。また、start-rabn は処理が開始された RABN です。 op-code は次の 1 つ以上の操作コード値から構成されています。

X'80' READ 読み込み操作
X'40' WRITE 書き込み操作
X'20' FORMAT フォーマット操作
X'10' ENDOFTRK 終了トラックまでの読み込み/書き込み
X'08' RENOWRT 読み取り専用ニュークリアスの場合、書き込みなし

fecb は I/O エラーに使用される FECB ブロックステータスで、SENSE、GERAETE(デバイス)、ABM および NPA の各フィールドから構成されます。 詳細については、「BS2000 DVS ディスクの準備」を参照してください。


ADAI53 dbid ADABAS BS2000 I/O ERROR err-num IN FILE file-name
説明:

BS2000 システムのみ:これは I/O エラーメッセージの最初の部分です。 このメッセージの後に、ADAI54 メッセージが続きます。 err-num は BS2000 エラーコードです。 file-name は失敗したデータセットの LINK NAME を示します。

対処:

err-num を HELP コマンドの引数として使用して、失敗した機能に関する情報を取得します。


ADAI54 dbid EXIT=ID1XITB, STATUS=fcb-status
説明:

BS2000 システムのみ:EXIT= の値は BS2000 FCB のエラー出口のバイトです。

fcb-status は、次を含む 6 バイトのステータスです。

バイト 0: デバイスを表すバイト
バイト 1~3: 意味を表すバイト
バイト 4: 実行ステータスを表すバイト
バイト 5: 処理された PAM ページ数

ADAI55 dbid SOLSIG ERROR R15=ret-code, POST-CODE=post-code
説明:

BS2000 システムのみ:SOLSIG WAIT スーパーバイザーコール(SVC)を発行したときに無効なリターン ret-code または post-code が返されました。 dbid はデータベース ID です。


ADAI56 dbid UNEXPECTED RC ret-code FROM macro
説明:

BS2000 システムのみ:SYSDTA に割り当てられたデータセットは SAM/V 以外のデータセットか 80 バイトを超えるレコードを含んでいます。 macro の値は RDATA です。


ADAI57 dbid UNABLE TO LOAD ADAIOS
説明:

ADAIOS のロードに失敗しました。 LOADLIB とパーティションサイズを確認してください。パーティションが小さすぎたり LOADLIB の ADAIOS メンバが欠けているのかを確認してください。


ADAI59 dbid TERMINATED WITH CONDITION CODE code
説明:

これはコントロールの最後に達したときに ADAIOR により発行された終了メッセージです。 コードは、終了状態の重要性を表します。 リターンコード 0 は正常終了を示します。 他のアベンドコードについては、第 4 章を参照してください。


ADAI60 dbid PLOGMIR PARAMETER IGNORED - ADAI60 dbid PLOG MIRRORING NO LONGER SUPPORTED
説明:

ADARUN パラメータ PLOGMIR が YES または RAP に設定されています。 PLOG ミラーリングがサポートされないので、このパラメータ設定は無視されます。


ADAI62 dbid ALLOCATION ERROR - TYPE x RETCODE ret-code ADAI62 dbid SUBCODE subcode DATASET physical-file-name
説明:

ファイルをダイナミックに割り当てようとして失敗しました。 x は、A(割り当て)、D(割り当て解除)、または I(情報検索)の要求タイプを示します。 RETCODE および SUBCODE はオペレーティングシステムから返されたエラーコードを表示します。

対処:

システムに対するエラーコードを解釈して、適切に対処してください。


ADAI63 dbid DATASET physical-file-name IS BEING OPENED ADAI63 dbid IN mode MODE - RABN SIZE rabn-size
説明:

指定されたデータセットは次の mode のダイナミックアロケーションを使ってオープンされています。

CKD ECKD ファイルは、カウントキーデータ(CKD)または拡張カウントキーデータ(ECKD)チャネルコマンドをサポートする、ストレージ制御デバイス上に存在します。 ADAIOR は、適宜にチャネルプログラムを生成します。
VSAM PAGE z/OS システム。ファイルは、VSAM 相対レコードデータセット(RRDS)またはリニアデータセット(PAGE)です。

ADAI64 dbid FILE file-name IS BEING OPENED IN mode MODE - RABN SIZE rabn-size
説明:

指定されたファイルは mode でオープンされました。

CKD ECKD ファイルは、カウントキーデータ(CKD)または拡張カウントキーデータ(ECKD)チャネルコマンドをサポートする、ストレージ制御デバイス上に存在します。 ADAIOR は、適宜にチャネルプログラムを生成します。
VSAM PAGE z/OS システム。ファイルは、VSAM 相対レコードデータセット(RRDS)またはリニアデータセット(PAGE)です。

ADAI65 dbid EXCPVR IS { BEING | NOT BEING } USED FOR THIS RUN [ IN ESA64 MODE ]
説明:

z/OS および z/VM システムのみ:ADAIOR が APF 認可ライブラリの連結からロードされ、ADARUN が SETCODE AC(1) ステートメントとリンクされている場合、ADAIOR はチャネルプログラムの変換/ページ固定を実行します。 メッセージ内に NOT が表示される場合、ADAIOR は、I/O オペレーションのパフォーマンスを向上するためのチャンネルプログラムの変換およびページ固定を実行しません。

EXCPVR が使用中で、オペレーティングシステムおよびプロセッサが 2 ギガバイトラインの上の実ストレージの割り当てをサポートする場合、IN ESA64 MODE がメッセージに表示されます。

対処:

対処は必要ありません。 情報メッセージです。 EXCPVR を使用するために、APF 認可ライブラリに ADAIOR を設定し、ADARUN を SETCODE AC(1) でリンクした場合に、EXCPVR が使用されていないことをメッセージが示す場合は、『Adabas インストールマニュアル』で詳細を参照してください。


ADAI66 dbid ADAIO2 error-code message
説明:

error-code は Siemens マクロリターンコードです。 message は、サブタスクを開始する間に、データベースメインタスクによって生成される次のどれかに該当します。

 
        ENABLING SUBTASK COM MEMORY
        ENABLING CONTINGENCY
        ENABLING WAIT
        ENTERING JOB
        GET PARAMETER MEMORY
        GET SUBMIT FILE
        OPENING SUBMIT FILE
        SET FILE LINK
        STXIT CALL ERROR
      

すべてのエラーは、システムリソースの問題が原因です。

対処:

Software AG 技術サポートに連絡してください。


ADAI67 dbid ADAI2S error-code message
説明:

error-code は Siemens マクロリターンコードです。 message は、次のいずれかになります。これらのメッセージは、サブタスク起動モジュールでサブタスクを開始するときに生成されます。

NO MOTHER TASK COMMON MEMORY

親タスクからの、データを含むメモリプールをアクセスすることはできません。 親タスクはタイムアウトになったか、終了しました。

NO ENABLE TO MOTHER'S EVENT

親タスクからサブタスクへの通信を確立することができません。 親タスクが終了した可能性があります。

CANNOT SHARE MOTHER'S LOW MEMORY

サブタスクパラメータアドレスエリアにアクセスすることができません。

CANNOT LOAD SUBTASK subtask-name

サブタスクのロード中にエラーが発生しました。 subtask-name を含むライブラリの DDLIB および BLSLIBnn リンク名をチェックしてください。

CANNOT POST MOTHER PROGRAM

親タスクとのコミュニケーションが不可能になりました。 親タスクが終了した可能性があります。

STXIT DEFINITION ERROR

サブタスク用の ESTAE(STXIT)出口を確立中に、システムエラーが発生しました。 システムリソースをチェックしてください。


ADAI68 dbid ADAIO2 message
説明:

BS2000 サブタスクに関する情報を表示するメッセージは、次のいずれかです。

DISABLING SUBROUTINE subtask-number subtask-startname

数値および起動名が指定されたサブタスクが無効になっています。

SUBTASK POSTED RC: return-code

サブタスクが指定されたリターンコードでポストしました。


ADAI68 dbid file-number VSAM FILE ERROR - reason
説明:

z/OS のみ:file-number によって識別される VSAM ファイルのオープンに失敗しました。

対処:

次の原因がある場合、どのジョブもユーザーアベンド 619 で終了します。

UNABLE TO LOAD INFO ROUTINE
ERROR RETURNED FROM INFO ROUTINE
INVALID INPUT TO SUBROUTINE

Software AG 技術サポートに連絡してください。

INVALID FILE TYPE (NOT RRDS OR LINEAR)

VSAM ファイルを、相対レコードまたはリニアデータセットとして再定義してください。

EXTENTS NOT ON SAME DEVICE TYPE

同一のデバイスタイプ上にファイル拡張をすべて再定義してください。


ADAI69 ADALNK IS RUNNING IN type MODE
説明:

BS2000 のみ:ADALNK はこのメッセージを書き込んで、実行されていると推測されるモードを通知します。このときのタイプは次のいずれかです。

BATCH/TIAM キャリアとしてのバッチまたは TIAM
UTM/3GL/AMS アセンブラまたは COBOL、C、FORTRAN などの第 3 世代言語を使用する UTM
UTM/NATURAL Natural を実行している UTM

注意:
このメッセージを出力しないようにするには、SSFB2C の B2CONFIG パラメータを LNKMSG=NO に設定します。

対処:

この情報メッセージに対処は必要ありませんが、エラーの診断に使用できます。


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