バージョン 8.1.3
 —  ユーザー、ハイパーディスクリプタおよび照合ディスクリプタ出口  —

ユーザー出口 5(Adabas Review ハブイベントハンドラ)

ユーザー出口 5 は、Adabas Review ハブでイベントが発生したときに、Adabas ニュークリアスからコールされます。

ここで言うイベントとは、次のものを指します。

出口は、AMODE=31 の状態で起動された場合、同じ状態で制御を返す必要があります。

ロギングエラーが発生したときに何らかの対処を行う必要があるため、 出口はエラー発生時にどのように対応するかを判断します。 記録されなかったレコードと、Adabas Review ハブのロギング要求から返されたレスポンスコードが、エラーの対応方法を決めるうえでの判断材料となります。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


入力パラメータ

入力パラメータとして、レジスタ 1 は、次のパラメータリストをポイントします。

graphics/reg1_parmlist.png

パラメータ 使用方法
0(R1)
出口コールの状態を表します。 このバイトの値は次のとおりです。
O Adabas Review ハブとの接続開始
C Adabas Review ハブとの接続終了
L Adabas Review ハブにロギングエラーを送信
1(R1)
ロギングエラーに対処するためのアクション(開始時と終了時には無視される)。 パラメータリストのこのフィールドには、ロギングエラーの対処として、出口から次の値のいずれかを渡す必要があります。
W 指定した時間だけ待機してから再試行する
R ロギング処理をすぐに再試行する
I ロギングエラーを無視し、その結果に関わらず処理を継続する
2(R1) ロギングエラーのレスポンスコード。 このレスポンスコードは、『Adabas メッセージおよびコードマニュアル』に記載されている Adabas レスポンスコードと同じです。
4(R1) ロギングエラー発生時にロギングを再試行するまでの待機時間(秒単位)を格納します。このフィールドはフルワードです。
8(R1) Adabas ニュークリアスが Adabas Review ハブに送信しようとしたコマンドログレコードのアドレス。

入力パラメータとしての他のレジスタ値

R13 Adabas ニュークリアスルーチンをコールするためのセーブエリア
R14 Adabas ニュークリアス内のリターンアドレス
R15 出口のエントリポイントアドレス

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出力パラメータ

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