このユーザー出口は、ユーザー定義のフォネティック処理を実行するときに使用できます。 このユーザー出口には、フォネティック処理が必要になるたびに、ADACMP ユーティリティまたは Adabas ニュークリアスから制御が渡されます。
ユーザー出口では、指定した値から 3 バイトのフォネティックキーが生成されます。 生成されたフォネティックキーのアドレスは、制御が戻ってくる前に 8(R1)に格納しておく必要があります。
このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。
レジスタ 1 には、次のパラメータリストのアドレスが格納されます。
パラメータ | フルワードアドレスの内容 |
---|---|
0(R1) | フォネティック処理される値を格納する 4 バイト長の領域。 |
4(R1) | フォネティック処理される値のアドレス。 |
8(R1) | フォネティックキーを格納する 3 バイトの領域。 このアドレスは、ユーザー出口の実行前にゼロに設定されます。実際のアドレスは、ユーザー出口の実行時に設定されます。 |
ユーザー出口が、標準の BASR 14,15 アセンブラ命令を使用してコールされます。 すべてのレジスタは、制御が受け取られときに保存され、Adabas に制御を返す直前にリストアされる必要があります。 R15 の内容は無視されます。