バージョン 8.1.3
 —  ユーザー、ハイパーディスクリプタおよび照合ディスクリプタ出口  —

ユーザー出口 3(ユーザー定義のフォネティック処理)

このユーザー出口は、ユーザー定義のフォネティック処理を実行するときに使用できます。 このユーザー出口には、フォネティック処理が必要になるたびに、ADACMP ユーティリティまたは Adabas ニュークリアスから制御が渡されます。

ユーザー出口では、指定した値から 3 バイトのフォネティックキーが生成されます。 生成されたフォネティックキーのアドレスは、制御が戻ってくる前に 8(R1)に格納しておく必要があります。

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


入力パラメータ

レジスタ 1 には、次のパラメータリストのアドレスが格納されます。

graphics/phonet_parms.png

ユーザー定義フォネティックユーザ出口 (3) パラメータ
パラメータ フルワードアドレスの内容
0(R1) フォネティック処理される値を格納する 4 バイト長の領域。
4(R1) フォネティック処理される値のアドレス。
8(R1) フォネティックキーを格納する 3 バイトの領域。 このアドレスは、ユーザー出口の実行前にゼロに設定されます。実際のアドレスは、ユーザー出口の実行時に設定されます。

ユーザー出口が、標準の BASR 14,15 アセンブラ命令を使用してコールされます。 すべてのレジスタは、制御が受け取られときに保存され、Adabas に制御を返す直前にリストアされる必要があります。 R15 の内容は無視されます。

Top of page