グローバルデータの定義

DEFINE DATA GLOBAL の全般的な構文:

DEFINE DATA
  GLOBAL USING global-data-area [WITH block[.block...]]
END-DEFINE

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。

構文図で使用されている記号については、「構文記号」を参照してください。


関数

DEFINE DATA GLOBAL ステートメントは、GDA を使用してデータ要素を定義するために使用します(「グローバルデータエリア」を参照)。

構文説明

構文要素 説明
USING global-data-area
GDA 名:

参照するグローバルデータエリア(GDA)の名前を指定します。

GDA は、データエリアエディタを使用して作成します。これには、DEFINE DATA GLOBAL ステートメントで使用できる定義済みのデータ要素が含まれています。

GDA はソースエディタで作成します。これには、DEFINE DATA GLOBAL ステートメントで使用できる定義済みのデータ要素が含まれています。

LDA とは対照的に、GDA で定義されたデータ要素は、複数の Natural オブジェクトによって参照されます。

詳細については、『プログラミングガイド』の「グローバルデータエリア」を参照してください。

WITH block
データブロック:

データストレージスペースを保存するために、データブロックでグローバルデータエリアを作成できます。プログラムの実行中にデータブロックが互いに重なり合うことも可能であるため、ストレージスペースの節約になります。

ブロックレベルの最大値は 8(マスタブロックを含む)です。

詳細については、『プログラミングガイド』の「データブロック」を参照してください。

.block
使用するブロック:

.block 表記(複数可)では、プログラム内で使用されるブロックを指定できます。

END-DEFINE
DEFINE DATA ステートメントの終了:

DEFINE DATA ステートメントを終了するには、Natural の予約語 END-DEFINE を使用する必要があります。