Natural システムエラーメッセージ 1301~1350

NAT1301: 中間結果が大きすぎます。

テキスト
中間結果が大きすぎます。
説明
算術演算式の構文によって桁数が大きすぎる中間結果
を生成しました。
対処
算術演算を複数のステートメントに分けて、
中間結果の長さを自分で定義してください。

NAT1302: ZD パラメータが ON になっている場合、ゼロでの除算は許されません。

テキスト
ZD パラメータが ON になっている場合、ゼロでの除算は許されません。
説明
ZD セッションパラメータが 'ON' に設定されています。
この場合、ゼロによる除算はエラーになります。
ZD セッションパラメータを 'OFF' に設定すると、
ゼロ除算の結果をゼロとして割り出すことができます。
対処
必要な場合は、'ZD=OFF' を設定してください。

NAT1303: フィールドに 1 を加算または減算することにより、数字の桁落ちが起こりました。

テキスト
フィールドに 1 を加算または減算することにより、数字の桁落ちが起こりました。
説明
関係式の評価では、演算子 GREATER および LESS THAN は、
値に '1' を加算または減算することによって評価されます。
対処
関係式で使用するフィールドの長さを大きくしてください。

NAT1304: 四捨五入によって桁落ちが起きました。

テキスト
四捨五入によって桁落ちが起きました。
説明
四捨五入によって、値がフィールドの定義桁数を超えました。
対処
四捨五入されるフィールドの長さを大きくしてください。

NAT1305: MOVE/ASSIGN 処理で数値が桁落ちしました。

テキスト
MOVE/ASSIGN 処理で数値が桁落ちしました。
説明
MOVE/ASSIGN オペレーションの受け取りフィールドが
値の結果を格納するのに十分な大きさではありません。
対処
受け取りフィールドの長さを大きくしてください。

NAT1306: FOR ステートメントの STEP 値が正しくありません。

テキスト
FOR ステートメントの STEP 値が正しくありません。
説明
STEP 値が 0 なので、
開始値を STEP 値で増加させても、終了値になりません。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1307: MOVE INDEXED の結果項目アドレスが範囲外です。

テキスト
MOVE INDEXED の結果項目アドレスが範囲外です。
説明
MOVE INDEXED オペレーションの結果項目アドレスが
Natural データエリアの外を示しました。
対処
MOVE INDEXED の基本フィールドの添字または長さをチェックしてください。

NAT1308: 置き換え後の結果文字列が変数の長さを超えました。

テキスト
置き換え後の結果文字列が変数の長さを超えました。
説明
EXAMINE ステートメントで、文字列を調べて置き換えた結果、
合計長が変数の長さを超えました。
EXAMINE ステートメントで値の桁落ちは許されません。
対処
EXAMINE ステートメントのフィールドの長さを調整してください。

NAT1309: EXAMINE ステートメントの NUMBER 変数が桁あふれしました。

テキスト
EXAMINE ステートメントの NUMBER 変数が桁あふれしました。
説明
ソース変数の中で見つかった文字列の数が大きすぎて、
EXAMINE ステートメントの NUMBER 変数で表示できません。
対処
EXAMINE ステートメントの NUMBER 変数の長さを調整してください。

NAT1310: RETRY ステートメントはそのエラー番号に対して使用できません。

テキスト
RETRY ステートメントはそのエラー番号に対して使用できません。
説明
1. 1. RETRY は、そのレコードが現在他のユーザーによる更新のために
 'ホールド' 状態で読み込まれていることを示す
 データベースレスポンスコード '145' を
受け取ったときにだけ使用できます。 NAT3145 のエラーは、グローバルオプション WH=OFF(ホールド待ち)
 が指定されているときにだけ起きます。
 2.2. 実際にはレスポンスコード '145' である場合でも、
 次のいずれかの条件下では NAT1310 が起きます。
- '145' を受け取ったときにアクティブであったオブジェクト
モジュールが ON ERROR ステートメントを含んでいません。
- '145' に対して実行する RETRY ステートメントが
レスポンスコードを受け取った時にアクティブな
オブジェクトモジュールと同じではありません。
レスポンスコード '145' は、そのレスポンスコードを受けったときに
アクティブであったオブェクトモジュールだけが操作できます。 そのモジュールから制御が返されると、
Natural は自動的に NAT3145 を NAT1310 に変換します。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1311: MOVE INDEXED ステートメントの添字がゼロまたは負です。

テキスト
MOVE INDEXED ステートメントの添字がゼロまたは負です。
説明
MOVE INDEXED ステートメントの添字は正でなければなりません。
対処
プログラムを修正してください。

NAT1312: NUMBER フィールドに対し、要素の数が大きすぎます。

テキスト
NUMBER フィールドに対し、要素の数が大きすぎます。
説明
SEPARATE ステートメントで NUMBER 節を使用しましたが、
返される要素の数が指定したフィールドに入りません。
対処
処理結果の要素数を入れるフィールドの長さを
増やしてください。

NAT1313: SEPARATE ステートメント内の受け取りフィールドが十分ではありません。

テキスト
SEPARATE ステートメント内の受け取りフィールドが十分ではありません。
説明
ソースフィールド内のデリミタ文字が多すぎて、
SEPATE ステートメントの受け取りフィールドが
全部の値を受け取りきれません。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1314: 受け取りフィールドが小さすぎます。

テキスト
受け取りフィールドが小さすぎます。
説明
SEPARATE ステートメントで転送されるフィールドの一部が
指定した受け取りフィールドより大きい。
対処
受け取りフィールドの長さを増やしてください。

NAT1315: SEPARATE でソースフィールドと受け取りフィールドが重複しています。

テキスト
SEPARATE でソースフィールドと受け取りフィールドが重複しています。
説明
対処
両者が重複しないようにしてください。

NAT1316: 指定した添字が配列構造内にありません。

テキスト
指定した添字が配列構造内にありません。
説明
配列に指定した添字が
配列定義した次元内に存在しません。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1317: 配列範囲処理が誤った範囲で行われました。

テキスト
配列範囲処理が誤った範囲で行われました。
説明
算術処理は、
同じ範囲構造の配列の範囲で、または
単一の値(スカラ値)の配列の範囲で
行うことができます。
算術処理用に 2~3 個の配列範囲が定義されましたが、
それらは、同じ範囲構造ではありません。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1318: ASSIGN 中に値が重複しました。

テキスト
ASSIGN 中に値が重複しました。
説明
英数字またはバイナリのオペランドの割り当て中に、
不正な重複が検出されました。
この状態は、ステートメントの実行中に
すでに移動済みのバイトを移動しようとしたときに起きます。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1319: 日付処理が正しくありません。

テキスト
日付処理が正しくありません。
説明
日付処理の結果値(日付整数)が負になっています。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1320: システム関数 VAL のオペランドが正しくありません。

テキスト
システム関数 VAL のオペランドが正しくありません。
説明
VAL システム関数のオペランドに、
結果値の正しい英数字表現がありません。
VAL システム関数は INPUT ステートメントに似ており、
INPUT ステートメントで受け取るものは、
VAL システム関数でも受け取ることができます。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1321: MOVE ALL ステートメントの UNTIL パラメータが正しくありません。

テキスト
MOVE ALL ステートメントの UNTIL パラメータが正しくありません。
説明
このエラーは次のいずれかが原因で起きます。
- UNTIL パラメータに負の値がある。
- UNTIL パラメータ内の値が
10 進の 7 桁、または 2 進の 31 桁よりも大きい。
対処
エラーを修正してください。

NAT1322: パラメータ :1: がありません(:3:/:4:/:5:/:6: により :2: 行で呼び出された)。

テキスト
パラメータ ... がありません(.../.../.../... により ... 行で呼び出された)。
説明
Natural がオブジェクト .../.../.../... によって渡されなかった
パラメータ ... への参照を含んだステートメントを実行しようとしました。
これは、行 ... の呼び出しステートメントが、呼び出された
オブジェクトによってオプションとして定義されたパラメータを
提供しなかった場合に発生します。
対処
呼び出しステートメントに指定されていないパラメータを指定してください。

NAT1323: エンドデータ条件で ACCEPT/REJECT/REINPUT は使用できません。

テキスト
エンドデータ条件で ACCEPT/REJECT/REINPUT は使用できません。
説明
エンドデータ条件(ループがすでに閉じられている)で
ACCEPT および REJECT は使用できません。
同様に、REINPUT ステートメントも、
対応する INPUT ステートメントを含むループが閉じた後は
使用できません。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1324: 当ステートメントを使用する場合は、ループをアクティブにしてください。

テキスト
当ステートメントを使用する場合は、ループをアクティブにしてください。
説明
次の理由により、ESCAPE TOP、ESCAPE BOTTOM、ACCEPT、REJECT、
または PERFORM BREAK PROCESSING ステートメントを実行できません。
- ESCAPE TOP、ESCAPE BOTTOM、または PERFORM BREAK PROCESSING
 ステートメントに対してアクティブなループがありません。
- ACCEPT または REJECT ステートメントに対して、アクティブな FIND、
 READ、HISTOGRAM、CALL FILE、SORT、または READ WORK FILE ループが
 ありません。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1325: パターン内のアスタリスク '*' が多すぎます。

テキスト
パターン内のアスタリスク '*' が多すぎます。
説明
最大 10 個のアスタリスク '*' をパターンに指定できます。
10 個を超える '*' がパターン内に検出されると、
テーブルオーバーフローが起き、実行が中止されます。 ただし、'**' は '*' として認識されます。
対処
パターン内のアスタリスク '*' の数を減らしてください。

NAT1326: FROM/LENGTH 節で指定された範囲はフィールド外です。

テキスト
FROM/LENGTH 節で指定された範囲はフィールド外です。
説明
EXAMINE または SEPARATE ステートメントの FROM/LENGTH 節に、
次のエラーがあります。
- FROM 位置がフィールド内ではありません。
- 指定された LENGTH がフィールド長を超えました。
- LENGTH 値が負の値です。
対処
プログラムをチェックして、エラーを修正してください。

NAT1328: 使用可能なデフォルトコードページがありません。

テキスト
使用可能なデフォルトコードページがありません。
説明
現在のステートメントを実行するには、デフォルトコードページが
定義されている必要があります。
対処
CP パラメータを使用して、コードページを定義してください。