Natural システムエラーメッセージ 1251~1300

NAT1254: REDUCE/EXPAND/RESIZE: :1: のためのサイズ値が利用できません。

テキスト
REDUCE/EXPAND/RESIZE: ... のためのサイズ値が利用できません。
説明
与えられたダイナミックオペランドのためのメモリを再割り当てするために、
サイズ値が REDUCE/EXPAND/RESIZE ステートメントに指定されます。
サイズ値は以下の条件に従っている必要があります。
 1.サイズ値は負の値であってはいけません。
 2.サイズ値は 1 GB を超えてはいけません。
エラーを起こした値はエラーメッセージに示されます。
対処
サイズ値が上記条件に適合するか確認してください。

NAT1255: REDUCE/EXPAND/RESIZE: :1: の ARRAY 節に不正な値があります。

テキスト
REDUCE/EXPAND/RESIZE: ... の ARRAY 節に不正な値があります。
説明
REDUCE/EXPAND/RESIZE ステートメントの ARRAY 節は、X-array の
オカレンス数の調整を可能にするために提供されます。
範囲表記で指定された下限と上限の値、またはオカレンス表記で
指定されたオカレンス数は、次の条件を満たしている必要があります。
 1.固定境界値を変更してはいけません。
 2.オカレンス数が負の数であってはいけません。
 3.オカレンス数が 1073741824 を超えてはいけません。
エラーを起こした値はエラーメッセージに示されます。
対処
値が上記の条件を満たしていることを確認してください。

NAT1256: システム変数 :1: の値は未定義です。

テキスト
システム変数 ... の値は未定義です。
説明
Natural ステートメントは、システム変数を参照して、その値を取得します。
システム変数の値は次の理由のために現在未定義です。
 1.対応する X-array が実体化されていない
(オカレンスが割り当てられていない)場合、
システム変数 *UBOUND または *LBOUND の値は未定義です。
エラーを起こしたシステム変数はエラーメッセージに示されます。
対処
*UBOUND または *LBOUND を参照する前に、対応する X-array のオカレンスを
REDUCE/EXPAND/RESIZE ステートメントで割り当ててください。

NAT1257: 実体化されていない X-array フィールドへのアクセスは許可されていません。

テキスト
実体化されていない X-array フィールドへのアクセスは許可されていません。
説明
X-array は、可変オカレンス数を持つ配列フィールドです。
ランタイム時に、X-array はデフォルトで空になっています。
EXPAND ..ARRAY ステートメントによって事前に明示的に割り当てられていない限り、
X-array には 割り当てます。
対処
EXPAND ..ARRAY ステートメントで X-array オカレンスを 割り当てます。

NAT1300: 負の指数は使用できません。

テキスト
負の指数は使用できません。
説明
Natural では、累乗は掛算を繰り返すことにより行うので
負の指数は使用できません。
対処
正の指数値を使用してください。