バージョン 6.3.3
 —  ステートメント  —

PROCESS SQL

PROCESS SQL ddm-name <<statement-string>>

このドキュメントでは、次のトピックについて説明します。


機能

PROCESS SQL ステートメントは、基準データベースに対して SQL ステートメントを発行するために使用します。

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構文説明

ddm-name DDM の名前は、ストアドプロシージャを実行するデータベースの"アドレス"を示すように指定する必要があります。 詳細については、「ddm-name」を参照してください。
statement-string

statement-string に指定できるステートメントは、SQL ステートメント EXECUTE で発行できるステートメントと同じです(「フレキシブル SQL」も参照)。

注意:
Natural 環境と基準データベースのトランザクション同期の問題を避けるために COMMIT ステートメントおよび ROLLBACK ステートメントを PROCESS SQL 内で使用しないでください。

ステートメント文字列は継続文字を指定しなくても複数のステートメント行にわたって指定できます。 行の末尾にコメントを追加することも、行全体をコメント行にすることもできます。

ステートメント文字列にはパラメータを含めることもできます。下記の「パラメータ」を参照してください。

パラメータ

:U

:host-variable [INDICATOR:host-variable] [LINIDICATOR:host-variable]
:G

説明した parameter と異なり、ここで述べる host-variables には先頭にコロン(:)を付ける必要があります。 さらに、修飾子(":U" または ":G")を付けることができます。

詳細については、host-variable を参照してください。

構文要素の説明:

:U:host-variable 接頭文字 ":U" は "Using" 変数と呼ばれるホスト変数を修飾します。 この変数は、値がデータベースに渡されることを示します。 ":U" はデフォルト指定です。
:G:host-variable 接頭文字 ":G" は "Giving" 変数と呼ばれるホスト変数を修飾します。 この変数は、データベースから値を受け取ることを示します。

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Entire Access オプション

Entire Access では、statement-string として次を指定することもできます。

これらのオプションは Entire Access でのみ使用できます。「SQL データベースのデータへのアクセス」(『プログラミングガイド』)を参照してください。

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Adabas D の例:

PROCESS SQL ADABAS_D_DDM << LOCK TABLE EMPLOYEES IN SHARE MODE >>

Adabas D に保存されたプロシージャの呼び出し例:

呼び出されたプロシージャは、2 つの数字の合計を計算します。

...
COMPUTE #N1 = 1
COMPUTE #N2 = 2
COMPUTE #SUM = 0
...
PROCESS SQL ADABAS_D_DDM << DBPROCEDURE DEMO.SUM (:#N1, :#N2, :G:#SUM) >> 
...
WRITE #N1 '+' #N2 ' =' #SUM
...

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